昨今、犬や猫を大切な家族の一員として迎え入れる人も増えています。
ペットは人間と違い、社会保険制度がないので、病気やケガをすると全額飼い主負担が必要です。
そのような事態に備えペット保険への加入が大切になります。
この記事では日本ペット「いぬとねこの保険」の特徴やデメリットを解説します。
目次
日本ペット「いぬとねこの保険」の5つの特徴
日本ペットは、2012年設立のペット保険会社です。
“ペットを愛する全ての人々の喜びと満足のある文化の創造”をモットーとし、加入しやすい保険料や充実の補償が魅力で人気のペット保険会社の一つです。
プラン種類が7つ・さまざまな割引制度など、ペットの健康を守るための特徴がたくさんあります。
ここでは日本ペット「いぬとねこの保険」のさまざまな特徴を解説します。
プランを7種類の中から選択できる
日本ペット「いぬとねこの保険」では、7つの豊富なプランが用意されているので、家計状況に合わせたものを選べるのも特徴の一つです。
プラチナプラン・ゴールドプランにはそれぞれ、90%・70%・50%、パールプランでは70%の割合負担から選択できます。
負担割合が高いと病気やケガの際の自己負担が減りますが、日々の保険料が高くなります。
さらに年間補償限度額も変わるので、万一に備え負担割合を高くするのか、保険料を抑えるのか家計状況に最適なものを選べる保険となっています。
割引制度も用意されている
日本ペット「いぬとねこの保険」では、割引制度が用意されているので、お手頃な保険料で加入できるのも特徴の一つです。
用意されている割引プランは、
- 無事故割引:1年間の契約期間中に保険金支払いがない場合には、次年度の保険料から10%割引になる。
- インターネット割引:インターネットから申込むと保険料が10%割引になる。
- 多頭割引:複数頭で保険加入すると年間900円の割引がされる。
- マイクロチップ割引:マイクロチップを装着しているペットが加入すると、年間600円割引される。
このような豊富な割引が用意されているので、手ごろな保険料が実現しました。
さまざまな割引を活用し保険に加入できるのも、嬉しいポイントの一つなのではないでしょうか。
24時間獣医師に相談できるサービスがある
ペットの病気やケガはいつ起こるかわかりません。
すぐに病院に行ける時間であれば良いですが、夜中だと病院に行くべきか悩んでしまいます。
そのような場合に「いぬとねこの保険」に加入していると、24時間獣医師に相談できるサービスが付いているので安心です。
このサービスは24時間365日いつでも獣医師に相談できるので、病院に行くか悩むちょっとしたペットの体調でも気軽にアドバイスをもらえます。
このような方法でペットの安心を守っているのも、日本ペットの魅力です。
賠償責任特約も付帯できる
「いぬとねこの保険」では、プラチナプラン・ゴールドプランの2つのプランに加入すると、月90円で賠償責任特約を付帯できます。
賠償責任特約は、対象になるペットがあやまって他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に最高500万円まで保険金を支払ってもらえるものです。
ペットが起こしてしまうさまざまな事故に対応できるのも、この保険の特徴となっています。
満10歳までの加入
ペット保険には、人間と同様に加入できる年齢が決められています。
「いぬとねこの保険」でも、満10歳まで保険に加入できるので、ペットの年齢制限に不安のある人でも加入できる可能性があります。
年齢制限が設けられているのは、人間同様に高齢になると健康リスクが高めるためです。
満10歳までは加入可能となっていますが、高齢になるとペット保険に加入できなくなってしまう可能性もあります。
加入できるうちに早めにペット保険への加入がおすすめです。
日本ペット「いぬとねこの保険」の3つのデメリット
日本ペット「いぬとねこの保険」は、7種類の豊富なプランから選択できる・割引制度も充実で手ごろな保険料が実現など、さまざまな特徴のあるペット保険です。
大切なペットの万一を守り、病気やケガで動物病院にかかった場合の自己負担を少なくするため、加入をおすすめできるペット保険の一つです。
しかし加入前にこの保険のデメリットを知っておかないと、保険金支払い事由が起きても保険金が支払われないなど、トラブルに繋がる可能性もあります。
ここでは、日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットについて解説します。
ペットが高齢になると補償が受けられない
日本ペット「いぬとねこの保険」では満10歳まで加入できますが、高齢になると加入できず補償を受けられません。
高齢になると人間同様に健康リスクが高まります。そのため高齢のペット保険に加入できなくなってしまうのです。
補償が受けられなくなる前に、ペットの健康を守るペット保険に加入するのは、マストと言えるでしょう。
膝蓋骨脱臼など罹患頻度の高い疾患は補償対象外
日本ペット「いぬとねこの保険」の補償から外れてしまう疾患にも注意が必要です。
特に罹患頻度の高い疾患も補償対象となることを知っておきましょう。
補償対象から外れてしまう疾患の一例は、
- 爪切り(狼爪の除去を含みます)
- 乳歯及び歯牙に関する処置、歯石取り
- 断耳、断尾、美容整形手術、声帯の除去
- 停留睾丸
- 睫毛乱生
- 涙やけ
- 臍ヘルニア
- 鼠径ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 股関節形成不全症
- レッグペルテス
- てんかん
- チェリーアイ
- 気管虚脱
- 不正咬合
- 肛門腺しぼり
などとなっています。
膝蓋骨脱臼などは罹患する確率が高く、事前にこれらの病気が外れてしまうことは知ってから申込む必要があります。
ケガ以外の病気は補償開始までに待機期間がある
日本ペット「いぬとねこの保険」には、ケガ以外の病気に待機期間があることも注意するべきポイントです。
待機期間とは、ケガ以外の病気で保険金支払い事由が起きても、保険金支払い対象から外れてしまう期間のことです。
この保険はがんの場合で60日、それ以外の病気で30日の待機機関があります。
この期間に病気になってしまうと、保険金支払いがされないことを知っておきましょう。
保険金請求を自分で行う必要がある
日本ペット「いぬとねこの保険」の保険金支払い方法は、後日請求型の保険です。
そのため動物病院で一旦自己負担し、保険金請求書を作成後保険会社に送付すると、後日保険金が支払われます。
ペット保険の中には、窓口清算型の保険もありますが、そのような精算方法には対応していません。
書類作成など、手間と時間がかかり自己負担が必要なのは、デメリットとなるでしょう。
ペット保険を選ぶときのポイント
ペットには、人間と違い社会保険がないので、病気やケガをして病院にかかると高額な治療費を負担することになります。
大切なペットの治療をお金で諦めたくはないですよね。
そのようなときに備えて、ペット保険への加入が必要です。
そのペット保険は、さまざまな保険会社が販売しています。
最適な保険を選び、万一に備えておきたいですがどれを選べば良いか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
ここではペット保険選びに悩まないように、選ぶときのポイントを紹介します。
犬・猫の罹患頻度の高い疾患の補償がついているか
ペット保険を選ぶうえで、犬や猫の罹患頻度の高い補償が付いているかをしっかりチェックしましょう。
犬や猫の罹患しやすい病気が補償から外れていると、保険を使う機会も少なくもったいないと感じることもあります。
罹患しやすいペットに身近な病気にも対応している保険を探すと、後悔が少ないでしょう。
ペットの賠償責任特約が付加できるか
病気やケガの補償も大切ですが、ペットが他人やものに危害を加えてしまう可能性も考え、ペット賠償責任特約が付加できるかも確認しておきましょう。
ペットが他人やものを傷つけてしまうこともあり、場合によっては賠償責任を問われることもあります。
ペットがやったことでも飼い主の責任となり、高額な賠償金の支払いが必要となります。
一定の金額を支払えば付加できる保険も多く、そのような保険を選び付加させておくと万一でも安心です。
インターネットから加入できるか
インターネットから加入できるかどうかも重要なポイントです。
インターネットから加入できる保険も多く、インターネット割引を導入しているものもあります。
さらに忙しい人にとってインタ―ネットで加入できると、いつでも加入できるのもメリットとなります。
このような理由からも、インターネットから加入できるペット保険がおすすめです。
近くに利用できる動物病院があるか
ペット保険を選ぶうえで、対応している動物病院が近くにあることも確認しておくべきことです。
補償内容や保健用がピッタリでも、利用できる動物病院が近くにないとあまり利用しなくなってしまいます。
利用しやすい環境にある動物病院が、対応しているか事前にチェックし申込むようにしましょう。
ペット保険に加入してカワイイペットの健康管理費用を保障しよう
ペット保険は、大切なペットの病気やケガの治療費負担額で諦めることのないように、加入するものです。
日本ペット「いぬとねこの保険」は、加入しやすい保険料で豊富なプランから選べるなど、魅力的な商品です。
保険料や保障内容など、さまざまな面から最適なペット保険を選び、万一に備えましょう。