賃貸物件に住んでいると1~2年の周期で火災保険の保険料を支払いますよね。
1回で1~2万円程度支払うので、賃貸契約の更新と重なってしまうと家賃にプラスして、一気に高額な支払いが発生します。
一度に大金を支払うのは避けたいですし今後も払い続けることを考えると、できるだけ保険料を安くして少しでも支出を減らしたいですよね。
実は賃貸の火災保険でも補償内容や保険料を見直して、節約につなげられるんですよ。
今回は賃貸で火災保険を見直すために必要なポイントや、賃貸で火災保険を見直す際に損をしないためのポイントを解説していきます。
目次
賃貸でも火災保険を見直せる理由って?
賃貸物件に入居するときに必ず加入する家裁保険ですが、不動産会社側ですでに決められたプランを提示されるためそのまま加入してしまうことが多いですよね。
不動産会社と火災保険を契約しているように思われがちですが、不動産はあくまで保険プランを紹介しているだけに過ぎないので、加入を強制しているわけではないのです。
そのため不動産会社指定の保険に加入していたとしても、途中で切り替えたり契約時に別の保険に加入することだって可能なのです。
すべてがそうとは言い切れませんが、不動産会社が提示してくる火災保険の中にはプランの内容が充実しすぎて、保険料が高くなっているケースもあるんです。
もちろん補償のプランを確認していらない条件を削るなど見直しも可能です。
火災保険は不動産会社指定通りに加入すべき?加入時の注意点は?
賃貸で火災保険を見直すベストタイミングは更新日
賃貸で火災保険を見直すときのベストタイミングは、1~2年に1回訪れる保険の満期日あるいは更新日です。
賃貸契約では保険の更新日や満期日を部屋の更新日のタイミングを合わせていることがほとんど。
他の家に引っ越すのであれば別の保険に切り替えられますし、同じ部屋に住み続けるのであれば契約の更新料と一緒に支払う保険料を減らすことも可能です。
また契約期間中に保険を解約したとしても、年間で保険料を支払っている場合は残りの保険料が返ってくるシステムになっています。
火災保険は賃貸更新時に他の保険に切り替え可能!方法と注意点を徹底解説
賃貸で火災保険を見直して節約するための4つのポイント
賃貸物件で火災保険を見直して節約するためには、以下の4つのポイントを把握しておきましょう。
- 加入している家財保険の保険金額を引き下げる
- 他の損害保険の補償と被っていないかを確認する
- 地震保険に加入しているかを確認する
- 複数の保険会社と補償内容を比較してみる
以下で詳しく解説していきます。
加入している家財保険の保険金額を引き下げる
加入している火災保険の補償内容のうち、家財保険の保険金額を確認してみてください。
家財保険では火災や水濡れなどで家具や家電が損害を受けた場合に保険金が支払われますが、300万円など数百万単位の保険金で契約している方は保険金額を引き下げることを検討してみてください。
賃貸物件で生活している以上、高級な家具や家電を買いそろえている家は少ないでしょう。
実際に被害が出たとしても数百万円も保険金が必要にはなりづらいでしょう。
加入している家財保険の支払い見込みの保険金額を見直して引き下げると、保険料の節約にもつながります。
他の損害保険の補償と被っていないかを確認する
他の損害保険の補償と被っていないかを確認しましょう。
火災保険には個人賠償責任保険という補償が追加されており、他者へ与えてしまった損害を補償できます。
しかし個人賠償責任保険は自動車保険などの他の損害保険にも付帯されており、火災保険でも同様に加入していると補償を二重に受けることに。
補償を二重に受けていたとしても保険金を受け取れるのは片方の保険会社からのみですので、無駄になってしまいます。
他の損害保険の補償内容まで確認して、被りがないかをしっかりと確認しておきましょう。
地震保険に加入しているかを確認する
火災保険に地震保険を付帯していないかを確認しておきましょう。
火災保険では地震の被害に対する補償が付帯されていないため、地震保険に加入しておいて万一の場合に備えます。
ただし賃貸物件で加入出来る地震保険は家財補償のみに限定されていることがほとんど。
基本的に建物に関しては大家さんが地震保険をかけているケースが多いので、あえて家財に絞って地震保険に加入する必要性は少ないのです。
賃貸でも火災保険に地震保険を付けるべき?必要性や注意点を解説
複数の保険会社と補償内容を比較してみる
賃貸で火災保険を見直す際には、複数の保険会社と補償内容を比較してみることをおすすめします。
補償内容を比較してみることで、加入している保険の内容の問題点を洗い出しやすくなります。
また見直しの結果切り替えたい保険も検討が付きやすくなります。
ネットで複数の保険会社と比較できるサービスを提供しているところもありますので、ぜひ有効活用してみてくださいね。
賃貸で火災保険へ加入するときの選び方ポイントを徹底解説します
賃貸で火災保険を見直すときの注意点
賃貸で火災保険を見直す際には、以下の注意点を把握しておきましょう。
- 借家人賠償責任保険は外さない
- 一人で見直しを進めない
以下で詳しく解説していきます。
借家人賠償責任保険は外さない
賃貸の火災保険には借家人賠償責任保険が付帯されており、大家さんに対する賠償責任を補償してもらえます。
通常火災発生時には火元の住人に重大な過失が認められない場合には、本人にも大家さんにも賠償責任を負う必要はありません。
しかし退去日までに入居人である皆さんは、借りた物件を原状回復する義務が生じます。
火災保険の見直しの際に、借家人賠償責任保険までも外してしまうと万一火災が発生した際に、全額自己負担で補填することになります。
一人で見直しを進めない
火災保険を見直しする際に注意したいのが、一人で見直しを進めてしまうこと。
一人暮らしであっても第三者に対して意見を求めることを忘れないようにしましょう。
保険の見直しではチェックする項目や逆に削ってはいけない補償まで削ってしまうこともあります。
保険の見直しを進める際には、誰かに意見を求めて参考にしながら進めていくことをおすすめします。
火災保険を見直したいなら第三者にアドバイスを求めてみよう
火災保険を見直す際には、第三者にアドバイスを求めてみると、自分は気づけなかった部分に気づくことができます。
すでに火災保険の見直しを済ませている友人に確認してみたり、他の保険に加入している友人に相談してみてください。
また保険に関する専門家に相談してみるのも一つの手です。
保健だけではなく家計を総合的に見直してくれるFPさんに相談してみるのもよし。
ただしFPさんに相談すると相談料がかかりますので、無料の保険相談窓口を活用してみるのもいいでしょう。
賃貸で火災保険を見直すときに使いたい保険相談窓口
以下では賃貸物件にお住まいの方で火災保険を見直すときに使いたい保険相談窓口を2つ紹介していきます。
全国的に展開していますので、利用を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
保険見直し本舗
保険見直し本舗は全国に展開する保険相談窓口です。
全国各地に300店舗以上の店舗を展開し、店舗での相談だけではなく訪問での相談にも対応しています。
保険に関する悩みはもちろんのこと、今後の生活の方針のためにも活用できるライフプランを無料で作成してもらえます。
もちろん相談だけではなく40社以上の保険会社の中から保険を提案してもらえます。
気になる方はネットからの予約も受け付けていますので、ぜひお近くの保険見直し本舗を活用してみてはいかがでしょうか。
保険見直し本舗の実際の口コミ・評判からわかるメリット・デメリットを紹介!
ほけんの窓口
ほけんの窓口は国内でも特に知名度の高い保険相談窓口です。
こちらも全国に店舗を展開していますで、地方にお住まいの方でも利用可能です。
46社の保険会社から保険を提案してくれるほか、年に1回加入している保険をわかりやすくした安心の輪サポートが受けられます。
無料で保険相談にも対応してくれるので、火災保険の補償で悩んでいる方も相談で疑問を解決できるかも。
以下の記事でほけんの窓口の詳細情報について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ほけんの窓口の実際の口コミ・評判から見えるメリットデメリットを紹介!
賃貸でも火災保険を見直して保険料の節約につなげよう
いかがでしたか?
賃貸住宅に住んでいると不動産会社から提示された火災保険にそのまま加入してしまいがちですが、火災保険を見直して保険料負担を軽減できる可能性は大いにあります。
補償内意を確認したり他の保険の補償を確認して保険料の節約につなげるようにしましょう。
また火災保険を見直す際には、一人で確認するのではなく第三者にアドバイスを求めながら進めることが重要です。
実際に火災保険加入している友人や保険相談窓口を活用して、保険に何が必要か不要かを取捨選択していきましょう。