掛け捨て型の生命保険のメリット・デメリットと加入すべき人の特徴を解説!

生命保険 掛け捨て型

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万一働けなくなったり死亡してしまったときに保障を得るために加入する生命保険には、掛け捨て型と貯蓄型の2パターンが存在します。

これから教育費がかかってくることも考慮して生命保険に加入しようと検討されている皆さんの中には、比較的保険料が安いといわれている掛け捨て型の生命保険を検討されている方もいるかも知れません。

しかし「安いからって飛びついてみて、あとで後悔するのは怖いな…」と不安に感じている方も中にはいることでしょう。

そこで今回は掛け捨て型の生命保険のメリット・デメリットから、加入すべき人の特徴までまるっと解説していきます。

これから掛け捨て型の生命保険に加入を検討されている方は、自分に本当にあっている保険なのかを判断する材料としてご活用ください!

そもそも掛け捨て型の生命保険って何?

掛け捨て型の生命保険には、以下2つの特徴があります。

保険期間が決められている

掛け捨て型の生命保険に分類される保険は保険期間が決められており、定期保険ともいわれることが多いです。

定期保険はあらかじめ保険期間が決められており、定められた期間内のみ保障が適用されるシステムになっています。

保険期間が定められているため、期間を超えたときに起きた事由であっても、保険金はおりません。

解約返戻金がない

掛け捨て型の生命保険はその名の通り、保険料をかけるのみで貯蓄性はありません。

保険期間中に保険を解約したとしても、解約返戻金は基本的に支払われませんし支払われたとしても、少額です。

掛け捨て型の生命保険に加入するメリット

掛け捨て型の生命保険に加入するメリットは、以下の3つです。

  • 保障を必要に応じて変更しやすい
  • 必要な時期に絞って保険の保障が得られる
  • 貯蓄型保険よりも保険料が安い

以下で詳しく解説していきます。

①保障を必要に応じて変更しやすい

掛け捨て型の生命保険は保険期間が定められている分、満期のタイミングで保障を必要に応じて変更しやすいメリットがあります。

生命保険は主に加入者が亡くなった時に、家族の生活維持のためにお金を残す目的で加入することが多いです。

ですが加入期間中に子供が進学したり、家族構成に変化が生じた場合には、必要な金額が変更になることもあります。

ライフスタイルは時の変化に応じるように変化していきますから、保険も同様に見直しが必要になるのです。

満期のタイミングで保険を切り替えたり、保証を組み替えたりできるメリットは非常に大きいですよね。

生命保険の見直しの必要性と6つの注意点を徹底解説!

②必要な時期に絞って保険の保障が得られる

これから生命保険に加入しようとしている人の中には、「子供にお金がかかる時期にだけ絞って保険の保障が欲しい」など限定的な期間のみ保障を手に入れたい!と検討されている方もいますよね。

掛け捨て型の生命保険では、保険期間が定められている分必要な時期に絞って保険の保障が得られるため、必要ない時期に無駄に保険料を支払う必要がありません。

また期間が絞られていても保険の保障内容が狭まることはありませんので、必要な分の手厚い保障を手に入れることもできます。

③貯蓄型保険よりも保険料が安い

掛け捨て型の生命保険のメリットとして外せないのが、貯蓄型の生命保険よりも保険料が安い点。

掛け捨て型の生命保険の保険料のなかには積み立て分が含まれておらず、純粋に保障と保険会社の利用料をのみを支払うだけになります。

必要最低限の保険料に限定されますから保険料も必要以上に支払う必要がないんです。

比較的低い保険料で必要な保障を手に入れられるので、家計を考慮したい方にはメリットが大きい保険とも言えます。

掛け捨て型の生命保険に加入するデメリット

掛け捨て型の生命保険に加入するデメリットは、以下の3つです。

  • 満期が来たら更新or解約する手間が生じる
  • 年齢が上がるにつれて保険料が高くなる
  • 保険料が返ってこないので貯蓄ができない

以下で詳しく解説していきます。

①満期が来たら更新or解約する手間が生じる

冒頭でも紹介したように、掛け捨て型の生命保険は保険期間が定められているため、満期が来たらそのまま加入し続けるために更新するか、解約して他の保険に切り替えるなどの対応をとる必要があります。

定期的に保険会社とやり取りする必要が生じますので、手続きが手間に感じられてしまうかもしれません。

また解約後他の保険会社を見つけるとなると、1から告知を行うことになります。

掛け捨て型の保険の中には、解約する旨が契約者からない場合に自動で契約更新を行ってもらえるところもありますので、手続きの手間を省きたいのであれば更新機能のついている保険商品を選ぶようにしましょう。

②年齢が上がるにつれて保険料が高くなる

掛け捨て型の生命保険を同じ保障内容で更新する場合、年齢が上がるにつれて保険料が高くなるシステムになっています。

生命保険は基本的に加入者が死亡した時の保障を主に行いますから、加入者の死亡リスクには特に気を使います。

もちろん年齢が高くなれば高くなるほど病気での死亡リスクが上がりますから、保険会社としては他の加入者との支払い機会のバランスをとるために保険料率を引き上げます。

更新のたびに保険料は上がっていきますので、更新のタイミングでどれだけの保険料になるのかを確認しないと高いまま支払うことになってしまいます。

③保険料が返ってこないので貯蓄ができない

掛け捨て型の生命保険の保険料は貯蓄型の生命保険とは異なり、保険料の中に積み立て分の料金が加算されていません。

そのぶん月々の保険料が安くなるシステムになってはいるのですが、いざ保険を解約するとなると積み立ても何もしていませんから、当然解約返戻金は帰ってきません。

「生命保険は解約するとお金がかえってくる」と考えている方も中に入るでしょうが、掛け捨て型の生命保険は対象外になりますので、注意が必要です。

保障を受けながら将来解約した時に返戻金が欲しいのであれば、貯蓄型の生命保険に加入するほうが無難です。

以下の記事で貯蓄型の生命保険について解説していますので、迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

貯蓄型の生命保険って何?種類から加入するメリット・デメリットまで徹底解説

掛け捨て型の生命保険に加入すべき人の特徴

上記の内容を踏まえて、生命保険に加入すべき人の特徴を以下にまとめました。

自分が該当するかどうかを確認してみてください。

①保険料を抑えて保障を手に入れたい人

掛け捨て型の生命保険の魅力は何といっても低い保険料で必要な保障を手に入れられる点です。

家計が苦しいので保険料にお金はかけられないけど、もしものための死亡保障が欲しいという方に向いているといえるでしょう。

また独身の方で自分が死亡した後の葬式費用や処置費用をせめて残しておきたい…という方も、必要な分の保険金を選択できるので、最低限の保険料でもしもの場合に備えられるかもしれません。

②子供にお金のかかる時期に絞って保障が欲しい人

子どもがまだ小学生のうちは比較的やりくりしやすいですが、中学生以上になってくると通常の学校生活に加えて部活動や受験に向けた塾の費用が掛かるようになります。

これから子供がお金のかかる時期に差し掛かるときに、自分が亡くなった場合の生活費や教育費を残しておきたいという人は短期間で手厚く保障が受けられる掛け捨て型の生命保険が向いているでしょう。

③保障を少なめにして余剰分で投資をしたい人

掛け捨て型の生命保険は保険料が抑えられるぶん、貯蓄型の生命保険に加入する場合と比較すると家計の中で使えるお金に余裕が出てきます。

保障を最低限にしておいて、貯蓄型の生命保険で貯めていくのではなくNISAなどの金融商品を活用して投資を行いたい人にも向いているといえるでしょう。

変額保険や外貨建て保険も確かにお金を貯めることはできるのですが、金額を引き出すには解約する必要があります。

自身で別途投資をおこなったほうが、任意のタイミングで引き出しやすいでしょう。

掛け捨て型の生命保険について相談するなら保険相談を利用しよう

「掛け捨て型の生命保険に加入したいけど、どんな保険があるかわからない…」

「保険会社を比較したいけどいちいちやっている手間が面倒くさい…」と感じている方は、保険相談窓口を利用することを検討してみてください。

保険相談窓口では、保険に関する知識が豊富なコンサルタントが、皆さんの条件に応じて保険の提案を行ってくれます。

またこれから保険を切り替えようと検討されいている方は、希望する条件に応じて切り替え先の保険会社を提案してもらえます。

以下では掛け捨て型の生命保険について相談するのにおすすめな保険相談窓口を2つ紹介していきます。

マネードクター

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マネードクターは無料で店舗・訪問など自分で好きな相談スタイルを選択できる保険相談窓口です。

公式サイト上でFP資格者の数を明記しているため、担当者の専門性が高いことが一目でわかりやすく安心して任せられる担当者が見つかるかも。

またマネードクターという名前にもあるように、お金に関する悩みも相談できるメリットが。

保険だけではなく家計や貯蓄に関連する相談もできますので、家庭のお金に関する悩みを保険と同時に解決したいという方にもおすすめ。

取扱保険会社は21社で生命保険・損害保険両方に対応しています。

マネードクター(保険のビュッフェ)の口コミ・評判からメリット・デメリットを紹介!

保険見直しラボ

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保険見直しラボは訪問相談に特化している保険相談窓口です。

自社に所属しているFPのみが担当してくれますし、担当者の業界経験歴も平均で12年とベテランぞろいのため知識量や経験値に関しては安心です。

また訪問相談だけではなくオンライン相談も受け付けていますので、感染症が気になる方や外出が難しい方でも安心です。

以下の記事で保険見直しラボに関して詳しく説明していますので、ぜひ確認してみてくださいね!

保険見直しラボの口コミ&評判を分析!利用するメリット・デメリットを徹底解説

掛け捨て型の生命保険の特徴を掴んで加入すべきかどうかを判断しよう

いかがでしたか?

掛け捨て型の生命保険は保険料を抑えて必要な期間分保障を得られる保険です。

ただしメリットだけではなく解約返戻金がないなどのデメリットもありますので注意が必要です。

掛け捨て型の生命保険に加入するときにどの保険にすべきか迷った方は、保険を複数提案してもらえる保険相談窓口を活用してみることもおすすめです。

生命保険はもしもの時に備えられる保険ではありますが、あくまで家計内で支払える金額に抑えることが重要です。

掛け捨て型の生命保険の特徴を掴んで、自分にあっているか、加入すべきかどうかを判断しましょう。

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