生命保険と共済保険の違いを6つのポイントに絞って徹底解説します

生命保険は万値自分が死亡した時に家族に保険金を残せる保険として知られていますが、保険料が高く家計の負担になってしまうことがほとんど。

一方で共済組合が売り出している共済保険は、掛け金も安く加入できるといわれていますので、どっちに加入すべきかわからない!という方もいますよね。

しかし生命保険と共済保険の違いは保険料だけではないため、安さにとらわれてしまうと後で後悔してしまうかも。

今回は生命保険と共済保険の違いを6つのポイントに分けて、徹底的に解説していきます。

生命保険と共済保険の6つの違い

生命保険と共済保険には以下6つの違いがあります。

  • 運営元の方針が営利目的か共益目的か
  • 監督している官庁
  • 保険金の支払いスピード
  • 保障を自分好みにカスタマイズできるか
  • 保険料の算定基準
  • 加入出来る対象

以下で詳しく解説していきます。

①運営元の方針が営利目的か共益目的か

生命保険は皆さんもご存じの通り、日本生命や大樹生命などの民間の保険会社が運営しています。

一方で共済は地方の組合などにより運営されており、組合員の相互扶助によって成り立っています。

民間の保険会社は従業員の給与支払いや会社の発展のため、保障を提供すると同時に利益を追求します。

そのため保険料の中に保険会社の手数料や運営費用が含まれているため、料金が高い傾向にあります。

共済は、組合員が共同で出資している掛け金によって成立していますので、掛け金の中に高額な料金が含まれることはありません。

②監督している官庁

生命保険は保険業者によって提供されている商品の一つなので、金融庁によって監督されています。

法令も保険業法という独自の法律が適用されており、業者と加入者の立場が守られています。

一方で共済保険はさまざまな組合の種類があります。

地方公務員や国家公務員が所属している組合や、地方の農協による組合もあります。

そのため、厚生労働省などの各組合の運営母体によって、監督している官公庁が変わります。

共済保険にも独自の組合法が存在しますが、組合の種類によって適用される法令も異なります。

③保険金の支払いスピード

生命保険も共済保険も同様に保険金の支払い時には、請求書類を送付して調査を受けてから支払いが行われます。

生命保険会社の場合、モラルリスクの観点から保険金支払い時には専門の調査員によって、徹底的に調査委が行われたうえで保険金が支払われます。

一方で共済保険は手続きの簡素化を行っているので、保険金支払いまでのスピードが比較的早いです。

ただし生命保険のように高額な保険金を支給してもらうことは期待できませんので注意が必要です。

④保障を自分好みにカスタマイズできるか

生命保険の場合は保険会社が提案している基本的な保障に加えて、手厚くしておきたい保障を特約として追加できます。

共済保険は保障内容がパッケージ化されているので、すでにいろんな保障がまとめられているんです。

つまり生命保険では保障のカスタマイズができる一方で、共済保険では加入者の状況に合わせて保障内容を追加できないんです。

ただし注意していただきたいのは、保障を追加するには保険料がさらに追加されること。

保障範囲が広くなる分、保険会社が保険金を支払う機会も増えていきますので、保険料が通常の料金にプラスされていくのです。

⑤保険料の算定基準

生命保険では加入者の年齢や病歴に応じて保険料が算定されます。

死亡リスクの低い若年層に加入すればするほど保険料は安くなっていきますので、20代や30代で加入しておけば低コストで保障を手に入れられます。

一方で共済保険の場合は、掛け金がどの年代でも一定の数字ですので、年齢によって保険料が上がることはありません。

しかし若年層での保険料割引は受けられませんので、保障内容によっては生命保険に加入したほうが保険料の支出を抑えられることもあります。

⑥加入できる対象

生命保険は保険会社の求めている告知内容を虚偽なく申告し、認められれば誰でも加入できるため、門戸が誰にでも開かれています。

一方で共済保険に加入するには、各共済組合の組合員になることが必須ですので、組合員になるための掛け金を用意する必要があります。

またコープや生協であれば加入は比較的簡単なのですが、公務員などの特定の職業でしか加入できない共済もありますので、誰でも加入できるわけではありません。

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生命保険に加入すべき人の2つの特徴

上記の内容を踏まえて生命保険に加入すべき人の特徴は、以下の2つです。

  • 保障内容を必要な分だけ用意したい人
  • 保障を受けながら貯金したい人

以下で詳しく解説していきます。

①保障内容を必要な分だけ用意したい人

生命保険は定期保険や終身保険に限らず、低解約返戻金型の保険など、さまざまな保険期間の商品を用意しています。

また保険金の設定や特約も充実していますので、自分の好みの保険にカスタマイズできます。

保障内容を必要な分だけ用意したい人は、生命保険に加入しておいた方が無難です。

特に一定期間のみ手厚い保障が欲しい人は、定期保険に加入しておくとよいでしょう。

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②保障を受けながら貯金したい人

生命保険には死亡保障を受けられるだけではなく、貯金もできる貯蓄型の保険も用意されています。

終身保険では保険料の中に貯蓄分が含まれていますので、保険会社の方で加入期間に応じて貯蓄しておいてくれます。

また保険料を元手に安定性のある金融商品で運用してくれるので、加入期間が長いほど多くの運用益を手にできます。

また保険料の払い込み期間を過ぎた後に解約すれば、解約返戻金を受け取れます。

若い時期に加入しておいて、定年後に解約して支払った保険料よりも高い返戻金を受け取ることも可能です。

死亡保障を充実させながら貯蓄も同時に進められるので、お得に感じられるかもしれません。

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共済保険に加入すべき人の3つの特徴

生命保険ではなく共済保険に加入すべき人の特徴は、以下の3つです。

  • 保険料を極力安く済ませたい人
  • 保障をまとめて得ておきたい人
  • 保険へ加入を断られた人

以下で詳しく解説していきます。

①保険料を極力安く済ませたい人

共済保険に加入すべき人はまず、保険料を極力安く済ませたい人が当てはまります。

上述したように生命保険は民間の保険会社によって運営されていますので、保険料の利益分が保険料の中に加算されています。

共済保険では保険会社のように大規模に運営されているわけではないので、運営コストは最小限に抑えられています。

保険料を極力安く済ませられるので、家計に占める保険料負担を軽減したい方に向いているといえます。

②保障をまとめて得ておきたい人

共済保険は保障内容がパッケージ化されているので、あらかじめ必要な保障がまとめられています。

自分でカスタマイズできる保険の場合だと、たくさん追加しすぎてしまったり、逆に必要な保障を削りすぎてしまうこともあります。

保障内容をまとめておいて不要な追加・不要な削除を避けたい方は、保障をまとめて得ておくようにしましょう。

③保険へ加入を断られた人

生命保険会社では加入時の健康告知審査が厳しいことで知られています。

持病を抱えていたリ5年以内あるいは直近で医師の診察を受けている人の場合は、部位不担保あるいは加入を断られてしまうこともあるかもしれません。

無選択型の保険など健康告知のない保険もありますが、死亡リスクがある以上保険料が高く設定されてしまいます。

共済の保険は、生命保険と比較して加入時の健康告知審査は軽いといわれていますので、生命保険での加入を断られた人は共済に切り替えてみると加入出来るチャンスが広がるかもしれません。

生命保険も共済保険も生命保険料控除の対象に含まれる

ご存じの通り、生命保険に加入していると住民税や所得税の控除が受けられる生命保険料控除の対象になります。

生命保険料控除では保険料に応じて控除額が決定されます。

実は共済保険で支払った掛け金も生命保険料控除の対象に含まれます。

どちらに加入しても節税対策にはなりますので、安心してください。

ただし共済保険は掛け金が低いことで知られているので、控除額が低くなってしまう可能性があります。

注意!共済には倒産時の保障が用意されていない

共済保険は非営利目的で運営されている一方で、破綻した場合の保障が用意されていません。

共済によっては独自で破綻した場合の一定額の補償を設けているところもありますが、広く適用されてはいません。

一方位で生命保険会社が破綻してしまった場合には、契約内容が守られる取りきめがなされていますので、確実に補償が用意されています。

また別の保険会社にて契約が引き継がれることもあるので、万一不景気で保険会社が倒産してしまったとしても、確実な保障が用意されているので安心です。

違いを理解して生命保険か共済保険どちらに加入するかを決めよう

いかがでしたか?

死亡保障といえば生命保険を思い浮かべる方も多いですが、共済組合の提供している共済保険も同様に死亡保障が受けられます。

運営母体が根本から異なるために、保険料や保障の提供の仕方もそれぞれ異なります。

生命保険のと共済保険の違いを理解して、どちらに加入するべきかを決定ししょう。

掛け金の安さに目を取られてしまうと、破綻時の補償がないなど不利益を被ることもありますので、注意が必要です。

どっちに加入すべきか迷ってしまっている方は、保険相談窓口を利用してみると活路が見いだせるかもしれません。

無料で利用出来ますので、ぜひ一度活用してみてはいかがでしょうか。

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