生命保険はパニック障害でも加入できる?告知時の注意点も徹底解説

生命保険はパニック障害でも加入できる?告知時の注意点も徹底解説

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健康でないと加入しづらい生命保険ですが、最近精神的な病気を患う人が増えており生命保険に加入できないのでは?と不安になることもあります。

中でもパニック障害を患う人も増えており、患っていると生命保険に加入しづらいのが現実です。

そこでこの記事では、パニック障害でも生命保険に加入しづらい理由や加入する方法を紹介します。

パニック障害とは

パニック障害とは、特別なことが起きていなくてもなぜか不安に襲われてしまい胸の苦しさや動機・震え・めまいなどが起きてしまう症状がある人のことを指します。

日常生活に支障をきたしてしまうと通常の生活が送れなくなってしまい、困っている人も増えています。

女性に多いと言われており、日本では20人に1人がパニック障害に悩んでいると言われています。

症状が進んでしまうと、パニック障害だけでなくうつ病に発展してしまうこともある精神障害の一つです。

パニック障害だと生命保険に加入しづらい4つの理由

パニック障害がどのような病気かわかって頂けたと思います。

パニック障害は日本人の20人に1人がかかると言われる精神疾患で、誰がかかってもおかしくありません。

しかしパニック障害と診断されてしまうと、生命保険に加入しづらいと言われています。

生命保険は、傷病歴や服薬歴を告知しなければいけないことが原因となっています。

万一の場合に備えるために加入する生命保険ですが、パニック障害と診断されてしまうと加入しづらくなってしまうと困ってしまう人も多いでしょう。

ここでは、パニック障害だと生命保険に加入しづらい4つの理由を紹介します。

告知内容に含まれているから

一般的に生命保険に加入するためには、病歴や服薬歴を告知する必要があります。

生命保険制度を正常に保つためには、このような告知は必要なものです。

この告知には、身体的な病気のほかにも精神的な病気も含まれています。

そのためパニック障害の病歴があると、告知事項に引っかかってしまい生命保険への加入が断られてしまう可能性があるのです。

一般的な告知内容は以下のようなものになっています。

  1. 過去3か月以内の医師の診察・治療・投薬を受けていないか?
  2. 過去5年以内に、病気やケガで初診日から最終受診日まで7日以上医師の診察・検査を受けたことまたは7日分以上の投薬を受けていないか?
  3. がんにかかったことはないか?
  4. 過去2年以内に、健康診断書・人間ドック・がん診断を受けて、要再検査・要精密検査・要治療を指摘されていないか?
  5. 妊娠中ではないか?

パニック障害だと、確実に通院や投薬治療が行われているため、告知事項に引っかかってしまい加入を断られてしまう原因となります。

再発する恐れのある疾患だから

パニック障害は、再発する恐れがあるのも断られてしまう原因の一つです。

再発のリスクが高い病気では、保険会社としてはリスクが高いと判断されてしまいます。

リスクの高い人の加入を認めていると、保険が成り立たなくなってしまうため一定の基準を定め、外れる人の加入を断っているのです。

完治の診断が難しい

1度パニック障害と診断されると、完治には長い時間がかかるだけでなく、完治の診断が難しいのも原因の一つです。

もちろん完治しないわけではありませんが、どの状態になったら完治と言えるのかが非常に難しい疾患です。

また再発も多く投薬治療が終わり完治したと思っても、ちょっとしたことが原因で再発してしまうこともあります。

このように完治診断が難しいのも、原因となっています。

他の精神疾患と合併症を引き起こす可能性もある

パニック障害は、うつ病やほかの精神疾患と合併症を引き起こす可能性が高いのも、生命保険への加入を断られてしまう原因の一つです。

そのため保険会社から見ると、健康リスクが高いと判断されてしまいます。

パニック障害で加入を認めても、その後うつ病などの他の精神疾患になってしまうと、保険会社としてさらにリスクが高くなってしまい、このような人ばかりになってしまうと保険が成り立たなくなってしまいます。

このような理由からも、加入を断られてしまいます。

自殺などのリスクもある

パニック障害からうつ病や他の精神疾患になってしまうと、自殺などのリスクも高くなってしまうことも懸念して加入を断っています。

生命保険は死亡時に支払われるもので、他の人よりも自殺率が高い人の加入を認めていると、保険が成り立ちません。

パニック障害だけでなく自殺や死亡のリスクが高い病歴のある人は、生命保険への加入が難しいのはこのような理由からです。

パニック障害でも生命保険に加入する方法

パニック障害であると、生命保険への加入が難しい理由がわかりました。

しかしパニック障害を持っていても、生命保険に加入しておきたいと考える人もいるでしょう。

万一のときに残された家族が困らないための生命保険で備えておきたいですよね。

そこでここでは、パニック障害でも生命保険に加入する方法を紹介します。

精神疾患でも加入できる

精神疾患を患っていると、他の病歴よりも保険加入が難しくなってしまいます。

しかし精神疾患でも加入できる保険がないわけではありません。

精神疾患でも加入できる保険は、引受基準緩和型と無選択型保険と言われています。

どちらも健康な人が入る保険よりも保険料が高くなってしまうのがデメリットですが、精神疾患があっても加入できる可能性が高く、どうしても保障が欲しい人にはおすすめとなっています。

引受基準緩和型の保険に加入する

引受基準緩和型保険は、通常の保険よりも告知項目が少なく健康診断の結果を提出する必要もないため、精神疾患を含む持病のある人でも加入しやすい保険です。

病気やケガがある人でも加入しやすいように審査項目のハードルを下げ、万一のときに備えられます。

このような引受基準緩和型は、パニック障害を含む精神疾患でも、加入できる可能性が高くなっています。

保険料が高いデメリットも

引受基準緩和型は精神疾患でも加入できる可能性はありますが、リスクの高い人が加入するため保険料を割高に設定していることがデメリットです。

さらに健康な人が入る保険よりも保険料が高いだけでなく、保障が薄くなり減額期間が設けられているため、保険料と保障内容のバランスを見極めて本当に必要性を感じる人だけ加入するようにしてください。

無選択型の保険に加入する

引受基準緩和型でも加入を断られてしまう不安がある人は、無選択型保険を選んでください。

無選択型保険は、加入時の審査がなく病歴などの告知がいらないので、パニック障害などの精神疾患がある人も保険加入ができます。

引受基準緩和型よりもさらに加入ハードルが低いため、誰でも入れ保障を得られるのがメリットです。

保険料が高く保障内容がせまい

無選択型保険は、誰でも加入でき精神疾患を持っている人も保障を得られるメリットがありますが、引受基準緩和型同様に保険料が高く保障内容が狭いのがデメリットです。

保障内容は引受基準緩和型よりも狭くなっており、保険料も高いため加入にはより慎重にならなくてはいけません。

審査の甘い保険会社はある?生命保険・医療保険に加入できない場合はどうする?

パニック障害を隠して生命保険に加入するとどうなる?

パニック障害だと、生命保険への加入を断られてしまい加入できるのは、保険料が高く保障内容が薄いものだけと限定的なことがわかりました。

そのため通常の生命保険に加入しようと、パニック障害であることを隠して加入しようと考える人もいるかもしれません。しかしそれは絶対にやめてください。

これは告知義務違反となり、バレると大変なことになります。

ここでは、告知義務違反で加入するとどうなるのかを解説します。

告知義務違反として保険金が支払われない

告知義務違反をして保険加入後、保険金支払い事由が起きても告知義務違反が判明すると、保険金は支払われません。

仮に支払いがあった後に告知義務違反が露呈すると、返還を求められてしまいます。

告知義務違反になると保険会社から保険を解約される

契約から2年以内に告知義務違反がわかると、保険会社から保険を解約されてしまいます。

それだけではなく、訴えられてしまう可能性もあります。保険会社によっては、契約から2年以上経過していても告知義務違反がわかった時点で解約措置をとることもあります。

故意的過失に関係なくこのような対応をされてしまうため、告知義務違反とならないように気を付けてください。

加入できる保険があるか迷ったら保険のプロに相談してみよう

パニック障害を患っていると加入できる保険の選択肢が少なく、あっても保険料が高いなどのデメリットがあります。

そのため保険選びに悩んでしまう人も多いでしょう。一人で保険選びに悩んだら、保険のプロに相談して最適な保険選びをアドバイスしてもらうのがおすすめです。

パニック障害でも条件をチェックして保険加入すべきかを判断しよう

パニック障害だと生命保険への加入が難しい理由などを解説しました。

健康な人が加入する生命保険への加入は、告知事項に引っかかってしまうため難しいと言えます。

ただ引受基準緩和型や無選択型保険なら加入できる可能性はあります。

しかし保険料が高く保障が薄くなってしまうため、保険加入するべきなのか慎重に検討することが大切です。

無理なく安心を得られる方法を、保険のプロを頼りながら探してみてください。

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