30代の女性は、大きな変化を迎えるライフステージ。
結婚や妊娠・出産のみならず、近年ではマイホーム・マイカーなど、独身や既婚に関わらず、人生の大きな変化期です。
同時に、今後の人生を深く考えるタイミングに差し掛かり、生命保険の必要性も感じるはずです。
しかし、「おすすめの生命保険はなんだろう」「生命保険にメリットはあるかな？」「そもそも、生命保険は必要か、不必要か・・・」など多くの悩みを抱えますよね。
実は、30代の女性にとって生命保険は非常に大切なうえ、少しのポイントを知るだけで、あなたにぴったりな生命保険を選択できます。
本記事では、生命保険の必要性や選び方だけではなく、30代女性におすすめの保険無料相談窓口・保険会社を紹介します。
本記事をよめば、生命保険への迷いが消え、新たな一歩を踏み出せるはずなので、ぜひご参考にしてください。
目次
30代女性が生命保険に加入する必要性
30代女性が生命保険に加入する必要性は大いにあります。
- 結婚
- 妊娠や出産
- 転職や独立などのワークスタイルの変化
- 子どもの学費や養育費
- 株式投資などの資産形成
- マイカーやマイホームなど、非常に高価な買い物
など、さまざまな面において、お金が必要になると同時に、お金を払えなくなった万が一に備えなければならないためです。
30代の生命保険の加入率は非常に高く、30代女性は83%・男性は約82%と、証明されています（生命保険文化センターの調査（令和元年度「生活保障に関する調査」より）。
また、20代の平均加入率から約30%上昇しており、生命保険の需要は年齢を増すごとに高くなっています。
30代の女性が生命保険に加入するメリット
30代の女性が生命保険に加入するメリットは２つあります。
保険料の安さと万が一の事態に備えられる点が魅力なので、詳しく解説します。
30代は月額の保険料が安い
30代は月額の保険料の安さが魅力です。
なぜなら、健康リスクの低い若い世代が多くの保険料を払わなくとも、保険の仕組みを維持できるためです。
例えば、1人あたりの平均年間保険料によると、50代が約24万円なのに対し、30代は約19万。20代や40代も、30代の保険料と大差ありません。
30代の加入は、手厚い保障だけではなく、保険料の安さも大きなポイントです。
万が一の事態に備えられる
30代のうちに生命保険に加入すると、万が一の事態に慌てずに対処できます。新しい家族やローン・転職など、大きなお金が動くライフイベントが今後の人生に多く存在するためです。
そのため、「ケガや病気で働けなくなった」「多額のローンを残したまま亡くなった」などの事態に備えなければなりません。
30代で生命保険に加入すれば、万が一の事態にも心とお金に一定の余裕を保ちながら対処できます。
30代女性が生命保険へ入る前に考える3つのこと
生命保険は種類が多くて悩みますが、30代の女性は3つのポイントを把握しましょう。
下記で紹介する3つのポイントを実践すれば、生命保険選びでの失敗を避けられます。
医療保険・がん保険が重要
まず、30代の女性は医療保険とがん保険を重要視しましょう。
病気のリスクが30代・40代から徐々に上昇し、50代を迎えると急増するためです。
医療保険の場合、入院といった治療費の一部を負担してくれます。
公的な保証では、カバーしきれない範囲の保証ができるので、非常に役に立ちますよね。
対して、がん保険は、がんと診断された場合に保険金を受け取れる保険で、がんに特化した医療保険といったイメージです。
高額ながんの治療費に充てられるため、30代のみならず、多くの世代から非常に重宝されている生命保険の一つです。
今後の人生と周りの家族のためにも、30代の女性は医療保険とがん保険を最初に検討しましょう。
30代女性の特有のリスクや病院にかかる可能性
30代女性が抱える特有のリスクや病院にかかる可能性を確認しましょう。
妊娠～出産までの入院費用：30代女性の入院理由上位
- 帝王切開による出産の可能性：病院出産の場合、4人に1人の割合（平成29年（2017年）医療施設（静態・動態）調査・病院報告の概況」中の「表20 分娩件数の年次推移」より）
- 子宮筋腫：女性の20～30％が発症する良性の腫瘍
- 若年性乳がん：2016年の死亡率は約14,000人（厚生労働省人口動態統計より）
など、女性が考えなければならないリスクや、病院にかかる可能性は多く存在します。
女性特有のリスクを保証する、女性向けの生命保険が存在するので、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
公的制度＋保険の関係性
最低限の公的制度を知るだけで、無駄な生命保険の加入を避けられます。代表的な公的制度は下記の2種類です。
高額療養費制度：医療費が高額になった際、後から払い戻しをされる制度（上限が月約9万円までの自己負担）
- 傷病手当金：会社員の方が、ケガや病気で会社を3日休む＆給料が払われない状況になった際、給料の約3分の2の金額を、1年半の上限で受け取れる制度
- など、公的制度はとても便利ですよね。公的制度の範囲外を保険でカバーする計画を立てれば、無駄のの少ない生命保険の選択が可能になります。
【既婚・独身・子持ち】生命保険の選び方
生命保険の加入前のポイントを知った後は、選び方のポイントを理解しましょう。
大きく分けると、独身・既婚・子持ちor出産予定の方によって、選び方が分かれます。
独身の場合
独身の場合は、最低限の医療保険or死亡保険から考えましょう。
独身のうちに高額な生命保険は、必要性が少ないためです。
実際、独身の保険加入者のうち、約40％が年間の保険料12万円以下の金額しか払っておりません（生命保険文化センターより）。
なかでも、家族のサポートを受けにくい独身の方は、入院や手術などの高額医療費をカバーする医療保険がおすすめです。
30代の場合、月々数千円から加入できる医療保険も存在するため、最低限の生命保険に加入するだけでも、大きな安心感を得られますね。
既婚者の場合
既婚者の方は、死亡保険から考えましょう。
自分に万が一の場合が起こった際、残された配偶者の生活を守るためです。
その際、「夫婦のどちらの収入がメインか」が、大事なポイントです。夫の収入メインの家庭は夫に、妻の収入メインの家庭は妻に、と収入が大きい方が、家庭より手厚い保証を受けられる死亡保険に加入したほうがいいためです。
しかし、共働きの家庭で、収入格差のない夫婦は、どちらかが最低限の死亡保険に加入していれば、大きな問題はありません。
収入の大きさの視点を持ちながら、死亡保険の加入を考えるのがおすすめ。
子持ちor出産予定の方
子どもがいる方におすすめの生命保険は、下記の5種類です。
- 医療保険：子供にも軽度の医療保険の加入すれば安心
- 死亡保険：パートナーや子どもの精神面において、大きな収入がない専業主婦の方も加入するのがおすすめ（乳児の子どもを持つ親が死亡した場合にもらえる保険金は約2,200万円）。
- 就業不能保険：大病や死亡により、働けないと判定された場合にもらえる保険金
- 収入保障保険：病気といったトラブルで一定期間働けない場合にもらえる保険金
- 学資保険：保険金額は減少傾向にあるが、進学といったタイミングでもらえる保険金（祝い金）は非常に便利
子供が大学を卒業するまでかかる費用は、国公立が約1,800万円で、私立が約2,600 万円です（株式会社日本政策金融公庫の令和2年「教育費負担の実態調査結果」）。
万が一の死亡保険や、収入がなくなった場合の保険は非常に心強い味方ですよね。
「自分たちがいなくなったときに、子どもがどうなるか」の視点を持ちながらの保険選びが大切です。
30代・女性の保険加入率・平均保険料・平均保険金
30代の女性は、同世代の加入率や保険料が非常に気になりますよね。
平均値をわかりやすく提示しながら、解説します。
保険加入率
30代女性の保険加入率は約83%です（生命保険文化センターの「令和元年度生活保障に関する調査」より）。
同時に、30代男性も約82%と非常に高水準なので、10人のうち、8人の30代が生命保険に加入している計算になりますね。
対して、20代の平均加入率は約約53~58%なので、30代の加入率の差は30%近くに値します。「将来に備えたい」「家族や自分の未来のため」などの理由が多数存在。多くの30代が保険の必要性を強く感じるといえます。
平均保険料
30代女性の月々の平均保険料は約14,000円です（生命保険文化センター「平成28年度生活保障に関する調査」（全生保）年間払込保険料をもとに計算）。
30代男性の場合は、約16,000円なので、多くの30代は月に約15,000円を払う計算になりますね。
平均保険料を知るだけで、大きな目安がわかり、マネープランが立てやすくなります。
しかし、30代の女性は、結婚or既婚・子持ちor子持ちではないなど、さまざまな状況を抱える世代なので、平均保険料は参考程度にしましょう。
平均保険金
30代女性の平均保険金を、死亡保険・医療保険別に紹介します（生命保険文化センター 「平成28年度 生活保障に関する調査」より）。
- 死亡保険→約914万円
- 医療保険（入院費用の場合）→1日あたり約1万円
ちなみに、30代男性の平均死亡保険金は約2,000万円なので、女性の方が低くなっています。
入院費用は男女ともに大きな差はありません。
月々払っている保険料が、万が一の事態には大きな味方になります。
30代・女性におすすめの保険会社3選
30代女性におすすめの保険会社を3つ紹介します。
保険会社は種類が豊富な分迷いますよね。
「多くて選べない」といった方には、下記の3種類から検討するのがおすすめです。
いずれも、女性に特化した生命保険です。
オリックス生命保険：キュアレディ
オリックス生命のキュアレディは、女性特有の病気やがんに特化した生命保険です。
約1,000種類の手術費用の保証のみならず、入院費用を主契約の20倍といった増額保証が大きな魅力です。
先進医療に2,000万の保証といったがん保険に特化したプランもあるので、自由度の高い選択を実現できます。
また、保険の加入時から保険料は増額しないので、若いうちに加入すればお得。多くの女性から人気を博す生命保険です。
ライフネット生命：じぶんへの保険3レディース
ライフネット生命のじぶんへの保険3レディースは、女性専用の医療保険です。がんや生活習慣病に備えるおすすめコース、入院や手術の費用に備えるエコノミーコースの2種類が存在します。
おすすめコースは、がんで入院した際の保険金が50～100万円に達するほどの、手厚い保証が魅力です。
コースや仕組みも非常にわかりやすいので、人気の女性専用保険です。
楽天生命保険：あんしんプラス女性サポート
ネット通販で有名な楽天が運営する保険会社です。
女性サポートは女性に特化した生命保険で、30歳・医療保険の場合、月々1,510円の保険料で済むので、経済的です。
乳がんや関節リウマチなどの女性特有の病気も、入院日数かかわらず、一時金を支払うほどの手厚い保証が魅力ですよね。
生命保険初心者の女性におすすめなのが、楽天生命保険です。
【相談無料】おすすめ保険相談窓口・3選
直接保険会社へ相談・資料請求は緊張しますよね。
そこで以下ではおすすめの保険相談窓口を3つ紹介します。
女性スタッフの希望も可能なので、満足度の高い相談ができますね。
生命保険初心者の方は、相談窓口を利用するのがおすすめです。
ほけんのぜんぶ
ほけんのぜんぶは取扱保険会社40社以上を誇る相談窓口です。
2023年2月時点で、子育て世代からの相談件数は40,000件を超え、累計申込者数は21万件を達成しました。
子育て世代から人気なので、30代の女性方も安心して相談できます。
また、担当スタッフ全員がファイナンシャルプランナー（保険やお金などを熟知するプロ）の資格を保有しています。
生命保険に迷う方に利用してほしい相談窓口です。
ほけんのぜんぶの口コミ・評判とは？支持される特徴とメリットも解説
ほけんの窓口
ほけんの窓口は10万件の取引実績を誇り、約40社の保険会社を扱う無料相談窓口です。
相談は何度でも無料なうえ、担当スタッフの丁寧な対応が非常に人気。
「納得のできるプランに出会えた」「保険初心者でもわかりやすかった」など、高評価な口コミが多いのが特徴です。
「女性向けの保険をたくさん知りたい！」といった方にもおすすめな相談窓口です。
ほけんの窓口の実際の口コミ・評判から見えるメリットデメリットを紹介！
保険市場
保険市場は東証一部上場企業で、老舗の相談窓口。取引保険会社数は業界最大90社を誇ります。取引実績は55万件を超え、利用者の97.9%が満足したと回答しています。
店舗は全国展開していますが、オンライン相談にも対応。人気のスタッフを指名できる制度があるので、安心して保険の相談ができます。
保険を真剣に考える30代の方にも、非常におすすめです。
保険市場の口コミ＆評判を分析！利用するメリット・デメリットを徹底解説！
30代のうちにぴったりな保険を選択して後悔のない人生設計を！
30代の女性の方に焦点を当て、生命保険の必要性や選び方を解説しましたが、いかがでしょうか。
高額な生命保険に加入するよりも、自分の状況や今後の人生プランを見据えると、後悔のない生命保険の選択ができます。
自分と周り・将来の家族のためにも、ぜひ自分にぴったりな保険を選択してください。
