生命保険はアレルギーでも加入できる!告知内容や加入時の注意点を解説

生命保険 アレルギー 告知

春になると花粉が飛んで花粉アレルギーによる鼻水やくしゃみなどで悩まされる人も多いでしょう。

中にはエビやカニなど、食べ物のアレルギーやゴム・金属などの物質のアレルギーを抱えている方もいますよね。

今や現代病になったアレルギーですが、通院や投薬治療が必要になることもある体質の一つですので、生命保険に通常通り加入できるか不安に感じてしまいますよね。

実はアレルギーを抱えていても告知や条件によっては、健康状態に問題のない人と同様に通常通り保険に加入できることもあるのです。

そこで今回はアレルギーもちの方が生命保険に加入できるパターンや、告知をする際の注意点について解説していきます。

生命保険はアレルギーでも加入できることがある

実はアレルギーといっても人によって症状はまちまちですから、生命保険会社の定める基準に該当していなければ、アレルギーでも加入できることがあります。

加入できるパターンと例外は以下の通りです。

  • 保険会社の定める期間内に医師の診察を受けていなければ加入可能
  • 保険会社の判断によっては加入制限が付く
  • 喘息持ちだと加入を断られることが多い

以下で詳しく解説していきます。

保険会社の定める期間内に医師の診察を受けていなければ加入可能

生命保険会社は新規加入時には健康状態の告知を義務付けていますので、保険会社に対して告知義務が発生する期間内にアレルギーで医師の診察を受けていなければ加入は可能です。

保険会社によって詳細は異なりますが、主に以下の期間に該当するかが問われます。

  • 加入申請から3か月以内に医師による診察・検査・投薬など治療行為を受けたか
  • 加入申請から5年以内に保険会社が定める病気で診察・検査・投薬などの治療行為を受けたか

基本的にアレルギーは保険会社の定める病気に含まれることはないので、上段の「3か月以内」が該当するかどうかを確認しましょう。

上記期間に該当していなければアレルギー疾患を持っていても、保険会社に告知する義務はありませんので完全な健康体の人と同様に生命保険に加入できます。

ただしアレルギー以外に基礎疾患を持っていたリ別の病気で通院経験がある場合には、別途告知が必要になりますので注意が必要です。

保険会社の判断によっては加入制限がつく

上記で紹介した期間に該当すると、保険会社に対してどんな治療を受けているかどんな投薬を受けているかを確認されます。

軽度な症状の場合で一般的な投薬治療を受けている場合は通常加入できる可能性がありますが、入院経験があったり特殊な投薬治療を受けている場合には、保険会社から条件付きで加入を認められることになります。

条件とは、アレルギー疾患に関連する疾病が保障対象外になる「部位不担保」や通常加入よりも保険料を割り増しして支払うことが当てはまります。

条件が付いてしまうとアレルギー症状で保険金支払い事由に該当する病気になった場合でも、保険会社から保険金が下りなくなってしまうので注意が必要です。

喘息持ちだと加入を断られることも

アレルギーもちの方の中には子供のころから喘息を抱えている人もいますよね。

実は喘息は保険会社が告知を求める病気に含まれており、加入前5年以内に喘息での通院や医師の診察を受けている場合には告知義務が発生してしまうのです。

喘息はアレルギーでも発生することがあるので身近に感じられがちですが、慢性化したり中には入院が必要になるまで悪化することもあります。

そして喘息を持っている場合には、軽度や簡単な処置のみの場合は条件付き加入になり、保険会社の判断によっては加入を断られることもあるんです。

生命保険会社は病気やけがになった場合の金銭面的な保障を行いますから、加入者には健康でいてもらわないと保険金だけを支払うことになるので運営が成り立ちません。

また健康な人のみが加入している中に喘息持ちの加入者を入れてしまうと、他の加入者よりも保険金を受け取る機会に差が出てしまいます。

加入者の公平を保つためにも、健康リスクの高い喘息は告知義務が発生し場合によっては加入を断られることになるのです。

条件に当てはまるアレルギーを申告しないと告知義務違反に

「条件に当てはまってるアレルギーを持ってるけど、申告しなかったら通常加入できるじゃん」と思う人もいますよね。

しかし故意のあるなしに関係なく、保険会社が定める条件に当てはまっているにもかかわらずアレルギーを申告しないと、告知義務違反として認められてしまうんです。

保険は相手との信頼の元に成り立っている商品ですから、加入者側から虚偽の内容を申告されていると判明すると、以下2つのペナルティを受けることになる可能性があります。

  • 保険金支払い項目に該当しても保険金が受け取れない
  • 保険の契約が解除されることも

まず告知義務違反と認められると、保険金支払い項目に該当しても保険金が受け取れません。

また悪質性が高いと認められると保険会社から保険の契約を解除されることもあります。

保険金支払いを断られるだけで済むこともありますが、場合によっては両方が課せられることもあるので、告知を怠ることで得られるのはデメリットしかありません。

保険会社の調査力は高いのでだましとおせない

保険会社に告知義務違反がばれるタイミングは保険金を請求した時です。

保険会社は保険金の給付申請を受け取ると、申請にうそ偽りがないか加入時に告知義務違反をしていないかなどを徹底的に調査します。

保険金詐欺を未然に防ぐために専門の調査員を活用して調べ上げますので、アレルギーをどれだけ隠して加入してもいずれはバレて違反としてペナルティを受けることになってしまいます。

実は生命保険では加入時よりも保険金支払い時の方が審査が厳しいんですよ…。

「自分なら大丈夫」と過信せずに、保険会社の提示する条件に当てはまるアレルギー疾患をお持ちの方は正直に告知するようにしましょう。

アレルギーで保険加入を断られた時の対処法

「でも正直に告知して生命保険への加入を断られたらどうしよう…」と不安になってしまう方もいますよね。

でも安心してください。

アレルギーで保険加入を断られた場合には、以下2つの方法を試してみると生命保険の保障を受けられるかも知れません。

告知義務の生じる期間を超えるまで待ってみる

もし普通のアレルギー疾患あるいは保険会社所定のアレルギー疾患を持っている場合には、告知義務の生じる期間を超えるまで保険の加入を待ってみることをおすすめします。

現在症状が出ていないのであれば、告知義務が消失する期間まで健康を維持できれば条件も付かない状態の通常加入が認められるんです。

もちろん他に基礎疾患がないことが前提ですので、アレルギーばかりに気を取られずに体全体のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

告知基準の低い保険に加入する

生命保険の中には種類は少ないですが、一定の疾患の告知が軽減される保険があります。

告知が軽減される代わりに相応のデメリットもありますので、以下で確認していきましょう。

引き受け基準緩和型保険

引き受け基準緩和型保険は文字通り、保険加入時にに求められる告知基準が緩和されており、通常の保険よりも加入しやすい保険のことを指します。

通常の生命保険が通院歴まで事細かに聞く一方、手術歴や入院など規模の大きい治療を受けた経歴のみ告知すればOK。

そのためアレルギーで通院歴や投薬治療を受けていても告知内容の範囲外になりますので、条件が付くことなく保険に通常加入できます。

しかし告知内容が緩和されているため保険料を通常加入するよりも高く設定されているので、家計状況が厳しい方は注意が必要です。

無選択型保険

無選択型保険では通常求められる告知がすべて免除されている保険を指します。

喘息や重いアレルギー症状があっても保障を適用してもらえるので、とりあえず保障が欲しい方に向いています。

しかし無選択型保険ではどんな疾患であっても保障対象にふくまれてしまいますので、引受基準緩和型保険よりもさらに保険料が高額になるデメリットが。

無選択型保険を活用する場合も、保険料と家計の兼ね合いを取るようにしましょう。

アレルギーで加入できないか不安なら保険代理店での相談も検討してみよう

自分がアレルギーを持っていて保険に加入できるか不安な方は、保険代理店での相談も検討してみてください。

担当者の力量にもよりますが、保険の保障内容に詳しい担当者に相談することで、告知基準や実際申請が通った事例についても教えてもらえるかもしれません。

アレルギーは人によって症状も異なりますので、一概に保険に加入できないとは言えません。

保険代理店には各保険会社の商品に対して詳しい知識を持つスタッフや、FP資格を持つスタッフが在籍していますので専門知識をもとにアドバイスがもらえるチャンスかもしれません。

以下の記事で保険代理店についてランキング形式で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【2020年最新版】無料保険相談窓口おすすめランキングTOP10

アレルギーをきちんと告知して生命保険に加入しよう

いかがでしたか?

生命保険は家族が死亡したり高度障害状態になった場合に保険金が受け取れる保険ですが、健康状態を証明するために告知が求められます。

アレルギー症状は現代であれば誰しも抱える可能性のある体質ですが、中には体質であっても保険会社に対して告知が必要になることもあります。

もしも告知が通る基準が気になるのであれば、保険代理店で保険知識豊富なプロに相談してみることも検討してみてくださいね。

無料で利用できるほか、各保険会社の条件についても教えてもらえる可能性があります。

自分でもきちんと保険会社の告知条件を確認して、条件に該当するアレルギー疾患はきちんと申告した状態で生命保険に加入するようにしましょう。