生命保険は万が一の入院や手術・死亡に備えて加入するものです。
しかしメットライフ生命の保険は、保険金の支払いに不安があるのでは?と思っている人もいますよね。
しかし保険金を支払いがされない理由の多くが、加入者側に問題であることをご存じですか。
そこでこの記事ではメットライフ生命の保険金が支払われないときに確認するべきポイントを解説します。
目次
メットライフ生命の保険金が支払われないケース
メットライフ生命は、1972年に設立した生命保険会社です。「老後をもっと豊かにする」の考えのもと、顧客に寄り添う保険会社の一つです。
そんなメットライフ生命ですが、ネットなどで口コミを見ると「保険金が支払われない」というような書き込みを見かけることがあります。
このような書き込みを見ると不安になってしまいますよね。
しかし保険金が支払われない理由には、加入者側の問題もあります。
保険金が支払われないケースについて、ここから詳しく解説します。
約款記載の内容から外れているとき
保険商品にはそれぞれ約款があります。
約款は保険契約に関する条件などをまとめたもので、保障に関する記載もされています。
もちろん契約時にしっかりと確認することが大切ですが、すべてを理解し把握しているという人は少ないですよね。
そのため保障内容を勘違いし、約款に記載されている内容から外れているのに保険金請求をしてしまうと、保険金が支払われない事態になります。
このようなケースも保険金支払いがされない理由の一つにあります。
最低限、保証内容を確認し理解しておくと、このようなリスクを避けることができるでしょう。
支払い事由に該当しないとき
責任開始日の前などに発生した事由など、約款に記載に記載されている支払い事由に該当しないケースも保険金の支払いを受けられません。
特に責任開始日を勘違いしている人が、責任開始日以前の発生した事由で請求をしてしまい、支払われないケースが見られます。
あとは、入院保険などで「日帰り入院」と「入院2日目から」を間違えているパターンです。
日帰り入院をしたからと保険金請求をしても、契約している保険が入院2日目からしか給付を受けられないタイプだと、当たり前ですが字払い事由に該当しません。
このような勘違いから支払い事由に該当せず、支払いを受けられないことがあることを覚えておきましょう。
医学は日々進歩しており、古いと現代の医療と合わないこともあります。
このようなズレがないように保障内容と治療方法やリスクがマッチしているかを、定期的に見なおすことも大切です。
免責期間に発生したとき
生命保険には免責期間が設けられています。
免責期間とは、保険加入後決められた期間は保険金等の支払い事由が発生しても、保険金を支払われない期間のことです。
この期間内に該当してしまうと、保険支払い事由に該当しても保険金等の給付を受けることができません。
免責期間があることも約款に記載されているので、しっかりと確認しておくべき項目の一つです。
保険料を滞納しているとき
いくら保険に加入していても、保険料を滞納していると入院や手術・死亡などの支払い事由が発生しても保険金の支払いはされません。
通常保険料を2回滞納すると、保険は失効状態となり保障の対象から外れます。
滞納1ヶ月目は、振替不能であったことを通知するはがきが送られてくるので、すぐに支払うか、まとめて次の月に支払うことで継続して保障を受けることができます。
しかし2か月連続で滞納してしまうと、保険が失効となり生命保険ではその期間に死亡しても、保険金を受け取れないなど保障を受けることが出来ません。
せっかく保険料を支払っていても、万が一のときに失効状態だと保険金を受け取ることが出来ないことを知っておきましょう。
告知義務違反が発生しているとき
医療保険や死亡保険に加入するとき、必ずと言って良いほど健康に関する告知をします。
そもそも保険は「相互扶助の精神」で成り立っているもので、その公平性を保つためにも健康リスクの高い人を安易に加入させることはできません。
加入者が平等に保障を受けるために、加入時の健康告知を義務づけている保険が多いのです。
健康告知内容は身長や体重・性別に加えて、現在と過去の病歴や通院歴・投薬状況などを申告する必要があります。
この告知の際に、故意はもちろん記入ミスであっても漏れがあると、告知義務違反になってしまいます。
告知義務違反は、告知していない持病が原因で入院や手術・死亡しても、保険金が支払われなかったり、最悪保険の強制解除もあり得ます。
このような告知義務違反になっていると、保険金が確実に支払われないので健康告知は正確に記入するように心がけましょう。
メットライフ生命の保険金が受け取れないときは会社に確認しよう
メットライフ生命の保険金が受け取れないケースには、上記のような加入者側の問題であることが多く見られます。
しかし自分ではなぜ受け取れないのかわからない人もいますよね。
そのような人は、なぜ支払いがされないのかを、メットライフ生命に連絡し聞いてみましょう。
もしかしたら支払い事由に該当していないのかもしれないし、提出した書類に不備があった可能性もあります。
それ以外にも診断書の不備等で確認に時間がかかっている可能性もあります。
どのような理由で支払いがされないのかを確認し、その後の対応を聞くことで安心することもあります。
保険金を受け取れない場合も、保険に関することでわからないことがあるときも、メットライフ生命に連絡すると安心して過ごすことができるでしょう。
保険金受取には請求時の手続きが大事!チェック項目を紹介
医療保険や死亡保険は、万が一のときの金銭的な負担を軽減するためにも、非常に大切なお金です。
受け取れると思っていたものが受け取れないと、精神的にも金銭的にも負担がかかってしまいます。
入院や手術・死亡となると、保険金請求以外にもたくさんの手続きがあり、少しでもスムーズに保険金請求手続きを進めたいですよね。
手続きをスムーズに進め、早く確実に保険金を受け取るためにチェックするべきポイントがいくつかあるので、ここからはそれを紹介します。
万が一のときのために、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
約款の内容に異なる記述がないか
まず最初に加入している保険商品の約款をチェックしましょう。
約款には保険商品に関する色々な条件や決まりごとがか書かれており、この内容にあった保険請求をしているかをきちんと確認しましょう。
約款をすべて読むのはめんどくさいと思って目を通していない人も多いと思いますが、万が一のときに困ることがないように、自分の保障関わるような大切な部分には必ず目を通し内容を把握するようにしましょう。
約款を理解しているかどうかだけでも、手続きがスムーズに進むかどうかかわってくることをしっかりと覚えておくべきです。
免責期間を過ぎた後に発生した事由か
約款の確認の際に、免責期間も確認しておきましょう。
免責期間を超えていないと保険金支払い対象とはならないので、この期間の病気やケガではないことを確認してから保険金請求の手続きを進めると、保険金が受け取れないなどのトラブルのリスク回避になります。
免責期間を設けている保険に加入した場合には、必ず期間を確認し手続きをするように心がけましょう。
保険料の滞納はないか
メットライフ生命に加入していても、保険料の滞納をしていると保険金を受け取ることはできません。
特に月払いに設定している人は、引き落としされているかをきちんと毎月チェックしましょう。
またクレジットカード払いを選択している人は、クレジットカードの引き落としがされていないとカードが使えず不払いとなってしまうので注意が必要です。
保険料の不払いがないようにしなくていけませんが、万が一忘れてしまったときは慌てずにメットライフ生命に連絡をして、不払い後の対応を確認しましょう。
すぐに保険が失効することはありませんが、そのままにしておくと次は失効となってしまう可能性もあります。
そうならないためにも対応方法を確認しておくことが大切です。
もし保険料の支払いが金銭的にきついときは、保障を見直してもらい不必要なところを削ることで保険料を抑えることもできます。
無理なく保険を続けるためにも、相談することをおすすめします。
不満があるならメットライフ生命に問い合わせてみよう
メットライフ生命の口コミには、保険金支払いがされなかったなどのネガティブなものも多く存在します。
もちろんその口コミが役に立ったと感じている人もいるかもしれませんが、メットライフ生命の対応に不満があるときは、ネットだけでなくメットライフ生命に直接問い合わせすることも大切です。
メットライフ生命には、ホームページ上に問い合わせを設けており、その中に意見や要望を送れるフォームを設置しています。
これを活用し対応に疑問を感じた部分を正直に伝えることで、より加入者に寄り添った保険会社になれるのではないでしょうか。
不満を溜めるのではなく、しっかりと意見として伝えるとよいでしょう。
メットライフ生命の保険金が支払われないときは保険会社に確認してみよう
メットライフ生命の保険金が支払われないケースを中心にお話しました。支払われないケースの多くが、加入者側の理解不足でありしっかりと確認しておけばこのようなリスクを回避できます。
しかし中にはどうして支払われないのかわからないこともあるでしょう。
そのようなときは、電話やメールを使いメットライフ生命に確認することが大切です。
必要な時に確実に支払われるように、普段から保険への理解を深めておくことも重要なのではないでしょうか。