会社で紹介される保険に加入しようとすると、団体扱いの生命保険をすすめられたという方もいるかもしれません。
団体保険は企業で保険会社と提携して商品を提供していますが、団体扱いの生命保険と聞くと、何が違うのかイメージがつかないですよね。
今回この記事では、生命保険における団体保険と団体扱いの保険について紹介し、転職・退職後の加入継続は可能かまで徹底的に解説していきます。
3分程度で読める内容にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
団体保険と団体扱いの違いって何?
団体保険と団体扱いの生命保険の違いは、以下の通りです。
- 企業規模契約か個人契約か
- 専用商品があるか
- 割引制度があるか
以下で詳しく解説していきます。
企業規模契約か個人契約か
生命保険の団体保険とは、企業が生命保険会社と提携して、従業員に提供している保険です。
保険会社と契約はしているものの、間に企業を挟んでいるイメージです。
会社独自の保険ですので、外部の人間の加入は認められていません。
団体扱いの生命保険は、企業を通して保険に加入できるものの個人契約となり、契約者は皆さんになります。
企業が保険会社と直接契約しているわけではありません。
専用商品があるか
生命保険の団体保険では、企業ごとに専用の保険商品が用意されています。
企業とすり合わせたうえで保険商品を決定しているので、独自の保険になっていることが多いです。
自衛官など特殊な職業の場合は、業務内容にあわせた保険商品を販売しています。
団体扱い保険は、企業との契約がないため、一般的に販売されている保険商品に加入します。
特別な保険が用意されていることはありませんが、自分で保障を選択できる余地があります。
割引制度があるか
生命保険の団体保険では、割引制度が用意されています。
テーマパークや美術館に入場するときに団体で入る方が料金が安くなるように、団体保険でも加入者に応じて保険料が安くなります。
何%かは契約内容にもよりますが、個人で保険に加入するよりも安く加入できるケースもあります。
企業の福利厚生として用意されていることがほとんどです。
一方で団体扱いの保険は、団体保険ほどの保険料割引はありません。
ただし数%ほどの割引が用意されているので、自分で直接契約して加入するよりは安く加入できますよ。
いずれも給与天引き
団体保険も団体扱いほけんも、双方ともに給与から天引きされる仕組みになっています。
わざわざ口座振替をする手間が省けます。
加入後に給与が保険料分減らされるので、給与と相談して加入するかを決定してください。
転職したら団体扱いには加入継続できる?
転職した場合でも団体扱いの生命保険には加入を継続できます。
上述した通り団体扱いは企業を通して保険に加入するものの、保険の直接の契約者は皆さんです。
ただし無条件に保険に加入継続できるわけではありません。
割引がなくなる、保険料の払い込みを自分の口座振替に変更するなどの対応が必要になります。
団体扱いに加入しているとき転職するなら、保険会社に連絡して保険料振込口座の変更届を出しましょう。
団体保険なら加入継続できない
企業を通じて団体保険に加入している場合に転職するなら、加入は継続できません。
団体保険は企業が福利厚生の一部として提供しているので、従業員でない人には加入する権限がなくなるためです。
転職するときは、自分の都合による退職として届け出を出しますから、団体保険の契約は打ち切らてしまいます。
新しい勤務先独自の保険に加入するか、新規で別の保険に加入するなどの対応が必要になります。
定年退職後も団体扱いには加入継続できる?
定年退職後であっても、団体扱いの生命保険に加入は継続可能です。
しかし転職時と同様に、割引は受けられなくなりますので、保険料は高くなります。
仮に団体扱いの定期保険に加入している場合に、定年付近で更新されると、さらに保険料が高くなってしまう可能性があります。
定期的に保険を見直すことも、団体扱いの保険に加入するのであれば重要になります。
定年退職後であれば、団体保険でも加入を継続できることもあります。
ただし勤務先によって対応が異なるので、事前に確認しておきましょう。
団体保険と団体扱い保険どっちに加入すべき?
団体保険と団体扱い保険どちらに加入すべきかは、断言できません。
保障内容を確認して、家庭が必要としている保障を選ぶことが保険選びでは重要になります。
ただし団体保険は職業によっては加入する野が暗黙の了解になっているところもあります。
保障内容が満足できない場合は、追加で別の保険に加入してリスクをカバーすることも検討しましょう。
団体扱い保険に加入するなら一般の生命保険も確認しておこう
団体扱い保険に加入を検討するのであれば、一般の生命保険も比較して確認しておきましょう。
冒頭でも紹介した通り、団体扱いの生命保険は一般向けの商品と商品の内容は変わらないことがほとんどです。
同程度の保障でも、オプションが充実している等内容がいいこともあります。
団体扱いの保険に加入するのであれば、一般の生命保険も比較して検討しておきましょう。
保険を比較するなら保険相談窓口がおすすめ
団体扱いの生命保険と一般の生命保険を比較するのであれば、保険相談窓口を利用してみる事をおすすめします。
保険相談窓口では、さまざまな生命保険会社の商品を取り扱っています。
担当者が皆さんにヒアリングを行い、適切な保険商品を提案してくれるメリットも。
団体扱いも気になるけど、他の保険も気になるという方は、ぜひ利用を検討してみてください。
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団体扱いの生命保険の特徴を知って加入すべきかを決めよう
いかがでしたか?
団体保険と団体扱いの保険は名前が似ているので混同しやすいですよね。
団体扱いの保険の特徴をしって、加入すべきかどうかを検討してみてくださいね。
またきちんと保障内容を自分に合ったものにしたいのであれば、一般向けの生命保険も確認してみてくださいね!
保険は料金ではなく保障内容で検討すべきものであることを忘れずに、選んでいきましょう!