入院すると精神的な不安もありますが、金銭的な不安を感じる人もいますよね。
入院費用はどのくらいかかるのか考え出すとキリが無いですよね。
そのような時に保険に加入していると安心ですが、給付金の支払いはどのくらいなのか気になるでしょう。
そこで今回は、第一生命の給付金支払いについて解説します。
目次
第一生命では書類到着後5営業日以内に給付金を支払う
大手保険会社の一つである第一生命は、知名度の高い保険会社でもあります。
保険商品も保障内容が充実しており、万が一の入院や手術に備えるために加入している人も少なくありません。
万が一入院や手術した場合、給付金の対象となるのか?ということも気になりますが、いつ支払われるのか?ということも気になりますよね。
第一生命では必要書類を揃えて返送するのですが、その書類が到着後5営業日以内に給付金を支払うことになっています。
ただし保険商品によって支払い日数が変わることがあるようです。
5営業日を設定されていますが、遅延した場合には利息がついて支払われることになっています。
それぞれを詳しく解説します。
遅延した場合は保険金に利息が付いて支払われる
第一生命では、5営業日以内に給付金を支払うとされていますが、書類の不足や医療機関への確認などの必要がある場合には、さらに日数を要すると記載されています。
確認を実施する場合の支払い期限については約款に記載されており、この支払期限を超えた場合には、利息が追加されて給付金が支払われます。利息は法定利率年3%となっています。
保険商品によって支払い日数が変わる
第一生命の給付金の支払い日数は、保険商品によって5営業日から5日以内に変わります。
これは約款に定められているので、自分の加入している保険があたるのかを調べてみるとよいでしょう。
5営業日と5日以内では大きく変わることも十分にあります。
第一生命では、基本的に必要書類を揃えて送り返し到着後5営業日以内に給付金が支払われるようになっています。
特別遅いということはありませんが、書類の不足や医療機関への確認が入るとその限りではないということを理解しておきましょう。
給付金の支払いが遅れる4つの理由
第一生命では、5営業日以内に給付金が支払われることになっていますが、遅れてしまうこともあります。
それは上記で話した2つの理由の他に、書類の到着が遅れていることや土日を挟んでいることが関係している可能性もあります。
なぜ遅れているのかわからないや、どのような理由で送れるのかを知っておき、慌てないようにしましょう。
天候などの理由で第一生命への書類の到着が遅れている
支払いの条件として、必要書類を揃えて返送し到着後5営業日以内となっていますが、書類の到着が天候などが理由で配達が送れると、その分支払いが送れます。
通常郵便を使って書類を返送しますが、大雪や大雨・地震などの天変地異によって、郵便配達が出来ない・送れることもあります。
そうなると、第一生命では書類の確認ができないため給付金の支払いが送れてしまうのです。
もし5営業日を超えて支払いがされない場合には、書類が到着しているか確認してみましょう。
土日を挟んでいる
先ほど、保険商品によっては5日以内の給付と定められているとお話しましたが、5営業日と5日では大きくズレることがあります。
5営業日の場合、土日を挟むと金曜に書類が到着しても最長で金曜日の振り込みとなりますが、5日以内の支払いでは水曜日となり2日のズレがあります。
5営業日と5日を勘違いや理解していない人が、なかなか振り込まれないと不安になってしまうこともあります。
5営業日というのを、きちんと理解しましょう。
提出した資料に不備があった
給付金の支払いを受けるには、必要な書類を提出する必要があります。
この必要書類がすべて揃っており、不備がないと確認されれば支払いがされますが、不備があったり不足があると再度揃える必要があるので支払いは伸びてしまいます。
必要書類が揃っているか、記入漏れがないかなどきちんと調べてから送るようにしましょう。
医療機関への確認に時間がかかっている
入院や手術が保障内容に含まれているか、医療機関へ第一生命で確認することもあります。
この確認が取れないと支払いはされないので、送れていると感じる人もいるでしょう。
ただし確認で送れている場合には先ほども説明した通り、遅延金が発生するので支払われる金額が少し増えるメリットもありますので、確認で送れている場合には余裕をもって待つようにしましょう。
第一生命は、きちんと書類を揃えて返送すれば5営業日以内に給付金が支払われます。
しかし5営業日を正しく理解していなかったり、書類が不足しているなどの理由で支払いが送れることもあります。
また配達状況などによっても送れることがあるので、不安がある場合には問い合わせをしてみることをおすすめします。
申請状況によっては給付金支払いが認められないこともある
ここまでは、給付金の支払い日数について解説してきましたが、保障内容や入院状況などによっては支払いが認められないこともあります。
保険に加入しているからどのような入院や手術でも支払われるというわけではなく、条件に含まれていない・免責事項に引っかかっている・告知義務違反が認められた場合に、支払いを受けることが出来ません。
申請したけどいつまでも給付されない場合には、いずれかに該当している可能性があるので、確認しましょう。
保険金の給付条件に含まれていない
保険金や給付金には支払い条件が定められており、病気やケガで入院や手術をしてもこの条件に当てはまらないと判断されると、支払い対象とはなりません。
条件とは入院日数や手術内容など、加入している保険の保障内容によって違い約款に記載されています。
今回の病気や入院・手術が給付の対象となるのかについてわからないことがあれば、コールセンターや保険担当者に確認を取るようにしましょう。
免責事項に引っかかっている
保険には免責事項が設けられています。
免責事項に該当するのは、責任開始日から3年以内に被保険者が自殺した場合と保険契約者・被保険者または受取人の故意・重大な過失による場合です。
特に故意・重大過失は、飲酒運転により事故を起こし入院した場合などのこと指します。
それらに該当していないかをもう一度確認しましょう。
告知義務違反が調査の結果認められた
保険の加入時には、健康に関する告知義務があります。
告知義務には、現在の健康状態から過去の病歴・職業など細かく質問事項があり、そのすべてに正確に答えなければいけません。
過去の病歴や入院歴は、言わなければわからないと申告しないで加入してしまうと、その病気が原因で入院や手術になった場合に、給付を受けることが出来ません。
悪質だと判断されると、強制解約になってしまうこともあります。
そうならないように告知をしっかりとして保険に加入するようにしましょう。
第一生命で早く給付金を受け取るためには?
入院や手術を受けると、金銭的な不安もあり「早く給付金を受け取りたい!」と考える人も少なくないですよね。
早く給付金を受け取るために、加入者が出来ることは3つあります。
それは、提出書類を事前に確認すること・土日を挟まずに到着するように手配すること・保険の保障内容を確認しておくことです。
これらをきちんと知っておけば、慌てることなく給付金を受け取ることが出来る可能性が高いでしょう。
提出書類を事前によく確認する
まず提出書類を返送前にきちんと確認することが重要です。
不備や不足があるとそれだけで支払いは遅れてしまいます。
揃えるべき書類が揃っているか、記入漏れがないかなど返送前に確認するだけで、再提出の手間が省かれ支払いが早くなります。
早くほしいからと慌てて適当に書類を提出してしまうと、結果的に給付金が送れてしまうことに繋がりますので注意が必要です。
土日を挟まずに到着するように手配する
土日を挟んでしまうと、書類の到着が遅れて支払いが遅くなってしまうこともあります。
なので一日でも早く給付してほしい事情がある人は、書類を速達にするなどして土日を挟まないように配送する手配を取りましょう。
ただこれには、別途速達料金がかかることを覚えておきましょう。
保険の保障内容を確認しておく
保険の保障内容に含まれていないと、支払いの対象とはならないので、自分の加入している保険の保障内容をしっかりと確認して把握しておくことも大切です。
いくら待っても支払われないと思っていたら、保障対象外だったなんてこともあるかもしれません。
そうなるとたくさんの無駄が出てしまうので、保障内容を事前に把握してのは重要なのです。
保障対象なのかわからないという人は、保険担当者などに確認してみることをおすすめします。
第一生命の給付金支払いが遅れても焦らず待とう
今回は第一生命の給付金支払いは遅いのか?ということについて解説しました。
第一生命では、必要書類到着から5営業日以内に支払いをしているので、特別遅いわけではないでしょう。
しかし書類に不備などがあると、支払いが遅れる原因になってしまいます。
入院などで支払う必要があると、いち早く給付してほしいと考えますが、保障対象となっていてきちんと書類を提出していれば給付金は支払われるので、慌てずに待つようにしましょう。
もしあまりに遅いと感じる場合には、保険担当者やコールセンターに確認してみると良いでしょう。