生命保険を契約したけど、営業二なんて伝えればいいのか迷うこともありますよね。
保険加入時に営業からプレゼントをもらったり、知り合いの営業から加入していると、より解約をつたえにくいものです。
今回は実際に生命保険を解約した人の解約理由を8つご紹介!
また、保険解約時に見落としがちな、生命保険解約時のデメリットについても、徹底的に解説していきます。
4分程度で読み終わる内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
営業に言いにくい人向け!生命保険解約時に使える解約理由8選
生命保険の営業に解約を伝えづらい、理由を言いにくいと感じている人は、以下の8つの解約理由のいずれかを試してみてください。
あいまいな表現で伝えてしまうと、解約しない方がいいと丸め込まれてしまうこともあります。
- 家計が厳しく保険料を払う余裕がない
- 親戚が保険の仕事を始めて協力してあげたい
- 保険に加入する必要がなくなった
- 他の保険商品に興味が出た
- 聞いていた保障とイメージが違う
- 営業担当の対応に満足できない
- まとまったお金が欲しくて解約返戻金が欲しい
- 保険の更新時期で櫃王な保障を再検討したい
以下で一つずつ解説していきます。
①家計が厳しく保険料を払う余裕がない
営業に「家計が厳しくて保険料を支払う余裕がない」ことを伝えてみましょう。
生命保険は本来、誰もが加入すべきものではなく、自分が亡くなった後に家族にお金を残すなど必要に応じて加入します。
しかし保険契約を継続するには、保険料を支払えるだけの余裕が必要です。
家計が厳しく保険料を支払う余裕がない状況を、保険営業が改善することは不可能です。
稀に「保険を見直して保険料を安くすればいい」と提案されることもありますが、毅然として断りましょう。
②親戚が保険の仕事を始めて協力してあげたい
親戚が保険の仕事を始めて、契約件数に協力してあげたいと伝えるのも有効打です。
生命保険の営業は、最初は顧客がいないため友人や親戚に頼んで、保険の契約件数を獲得していきます。
仮に営業に引き留められたとしても、「親戚との付き合いもある」と伝えれば、踏み込めないでしょう。
親戚の提案している保険の内容を教えてくれと言われることもあります。
③保険に加入する必要がなくなった
離婚して保険金を残すべき家族がいなくなった、子どもが成長して残す保険金が必要なくなった場合など、保険に加入する根本的な理由がなくなったことも伝えましょう。
保険に加入する必要がなくなったのに、保険料を継続して支払うのは変な話ですよね。
特によくあるのが、「手厚い保障」といって高額な保険金や特約を多く付帯してしまっている状況です。
身に余る保険料で契約してしまっていることも伝えてみましょう。
④他の保険商品に興味が出た
契約している保険商品よりも、他社の商品の方に興味が出たため、保険の契約変更を検討していると伝えましょう。
生命保険会社は世相に応じて、様々な保険商品を販売・リニューアルしています。
過去に加入した保険よりも魅力的な保障内容の保険が、後から発売されるのはよくあることです。
自社商品のメリットをすすめられることもありますが、あくまで他社で気になっている商品があることを伝えましょう。
ただし他社商品の内容をある程度把握しておく必要がありますので、注意が必要です。
⑤聞いていた保障とイメージが違う
加入時に聞いていた情報と、保障内容のイメージが違うことも解約理由としてはよく挙げられています。
保険の契約時には、様々なリスクについて説明を受けるため、不安になりいくつも保障を追加してしまいがちです。
しかし加入後に保障内容を見直してみたら、無駄なものが多い、実際に使えるものがないと感じることも多いでしょう。
保障とイメージが違うと伝えるときには、専門家の助言があったことを伝えるのもアリです。
ファイナンシャルプランナーや保険相談窓口などの担当者に保障内容を確認してもらい、「実際にこんなことを言われた」と伝えてみましょう。
また、自分でFP資格を取得してみるのも一つの手です。
⑥営業担当の対応に満足できない
営業担当の対応に満足できないことも、よくある理由です。
人によって面と向かって言えるかは分かれますが、伝えてしまっても問題はありません。
営業担当の態度が悪かったり、契約を継続するのに不安があるなら、正当な理由になります。
生命保険会社では基本的に、一度決まった担当者を変更することはできませんから、どうしても満足できない場合の手段です。
⑦まとまったお金が欲しくて解約返戻金が欲しい
まとまったお金を使うタイミングが連続し、貯金でもやりくりできないときには、解約返戻金を活用したいから保険を解約すると伝えてみましょう。
終身保険など解約返戻金の発生する保険でしか利用できない方法ですが、家計のピンチなのに無理やり契約を継続させるのは難しいです。
ただし中には、保険会社の制度を活用して、解約返戻金を元手に保険会社からお金を借りて、契約を継続する方法を提示されることもあります。
一見聞こえはいいように感じられますが、借金には変わりありませんので、断ってしまってもOKです。
ただし保険料払込期間が終了するよりも前に解約してしまうと、払い込んだ保険料よりも解約返戻金の金額が少なくなる元本割れを引き起こす可能性が高いです。
自分も損をする可能性があることを踏まえて、営業に伝えてみてください。
⑧保険の更新時期で必要な保障を再検討したい
保険の更新時期だから、一度解約して必要な保障を再検討したいことを伝えましょう。
生命保険に加入する際は、定期保険を選択する方が多いです。
定期保険は年満了にして、10年単位などで保険の更新ができますが、更新のたびに年齢に応じて保険料が上がっていきます。
同じ保障内容で契約を継続していくことで、家計が圧迫されることもあります。
更新時期で更新を選択せずに、一度解約して他の保険会社の商品も比較してみたいと伝えてみましょう。
営業に解約を伝えづらい人向けの解約方法
「そもそも営業に面と向かって解約したいって言えない」と悩むこともあります。
営業に解約を伝えづらい場合は、以下の解約方法を試してみてください。
- コールセンターに連絡して解約書類を取り寄せる
- 支社や窓口で解約する
以下で詳しく解説していきます。
コールセンターに連絡して解約書類を取り寄せる
保険会社のコールセンターに連絡して、解約書類を取り寄せましょう。
コールセンターであれば、営業と直接会話せずに、解約手続きに移れます。
ただし1点注意したいのが、コールセンターの職員から「担当に伺わせます」と言われてしまうケースです。
電話した時に「担当に来てもらう必要はないので、解約書類だけ送ってください」と伝えておくと、スムーズです。
支社や窓口で解約する
保険会社によっては、支社や窓口で解約手続きができることもあります。
移動する手間はかかりますが、確実に解約手続きを進められますので、試してみてください。
窓口等で解約するときは、本人確認書類などを持参すればOKです。
各保険会社ごとに解約窓口は異なりますので、確認してみてください。
営業に確実にバレない方法はない
上記2つの方法は、営業を介さずに保険を解約する方法です。
解約後に担当者に連絡が行き、なぜ何も連絡なしに解約したのかと、問い合わせを受けることもあります。
営業がついている以上、全く連絡を取らずに解約するのは難しいので、注意が必要です。
生命保険解約で生じる3つのデメリット
生命保険解約時には、早く解約したい気持ちが競って、解約後に後悔することもあります。
以下の生命保険で生じるデメリットも、同時に確認しておきましょう。
再度保険に加入するときに健康告知審査がある
一度契約した保険を解約してしまうと、再度保険に加入するときに健康告知審査を受けなおさなくてはなりません。
保険の更新時には年齢に応じて保険料が再計算されますので、加入期間中にがんなど、重大疾病になっても解約されられることはありません。
しかし再度保険に加入するときに、健康状態を理由に保険への加入を断られることがあります。
生命保険を歳満了にしていて、65歳まで保障が継続できるなど、働いている期間の保障が手厚い場合は本当に保険を解約すべきか再検討しましょう。
保険営業から解約を引き留められて手続きに時間がかかる
保険営業に保険解約手続きを進めたい旨を伝えると、解約を引き留められることがほとんどです。
生命保険会社の多くは、加入してから2年経過しないと営業担当者に対して、なんらかのペナルティが課せられます。
営業も自分の成績は落としたくありませんし、保険契約の新しい提案先をうしなうのは避けたいところです。
ただし保険法の54条(参考:保険法第54条)では、生命保険の契約者は任意で生命保険契約を解約できると明記されています。
保険営業から無理やり解約を引き留める行為は、法律違反になりますので皆さんが後ろめたさを感じる必要はありません。
生命保険料控除が利用できなくなる
生命保険に加入していれば、年末調整時に申請すれば、所得税や住民税の控除が受けられます。
生命保険料控除が利用できなくなれば、翌年からの税負担が増えてしまいます。
節税目的で生命保険に加入している方は、かえって負担額が増えてしまうリスクもあります。
生命保険の解約時にきちんと理由を伝えてあと腐れないようにしよう
いかがでしたか?
生命保険解約時に営業担当者に理由を伝えるのは、正直気が重いですよね。
相手に納得させられる理由が伝われば、解約もスムーズに進められる可能性が高まります。
なんて伝えるか迷っている方は、今回紹介した理由に基づいて、自分なりの理由を構築してみてくださいね。