生命保険の選び方を4つのポイントにしぼって解説!無駄なく加入するには?

自分や家族のために加入する生命保険。

生命保険文化センターの調査によれば、9割近い人が、個人年金を含む何らかの保険に加入しています(平成30年12月時点)

みなさんの中にも、これから生命保険への加入を検討されている方がいらしゃることでしょう。

保険会社も様々あり、保険商品も似ているようで少しずつ違います。

「どんな保険を選んでいいかわからない!」という声もよく聞きます。

保険は毎月保険料を支払うものです。

長期的に見れば非常に高い買い物になりますからきちんと自分の目的や、今の生活に合った保険を選びたいものです。

今回は、たくさんの種類がある保険の中でも死亡保険について。「自分に合った死亡保険を選びたい!」と考えている方向けに、5ポイントごとに適切な死亡保険の選び方を解説していきます。

自分に合った死亡保険に加入するには

死亡保険にはいくつかの種類がありますが、被保険者が亡くなったとき、受取人にお金がおりる保険のことをいいます。

自分に合わない保険に加入してしまうと、保険料支払い負担が大きくなってしまい、生活に支障が出てしまったり、考えたくはありませんが、万一のことが起こってしまった際に、本来必要なお金がおりない!ということにもなりかねませんので、注意が必要です。

死亡保険の選び方【4つのポイント】

生命保険を選ぶ際に把握しておきたい選び方のポイントは以下4つです。

  1. 生命保険に加入する目的を明確化する
  2. 必要な保障金額を算出する
  3. 必要保障期間を確認する
  4. 保険会社や商品を選択する

以下で詳しく解説していきます。

生命保険に加入する目的を明確化する

なぜ、死亡保険に加入するのか、何のためにお金を残したいか加入する目的を明確化しておきましょう。

家族に保障を残したいのであれば、自分が亡くなった後、子供が卒業するまでに必要なお金と、それ以降の妻の生活費を用意する必要があります。

また、独身で自分の葬儀費用のみを残しておきたいのであれば、必要最低限の保障を用意します。

このように、生命保険に加入する目的により、保障額が変わってきます。

死亡保険金の税金について

生命保険金は非課税ではありません。

保険金を受け取る受取人と、契約者、被保険者との関係性に応じて適用される税金が異なります。

適用される税金は以下の通りです。

  • 保険契約者と被保険者が同一の場合は相続税
  • 保険契約者・被保険者受取人がすべて異なる場合は贈与税
  • 保険契約者と受取人が同一の場合は所得税

死亡保険金の相続税非課税金額

相続人が保険金を受け取る場合に限り、「500万円×法定相続人の人数」が非課税枠金額となります。

また受取人に指定できるのは原則として配偶者か二親等以内の血縁者のみとなっています。

その他の人を受取人に指定したい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。

生命保険の受取人を内縁の相手に指定する3つの条件とは

生命保険は同性婚の相手を受取人に指定できる!条件と注意点を解説します

必要な保障金額を算出する

次に必要な保障金額を算出してみましょう。

保険は、加入時に自分の必要な保険金額を設定できます。

まず、公的年金の中の遺族年金について確認しましょう。

死亡保険に加入しなくてももらえるお金があります。

自営業で国民年金なのか、会社員で厚生年金なのか、公務員で共済年金なのか。

またお子様の人数によっても給付額が変わってきます。

公的年金からいくら給付がもらえるのかを確認し、足りない分を死亡保険で準備します。

被保険者が家のローンを組まれていた場合、団体信用生命に加入していることが多く、その場合は住宅ローンの返済がなくなります。

賃貸にお住まいの方は、そのまま賃貸料が続きます。

ほか、教育費、葬儀代金や墓の管理費用なども必要になります。

多くの方が、死亡保険のほかに、医療保険、学資保険などに同時に加入されます。

医療保険、学資保険に関しても、死亡保険同様、どのような保障が今の自分に必要なのか、どのような保障が合っているのかを考えてみます。

このように、自分に合った保険を知り、その上で毎月の保険料を払うことに無理があるのであれば、「自分は本来、このくらいの保障が必要だけど毎月の保険料が高いので必要保障よりも少し保障を下げよう」というように納得して保険料の調整をしていくことが大切です。

世帯年収に占める保険料の比率は7.4%が平均。

当然、世帯年収が高くなるのに比例して保険料の支払額も高額になってきます。

また、家族構成で見ると、扶養家族が多くなるほど、保険料の支払い額も増えてきます。

生活環境に応じて必要保障額が変化する

家族構成が変わるなど、加入してから年月が経つと、保障が足りなくなっていたり、必要ない保険に保険料を払っていることがあります。

このようなことを防ぐためにも、定期的な見直しをおすすめします。

③必要保障期間を確認する

死亡保険には大きく分けると定期保険と終身保険の2つがあります。

定期保険はいつからいつまで、というように保険期間がある保険をいいます。

定期保険の一つには、子供の成長に応じて保障が下がっていき、普通の定期保険よりも保険料が抑えられる収入保障保険というものもあります。

終身保険は、いつお亡くなりになっても保険金がおりる、一生涯の保険です。

お葬式の費用や、貯蓄型なので将来的に解約して老後の生活費にすることもできます

どちらの形の保険にもメリット・デメリットがあります。

以下の記事を参考にしてみてください。

定期保険と終身保険何が違う?生命保険を選ぶときに知っておくべきポイントを解説

④保険会社や商品を選択する

自分の保障額、自分にあった保険の形が分かったら、次に、保険会社を選択していきましょう。

国内生命保険会社、外資系保険会社、日本にはたくさんの保険会社があります。

ネットでは、年齢などの基礎情報を入力するだけで簡単に診断してくれるシミュレーションシステムもあります。

また、保険会社に問い合わせをして、保険のパンフレットを読み比べてみるのもよいでしょう。

同じ種類の保険でも内容や、付帯サービスに少しずつ差があります。

複数の保険会社の商品を比較して、自分に合った保険を選んでいきましょう。

注意!無事に加入できるかもチェック!

さて、自分に合う死亡保険が分かったところですが、そもそも無事に加入できるかをチェックしておくことも重要です。

死亡保険は死亡リスクに備える保険ですから、保険会社は、その保険を引き受けるかどうかの判断をします。

診査の結果によっては加入できないこともあるので注意が必要です。

診査は主に、「健康状態」「職業」「道徳的」観点から行われ、診査方法には「告知書扱い」と「診査扱い」があります。

大きな保障に加入される場合は「診査扱い」になります。

診査されるのは加入時の健康状態です。

告知内容が事実と違っていた場合は、「告知義務違反」となり契約が解除されることもあります。

ありのままの告知が必要です。

契約の引き受けの種類には、保険会社が引き受けを認める「無条件」、保険会社が引き受けを認めない「謝絶」、健康な人よりも高い保険料を払ったりという何等かの条件を付けることで引き受けを認める「特別条件付き」というものがあります。

診査基準は、保険会社や保険種類により異なるので、1社の診査結果だけで諦める必要はありません。

○○保険会社では、「特別条件付き」だったけど、△△社では「無条件」で加入できた!ということがあります。

生命保険の選び方で迷ったときどこに頼ればいい?

保険の選び方は分かったけど、実際に調べてみると時間も手間もかかって面倒くさい!」と感じる方も多いことでしょう。

保険会社も多くありますし保障内容少しずつ違いますからすべてを比較するとなると多くの時間を要することになります。

もし、選び方で迷ったときには、以下の人を頼ってみることをおすすめします。

保険に加入している知り合いに相談してみる

実際に生命保険に加入している知り合いに相談してみるのも方法の一つです。

ただし、保険は、どの形が今の自分に合っているかでしたよね。相談する知り合いとは、当然、必要保障額も違います。この場合は参考までに聞いてみましょう。

FPに相談してみる

お金の専門家であるFPに相談してみるという方法もあります。

FPは、ライフプランニングから、みなさんに合う保険を教えてくれます。住宅ローンや相続の知識を持っている人も多くいるので、お金全般のアドバイスがほしい人に向いてます。

ただし、相談料が発生します。1時間当たり5000円から20000円が相場です。

保険相談窓口で相談してみる

必要保障額を知りたい!多くの保険会社の中から自分に合う保険を知りたいのであれば、無料の保険相談窓口を活用することをおすすめします。

保険に関する相談を無料で対応してもらえるのはもちろん、ライフプランの作成もしてもらえるところあります。

ライフプランニングから必要保障額を計算し、その上で保険プランを提案してもらえるので、自分で保険会社や保険商品を比較する手間がありません。

また、複数の保険会社を同時に提案してもらうことも可能です。

FP資格や、生命保険関連の資格を保有しているスタッフもいます。保険に関するエキスパートに対応してもらえるのは安心です。

生命保険を選ぶ際に活用できる無料保険相談窓口2選

以下では生命保険を選ぶ際に活用できる無料保険相談窓口を2つ紹介していきます。

保険の選び方で迷った際には、ぜひ活用してみてくださいね。

ほけんの窓口

ほけんの窓口

ほけんの窓口は、TVCMでも見かけることのある、大手の無料保険相談窓口です。

全国に店舗を展開しており、700店舗以上も運営しています。

店舗での相談をメインにおこなっており、40社以上の保険会社の中から合う保険を提案してくれます。

店頭でのスタッフの質はもちろんのこと、保険契約後のアフターフォローも高く評価されています。

加入後の各種手続きを一つの窓口で受け付ける「安心の輪サポート」もあります。

契約後、要件を満たせば「マイページ」というサービスを受けられ、インターネットを通じて、契約内容の確認や、ほけんの窓口が定める各種手続きの依頼をすることができます。

以下の記事でほけんの窓口の詳細なサービスや口コミ・評判について詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ほけんの窓口の実際の口コミ・評判から見えるメリットデメリットを紹介!

保険見直し本舗

保険見直し本舗

保険見直し本舗も、無料保険相談窓口として全国に展開しています。

青い看板が目印で、店頭での保険相談はもちろん、便利なオンライン保険相談、気軽にできる電話相談、担当者の訪問による保険相談と、要望に合わせて相談スタイルを選ぶことができます。

世帯に1人のアドバイザーが付く、1担当制となっているため、ずっと同じ担当者に保険相談をすることが可能です。

また40社以上の保険会社と提携していますので、豊富な保険商品の中から比較・検討できます。

店舗内にキッズスペースが完備されている店舗もあります。

以下の記事で保険見直し本舗の詳細なサービス内容や口コミ・評判を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

保険見直し本舗の実際の口コミ・評判からわかるメリット・デメリットを紹介!

自分に合った保険を選択しよう

いかがでしたか?

死亡保険は被保険者が万一のときにはもちろん、保険の形によっては将来の老後資金としても活用できる保険ですので、自分に合った保障を選択してください。

死亡保険を検討の際には、4つのポイントを踏まえたうえで、自分に合う形を確認しましょう。

保険は、健康なときにしか加入ができません。また、加入の際の診査には、ありのままの健康告知をする必要があります。

保険を選ぶ際に迷った場合は、ときに迷ってしまった場合は、第三者であるFPや、無料保険相談窓口など、プロの力を頼ってみましょう。

監修
下澤純子
プロフィール:
保険業界に入り23年目になる、自他ともに認める『保険マニア』。営業時代には多くの実績を残しながら、現在は、保険会社での講演を中心に、“営業のやり方”を伝えている。第一生命、住友生命、朝日生命、フコク生命、メットライフ生命、損保ジャパンひまわり生命、東京都女性活躍推進事業、中学校PTAセミナーなどでの講演実績多数。自主開催講座では地方からも受講生が集まる。2019年に乳がんを発症。『がんの人の人権を守る』をテーマにした、NPO法人ピュア・スマイル・スタジオのオープンに向けて奮闘中。

著書:成績のいい人はモテる人、私たちが保険営業を嫌うワケなど4冊
詳細な監修者情報はこちら
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