保険証券コピーを悪用されないための対処法!紛失した時にすべき3つのこと

保険証券コピー悪用

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生命保険や自動車保険など、あらゆる保険に加入した時に受け取る「保険証券」ですが、きちんと管理できていますか?

保険会社からコピーの提出を求められ、コンビニでコピーした後に原本かコピーをそのまま忘れてしまった、なんて時にどうしたらいいか分かる人は少ないと思います。

今回の記事では、いざ保険証券の原本やそのコピーをなくしてしまった時に、取るべきことを紹介していきます。

保険証券コピーを悪用されることはあるの?

保険証券のコピーをなくしてしまったら、とても不安ですよね。

保険について重要なことが記載されている保険証券コピーをなくしてしまって、どんなことに悪用されるか自体、分からないと思います。

保険証券のコピーだけでは金銭的リスクはほとんどありません!

結論から言うと、保険証券原本や保険証券コピーだけでは基本的に、金銭的なリスクは発生しないことがほとんどです。

契約している保険の解約や、契約内容の変更は保険証券コピーだけではできないので、保険契約そのものに関しての心配は、一切必要ありません。

名称は似ていますが、「保険証券」と「健康保険証」は全く異なるものです。

健康保険証は本人確認書類として用いることもできますが、保険証券だけでは本人証明にはならず、保険証券があってもお金を借りられたりしないので安心してください。

保険証券をなくして、一番心配なのは保険に関してと、金銭的リスクだと思いますが、基本的には心配する必要がありません。

金銭的リスクはなくても個人情報は流出してしまうので対象は必要です

先ほど紹介した通り、保険に関してと、金銭面でのリスクは直接発生しません。

しかし、それ以外に保険証券原本や保険証券コピーを悪用される可能性はあります。

悪用されるのは「個人情報」です。

「個人情報」は現代のネット社会においては、とても重宝されています。

悪用される例としては、個人情報を売買されるというリスクがあり、保険情報に関しての個人情報が流出した場合は、他の保険会社からの勧誘が増えるというものです。

保険や投資など、正当な営業であれば良いですが、詐欺まがいの悪徳業者に個人情報が渡ってしまうと、詐欺被害にあう可能性があるので注意しましょう!

保険証券の原本やコピーをなくした時に取るべき3つの対処法

ここまでで、保険証券や保険証券絵コピーをなくしても直接的な被害があるわけではないことを紹介してきました。

実際になくしてしまった時は、あせってしまうと思いますが、落ち着いて対処することが大切です。

ここからはなくしてしまった時に取るべき、3つの対処法をお伝えします。

加入している保険会社に連絡して対応してもらう

保険証券をなくしてしまった時初めに取るべき対応は、加入している保険会社に連絡をすることです。

万が一保険証券を悪用しようとしている人がいても、保険会社側で対処を行ってくれます。

保険証券の原本をなくしてしまった場合は、保険会社にその旨を伝えれば、保険証券を再発行することも可能です。

保険会社に連絡するときには、契約時に受け取った「保険契約のしおり」など「証券番号」を確認できる書類を準備しておくと、その後の対応がスムーズになります。

仮に証券番号がわかる書類がなくて、証券番号がわからなくても本人確認さえできれば、再発行の手続きは進められるので安心してください。

加入している保険会社が分からなければ保険協会に問い合わせをする

もし加入している保険会社がどこかわからない場合には、通帳から引き落としの履歴を確認すれば、保険会社名を確認できることが多いです。

それでも契約している保険会社がわからない場合には、「生命保険協会」や「損害保険協会」に問い合わせをすれば、加入している保険会社を調べてもらえる可能性があります。

災害で保険証券をなくしてしまった時などの、緊急時でないと調べてもらえない可能性もありますが、どうすればいいか対応方法は教えてもらえるので安心してください。

保険証券紛失の届け出を警察にして対応してもらう

保険会社に紛失した旨を伝えた後は、警察へ保険証券紛失の届け出を出すことをおすすめします。

金銭的リスクがなくとも、保険証券には加入している保険の内容や、個人情報が記載されている重要な書類なので、万が一の時のために警察へ届けておくことは大切です。

保険証券のコピーが必要なのは2つのタイミング

保険証券をなくしてしまった時の対処法はお伝えしましたが、保険証券をコピーする機会はどのようなタイミングがあるでしょうか。

コピーを取るタイミングで、原本やコピーを紛失することが多いので、コピーするタイミングを知っておく必要があります。

郵送で保険金の申請を行う時に必要

自動車保険や死亡保険の保険金申請時に、郵送でやり取りをする場合には保険証券のコピーが必要になることがあります。

現在はペーパーレスもすすんでおり、郵送での手続きを行っていない保険会社も増えてきてはいますが、まだまだ郵送でのやり取りを行っている会社も多いので、注意が必要です。

新たに加入を検討している保険会社からコピーの提出を求められる時に必要

新たに加入を検討している保険会社が、現在と別の保険会社の場合は現在加入している保険会社の保険証券のコピー提出を求められることがあります。

現在加入している保険内容と比較してよりよい提案をするために用いられたり、キャンペーン対象だったりと理由は様々です。

保険会社にコピーを悪用される可能性は少ないとはいえ、個人情報を渡すのが気になる方もいるかもしれません。

コピーを提出するときに個人情報が気になる場合は、見られたくない部分を黒塗りにして渡しても問題ないので、安心できるなら黒塗りにしてから提出しましょう。

保険証券って何のこと?

ここまでで保険証券のコピーをなくしてしまった時の対処法をお伝えしてきましたが、そもそも「保険証券」とは何なのか、こちらで紹介していきます。

保険の契約後に受け取る保険に加入していることを証明する書類のこと

「保険証券」とは、保険の契約後に保険会社から受け取る保険の内容が記載された証書のことです。

契約をした保険に加入していることの証明にもなります。

保険加入の手続きがすべて完了した後に送られてくることが多いので、念のため加入後には内容を確認してみてください。

保険証券に記載されている内容詳細

実際に保険証券に記載されている内容が10つあるので、簡単にご紹介していきます。

保険会社に問い合わせするときに必要な「証券番号」

保険に関する届け出や保険金受取の際に必要な番号が「証券番号」です。

保険会社に保険内容の見直しや更新のために連絡をするときは、こちらの「証券番号」を聞かれることが多いので、確認できるようにしておきましょう。

保険会社と契約している「保険契約者」

保険会社と直接契約している人のことを「保険契約者」といいます。

世帯主が契約して子供を被保険者にした場合は、世帯主の名前が記載されます。

保険の対象になっている「被保険者」

保険の対象になっている人が「被保険者」です。

被保険者が保険金受取の条件を満たしたら、この後紹介する受取人が保険金を受け取れます。

保険金を実際に受け取る「受取人」

保険金を受け取る本人のことを「受取人」と呼びます。

契約者と被保険者以外の人も受取人に選ぶことができ、後から変更も可能ですが、保険の契約理由を踏まえて慎重に検討しましょう。

保険を契約した「契約日」

あくまで保険を契約した日なので、保障が始まる日ではないので注意しましょう。

加入した保険の保障が開始される「責任開始日」

上記の「契約日」と異なり、こちらの「責任開始日」は加入した保険の保障が開始される日のことです。

加入した保険の保障が終わる「保障期間の期限」

加入している保険の期間が終了する日が「保障期間の期限」です。

「責任開始日」から「保障期間の期限」なでが実際の保障期間となるので、1日でもこの期限を過ぎれば、保険の対象外になるので注意が必要です。

加入した保険の内容が記載された「保険の種類・種目・保険の内容」

加入している保険の詳細が記載されているのが「保険の種類・種目・保険の内容」です。

契約した保険内容の見直し時にはこちらを

月々に実際支払う「保険料」

月ごとに支払う保険料や、一括で支払った保険料が記載されています。

保険料が特定の日以降で変更される場合には、その旨も記載されているので確認が必要です。

解約した時に受け取れる「解約返戻金」

解約した時に、支払った保険料の総額に応じて受け取れるものが「解約返戻金」です。

いつ解約するとどのぐらいの金額を受け取れるのかまで、一覧で記載されていることがほとんどなので、将来のために一度は確認しておきましょう。

保険証券記載情報が必要になる3つの場面

保険証券のコピーではなく、保険証券に記載されている情報が必要な状況が基本的には3つあるので、それぞれ紹介していきます。

保険契約の変更・更新時には証券番号が必要です

契約内容の変更や、名義を変更するときには保険証券が必要になります。

「契約者」「被保険者」「受取人」のいずれかが変更されただけでも、保険証券は再発行されるので、変更後に届いた保険証券は確認しておきましょう。

証券番号が確認できない場合は、本人確認に時間がかかり保険内容の変更や名義変更までに、時間もかかってしまうので注意が必要です。

保険代理店の仕組みとは?直接契約や代理店の種類ごとの違いまで徹底解説!

保険を解約するとき

保険を解約しているときには、保険証券を保険会社に返送する必要があります。

解約したからといって、保険証券が不要だと思ってすぐに破棄しないようにしましょう。

生命保険を解約するよくある理由7選!注意点と解約時の担当者への伝え方はどうする?

保険金を受け取るとき

死亡保険や満期保険金を受け取るときに、保険証券が必要になることが多いです。

保険金を受け取るときに、受取人が保険に加入していることを把握できない可能性があるので、保険証券の保管場所などは家族に伝えておいたほうが良いでしょう。

保険証券をなくした時の再発行の手順

保険証券を紛失してしまった時に取るべき対処法はお伝えしましたが、実際に保険証券をなくして再発行したい場合の手順について、ご紹介していきます。

まずは契約している保険会社に連絡しよう

加入している保険会社に連絡して、紛失した旨を伝えましょう。

保険の代理店経由で契約した時には、契約している保険会社がわからない場合があり、加入した代理店に連絡しなければならず、その場合には再発行までの手続きに時間がかかるこがあるので注意が必要です。

再発行に必要な書類の準備・返送

保険証券を再発行するには、自身がその保険の契約者であることを証明する必要があります。

ほとんど新規発行に近いほどの手続きが必要なので、保険会社によって様々ですが1週間ほどかかることもあります。

手続き完了後実際に保険証券が届く

書類の返送後、書類内容に不備なく処理されれば手続きが完了し、新たな保険証券が1週間前後で届きます。

保険内容にミスが無いか等、一度は目を通しておくことをおすすめします。

保険証券をなくしたら焦らずまずは保険会社に連絡をしよう!

保険証券をなくしてしまった時に、不安から焦ってしまう気持ちも分かります。

しかし、そんな時こそ焦らず冷静に対応しましょう!

保険証券原本や保険証券コピーを紛失しても、金銭的なリスクはほとんどないことを知っておいていただければ、過剰に焦ることもないと思います。

個人情報が書かれた重要な書類であることに間違いはないので、そのまま放置はせずに、保険会社への連絡などの対処は、忘れずに行ってください!

速やかな対処さえ行えば、何のリスクもないのでこちらの記事の内容を覚えておいて、いざという時に役立ててみてはいかがでしょうか。

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