マンションの火災保険の選び方!分譲や賃貸ごとにつけるべき補償も解説します

分譲や賃貸マンションに入居する際にも、火災保険に加入して家の損害に備えますよね。

ですが火災保険は種類がありすぎて、どの保険に加入していいかわからないなんて方も多いでしょう。

今回はマンションに居住する方向けに、一般的なマンション用の火災保険の選び方から、分譲と賃貸のケースごとの選び方まで徹底的に解説していきます。

分譲でも賃貸でもマンション入居時には火災保険の加入は必須

分譲であろうと賃貸であろうと、マンション入居時には火災保険の加入は必須です。

マンションは隣人との距離が非常に近いため、一つの家から出火した場合は皆さんの自宅にまで延焼する可能性があります。

「でも相手が悪いんなら相手に損害賠償してもらう方がいいんじゃないの?」と疑問に思う方もいますよね。

日本には明治時代に定められ現在も適用されている、「失火責任法」という法律があります。

失火責任法では実家から出火してしまった場合、過失がない火災であれば火元の住民はその他の住民に対して、損害賠償を請求されないと明示されています。

つまり自分の責任でも相手から損害賠償を請求されませんし、逆に近隣の住民が失火しても重大な過失がなければ、損害賠償を請求できないんです。

分譲マンションの場合は住宅ローンが残った状態で、自費で修理しなければなりません。

賃貸でマンションに住んでいる場合は、大家さんに対して退去日までに原状回復する義務を負います。

家の修理には数十万円から数百万円かかることも。

いつ何時補償することになっても対応できるように、マンションの居住者でも火災保険に加入するのは非常に重要なのです。

マンションの火災保険の基本的な選び方4ポイント

マンションで火災保険を選ぶ際には、基本的には以下の4ポイントを抑えておきましょう。

  1. 保険の補償内容
  2. 建物の構造ごとに加入する保険を決める
  3. 補償範囲を建物か家財か両方かに設定する
  4. 地震保険へ加入するか決める

以下で詳しく解説していきます。

①保険の補償内容

火災保険に加入する際には、補償内容をまず決めましょう。

火災保険は火災と名付けられているものの、台風や暴風などによる風災など、自然災害の損害も補償してくれる保険です。

ただしどの自然災害が発生するかは、地域ごとに異なります。

台風が例年上陸するのであれば、風災補償や水災補償をつけておくのが良いでしょう。

逆に近隣のハザードマップを確認して、過去に災害が起きた実績がないのであれば、補償をはずして保険料を節約できます。

②建物の構造ごとに加入する保険を決める

火災保険の保険料を決定する要素として、建物の構造が注目されます。

主契約である火災補償をベースに考えられるので、建物自体が燃えやすいかを確認されます。

マンションは、基本的に高い耐火構造で設計されているので、保険料は安くなります。

ただしすべてのマンションが、高い耐火構造で建築されているわけではありません。

保険加入時には物件の構造級別を確認して、どの保険に加入すべきなのかを判断しましょう。

③補償範囲を建物か家財か両方かに設定する

火災保険では加入時に補償範囲を決定します。

建物だけに設定しておくと、自分の占有している部分のみ補償が受けられます。

一方で家財のみに指定しておくと、所有している電化製品や家具が損害を受けた時に補償が受けられます。

ただし後述しますが、補償範囲を決定するには賃貸か分譲かで変わりますので、判断には注意が必要です。

④地震保険へ加入するか決める

火災保険では様々な災害に対応できるのですが、唯一地震による損害は補償対象外に設定されています。

マンションは高層化が進んでいますから、高層階に住んでいるときに大地震に見舞われてしまうと、家財が壊れてしまう可能性もあります。

地震保険で家財保障を付帯すべきかも、火災保険加入時にン判断しましょう。

地震保険は火災保険に付帯する形でしか加入できないので、別途他の保険会社で加入、とはいかないのです。

ただし地震保険は地震発生の確率の高い地域ほど、保険料が高く設定されています。

一方で耐震や免震構造のある建物の場合は、保険料の割引措置が受けられます。

賃貸でも火災保険に地震保険を付けるべき?必要性や注意点を解説

⑤水濡れの補償を付帯しておく

マンションに住んでいると、配水管の故障により自分の部屋の水道が壊れて水が止まらなくなってしまうことも考えられます。

水濡れの程度によっては、階下の住人にも被害を拡大してしまうかもしれません。

水漏れで被害が出たときの為に、水濡れの補償を追加しておくことをおすすめします。

分譲・賃貸別!マンションの火災保険の選び方ポイント

以下では分譲マンションと賃貸マンション別に、火災保険の選び方のポイントについて解説していきます。

分譲マンションの場合

分譲マンションで火災保険を選ぶ際には、以下のポイントを気にかけましょう。

  • 専有部分に対して補償をかける
  • 低層階であれば水災補償をつける

以下で詳しく解説していきます。

占有部分に対して補償をかける

分譲マンションの場合、専有部分と共有部分に分かれています。

専有部分は皆さんの購入した部屋を指し、共有部分は部屋に行くまでのエントランスやエレベーターが当てはまります。

分譲マンションで火災保険をかける際には、専有部分に対して補償を限定するようにしましょう。

共有部分に関しては、マンションの管理組合側で火災保険に加入していることがほとんどです。

ただし管理組合によってはあやふやなこともありますので、一度入居前に共有部分の火災保険の加入状況を確認しておきましょう。

低層階であれば水災補償をつける

低層階の部屋を購入したのであれば、水災補償を付帯しましょう。

数年前台風が首都圏を直撃した際に、都市部のマンションでも浸水が発生し、1階の居住スペースが水没したマンションもあります。

低い土地でなくても都市型洪水によって浸水被害を被ることもありますので、万が一の場合に備えておきましょう。

また近隣に大きな河川がある場合も要注意です。

いつ異常気象が来ても対応できるように、水災補償を付帯しておいて備えておくことが重要です。

マンションでも水災被害に!火災保険に水災補償を付けるべき?

賃貸マンションの場合

賃貸マンションの場合は、以下のポイントに絞って選ぶことをおすすめします。

  • 借家人賠償責任保険に加入する
  • 個人賠償責任保険に加入する
  • 不動産会社に指定された保険以外も確認する

以下で詳しく解説していきます。

借家人賠償責任保険に加入する

賃貸マンションでは住んでいる期間に発生した損害は、退去時までに入居時と同等レベルにまでも戻す「現状回復」の義務が課せられます。

冒頭で失火責任法で重大な過失のない損害に関しては、賠償を請求されることはありませんが、大家さんに対する原状回復は話が別です。

入居時の条件として火災保険への加入を求められる背景には、大家さんの損害を補償する目的も含まれているんですよ。

借家人賠償責任保険を付けるのは面倒だな…と思う方もいるでしょうが、付帯していないと入居を断られることもありますので、注意が必要です。

個人賠償責任特約へ加入しておく

賃貸マンションに住んでいて起きるのは、火災や自然災害による損害だけではありません。

隣人の所有物を壊してしまったり、相手にけがをさせてしまうこともあるかも知れません。

個人賠償責任特約に加入しておけば、日常生活で生じるトラブルの損害賠償にも対応できます。

不動産会社に指定された保険以外も確認する

賃貸マンションに住む際には、不動産会社から「この保険に加入してください」と指定を受けます。

しかし不動産会社に指定された保険の中には、不必要な補償が含まれていることも多く、気づかずに高い保険料を支払っていたなんてこともあります。

実は賃貸マンションでも、指定された保険以外に加入できるのをご存じですか?

ご自分で選んだ保険を不動産会社に提示すれば、指摘された保険以外にも加入できるんです。

ただし何の連絡もなしに話を進めるのはNG。

保険会社に指定された保険と同じような補償内容を用意する必要がありますし、大家さんからの了承を得る必要もあります。

火災保険は不動産会社指定通りに加入すべき?加入時の注意点は?

火災保険の選び方で迷ったなら保険相談窓口を利用しよう

マンションに入居する際には、上記で紹介したような選び方を抑えていれば問題ありませんが、やはりどれを選ぶべきか迷ってしまう方もいますよね。

どの保険に加入すべきか迷った方は、無料の保険相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

保険相談窓口では、保険の知識豊富なプロによって、条件に応じた保険を提案してもらえます。

以下では当サイトおすすめの保健相談窓口を2つ紹介していますので、ぜひ活用してみてください。

保険見直し本舗

保険見直し本舗

保険見直し本舗は青と白のロゴマークが目じるしの、保険相談窓口です。

全国に300店舗以上を展開し、店頭での相談だけではなく訪問での相談も受け付けています。

40社以上の保険会社と提携しており、火災保険の取り扱いもあります。

保険に詳しいコンサルタントに、保険の相談から保険の提案まで対応してもらえるので、ぜひ一度活用してみてください。

保険見直し本舗の実際の口コミ・評判からわかるメリット・デメリットを紹介!

ほけんの窓口

ほけんの窓口

ほけんの窓口は赤と白のマークが目じるしの、店頭相談に特化した保険相談窓口です。

全国に700店舗以上を展開し、生命保険をはじめ火災保険などの損害保険の相談にも乗ってくれます。

保険の提案の際は、偏りが出ないように条件などを分析して、数値からおすすめの保険を提案してくれます。

以下の記事で、ほけんの窓口のサービス内容について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ほけんの窓口の実際の口コミ・評判から見えるメリットデメリットを紹介!

マンションでも火災保険に加入して万一のリスクにそなえよう

いかがでしたか?

分譲でも賃貸でもマンションに居住するのであれば、火災保険に加入して万一のリスクに備えるようにしましょう。

また分譲か賃貸かによっても、選ぶべき補償やポイントも変わりますので、注意が必要です。

どの保険に加入すべきかわからない!という方は、保険相談窓口でプロに頼ってみるのも一つの手です。

いつ何時災害に見舞われるかはわかりませんから、慎重に選んでいきましょうね。