何か目標があって節約を実践しようと考えている人もいるでしょう。
節約には、固定費の節約が欠かせません。さらに固定費の中でも大きな割合を占める、食費は削りやすい項目ともいわれています。
この記事では、食費を無理なく削る方法、注意点について解説します。
節約を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
食費は生活費の中で一番削りやすい項目
さまざま固定費がある中で、食費の割合は高く削ると大きな節約に繋がります。
さらに削りやすい項目でもあります。食費は贅沢しなければ節約しやすく、最近は節約レシピに関する本やサイト、ブログなども数多く出されています。
贅沢をしなければ削減できる項目だから
食費の節約は、贅沢をやめるだけで大きく節約の出来る項目です。
もちろんたまの贅沢をする時間も大切ですが、基本的には贅沢を控えるだけで誰でも簡単に節約に繋がります。
毎月の食費予算をあらかじめ決めておく方法などは、簡単に節約できるおすすめの方法です。
毎日の工夫で達成できる実現可能性の高い項目だから
食費の節約をする上で、毎日の工夫は非常に重要です。
節約料理と聞くと、チープな料理・毎日同じなどネガティブなイメージを抱いている人もいます。
しかし最近は華やかな節約料理、美味しい節約料理を紹介するブログや書籍もたくさんあります。
このようなものを活用して毎日の工夫次第で、無理なく食費が節約できるのも、削りやすいと言える理由です。
【一人暮らし向け】食費を自炊なしで節約する方法!食費を効率よく浮かせる方法を徹底解説
食費1日1000円生活はきつい?
食費節約のため、食費を1日1000円に設定して生活する人もいます。
食費1日1000円にするためには、1食当たりに使える金額は300円程度となります。
この金額にどう感じるかはわかりませんが、実践した感想を見ると「きつい」と感じることも多いようです。
食費を1日1000円とする場合、月の予算は30000円となります。
これを年間にすると36万円となり、年収400万円程度の人だと10%を食費に充てていることになります。
食費1日1000円の予算が本当にきついのか考えてみます。
普段から自炊の習慣がないと難しい
1日1000円の予算で食費を管理する場合、普段から自炊する習慣のない人には少し難しいかもしれません。
最近は安いチェーン店などもありますが、毎日同じものを食べると飽きること、さらに外食に慣れてしまい節約に対する意識が低くなってしまうことにも繋がります。
1週間分の食材を購入し、朝・昼・夜と自炊する習慣がないと、1日1000円生活は難しいと言えます。
仕事が忙しいと継続できないことも多い
1日1000円食費生活をする上で、自炊が非常に重要だということはわかったと思います。
しかし仕事をしていると、時間が不規則で継続が難しいこともあります。
特にお昼をお弁当にしようと思うと、今よりも早く起きて準備が必要となります。ラ
ンチだけ買ったり外食したりすると、1食300円で抑えるのは難しくなります。
このような理由で普段から自炊する習慣がないと、継続するのが難しいと言えるでしょう。
好き嫌いがあると使える食材が限られる
何でも好きな人だと安い食材を使い、アレンジしながら楽しく節約できますが、好き嫌いが多い人や偏食の人だと、使える食材が限られてしまいます。
いつも同じようなものしか食べられない、アレンジが効かないと楽しく自炊ができず、結局外食になってしまうこともあります。
食費1日1000円を毎日継続するためのポイント
食費を1日1000円に設定することは、大きな節約になります。
最初は1食に使える金額が減ることで、辛さを感じる人もいるでしょう。
しかし慣れてくると、安い食材を上手くアレンジして、楽しく食費の節約ができるようになります。
そこでここでは、食費1日1000円を継続するためのポイントを紹介します。
まずは自炊を始めるとこから
食費節約するために自炊は非常に大切です。しかし自炊経験のない人にとっては、ハードルの高いことでしょう。
そのため無理ない範囲で自炊を始めることが大切です。
それまで自炊していない人が、毎日自炊をするのは本当に大変なことです。
まずはできる部分から自炊を始め、総菜や冷凍食品も上手く活用しながら、楽しく自炊生活をするように心がけてください。
激安食材を使いまわす
節約するためには、激安食材を使いまわすようにしましょう。
いろいろな激安食材がありますが、1日1000円生活を送る人に人気なのは、もやしや豆腐・小麦粉・卵です。
これらの食材は価格が安定しており、使いまわしやすい食材でもあります。
このような食材をうまく活用して、アレンジしながら節約料理を楽しむのもと、無理なく継続して食費1000円生活ができるでしょう。
肉や魚はたまに使う程度
肉や魚も食べたいですが、肉や魚は野菜と比べると高くなってしまうため、1日1000円で過ごすためにはたまに使う程度にしましょう。
肉や魚は消費期限がすぐ来てしまい、使いまわししづらいためあまり節約には向いていません。
しかし栄養のことを考えると、全く食べないのはあまりよくありません。
お肉やお魚を購入する際は、まとめて購入して冷凍しておくのがおすすめです。
主食は安いものを選ぶ
主食はなるべく安いものにすると、節約になります。
スーパープライベートブランドの食パンなどは、100円以下で購入できるのでおすすめです。食パン以外にも、パスタやうどん・そばなどの乾麺も安いだけでなく、コスパの良い主食です。
もちろんお米も用意しておくとよいですが、毎食をご飯にすると食費がかかってしまいます。
食パンや乾麺を上手く活用しながら、飽きの来ない節約料理を楽しむとよいでしょう。
お昼ごはんは弁当を持参する
働く人にとってランチにかかるお金も、大きな節約ポイントです。
毎回ランチを外でしていると、1食で1000円を超えてしまうこともあり、節約とは程遠い生活になってしまいます。
最初は少し大変だとは思いますが、お弁当を作り持参すると節約になります。
難しいうちは、前夜の残りをお弁当に詰めたり、おにぎりを作ったりと簡単なものから始めるのがおすすめです。
食費1日1000円を始める時の注意点
食費1日1000円を始めるときは、無理なく自分のペースで行うことが大切です。
いきなり1日1000円生活を始めると、それまでの生活と大きく環境が変わり、体調を崩してしまう人もいます。
1日1000円生活を継続して行い節約するためにも、徐々に体を慣らしていくようにしましょう。
ここでは食費1日1000円を行うときの注意点を紹介します。
食生活のバランスが悪くならないかを確認する
いきなり1日1000円を始めると、偏った食事になってしまい、食生活のバランスを崩してしまう人も多くいます。
食生活のバランスが崩れると、体調に影響を与えてしまう可能性があるので、節約料理でもきちんと栄養バランスがとれているか確認するようにしましょう。
最近は、栄養バランスの考えられた節約レシピ本も多く発売されているので、それらを利用するとバランスの良い食生活が継続できおすすめです。
無理をすると体調を崩す
無理な節約をすると、体調を崩すこともあり注意が必要です。体調を崩してしまうと、病院にかかったり薬を飲まなくては行けなかったりと、節約した意味がなくなってしまいます。
さらに女性であれば、肌荒れなども気になります。極端な節約生活を送るのではなく、バランスの良い食生活にも気を配るようにしましょう。
ストレスが貯まる可能性がある
節約生活が継続できなくなってしまう大きな理由は、ストレスが溜まってしまうことです。
節約生活に急に変わることで、最初は楽しく過ごせていても、生活が長くなると出かけられないこと、美味しいものが食べられないことなどにストレスを感じてしまうこともあります。
少しでもストレスを感じたら、大きな浪費ではなくできる範囲でストレス発散すると良いでしょう。
節約したいなら食費以外も削れる
節約したいのなら、食費以外にも目を向けてください。
節約を成功させるためには、固定費の見直しが大切です。
固定費には食費以外に、通信費や保険費・被服費・交通費などが含まれます。
通信費を下げるためには格安SIM、保険の見直し、古着活用などさまざまなことを見直すことで、固定費は下がります。
食費だけを極端に下げるのではなく、別の項目で節約できないかにも目を向けるようにしましょう。
食費1日1000円をするなら無理のない範囲で
食費1日1000円で過ごすためのポイントや注意点を中心に解説しました。
食費を1日1000円に抑えることは、大きな節約に繋がります。
しかしそこばかりに目を向けてしまうと、体調を崩してしまったりストレスを貯めてしまい浪費に繋がってしまったりすることもあります。
無理ない範囲から1日1000円生活を始め、楽しく過ごせるように工夫していきましょう。