東京海上日動あんしん生命「あるく保険」は、健康増進に力を入れる医療保険です。
決められて条件をクリアすることで還付金を受け取れ、無事故給付金が支給される終身医療保険となっています。
しかし専用端末が必要などデメリットもあります。そこでこの記事では、東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の特徴とデメリットを解説します。
目次
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の5つの特徴
健康維持の一つとして「歩く」ことを取り入れている人もいるでしょう。
普段から身近な「歩く」という健康維持を活用した医療保険が、東京海上日動あんしん生命から発売されています。
その名も「あるく保険」です。
この保険は、健康増進に力を入れた終身医療保険で、所定の条件をクリアすると還付金を受け取れる画期的な保険となっています。
その特徴は、上記に加えて特約が多いことや無事故給付金の支給などさまざまなものがあります。
ここでは東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の5つの特徴を解説します。
健康増進に力を入れている医療保険
医学の進歩により平均寿命が延びています。もちろん病気やケガがっても長生きできるのは喜ばしいことですが、出来れば健康で長生きしたいですよね。
健康を維持するために散歩など歩く週間を取り入れている人もいるでしょう。
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」は、健康増進に力を入れ積極的に歩く習慣を取り入れてもらおうと開発したのが、この医療保険です。
健康増進と保険を両立させた新しい医療保険の形です。
1日平均で8000歩以上歩くと2年ごとに還付金を受け取れる
健康増進に力を入れた「あるく保険」なので、歩くことで得られるメリットがこの保険最大の特徴です。
その仕組みは1日平均8,000歩以上歩き、半年ごとのチェック時に達成状況を確認し状況に応じて2年後に所定の健康増進還付金を受け取れるものです。
1日8000歩を距離に換算するとおよそ6㎞となり、日本人の平均歩数は男性で7769歩、女性で6770歩なので少し難しいのでは?と思うかもしれません。
しかし少しだけ歩く距離を延ばすだけで8000歩に届きます。
6か月ごとの4計測単位期間に分けて、専用の計測機器により平均歩数を計測し、2年後計測結果をもとに、健康増進還付金として、健康増進還付金額÷4×「1日あたりの平均歩数が8,000歩以上となった計測単位期間の数」で計算し他金額を受け取れます。
歩くという健康法で2年ごとに還付金を受け取れるのは大きなメリットと言えるでしょう。
2年間健康だと無事故給付金が支給される
歩くことによって受けられる還付金以外にも、2年間健康であると受け取れる無事故給付金もあります。
この給付を受けるには専用のプランに加入する必要がありますが、入院・手術・放射線治療に関する給付を受けなければ2年ごとに支給されるのは、健康な人にとってメリットが感じられるでしょう。
ただし給付を受けられるのは60歳までとなっていますので、注意が必要です。
一生涯保障が続く
「あるく保険」は、入院・手術・治療すべての保障が一生涯続く終身医療保険です。
さらに短期入院にも対応しており、日帰り入院から保障対象となります。
この保障が一生涯づくのは大きなメリットの一つです。「あるく保険」に加入していると短期入院だけでなく、長期の入院にも備えられるので重い病気になってしまったときも安心です。
終身保険が必要な人の5つの特徴と加入のメリット・デメリットまで解説
付加できる特約が多い
最後の特徴は付加できる特約の種類が多いことです。
このたくさんの特約によって、幅広いニーズをカバーしています。
3大疾病では、多くの保険でがん・心筋梗塞・脳卒中と規定されていることも多いですが、がん・心疾患・脳血管疾患と幅が広がる特約です。
特定治療支援特約を付加させると、上皮内がんも保障対象となるのでより安心となります。
このように保障の幅を広げる特約を付加できるのは、ニーズに応えるために非常に重要な役割を果たしていると言えます。
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の4つのデメリット
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の5つの特徴を解説しました。
歩くことを生活に取り入れるだけで還付金を受け取れることや、豊富な特約で保障の幅を広げニーズに応えている終身医療保険です。
そのことに魅力を感じ加入を検討する人もいるでしょう。
しかし「あるく保険」にもデメリットがあります。
デメリットを知らずに加入すると、思わぬところで後悔に繋がる可能性もあります。
契約する前にきちんとデメリットを理解し、判断することが後悔しない保険選びには大切です。
ここでは東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の3つのデメリットを解説します。
歩数計算をするには専用の端末が必要
1日平均8000歩をクリアすると還付金を受け取れると解説しました。
しかし計測するためには、専用の端末が必要となります。
具体的に歩数を測るためには、スマホとウェアラブル端末が必要となります。
ウェアラブル端末は、指定のもがありミスフィットフレアまたはムーヴバンド3のいずれかになります。
希望に応じて東京海上日動あんしん生命から無料で貸し出していますが、場合によっては無償でなくなってしまう可能性もあるとHPに書かれていました。
具体的なことに関しては、東京海上日動あんしん生命への問い合わせが必要ですが、スマホとウェアラブル端末が必要だということを覚えておきましょう。
還付金の金額がそこまで高くない
還付金の金額は、先ほどお伝えした計算式で求められます。
還付金に期待してこの保険に加入した人にとって、思っていたよりも受け取れる金額が少なく少しがっかりする人もいるかもしれません。
あくまでも歩くことを促すための一つのボーナスと捉え、これだけで加入を判断せず保障内容等もじっくりと検討し契約することが大切です。
終身型しか契約プランがない
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」は、終身医療保険なので終身型の契約プランしかありません。
定期保険のように決まった期間だけの保険を希望している場合に、この保険は適していません。
生涯保障ではなく決められた期間の保障が必要な場合は、熱の保険を検討が必要です。
あくまでも一生涯保障をする保険であることを理解し契約しましょう。
毎日歩く習慣がないとプランの恩恵を受けにくい
この保険の最大の魅力は、歩くことで還付金を受けられることです。
これは歩く習慣が身についている人にとってはとてもよい仕組みですが、毎日歩く習慣のない人にとっては恩恵を受けにくいのがデメリットです。
歩くという行動は簡単ではありますが、習慣のない人が習慣にするのは大変です。
歩く習慣を身に着けてしまえばこのプランの恩恵を受けられますが、それまで少し大変でしょう。
しかしこの保険加入を機に、健康維持方法に「歩く」を取り入れるのもありです。
医療保険を契約するときの注意点
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」以外にも、医療保険は生命保険各社で取り扱っています。
どの商品にもそれぞれ特徴や魅力があります。しかし契約するときに知っておくべき注意点もあります。
注意点を知らないと、契約できない・保険料が高いなど思わぬところで失敗と感じてしまうかもしれません。
急な病気やケガの入院などのリスクに備えて加入する医療保険なので、後悔しない保険選びをしたいですよね。
後悔しないためには契約するときの注意点を知っておきましょう。
加入時の健康状態によっては契約を断られることがある
医療保険は入院や手術・通院に備えるための保険です。
そのため健康リスクの高い人は加入を断られてしまうこともあります。
医療保険加入時には、健康に関する告知が必要な保険も多くあります。
この健康告知によっては、健康リスクが高い判断されることもあります。
なぜ健康リスクが高い人の加入を断るのかと言うと、保険の仕組みが相互扶助の仕組みで成り立っているからです。
支払われた保険料をもとに、必要な人に必要なお金が給付される仕組みです。
この仕組みのため、健康リスクの高い人は弾かれてしまうのです。
自分の健康状態によっては加入できない可能性もあることを理化しておきましょう。
年齢によって保険料が変わる
医療保険は、年齢が高いほど保険料が高くなります。
これは先ほどお伝えしたのと同じで、年齢が上がる=健康リスクが上がると判断されるからです。
健康リスクが高い人ほど給付を受ける可能性が高いので、その分保険料で補填します。
医療保険に加入するならば、保険料が安い若いときがおすすめです。
さらに一生涯保険料が変わらないタイプの保険だと、安い保険料のまま保険に加入し続けられます。
定期型の保険の場合更新時に年齢に応じて保険料が再計算される
定期型のように期間が決められている保険を更新しながら継続している場合、更新時の年齢に応じて再計算され、確実に保険料が上がります。
先ほどの年齢と同様、更新時は年齢が上がるので健康リスクは以前より高くなっていると判断されてしまうためです。
このことも理解したうえでどのタイプの保険に加入するかを判断しましょう。
加入で不安なら保険のプロに相談してみよう
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の加入で不安があるならば、保険相談窓口などにいる保険のプロに相談しましょう。
保険のプロは、さまざまな保険に関する知識を持っており最適なプランの提案もしてくれます。
不安があれば保険相談窓口を利用し解消してから契約するように心がけましょう。
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
東京海上日動あんしん生命「あるく保険」の特徴おデメリットを解説しました。
健康増進に力を入れている医療保険で、歩くほどお得になる仕組みが喜ばれています。
しかしデメリットもありました。医療保険は身近な保険の一つで、後悔しないような保険選びが重要です。
しっかり保障内容を確認し、自分に必要か判断するようにしましょう。