保険の見直しをするタイミングで、日本生命の保険を解約することを決める人もいるでしょう。
しかしどのように解約手続きを進めるのか知っている人は少ないのではないでしょうか。
そこでこの記事では保険生命の保険を解約する方法や、解約によって起こる可能性のあるデメリットを紹介します。
目次
日本生命で保険を解約する時の方法は4つ
日本生命で保険を解約するのに「面倒な手続きが必要なのでは?」「直接担当者に会わないと解約できない」と思っている人もいるのではないでしょうか。
日本生命の保険を解約する方法は、4つあります。ここではそれぞれの具体的な方法を紹介します。
日本生命の「ニッセイコールセンター」へ連絡する
窓口や営業担当に解約を申し出るのが気まずいという人には、日本生命「ニッセイコールセンター」への連絡をおすすめします。
「ニッセイコールセンター」へ連絡すると、証券番号と解約の理由を聞かれるので、事前に保険証券を準備しておくとスムーズでしょう。
その後解約に必要な書類が送られてくるので、必要事項に記入し返送すると日本生命で確認し解約後通知が届くと完了します。
日本生命の窓口
日本生命の窓口に直接行き解約する方法があります。近くの日本生命の窓口に来店し、解約の申し出をするとその場で手続きを進めてくれます。
この方法は直接申し出る必要があるので、少し気まずい・面倒と思うかもしれませんが、その日に解約手続きを進められるのがメリットです。
窓口に来店する際には、保険証券を持って行くとスムーズに手続きが進みます。
日本生命の保険営業
「窓口に行くのはちょっと…」という人は、営業担当に来訪してもらい解約手続きを進める方法もあります。
この方法のデメリットは、営業担当が顔見知りだと解約を申し出づらいことや引き止められてしまう可能性が高いことがあげられます。
しかし家に来てくれるので、窓口に出向く必要はなく、その場で解約手続きを進められるメリットがあります。
解約を申し出ると引き止められてしまう可能性が高いですが、本当に必要なければそのまま解約手続きを進めるようにしましょう。
あまりいしつこい引き止められてしまった場合は、日本生命の苦情相談窓口へ連絡するのも有効な手段です。
担当が生命保険を解約させてくれない!しつこいときの対処法を紹介
日本生命とのテレビ電話
日本生命では、解約手続きをテレビ電話で進める方法もあります。この方法のメリットは、テレビ電話で本人確認が出来るので、本人確認書類や請求書の提出が不必要で迅速に手続きを進められる点です。
自宅にいながら解約手続きができるのも嬉しいポイントです。
ただテレビ電話を利用するためにアプリが必要となるため、事前に準備しなくてはいけません。
そのことを確認したうえでテレビ電話手続きを利用しましょう。
日本生命の保険解約の基本的な流れ
日本生命の保険解約方法4つの紹介しました。自分に合った手続き方法を採用し、スムーズに進めるのが良いでしょう。
そのことを理解したうえで、ここからは具体的な解約手続きの流れを紹介します。
スムーズに手続きを進めるためにも、ぜひ参考にしてください。
①解約手続きの場所を選んでアクセスする
まず解約手続きを進める方法を選択しましょう。日本生命のHPにそれぞれの予約ページがあるので、アクセスし予約をします。
コールセンターでの解約するときは「ニッセイコールセンター」へ電話をしましょう。
来店での解約希望の場合も、予約のページがあるので予約してから来店するようにしてください。
②必要書類を用意する
コールセンターに連絡すると、その後日本生命から解約に必要な書類が送られてきます。
その際には、保険証券に書かれている証券番号が必要となるので用意しておきましょう。
さらに解約には本人確認書類が必要となるので、運転免許証やパスポートのコピーも事前に揃えておくようにしてください。
③送付される書類に必要事項を記入
送られてきた書類に必要事項を記入します。
このときに、記入漏れやミスがあると解約手続きがスムーズに進みません。
必ず返送する前には、ミスや漏れがないように確認してください。
合わせて解約に必要な本人確認書類等も忘れないようにしてくださいね。
④返送して完了
すべての事項に記入し必要書類を揃えて返送すれば、解約手続きは終了です。
その後日本生命で確認取れれば解約となり、手続きが終わったことは郵送にて知らせてくれます。
以上が手続き方法となります。
解約方法の選択によって若干の違いがあるので、詳しくは日本生命のHPを確認してください。
ちょっと待って!日本生命の保険を解約するデメリットも確認しよう
日本生命の保険解約の手続き方法については、理解していただけたと思います。
人によっては、保険の見直しだけでなく、保険料の支払いがきつくなったなどの理由で保険の解約しなくてはいけないこともあるかもしれません。
しかし解約をする前にデメリットを知っておかないと、解約したことに後悔する可能性もあります。
そこでここでは保険を解約することのデメリットを紹介します。
貯蓄性のある保険の早期解約で元本割れをする
加入している保険が貯蓄性の高いものであれば、解約する時期が早いと元本割れ起こし損をする可能性があります。
元本割れとは、それまで支払った保険料の総額よりも解約時に受け取る返戻金が少なくなってしまうことを言います。
返戻金を設定している保険の場合、長期的に保険に加入することで返戻率が高くなるので、早期解約は損をしてしまう可能性が高くなります。
貯蓄性の高い保険は、返戻なしの保険よりも保険料が高くなってしまうので、加入時に無理なく支払える金額なのか検討してから加入しましょう。
保険料が高いため継続できない人は、営業担当に相談し無駄な保障を外すなどして、保険料を抑える方法を選べるのも知っておきましょう。
年齢に合わせた保険料計算で今よりも保険料が高くなるかも
保険を解約後、もう一度保険に加入したくなっても、保険料が高くなってしまう可能性が高いのもデメリットでしょう。
保険は加入時の年齢によっても保険料が変わるので、同じ保障内容でも若いときに加入すると保険料が安くなります。
そのため解約後に新たに保険に加入しようとすると、以前の保険料よりも高くなってしまいます。
そのようなリスクがあることも知っておくべきデメリットです。
健康状態によっては保険の解約を断られる可能性がある
年齢同様に健康状態によっても保険料が変わるだけでなく、そもそも保険の加入を断られてしまうこともあります。
年齢が上がるにつれて健康リスクも上がってくるので、いつでも保険に加入できるわけではないことも覚えておいてください。
健康だから必要ないと思っていても、必要なときに加入できない可能性もあることを理解しておきましょう。
保険営業から解約をとがめられることもある
解約するときの一番のデメリットは、保険営業からの解約の引き止めなのではないでしょうか。
保険営業は早期解約だとペナルティを負うこともあり、解約させまいと必死に引き止めてくることもあります。
営業によってはしつこく引き止めてくることがあり、面倒に感じる人もいるでしょう。
保険を解約する前に、減額などの提案をしてくれるので、そちらも検討したうえで必要なければ手続きを進めてもらえるように申し出るようにしましょう。
日本生命の保険の解約方法を把握してスムーズに手続きを進めよう
今回は日本生命の保険解約方法を中心に解説しました。「手続きはめんどくさい」と思っている人もいるかもしれませんが、今はさまざまな方法で解約できるので、自分に合う方法で解約手続きを進めましょう。
その際には、保険証券や本人確認書類が必要となるので、事前に準備しておくことをおすすめします。
きちんと解約方法を把握し、スムーズに解約手続きを進めましょう。