毎月固定で相手に金額を振り込むときや、料金を振り込むときに気になるのが、振込手数料ですよね。
銀行によって設定金額は異なりますが、300円以上取られることもあり、できれば避けたい出費でしょう。
今回は振込手数料を無料にしたい方向けに、少しでも手数料をへらすための方法をか徹底的に解説していきます。
目次
基本的に振り込み手数料はかかる
前提として、他行振り込みなど銀行間での振り込みには手数料がかかります。
銀行間で送金するときの手数料として差し引かれることになりますが、何もせずに完全に無料にすることはできません。
しかし2021年4月には、銀行間で送金する場合に限り、10月1日から、62円引き下げられることが公表されました。
その兼ね合いで、振り込み手数料の引き下げの検討もされる可能性も出てきました。
現状3万円以上の送金で440円、3万円未満の場合は220円~330円です。
ただし銀行の振り込み手数料は銀行独自に決定していますので、判断は銀行側にゆだねられているので、確実に引き下げられるわけではないのが現状です。
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振込手数料を無料にする3つの方法
ただ利用しているだけでは振込手数料を無料にすることはできませんが、以下の方法を活用すれば、無料にできる銀行もあります。
- ネットバンキングから振り込む
- 同じ銀行・支店への振り込み
- 銀行の取り扱っているプログラムサービスを利用する
以下で詳しく解説していきます。
ネットバンキングから振り込む
インターネットバンキングから振り込むことで、条件を満たせば振込手数料が無料になることもあります。
実際にソニー銀行、楽天銀行では、月の回数制限はあるものの、他行あての振り込み手数料が無料になる制度を設けています。
特に楽天銀行で給与や賞与の受取先として使用することで、無料特典を利用できます。
銀行によって異なりますが、主なネット銀行の無料になる条件は以下の通りです。
住信SBIネット銀行 | 同行無料・それ以外はスマプロランクに応じて無料回数が変動 |
---|---|
auじぶん銀行 | じぶんプラス3以上で月1回無料 |
ソニー銀行 | 月1回 |
また無料にならなくても、通常の銀行よりも手数料が少ないため、ネット銀行に切り替える方が経済的かもしれません。
同じ銀行・支店への振り込み
同じ銀行・支店への振り込みも、銀行によっては振込手数料が無料になります。
地方銀行で同じ銀行に振り込む場合には、利用している銀行が対象になるかを確認してみてください。
冒頭でもお伝えした通り、振込手数料の金額設定はある程度銀行側にゆだねられてるので、場合によっては料金がかかる場合がありますので、注意が必要です。
銀行の取り扱っているプログラムサービスを利用する
銀行の取り扱っているプログラムサービスを利用するのも一つの手です。
銀行の取り扱っているサービスの中には、利用金額や加入しているサービスの状況によって、月に何回までと無料になるプログラムを用意しているところがあります。
ネットバンキングを同時に開設する、口座を別に開設するなどの条件が銀行によって異なりますので、よく確認しておきましょう。
振込手数料無料のサービスを利用するときの注意点
振込手数料の無料サービスを利用するときには、以下の注意点も把握しておきましょう。
- 急に料金が変更になることがある
- プログラムの内容が変更されることがある
- 利用できる回数に制限がある
以下で詳しく解説していきます。
急に料金が変更になることがある
無料になっているサービスや、料金が安くなっているサービスの中には、急に利用料が変更になるサービスが出てくることもあります。
銀行の経営方針の転換や、内容の改定が行われることがあり、ずっと無料が継続されることはありません。
事前に通知されますので、よく確認しておくことをおすすめします。
プログラムの内容が変更されることがある
条件付きで無料になるプログラムの場合、急に内容が変更されることがあります。
現在契約している内容では無料の適用対象外になることもありますし、他に追加条件が課されることもあります。
プログラムの内容もメールや手紙などで通知されますので、よく確認しておきましょう。
利用できる回数に制限がある
ずっと無料で利用できるわけではなく、無料振込には回数制限が設けられています。
上限1回まで、2回まで、と常に利用できるわけではありませんので注意が必要です。
月に振り込む日が決まっているなら、きちんと手数料の残り回数を確認しておかないと入金金額不足になることもあります。
ネット銀行を上手に活用して振り込み手数料を無料にしよう
いかがでしたか?
振込手数料は1回で220~330円程度取られてしまいますから、出来るだけ安くしたいと思いますよね。
ネット銀行を活用することで無料送金ができるようになったり、他の送金先でも料金が安くなることがあります。
ぜひネット銀行を上手に活用して、振込手数料を安くできるようにアクションしていきましょう。