持病があると、生命保険への加入を断られてしまうこともあります。
しかしいつ何があっても困らないように、生命保険に加入しておきたいですよね。
そんな持病がある人も加入できる終身生命保険がオリックス生命から発売されています。
今回はオリックス生命「ライズサポートプラス」の特徴やデメリットを解説します。
目次
オリックス生命「ライズサポートプラス」の5つの特徴
生命保険に加入するためには、いくつかの告知をクリアしなければいけないため持病や病歴があると加入しづらくなってしまいます。
加入できても、一部分だけ保障対象から外れるなどの条件が加えられてしまうこともあるでしょう。
オリックス生命から発売されている「ライズサポートプラス」は、持病があっても加入できる引受基準緩和型の終身医療保険で、3つの項目がすべて「いいえ」になれば、加入を認めてもらえます。
このこと以外にも5つの特徴を持った生命保険です。
そこでここではオリックス生命「ライズサポートプラス」の特徴を解説します。
引受基準緩和型の終身生命保険
持病や病歴・手術歴があると、生命保険への加入を断られてしまう可能性があります。
しかしそんな人でも加入できる生命保険があります。
その保険を引受基準緩和型といい「ライズサポートプラス」もこれに当てはまります。
引受基準緩和型とは、契約時の引受基準を下げている保険で、病歴や手術歴があっても加入できる可能性が高くなります。
「ライズサポートプラス」の告知内容は3つとなっており、医師の審査や健康診断を必要としていないので加入しやすい条件となっています。
さらに終身の生命保険で、1度加入すれば一生涯に渡って保障が続くのも安心できるのも特徴の一つです。
3つの項目にいいえがつけば加入を認めてもらえる
「ライズサポートプラス」の告知内容は、3つとなっています。
3つの内容は
- 過去3ヶ月以内の入院・手術・検査をしていない
- 過去2年以内に病気やケガで入院・手術を受けていない
- 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかも受けていない
です。
この3つすべてが「いいえ」になれば「ライズサポートプラス」に加入を認めてもらえます。
このような引受基準の緩和によって、加入しやすいのが「ライズサポートプラス」の大きな特徴です。
リビングニーズ特約が無料で付与可能
リビングニーズ特約とは、余命半年以内と医師に判断された場合に死亡時に受け取る保険金の一部または全額受け取れる特約です。
死亡保障などの生命保険に特約として付帯しています。
もちろん「ライズサポートプラス」にも無料で付帯することが可能です。
リビングニーズ特約で下りた保険金は、医療費だけでなく自由に使えるので、余命宣告後も残りの時間を家族と過ごすための費用としても使え、余命の時間を自分らしく過ごすために大切な特約の一つです。
これが無料で付帯されているのは、心強い特徴の一つです。
加入できる年代の幅が広い
「ライズサポートプラス」の契約可能な年齢は、20歳～85歳と幅広くなっています。
加入できる年齢の幅が広いのも、この保険の特徴です。
生命保険によっては、年齢で加入を断られてしまうこともありますが、この保険は85歳までであれば病歴や手術歴があっても、告知内容に当てはまらなければ加入を認められます。
年齢が上がるにつれて健康リスクが高まるので、高齢でも加入しやすい保険があるのは、安心な特徴なのではないでしょうか。
オンライン上で保険加入手続きができる
オリックス生命では、オンライン上での保険加入手続きを進められます。
もちろん窓口での相談や加入も可能となっていますが、オンラインでいつでも加入手続きができるのは忙しくて時間のない人も加入しやすい条件の一つなのではないでしょうか。
オンラインでの保険加入方法は以下の通りです。
- オリックス生命のHPから「ライズサポートプラス」のページにアクセスします。
- 画面に従い必要事項に入力していきます。
- 必要事項に漏れやミスがないことを確認し情報を送信します。
- 送信された情報をもとにオリックス生命で加入の判断します。
- 加入が認められればオリックス生命から保険証券が送られてきます。
流れは以下の通りになっています。
毎日午前3時から5時までサイトのメンテンナンス時間となっているので、この時間に申し込みができないことは覚えておきましょう。
オリックス生命「ライズサポートプラス」の３つのデメリット
ここまではオリックス生命「ライズサポート」の特徴を5つ紹介しました。
入院歴や手術歴があっても加入できる終身生命保険として、健康不安がある人に選ばれています。
健康に不安があると生命保険への加入を断られてしまうこともあるので、加入できる可能性がある「ライズサポートプラス」に興味を持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし「ライズサポートプラス」にもデメリットとなることがあります。
このデメリットを知っておかないと、加入後に後悔に繋がることもあるでしょう。
後悔しないためにも、ここでデメリットを理解しておくことが大切です。
契約できる死亡保険金額が200万円と少ない
ライズサポートプラス」の契約できる最低死亡保険金額は、200万円からとなっています。
65歳以上だと100万円からとなっているので、死亡保険金としては少ないのもデメリットの一つでしょう。
しかし死亡保険金額は100万円ごとに契約可能で自分に必要な金額で契約できますが、その分の保険料は上がるので注意が必要です。
低解約返戻金型の保険なので保険料払込期間の解約で元本割れをする
「ライズサポートプラス」は、低解約返戻型の保険となっているため保険料払込期間に解約すると、元本割れとなり損をすることもデメリットの一つです。
元本割れとは、それまで支払ってきた保険料総額よりも解約返戻金が少ないことを言います。
「ライズサポートプラス」のような低解約返戻型の保険は、保険料を抑える代わりに解約返戻率を低く設定している保険です。
「ライズサポートプラス」では保険料が割高になっているため、払込を終身としていると保険料を押さえていても返戻率が低いので、いつ解約しても損をする可能性があることを覚えておきましょう。
保険料が高い
「ライズサポートプラス」の大きなデメリットとして、保険料の高さがあげられます。
保険料が高くなる理由として、掛け捨てでない終身保険であることや引受基準緩和型保険であること、さらには解約金にあたるお金も保険料に含まれているため、保険料が高くなってしまいます。
払込を終身することで毎月の保険料が安くなりますが、生涯支払っていくことにあるので慎重に検討することが大切です。
保障も一生涯ですが払込も一生涯となると負担も大きくなってしまうのも知っておくべきデメリットです。
先ほど紹介した死亡保険金額も高くなればなるほど保険料も上がるので、毎月の保険料と家計のバランスを見ながら決めるようにしましょう。
終身型の死亡保険に加入するときのポイント
オリックス生命「ライズサポートプラス」以外にも、終身型の死亡保険はたくさんあります。
自分が死亡した場合に、残された家族が困らないようにしたいという思いから死亡保険への加入を希望している人もいるでしょう。
少しでも自分に合った保険に加入したいですよね。
終身型の死亡保険に加入する際のポイントを知っておくと、加入後に後悔することも少なり満足のいく保険選びに繋がります。
そこでここでは、加入するときに知っておきたいポイントを紹介します。
加入する年齢を早くすると保険料が安くなる
終身型死亡保険に限らずですが、保険は加入する年齢が早いほど保険料が安くなります。
終身型の死亡保険に加入するのも、若いうちに契約しておけば安い保険料で生涯保障が続きます。
若いからと死亡保険は特に敬遠されがちですが、若い方が得だということを知っておきましょう。
必要最低限の保障にすれば保険料を抑えられる
保険に加入するときは、いろいろなリスクを考えたくさんの保障を付けたくなってしまう人もすくなくありません。
しかし保障を多く付けると安心ですが、その分保険料が高くなります。
毎月の保険料が負担になると、保険継続が難しくなり解約など本末転倒な結果になることもあります。
必要最低限の保障に抑えることで保険料が抑えられるので、本当に必要な部分を見極めて加入することも大事なポイントといえるでしょう。
定期保険の保障内容の方がピンポイントに使えることもある
終身型以外に定期保険もあります。定期保険は保険期間が決まっているものをいいます。
定期保険は期間が決まっているので、終身と比べると不安に感じる人もいるかもしれません。
しかし終身型よりも保険料が安いだけでなく、保障内容がピンポイントに使えることもあります。
保障内容をよく確認し、合っているものを選ぶようにしましょう。
生命保険の加入で迷っているなら複数を比較しよう
たくさんの保険会社が死亡保険などの生命保険を販売しています。
それぞれに違った特徴があるため、どの生命保険が良いのかわからないと困ってしまいますよね。
最適な生命保険を選ぶために必要なのは、1社でだけを見て決めるのではなく複数の保険会社の生命保険を比較することです。
さまざまな生命保険の保障内容や保険料を比較し、最適な保険選びをしましょう。
オリックス生命「ライズサポートプラス」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
オリックス生命「ライズサポートプラス」の特徴やデメリットを解説しました。
入院や手術歴があっても加入できる保険として、健康不安のある人に優しい保険となっています。
しかし一方でデメリットもあります。特徴だけでなくデメリットを理解したうえで、自分に合っているかを判断することが大切なのではないでしょうか。
