生命保険や医療保険に加入しようとしているそこのあなた。
「保険には加入しておきたいけど、自分ひとりじゃ決めきれない…」と悩んではいませんか?
商品も保険会社も豊富にありますし、どんな保障内容で加入したらいいかわからず、不安に感じている方も多いはず。
実は保険に加入するなら、事前に保険のプロに相談すると、スムーズかつ希望に沿った保険に加入できる可能性がたかまるんです。
でも保険のプロといっても、誰に相談すればいいかわからなない方も多いでしょう。
今回は保険加入時にプロに相談すべき理由から、おすすめの相談先、相談するときの注意点まで徹底的に紹介していきます。
3分程度で読み終わる内容にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
保険加入時にプロに相談すべき3つの理由
保険加入時にプロに相談すべき理由は、以下4つです。
- ライフプランに応じた最適な保障を作れる
- 保険だけでなく家計の見直しも実現可能
- 不要な保障を削れる
以下で詳しく解説していきます。
ライフプランに応じた最適な保障を作れる
保険のプロに相談することで、ライフプランに応じた最適な保障を作れます。
生命保険や医療保険、学資保険では、将来予測される死亡リスクや金銭面的なリスクを考慮して、加入します。
将来子供ができるタイミングや、子供の進学等を考慮して、保証を選択していく必要があるのです。
保険について相談する際には、ヒアリングを行ってライフプランを作成します。
「何歳にどんな生活設計を予定しているか」をヒアリングをもとに作成して、計画に沿った保障を提案してくれるのです。
保険だけでなく家計の見直しも実現可能
保険について相談すると、家計の問題点も洗い出してくれます。
保険加入後は継続的に保険料を支払っていくことになりますから、収入に見合った保険料を支払わなければなりません。
相談では家計の状況についても診断を受けられますので、家計の無駄も改善できます。
不要な保障を削れる
自分で保険に加入しようとすると、調べるうちに不安になって、不必要に特約などの保障を追加してしまいがちです。
保険について相談することで、必要な保障のみに絞って、保険に加入できます。
特約を追加すると保険料が総じて高くなってしまいます。
プロの観点からのアドバイスが受けれると、説得力もありますから安心ですね。
保険の無料相談相手先ってどこ?
保険について無料相談できるといっても、どこを選べばいいかわからないですよね。
一般的に、保険の無料相談に対応してくれるのは、以下の通りです。
- 独立系のファイナンシャルプランナー
- 保険会社
- 保険相談窓口
以下で詳しく解説していきます。
①独立系のファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーはお金に関する知識を多く持つことを証明する、資格保有者のことを指します。
その中でも独立系のファイナンシャルプランナーは、無料で保険の相談に応じてくれることが多いです。
通常ファイナンシャルプランナーは、自分で事務所を開いて、相談料を受け取って生計を立てていますが、保険商品などの提案はできずにあくまでアドバイスのみにとどまります。
独立系のファイナンシャルプランナーは、保険商品の提案や販売資格を保有しており、紹介手数料で生計を立てているため相談料がかからずに相談が可能なのです。
独立系のファイナンシャルプランナーに保険相談を行うと、以下のメリット・デメリットが得られます。
保険会社に所属していないので中立的な提案が可能
独立系のファイナンシャルプランナーは保険会社に所属していないため、中立的な提案が可能です。
保険会社に所属しているファイナンシャルプランナーの場合、自社の保険商品を中心に提案を行いますので、提案に偏りが出てしまいます。
独立系のファイナンシャルプランナーは、保険会社と提携していますので、複数社の紹介も可能です。
中立的な立場から保険商品を提案してもらえますので、偏った紹介になる可能性が少ないです。
保険の販売ノルマがないのでしつこい対応が少ない
独立系のファイナンシャルプランナーは、保険の販売ノルマが設定されていません。
保険会社の営業の場合、販売ノルマが設定されていることが多く、ノルマの達成のためにしつこい対応を取る人もいます。
独立系のファイナンシャルプランナーは、各自で保険販売を行っていますので、ノルマが設定されていません。
保険の販売ノルマがないため、丁寧な対応を期待できるでしょう。
人によって紹介できる保険商品が異なる
独立系のファイナンシャルプランナーは、各自で紹介できる保険商品が異なるデメリットがあります。
どの独立系ファイナンシャルプランナーでも共通して、紹介してもらえる保険があるわけではありませんので、既に聞きたい保険がある人にとっては、不便に感じられるでしょう。
②保険会社
保険会社でも、無料で保険の相談が可能です。
生命保険会社各社では、コーディネーターやライフデザイナーなど、様々な呼称のついた営業担当者がいます。
保険会社に無料で保険相談を行うメリット・デメリットは以下の通りです。
自社の保険商品の知識が豊富
保険会社の営業担当者は自社の商品の知識を多く保有しています。
生命保険の多くは、担当者からの説明を踏まえたうえで、保険の契約手続きを進めていきます。
保険の保障内容や約款の説明まで丁寧に対応できるので、疑問があればすぐに回答してもらうことができます。
特定の保険商品について知識を深めたいと考えているのであれば、相談相手としては最適でしょう。
地域によって営業担当が決定する
生命保険の担当者は地域によって営業担当者が決定します。
保険会社は各地域に営業所を置いていますので、住んでいる地域に合わせて営業担当者が決められます。
自分で営業担当者を選ぶことはできません。
担当者によってはしつこい対応を取られることもある
上述したように、保険会社の営業は営業ノルマが課せられており、担当者によってはしつこい対応を取られることもあります。
ノルマの達成が給与に直結する歩合制がとられているので、必死に案件を獲得しようと考えている担当者に当たってしまうと、しつこく勧誘されることもあります。
対応がしつこいと感じられた場合には、保険会社のコールセンターに連絡することで対応してもらえる可能性があります。
③保険相談窓口
保険相談窓口では、店舗や訪問でファイナンシャルプランナーの資格を保有している担当者に、ライフプランの作成を含めて、保険の相談に無料で対応してもらえます。
保険相談窓口で無料保険相談をするメリット・デメリットは以下の通りです。
複数の保険会社の商品を提案してもらえる
保険相談窓口は、サービスごとに数の差はあるものの、複数の保険会社の商品を提案してもらうことが可能です。
大手の生命保険会社は基本的にカバーされているので、安心ですね。
提示した条件をもとに条件に合いそうな保険会社の商品を、同時に複数提案してもらうことも可能です。
どの保険会社に加入するかが決まっていない状況にある場合、選択肢を多く与えてもらえるので比較検討しながら保険に加入したい方におすすめです。
ライフプランの作成にも対応
保険の提案の前に、保険相談窓口ではヒアリングを行い、皆さんの家計状況や今後の生活に関する目標を共有します。
様々なヒアリング内容を加味して、保険相談窓口の担当者はライフプランを作成してくれます。
ライフプランをもとに保険の提案に対応してもらえるので、生活や今後の生活に即した保険商品を提案できるのです。
根拠をもった保険の提案が行われますので、安心ですね。
対応できる地域に限りがある
保険相談窓口は、様々な地域に進出しているものの、一部地域には出店していないこともあります。
離島や田舎になると、店舗がなく気になるサービスがあっても利用できないことが多いんです。
また、保険相談窓口では訪問相談にも対応していますが、訪問に対応できる地域も限られているので、利用できるかが確認するまで確約されていません。
保険の無料相談先を選ぶときのポイント
保険の無料相談先を選ぶ際には、以下のポイントを把握しておきましょう。
- 加入したい保険の種類について詳しいか
- 専門資格を保有しているか
- 複数回相談するのに手間がかからないか
- 公的保障を考慮した提案をしてくれるか
以下で詳細を解説していきます。
加入したい保険の種類について詳しいか
生命保険に加入したい!学資保険に加入したい!と既に加入したい保険の種類が決まっている場合は、相談相手が加入したい保険の種類について詳しいかを、判断しましょう。
特に独立系のファイナンシャルプランナーに相談する際には、各プランナーによって相談を得意としている分野が異なります。
加入したい保険の種類について詳しいかを判断するには、プロフィールや対応できる保険商品の種類を確認しておきましょう。
専門資格を保有しているか
前提としてファイナンシャルプランナーなどの専門資格を保有しているかも、相談先を選ぶ際には重要です。
ファイナンシャルプランナーと一口に言っても、資格の難易度があります。
2級以上のファイナンシャルプランナーを取得している人を中心に、相談を依頼してみてはいかがでしょうか。
複数回相談するのに手間がかからないか
複数回相談するのに手間がかからないかも、保険相談を行う上で重要です。
保険相談は、1回だけで完結するわけではなく、複数回相談を重ねていきます。
通常初回では、家計状況のヒアリングやライフプランの作成を行います。
何回も保険相談に通う必要がありますので、距離的に遠い、相談できる相手が来るまでに時間がかかるなど、相談するのに手間がかかると相談が面倒くさく感じるかもしれません。
身近で簡単に利用できる保険相談先を選ぶようにしましょう。
公的保障を考慮した提案をしてくれるか
公的保障を考慮して保険の提案を行ってくれるかも、確認しておきましょう。
生命保険や医療保険でカバーされるリスクは、国や自治体など公的機関である程度保障されているものが多いです。
公的保障を前提に、足りない部分をカバーする目的で保険に加入する野が一般的です。
最初から保険だけでリスクに対応しようと考えるプランナーは、利益重視の可能性がありますので、注意が必要です。
保険の無料相談をするときの注意点
保険の無料相談を行う際には、以下の注意点も把握しておきましょう。
- 相談者の悩みに真摯に対応してくれるか口コミをチェック
- 必要以上に投資性の高い商品をおすすめされることがある
- 相談しても確実に加入できるとは限らない
以下で詳しく解説していきます。
相談者の悩みに真摯に対応してくれるか口コミをチェック
相談者が資格を持っていたり、専門性をもっているからといって、真摯な対応を誰もがとってくれるわけではありません。
相談者の悩みに寄り添わずに、対応の悪い保険担当者も一定数います。
相談者の悩みに真摯に対応してくれるかを判断するには、口コミのチェックを行いましょう。
ネット上に掲載されている口コミは、利用者の声をそのまま反映させたものです。
もちろん悪い口コミも一定数あるものの、参考にはなるかと思います。
事前にチェックしておいて、対応力の高いところで相談するようにしましょう。
必要以上に投資性の高い商品をおすすめされることもある
保険相談の際には、目的の保険の提案に合わせて、必要以上に投資性の高い保険商品をおすすめされることがあります。
投資と聞くと魅力的に感じる方も多いでしょうが、よく知らないで加入しようとしてしまうと、かえって損をすることもあります。
しかし投資性の高い商品の中には、紹介手数料が高い保険もあり、加入を必要以上におすすめされることもあります。
相談しても確実に加入できるとは限らない
無料で保険相談をしたからといって、確実に保険への加入が確約されたわけではありません。
保険への加入を認めるかは、保険会社が決定します。
相談しても確実に加入できるとは限りませんので、注意が必要です。
保険会社から指定された病気の既往歴があったり、生命保険に加入できない病気があった場合には、保険会社から保険への加入を断られる可能性があるのです。
相談しても確実に加入できるとは限りませんので、事前に加入できない要素がある場合にはプランナーに相談して確認してみるといいでしょう。
保険はプロに相談して必要な分だけ加入しよう
いかがでしたか?
保険は種類も保障内容も豊富ですから、プロに相談して必要な分だけ加入しましょう。
相談相手には、ファイナンシャルプランナーや保険会社、保険相談窓口がありますので、自分にあった相手を選択して利用しましょう。
いずれも無料の相談を行っているところもあるので、費用面を気にする必要はありません。
プロに相談しないまま加入してしまうと、不必要な保障で加入することにもなりかねませんので、専門家の意見を参考に進めていきましょう。