「スマホ代を節約したい」
「スマートフォンの代金にお金がかかりすぎている」そういった人のために節約方法をまとめました。
スマホ代の節約には、格安SIMへ変えたり無料通話アプリを使ったりする方法があります。
スマホや携帯代を抑える注意点についても紹介します。
家計のうち、電話代を抑えたい人におすすめの内容です。
スマホの通信料を節約したい！ギガ使用量を減らす方法と注意点を徹底解説
目次
スマホ代の1ヶ月平均はどれぐらい？
総務省のデータによると、スマホ代は1ヶ月平均で税込2,972円前後です。
ただし、この金額は通信料のみに限定されるので注意しましょう。
通信料にスマホ本体代や、オプション、アプリへの課金を含めるとさらに金額が上がります。
スマホ代は、総額費用が一人ひとり異なることに気をつけてください。
参考：総務省 令和３年度調査結果 電気通信サービスに係る内外価格差調査
4人家族の場合は年間平均10万円程度
2020年の総務省のデータによると、家計あたりの携帯電話通信料の支出額は10万4,192円でした。
4人家族で考えた場合でも、1年あたり10万円以上のスマホ代を使っていることになります。
加えて、この金額は通信費に限定されているので、実際はさらに高いことが予想できますね。
最新機種のスマホを買い換えた場合、高いもので1台約10万円以上の値段です。
家族のうち1人でも新しい機種を購入すると、さらにスマホ代は跳ね上がるでしょう。
スマホ代を安くする7つの方法
スマホ代を安くする方法は以下があります。
- スマホは格安SIMを使う
- 契約しているプランを確認する
- Wi-Fiを使う
- 安い機種を選ぶ
- 家族割に加入する
- 最低限のオプションにする
- 無料通話アプリを活用する
- インターネットとスマホの契約をセットにする
それぞれのポイントについて確認しましょう。
スマホは格安SIMを使う
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えは、すぐに節約の効果が出ます。
携帯会社を変えるだけで、スマホ代が数千円単位で減らせるでしょう。
格安SIMとは、大手キャリアの回線を借りている通信サービスのことです。
独自の回線を持たずに事業者から借りている通信事業者は「MVNO」といいます。
格安SIM（MVNO）は、実店舗を持たずにインターネットで契約することが多いです。
人件費や接客にかかる経費を抑え、低価格を実現しました。
加えて、大手キャリアのアンテナや基地局などの使用にかかるお金も必要ありません。
契約しているプランを確認する
スマホ代節約のために、加入している基本プランを見直しましょう。
契約した当時のまま使うと、不要なサービスに加入していることがあります。
データ量が余っている場合は少ない容量のプランに変更してください。
通話料が抑えられない人は、かけ放題プランへの加入をおすすめします。
使用しているキャリアの会員ページから、加入プランを確認しましょう。
スマホのプランが自分に合っている内容か、よくチェックしてください。
一人暮らしで貯金ができない！上手に生活費をやりくりする方法を徹底解説
Wi-Fiを使う
Wi-Fiを使うことで、スマホの通信料を抑えられます。
Wi-Fiとは、ルーターを経由して機器をワイヤレスでインターネットにつなぐシステムです。
スマホをWi-Fiにつなぐことで、データ通信量の節約につながります。
自宅にインターネット回線がある場合は、Wi-Fiルーターを設置してスマートフォンをつなぎましょう。
カフェやショッピングモールのフリーWi-Fiを利用するときは、セキュリティに注意してください。
フリーWi-Fiにつないだまま、スマホでパスワードを入力したり決済をすることはおすすめできません。
安い機種を選ぶ
スマホ代を抑える方法には、安いスマートフォン本体を使う方法があります。
スマートフォンは最新の機種でなければ、割引で売られることがあるでしょう。
中古のスマホなら、数千円で購入できる場合も考えられます。
契約と同時購入すると、割引される機種もあるので確認しましょう。
スマホ代を抑えたい場合は、本体そのものにお金をかけないことも重要です。
家族割に加入する
家族割に加入すると、2台目以降のスマホ代が節約できます。
家族でスマホを利用する場合は、複数の回線を指定プランにまとめましょう。
キャリアによって異なりますが、最大で9回線前後まで割引が適用できる場合があります。
プランを家族でまとめた台数だけ、スマホの通信代が割引かれるシステムです。
同居や離れて暮らす場合に関わらず、血縁や婚姻関係であれば家族割が適用されます。
最低限のオプションにする
加入しているオプションを見直して、スマホ代うまく節約しましょう。
不要なオプションでも、加入してしまうと利用料を支払い続けなければなりません。
コンテンツサービスや動画配信など、普段使わないオプションは外してください。
ただし、オプションの中にはサポートや修理に関わるものがあります。
スマートフォンのオプションを見直すときは、内容をよく確かめることが重要です。
無料通話アプリを活用する
スマートフォンの電話代を抑えたい人は、無料通話アプリを利用しましょう。
LINEやSkypeなど無料で通話ができるアプリは、代金の節約になります。
アプリ自体もダウンロードが無料なので、お金がかかりません。
ただし、データ通信に費用がかかるので注意しましょう。
加えて、時間帯や通話する場所によっては、通信が不安定になるおそれがあります。
インターネットとスマホの契約をセットにする
家庭のインターネットとスマホの契約をまとめると、節約できる場合があります。
「セット割」「まとめ割」といわれるプランは、うまく使えばとてもお得になるでしょう。
ただし、割引できる人数やオプションには制限があります。
セット割はどれくらい安くなるか計算し、契約を決めてください。
オプション加入や契約期間の縛りなども確認しましょう。
スマホ機種代や通信費を節約する注意点
スマホ代を安く抑える注意点には以下があります。
- 重視するポイントを見極める
- 携帯代が高くなる原因を調べる
- スマホ会社のキャンペーンを活用する
- ドコモ・au・ソフトバンクの2年縛りはなくなった
以上について、くわしい方法を確認しましょう。
重視するポイントを見極める
スマホ代を安く抑えるときは、自分が重視するポイントを考えましょう。
通信費を減らしたいのか、本体そのものの値段を抑えたいのか、節約には幅広い方法があります。
例えば、仕事で携帯電話を使っている場合は、取引先の企業と無料通話アプリで話すことは難しいでしょう。
その場合、通話料を抑えるよりも、割引がきく本体を選ぶ方法をおすすめします。
重視するポイントを見極めて、対応できる範囲で節約をしてください。
携帯代が高くなる原因を調べる
スマホ代を節約するためには、携帯料金がなぜ高くなっているのか調べましょう。
加入しているキャリアの公式サイトから、マイページにログインしてください。
マイページから毎月の請求の内訳が確認できます。
スマホ代は、通話料や本体代金だけではありません。
アプリ購入代やコンテンツへの課金などがある場合、スマホ代として請求されます。
Web決済をスマホ代金に1本化している人も、注意しましょう。
削れる金額は何か、節約する前にチェックしてください。
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スマホ会社のキャンペーンを活用する
キャリアの乗り換えをする場合は、キャンペーンをフルに活用しましょう。
ランニングコストを抑えるだけでなく初期費用も減らせます。
キャンペーンによっては、初期事務手数料やスマホ本体代が0円になるものがあります。
加えて、毎月のコストを減らせるプランも提供されるので、チェックしてください。
ドコモ・au・ソフトバンクの2年縛りはなくなった
スマートフォンの代金を抑えたい場合、乗り換えを考える人がいるのではないでしょうか。
現在は、契約の更新時期に合わせて解約する必要はありません。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアでは、いわゆる「2年縛り」がなくなりました。
2022年4月以降、提供しているすべてのプランにおいて2年契約が完全廃止されたのです。
それに伴い、解約金の厳しい規定もなくなりました。
そのため、格安SIMへの乗り換えを検討している人は、なるべく早く対応することが重要です。
格安スマホは危険？やめとけと言われる理由
「格安スマホは危険」「やめとけ」と言われる理由には以下があります。
- 使えるスマホの機種が少ない
- 契約できる実店舗が限られる
- 格安スマホは通信速度が不安定
- キャリアメールを使えないことがある
節約にぴったりな格安スマホですが、実際に使う上で注意したい点はいくつかあります。
使えるスマホの機種が少ない
格安スマホは、使えるスマホの機種は多くありません。
Yahooモバイルを例にすると、選べるiPhoneは以下の種類に限られます。
- iPhone SE（第3世代）
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE（第2世代）
- iPhone 11
世界的にシェア率が高いiPhoneでも、選べる種類が少ないですね。
くわえて、最新のiPhone機種は、多くの格安スマホでは契約できません。
ただし、SIMだけを契約して、SIMフリーの携帯電話を使うことは可能です。
格安SIMだからといって、自分が希望する機種が必ずしも使えないわけではありません。
契約できる実店舗が限られる
格安SIMは、契約できる実店舗の数が限られます。
加えて、キャリア単独の店舗が少なく、家電量販店などの中に入っていることがほとんどです。
乗り換えたい時期や時間帯によっては、店舗が混み合うことに注意しましょう。
対応策としては、格安SIMは来店する前にWebから予約ができるサービスを整えています。
訪れる日時を決めて、予約すればスムーズに受付してもらえるでしょう。
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格安スマホは通信速度が不安定
格安スマホは通信速度が不安定といった声もあります。
実際に大手キャリアから回線を借りているため、通信速度がいつも安定しているわけではありません。
大手キャリアほど通信設備が整っていないことに注意しましょう。
ただし、格安SIMの対応エリアは大手キャリアと同じです。
格安SIMだからといって、完全に電波が通じないエリアが多いわけではありません。
キャリアメールを使えないことがほとんど
格安SIMはキャリアメールが使えないサービスが多いです。
ただし、メールアドレスにキャリアのドメインが入っていないことで、大きなトラブルが起きることはないでしょう。
キャリアメールが使えない場合でも、GmailといったWebメールサービスは活用できます。
Webショッピングやアカウントを登録するときも、キャリアメールの指定がある場合はほとんどありません。
スマホ代を節約するためには格安SIMを検討しよう
スマホ代を節約するために、一番効果がある方法は格安SIMに乗り換えることです。
数千円単位でスマホ代が減らせるので、大きな金額の節約が可能でしょう。
家族4人で格安SIMに乗り換える場合を考えると、さらにお得と考えられますね。
1年間で数万円単位のスマホ代が減らせる可能性もあります。
スマホ代の節約には、ランニングコストを重視しましょう。
