ソニー生命「がん保険」は、入院や手術はもちろん、退院後の療養も保障があるのでがんと診断後の金銭的な負担を減らせると評判のがん保険の一つです。
この保険は、保障内容をカスタイマイズでき、4種類の特約から選択可能など説明が必要な部分もあります。
そこでこの記事では、特徴やデメリットをわかりやすく解説します。
がん保険の加入・見直しは重要!相談前に理解して最適ながん保険に加入しよう
目次
ソニー生命「がん保険」の5つの特徴
ソニー生命「がん保険」は、がんで入院や手術をした際に重点的に保障しているがん保険です。
生涯で2人に1人はがんを患うと言われており、がん保険への加入を検討している人も多くいるでしょう。
がんを患うと長期的な入院や治療を必要とし、精神的・身体的負担に加えて金銭的な負担も強いられる不安があります。
そのような不安を解消するために、がん保険で備えておくのはとても大切です。
ここで紹介するソニー生命「がん保険」は、0歳~75歳まで契約できるがん保険です。
がん以外の3大疾病で死亡した場合でも、金額は減りますが死亡保障が給付されるのも珍しい特徴です。
定期保険なので保険料が抑えられるのも、この保険の特徴です。これ以外にも5つの特徴があります。ここではその特徴を解説します。
保障内容をカスタマイズできるがん保険
ソニー生命「がん保険」は、保障内容をカスタマイズできる自由な保険となっています。
入院日額は5000円~60000円と幅広い金額を選択でき、がんの手術を受けたときの給付金も入院日額の10倍・20倍・40倍から選べるようになっています。
入院日額の幅が広く、家計状況や家族構成などを考慮し自由に保障内容を決められ、がんになってしまったときの心強い味方となっています。
入院、手術給付金の制限がない
この保険の大きな特徴の一つが、入院給付金と手術給付金に制限がないことです。
手術給付金は、入院日額の10倍・20倍・40倍のうち、あらかじめ設定した金額の給付を受け取れます。
仮に10000円の入院日額で40倍の契約している場合、40万円の給付を何度も受け取れることになります。
さらに入院日額×日数分を受け取れるので、1度の入院・手術でも金銭的な不安が少なく治療に集中できるでしょう。
高度障害状態になった場合に保険料が免除になる
ソニー生命「がん保険」は、保障が充実しているので保険料が割高となっています。
もし高度障害状態になりそれ以降の保険料の支払いがきつくなってしまっても、保障を継続するためには保険料を支払い続ける必要があります。
しかし保険料払込免除特約をつけておくと「所定の障害状態」になるとそれ以降の保険料払込が不要になります。
「所定の障害状態」以外にも、「三大疾病により所定の障害状態になったとき」所定の要介護状態になったとき 」にも同じように適用されます。
収入が減少するような状態になってからの保険料の払込が不要になるこの特約は、つけておくべき特約の一つです。
全部で4種類の特約から選択できる
ソニー生命「がん保険」には、全部で4種類の特約が用意されています。用意されている特約とその内容は、
- 抗がん剤治療特約:抗がん剤治療を受けた場合、治療を受けた月ごとに抗がん剤治療給付金が支払われる
- 保険料払込免除特約:収入が減少するような状態になったときに医療保障を継続できるよう保険料の払込みが不要になる
- 先進医療特約:先進医療による療養を受けた場合、トータル2,000万円まで負担
- 特定疾病診断給付金特約:特定疾病(悪性新生物(がん)・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態になったとき、一時金が支払われる
このような4つの特約を付けることで、より充実した保障を手にできるのも特徴です。
掛け捨てのみなので保険料を抑えられる
ソニー生命「がん保険」は終身・定期・ガン入院の3種類があります。
どの保険も掛け捨てタイプなので 、保険料を抑えられます。
掛け捨てタイプの保険には貯蓄性がありませんが、充実の保障を抑えた保険料で得られるのは、とても魅力的なのではないでしょうか。
浮いた分のお金を別の貯蓄に回し資産形成もおすすめです。
ソニー生命「がん保険」の3つのデメリット
ソニー生命「がん保険」の5つの特徴について解説しました。
自由に保障をカスタマイズできるので、自分に合わせたがん保障を無駄なく得られる保険です。
入院と手術の給付が無制限で受けられるので、再発や転移が多いがんで入退院や長引く治療・手術でも、金銭的な負担を心配することなく備えられます。
このような特徴から、ソニー生命「がん保険」を契約しようと思っている人もいるでしょう。
しかしデメリットを知らずに加入すると、後悔する可能性もあります。
後悔しないようにするためにもデメリットについて把握しておきましょう。
上皮内がんは保険料払い込み免除の対象ではない
ソニー生命「がん保険」は、がんに備えるための保険でがんになるとそれ以降の保険料払込が不要となる特約を付けられます。
がんには、悪性新生物と呼ばれるものと上皮内新生物と呼ばれる2つがあります。
このうち上皮内新生物は、基底膜まで腫瘍細胞が浸潤していない状態で、転移や再発が少ないと言われています。
ソニー生命「がん保険」の保険料払込特約では、上皮内がんが適用されません。
上皮内がんになっても保険料払込不要にはならないことは知っておきましょう。
対面での加入
ソニー生命「がん保険」に加入するためには、対面で申し込み加入手続きをする必要があります。
対面販売でしか加入できないので、忙しい人や面倒な人にとってはデメリットとなります。
今はネットから加入できるがん保険も多く、忙しい人や対面の煩わしさを苦手とする人にとっては、加入しやすい保険が揃っています。
しかしこの保険は対面のみでの加入となるので、ソニー生命のライフプランナーと直接会い説明を受けてから契約の流れになります。
このような段階を踏むことに煩わしさを感じている人もいますが、加入前に不安点をライフプランナーに相談できるのはメリットです。
しっかり疑問を解消し保障内容を把握することが、後悔しない保険加入にも繋がります。
診断給付金は一回しかもらえない
がんや特定疾病と診断されたときに受けられる給付金は、1回しか受け取れないことも知っておくべき注意点です。
この特約は1度使うとそれ以降保障は消滅します。
入院や手術の給付金は無制限で受け取れるので、診断給付金も同じだと考えてしまう人もいるかもしれませんが、そうではないことを知っておきましょう。
診断給付金は1度しか受け取れませんが、がんの場合は入院や手術の給付は回数無制限なので、この保障でカバーできることもあるでしょう。
がん保険に加入するときのポイント
万が一ではなくなりつつあり、生涯で2人に1人ががんを患うと言われています。
がんになると身体的・精神的な負担だけでなく、長引く治療や入院による金銭的な負担も大きくなります。
そのような金銭的な負担に備えるためにも、がん保険に加入しておくのは大切です。
誰にでもがんになるリスクはあり、がん保険に加入したことを後悔しないようにしっかり準備しておきたいですよね。
ここでは、がん保険に加入するときのポイントについて解説します。しっかりポイントを押さえて、後悔しない保険選びをしましょう。
上皮内ガンが保障されるかを確認しておく
がんには、悪性新生物だけでなく上皮内新生物もあると解説しました。
がん保険で悪性新生物は保障していても上皮内新生物を保障から外しているものも多くあります。
上皮内新生物だと再発や転移が少なく医学的にはがんに含まれませんが、入院や手術を必要とすることもあります。
もしがん保険に加入するときには、上皮内新生物が保障に含まれているかもチェックし選ぶとよいでしょう。
保険期間が定期か終身かどちらが向いているか分析しておく
がん保険でも保険期間が定期か終身かを選べるので、自分にどちらが向いているか分析しておきましょう。
定期は保険期間が決まっているため保険料が安くなっていますが、更新すると保険料が上がっていきます。
しかしその時に合わせて保障を見直せるメリットがあります。
反対に終身は定期に比べると保険料が高めですが、保障も保険料も一生涯なので安いうちに加入しておけば、比較的安い保険料で一生涯の保障を得られます。
どちらの特性も理解し、どちらが自分の家計状況や家族構成に合っているかを分析しておくと、スムーズに保険選びが進むでしょう。
がん保険を契約するなら複数の保険を比較してみよう
がん保険を契約する際には、複数の保険を比較して最適なものを選びましょう。
保険を比較するためには、インターネットや保険ショップを利用するのがおすすめです。
インターネットでは条件を入力すると、該当するがん保険をすぐに複数表示してくれるサイトがあります。
忙しい人や対面が苦手な人にとって、一括でたくさんの保険をすぐに知れるこの方法は最適と言えます。
保険ショップを利用すると、疑問や不安を聞きながら家族構成やマネープランを考慮した保険を提案してくます。
いろいろな方法を活用し、複数の保険から必要な保障を無駄なく得られるようにしましょう。
ソニー生命「がん保険」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
ソニー生命「がん保険」の特徴やデメリットを解説しました。
保障をカスタマイズできること、入院や手術給付に回数制限がないことなどがんに強い保障が揃っています。
しかしデメリットもありました。特徴だけで選ぶのではなく、デメリットも把握したうえで加入判断すると後悔しない保険加入ができるでしょう。