危険な職業は生命保険に入れない?理由と職業例を徹底解説!

危険な職業は生命保険に入れない?理由と職業例を徹底解説!

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万が一に備えて入る生命保険ですが、実は就いている職業によっては入れないことがあるのをご存じですか?

生命保険の加入前には審査があり、これを通過しなければ補償を受けることができません。

現在ある職業の中には、生命保険の審査で落とされる、あるいは加入制限を受けてしまうこともあるんですよ。

これから生命保険に加入しようとしている方は、自分の職業が審査で落とされないか不安になってしまいますよね。

そこで今回は、生命保険に入れない可能性が高い職業や、加入制限のかかる職業について徹底解説していきます。

また、生命保険に入れない可能性の高い職業の方が取るべき対策についても紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね!

5分程度で読み終わる内容にまとめてあります。

生命保険は誰でも入れるわけじゃない?理由を解説

冒頭でもお伝えした通り、生命保険は誰でも入れるわけではなく、入る前には必ずその人が本当に保険料を払えるかどうか、入るのに適する人物かどうかの審査を行います。

この審査の際に、必ず職業を確認されます。

特に死亡リスクやケガのリスクが高い危険な職業は、生命保険に入れない、あるいは加入制限がかかることもあるんです。

理由を以下で解説していきます。

死亡リスクが高いと他の利用者と平等にならないから

そもそも生命保険は加入者全員が支払った保険料の中から、事故や病気で死亡した際などに支払われる保険金を出しています。

つまり加入者全員が平等に保険金を受けとる権利があるということです。

しかし死亡リスクやケガのリスクが高い職業は、頻繁に生命保険の補償を受けられることになってしまいます。

すると他の加入者は保険料を払ってばかりで補償を受けられず、同じ生命保険の利用者間で不平等な状態が発生してしまいます。

同じ金額を払っているのに、他の人ばかりが保証される保険に加入し続ける人なんていませんよね。

このように保険のシステムは、利用者間で保険料を支払って補償しあうことが想定されています。

そのため、死亡リスクの高い職業に就いている人の加入を断ったり制限することで、利用者間バランスを保っているのです。

保険金を払う可能性が高いから

死亡リスクの高い職業に就いている人が加入することで、保険金を払う可能性がグンと上がります。

保険会社はもちろん利益が無ければ運営していけませんから、利益になる保険料から保険金を払いたくないと考えます。

死亡リスクが高い職業に就いている人が保険に入ることで、保険金を払うリスクが上がってしまうんです。

そのため保険会社は加入審査の際に職業を確認し、保険金を支払う可能性が高い=死亡リスクが高い職業かどうかを確認し、加入を断るか判断するのです。

生命保険に入れない可能性の高い職業

では本題に入って、生命保険に入れない可能性の高い職業の例を紹介します。

保険会社によって基準は変動しますが、以下の職業が生命保険の加入を断られる可能性の高い職業といわれています。

  • 死亡リスクの高い職業
  • ラグビーやボクシングなどの一部スポーツ選手

詳細に関しては次の項目で説明しますね。

死亡リスクの高い職業

上の生命保険に入れない理由でも紹介した通り、死亡リスクの高い職業は生命保険に入れない可能性が高いです。

一般的に生命保険でいう死亡リスクの高い職業とは、以下の2つです。

スタントマン
テストドライバー

簡単に言えば「業務に身体の危険が伴う」職業です。

どれも必ず無事であることは保証できない職業で、タイミングや状況によっては死亡してしまう可能性が非常に高いです。

未然に防ごうとしても防ぎきれないリスクを負っているため、生命保険の加入を断られることが多いのです。

ラグビーやボクシングなどの一部スポーツ選手

ラグビーやボクシングなどの激しいスポーツ選手も、場合によっては生命保険の加入を断られる可能性があります。

ラグビーやボクシング選手などの激しいスポーツは、競技中に内臓や脳にダメージを受ける可能性が高いです。

他にも登山家やバイクレーサーなどの危険が伴うスポーツも対象になることもあるので注意が必要ですね。

生命保険の加入制限がかかる職業もある

生命保険に入れないとまではいかなくても、加入した際に制限を受ける職業もあります。

共通する特徴は「大きなケガのリスクが高い」職業です。

簡単に言うと以下の3つが当てはまります。

  • 運搬機などの重機械を操縦する職業
  • 危険物を取り扱う職業
  • 危険な場所で作業をする職業

以下で詳しく解説していきます。

運搬機などの重機械を操縦する職業

タクシーやトラック、飛行機や船などの運搬機や、工事車両を操縦する職業は加入制限がかかる可能性があります。

具体的な職種は以下の通りです。

  • 飛行機や船の操縦士・乗務員(CAや船舶乗務員など)
  • 土木・建築関係者(塗装・大工など)
  • タクシードライバー
  • トラック運転手

危険物を取り扱う職業

花火や送電線などの取り扱いを間違えれば、死亡やケガのリスクが高い職業も加入制限がかかる可能性があります。

具体的な職種は以下の通りです。

  • 花火師
  • 電線や高圧線を取り扱う作業者

危険な場所で作業をする職業

高所や地下などの危険な場所で作業をする職業も加入制限がかかることがあります。

具体的な職種は以下の通りです。

  • 高所作業者(ビル外壁清掃など)
  • 地下作業者(坑内作業者など)
  • エレベーター整備士
  • 水中作業員(潜水士・サルベージなど)

生命保険の加入制限って何?

「生命保険の加入制限って何?」と疑問に思った方もいるでしょう。

生命保険に入れない理由の項目でも説明しましたが、他の加入者との平等性を図るために上に挙げたような死亡リスクの高い職業以外でも、加入時に制限を設けてバランスを取ることもあります。

加入制限の例は以下の通りです。

  • 保険金の支給額の限度が他の利用者より低い
  • 保険料を他の利用者より高くされる
  • 特約に申し込めない

風俗業でも加入が制限されることもある

キャバクラやホストなど、風俗業でも業務内容や審査内容によっては保険の加入が制限されることがあります。

生命保険はモラルリスクを考慮して審査を行います。

モラルリスクとは、簡単に言うと保険を利用して不正に保険金を受給する可能性のことです。

風俗業は出勤日や出勤時間などによって収入が変化する職業であることがほとんどです。

安定的な収入が無いのに保険料が高く補償額の大きい保険に加入申請した際など、モラルリスクが疑われるような不自然な点が審査で発覚した場合に、加入制限が設けられることがあるんです。

また風俗業の中にはケガをするリスクのある職業もありますから、そちらも合わせて審査されることもあるようです。

職業が原因で生命保険の加入を断られたときの対処法

職業が原因で生命保険の加入を断られた場合、加入をあきらめたほうが良いのかと落胆する人もいるかもしれません。

しかしすぐにあきらめてはいけません。

場合によっては生命保険に加入できることもあるんです。

以下では生命保険の加入を断られたときの対処法について紹介します。

FPなどの保険のプロに相談してみる

FP(ファイナンシャルプランナー)などの保険に関する知識を豊富に持っている人に、保険の加入を断られたことを相談してみましょう。

保険の知識を豊富に持っている人であれば、生命保険に加入するための戦略を考えてくれることもあります。

FPはFPの事務所や保険代理店に居ますので、是非相談してみてくださいね!

複数の生命保険会社に加入申請をしてみる

1社で断られたからといって、他の全ての生命保険会社で加入を断られるとは限りません。

他の会社に加入申請をして、保険に加入できたという事例もあるんです。

実は保険会社によって加入者の職業の基準は違います。

A社では加入を断っているけれど、B社では補償範囲や金額は低いけど加入を認めてくれる…なんてこともあるんです。

加入を断わられたからといってあきらめずに、加入させてもらえる生命保険を見つけるまで申請してみましょう。

また職場を変えることで生命保険に加入させてもらえることもあります。

職業を偽るのはNG!告知義務違反で最悪強制解約も

「加入できないんだったら、別の職業で申請しちゃえばいいじゃん」
「加入制限が不利だから、別の職業を書いてお得に加入しちゃおう」

こう考えた方、最悪保険を強制解約される可能性があるのでやめましょう。

保険に加入する際には、保険会社に自分の健康状態や職業について告知する義務があります。

その内容をもとに保険会社は審査を行い、加入させるかどうかを判断します。

加入するためにわざとウソの職業を書いてしまい、審査に通っても後々保険金の支払いなどの際に嘘がバレることがあります。

事実と異なる告知をした場合は、もちろん保険金が支払われることもありませんし、最悪契約解除を保険会社側から宣告されることにもなりかねないのです…。

自分の職業が加入できない、あるいは加入制限があったとしても、正直に告知するようにしましょうね。

生命保険加入前に自分の職業のリスクを確認!

いかがでしたか?

生命保険は加入者がお互いに補償しているため、死亡リスクやケガのリスクが高い職業の人が加入すると支払いのバランスが崩れてしまいます。

また保険会社も保険金を支払うリスクを軽減したいため、職業によって加入を断ったり加入後の待遇に制限を設ける措置を取っています。

今回紹介したような職業に従事されている方々は、生命保険に加入するハードルが高いので注意が必要です。

しかし保険のプロであるFPや保険代理店に相談することで、解決策を見出してもらえることもあります。

保険に加入できない職業の方でも、保険会社によっては加入させてもらえることもあるのであきらめないようにしましょう。

また、いくら加入して安心したいからといって、嘘の職業を申告しないようにしましょう。

保険会社にばれてしまった場合、告知義務違反として生命保険を強制解約されてしまうリスクがあります。

生命保険加入前には自分の職業のリスクを確認して、正直に保険会社に申告するようにしましょうね!

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