学資保険とつみたてNISAどっちで教育費を貯める?メリットデメリットを解説

学資保険とつみたてNISAどっちで教育費を貯める?メリットデメリットを解説

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子どもが生まれると、将来の十分な教育資金確保のために学資保険を検討する人も多いですが、最近はつみたてNISAで教育費用を貯める人も増えています。

どちらがよいのかわからないことも多く、悩んでしまうという人に向けて、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

教育費用の貯蓄のために、参考にしてください。

学資保険とつみたてNISAどちらでも教育費は貯められる

学資保険 つみたてNISA

子どもの教育費は、しっかりとしたプランのもと確実に貯める必要があります。

選ぶ進学先によっても必要な金額は変わってきますが、1000万円前後の資金が必要とも言われています。

そのような子どもの教育資金を貯める方法として、これまでは学資保険を選ぶ人が多かったのですが最近は、つみたてNISAを選択する人も増えています。

学資保険だけでなく、つみたてNISAでも教育費を貯めることはできます。

学資保険で教育費を貯めるメリット・デメリット

もともと教育費用を学資保険で貯める人が多かったのですが、学資保険がどのようなものかご存じでしょうか。

学資保険は、満期を決め毎月教育資金として積み立てていく保険のこと。

満期はまとまった金額が必要となる高校入学の16歳、大学入学の18歳などで設定する人が多いでしょう。

そこでここでは、学資保険でメリット・デメリットを紹介します。

学資保険で教育費を貯めるメリット

学資保険で教育費を貯めるメリットには、貯蓄性の高さ使い込み防止などがありますが、なんといっても1番のメリットは、満期の時期・金額が決まっているため貯蓄が苦手な人でも計画的に教育費を貯蓄できるというとことなのではないでしょうか。

幼少期に加入してコツコツ子供のために貯蓄できる

学資保険は、子どもが生まれてすぐや幼少期に加入するという人が多いです。

満期の金額と年齢を決めてから加入するので、幼少期から長期間加入するとつみたて費用を抑えることも可能です。

自分でコツコツ貯めるが苦手という人にとって、確実に貯蓄できるのはメリットです。

途中で引き出せないので使い込みを防止できる

使い込みを防ぐ

定期預金などを使って自分で教育費を貯めることももちろん可能ですが、自分で貯金をしているとまとまった金額が必要になった場合、途中で引き出して使ってしまう心配があります。

そのような人には、途中で簡単に引き出すことができないことも、学資保険に加入するメリットとなるでしょう。

進学タイミングで祝い金がもらえるプランもある

学資保険のプランによっては、入学などのタイミングでお祝い金を受け取れるものもあります。

このような嬉しいメリットも学資保険にはあります。

学資保険の満期据え置き制度って何?メリットや課税タイミングを紹介

学資保険で教育費を貯めるデメリット

一方学資保険で教育費を貯めるデメリットもあることを理解しておきましょう。

学資保険は、貯蓄性の高い保険ですが、それがデメリットになってしまうということも理解しておきたいポイントです。

小学校入学までに加入しないと意味がない

意味がない

学資保険は、幼少期に加入することで積み立て期間が長くなり保険料を抑えられます。反対に年齢が上がってから加入しても、支払い期間が短く保険料が高くなってしまいます。

同じ金額を満期に設定すると、払う期間が短くなるので保険料が高くなってしまうのです。

さらに返戻率も長期間加入している方が高くなるので、短い期間の加入では満足いく返戻率を得られないでしょう。

そのため小学校入学後の学資保険への加入はあまり意味がないとも言えます。

ちなみに学資保険によっては、加入できる年齢に制限を設けているものもあるので注意が必要です。

途中で保険金を引き出せない

学資保険のメリットのなかで、途中で引き出せないとお話しました。

もちろんメリットでもあるのですが、人によってはデメリットと捉えられてしまう可能性もあります。

というのも、学資保険を途中で引き出すことはできず、解約するしかないため本当にまとまったお金が必要な場合は、解約するしかありません。

そうするとまた再度加入するというのが難しく、自分で小築していかなければいけないからです。

このような点からデメリットにもなり得るということを理解しておきましょう。

つみたてNISAで教育費を貯めるメリット・デメリット

さて次につみたてNISAで教育費を貯めるメリット・デメリットを解説します。

そもそもつみたてNISAとは、日本に在住している20歳以上の人を対象とした投資制度のことを指します。

対象商品は、投資信託でなかでも低コストで長期投資に限定されたものです。

年間で40万円まで非課税投資枠になり、そこから得られた「譲渡益」「分配金」「配当金」に関しては、非課税となるため、非課税期間最長の20年で考えると、最大800万円を非課税で運用することができるのです。

つみたてNISAで教育費を貯めるメリット

このような特徴のあるつみたてNISAですが、最近は教育費を貯めるために利用している人も増えています。

つみたてNISAを使えば、効率よく教育費用を貯められるというのがメリットでしょう。

ここでは、つみたてNISAを教育費用に利用メリットを解説します。

投資信託で子供の教育資金を貯められる

投資信託とは、投資家から集めたお金を一つの資金として運用の専門家が株式や債券などの投資運用する商品のこと。

運用によって得た利益を。投資金額に応じて投資家に分配されるというものです。

この投資信託を使って教育費を貯めることで、学資保険やその他の方法よりも効率よく貯められるというのがメリットの一つです。

うまくいけば利益を得られる

つみたてNISAは、投資信託なので景気や情勢次第では利益が得られ、教育費用が想定よりも多く貯められる可能性もあります。

学資保険では満期の金額が決まっており、安定している反面受け取る金額が大きく増えるということはありません。

その点つみたてNISAは利益が出る可能性があるのは、メリットになるでしょう。

つみたてNISAで教育費を貯めるデメリット

つみたてNISAは、非課税枠があることや利益を得られる可能性もあり、教育費用として利用するメリットがあることはわかりました。

しかしメリットだけでなく、デメリットもしっかりと把握しておくことが重要です。ここではつみたてNISAのデメリットを解説します。

不景気などで元本割れする可能性がある

つみたてNISAを教育費用に利用するときに、知っておくべきデメリットは景気に左右され、元本割れの可能性もあるということです。

もし入学時期など必要な時期にリーマンショックやコロナショックのような景気が悪化するようなことがあれば、想定してた教育費よりも少なくなってしまうこともあるかもしれません。

金融情勢などの左右されず、確実に貯めたいという人は学資保険のようなものを選ぶようにしましょう。

損で確実に教育資金を貯められるとは限らない

つみたてNISA リスク

大きな金融ショックがあると、元本割れだけでなく損をしてしまう可能性もあります。

当初予定していた金額の教育費用が貯まらないから、入学を延期したいということはもちろんできません。

ですので確実に教育資金を貯められないリスクがあるということをしっかりと把握し、選択する必要があります。

堅実派なら学資保険を選ぼう

学資保険とつみたてNISA、それぞれのメリット・デメリットについて解説しました。

つみたてNISAは、投資信託なので利益を得られる可能性もありますが、リスクが伴い損をする可能性もあります。

もしリスクを警戒する人ならば、確実に貯蓄できる学資保険を選ぶほうがベターでしょう。大きく増えることはありません。

しかし必要な時期に必要な金額を確実に確保できるのが、学資保険の最大のメリットです。

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余裕があるならつみたてNISAで資産運用しながら貯めよう

もしリスクがあることを理解したうえで、金銭的な余裕がある人ならばつみたてNISAを選ぶのも良いでしょう。

もちろん元本割れなどのリスクがあるので、入学など教育資金が必要なときに万が一損をしても補填できるだけの経済力が必要です。

しかし金融情勢によっては利益を得ることもできるので、資産運用しながら教育資金を貯められるのが、つみたてNISAの最大のメリットです。

つみたてNISAのデメリットを補填できるくらい経済力に余裕のある人は、つみたてNISAも良い選択の一つでしょう。

それぞれのメリット・デメリットを把握して利用するかを決めよう

学資保険とつみたてNISA、それぞれのメリット・デメリットを中心に解説してきました。

両方とも教育資金を貯めることができるものという点は共通しています。しかしそのメリット・デメリットを見ると、まったく違う性質がわかります。

どちらが良いということではなく、大切なのは両方のメリット・デメリットを把握したうえで、どちらが自分の理想とする貯め方なのかをしっかりと検討することです。

メリット・デメリットをちゃんと理解し、自分のマネープランやライフスタイルに合わせた選択ができると良いのではないでしょうか。

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