50代は段々と定年も近づいてくる時期です。
「定年後に亡くなったときに家族にお金を残せるように、生命保険へ加入しておこうかな…」と考える方もいますよね。
ですが生命保険は、いろいろな保険会社からたくさんの商品も出ているので、どれに加入していいか簡単には判断ができません。
また生命保険は、社会保障制度からの給付がどのくらいあるのか、遺された家族の生活や収入も考慮して選ぶ必要がありますので、いくつかポイントを把握してから選ばないと無駄な保険になってしまう可能性があります。
この記事では50代で生命保険へ加入しようと考えている方向けに、年齢に合わせた最適な選び方について、わかりやすく解説していきます。
目次
50代の生命保険加入率
生命保険の選び方について紹介する前に、まずは50代の生命保険加入率を紹介します。
2023年に公益財団法人 生命保険文化センターが発表した「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、50代の生命保険加入率は、男性が86.9%、女性が87.8%と、男女ともに8割以上の方が生命保険に加入をしています。
年齢を重ねるとともに病気や怪我のリスクも高まるため、万が一に備えて生命保険に加入しましょう。
50代の生命保険の選び方の3つのポイント
50代で生命保険に加入するなら、以下の3つのポイントを把握しておきましょう。
- 家族形態に合わせて保障を削るかを判断する
- 定年までの収入をカバーする保障を用意する
- 定年後も支払い続けられる保険料で契約する
以下で詳しく解説していきます。
家族形態に合わせて保障を削るかを判断する
50代は様々な家族形態で生計を立てている方もいます。
生命保険は本来、残された家族の生活資金を保障するために加入する保険です。
家族形態によって選ぶべき保障が異なりますので、以下のうち該当する部分を参考にしてください。
子供が独立しているなら配偶者の分の保障を用意しておく
50代の既婚者で、子供が既に独立しているなら、配偶者のぶんだけ保障を用意しておきましょう。
子供が独立後であれば、自分で生計を立てられるため、親があえて子供のために生活を保障する必要性は薄いです。
残された配偶者の月々の生活費を算出して、生活に必要な分だけを保険金として契約しておきましょう。ここで確認したいのが、社会保障からの遺族年金です。会社員であれば、配偶者に対し終身で遺族厚生年金が支給されますが、その金額は老齢厚生年金の額に準じますのでそれぞれ異なります。また遺される配偶者が夫なのか妻なのかによって、受け取れる方の年齢条件がありますし、その方が65歳から受取る老齢年金の額によっては満額受け取れないこともあります。さらに定年後の死亡については年金に加入した期間により遺族厚生年金が受けられる場合と受けられない場合がありますので、事前に確認したうえで、どのくらいの生命保険が必要なのかを考えましょう。
独身なら自分の死亡後の処理費用を用意しておく
独身で、死後に経済的に困る方がいないのであれば、高額な生命保険金を契約する必要はありません。
しかし独身でも、死亡後の処理費用は掛かります。
最低でも火葬して納骨するまで、20万円かかるといわれていますし、住居の処分などにもお金はかかります。
独身で死亡後に親が存命であれば対応してくれる可能性もありますが、親が先に亡くなっている場合には親族が対応することになります。
死亡後に金銭面での迷惑をかけないように、必要であれば最低限の保障を得ておきましょう。
独身も生命保険は必要なの?加入の必要性や選び方を徹底解説します
子供が在学中なら学費を含めた分を用意しておく
50代でもまだ子供が高校に在学中だったり、大学在学中の場合もありますよね。
万が一の時でも十分な教育が受けられるように、子供が在学中であれば、残りの学費分、あるいは仕送りなど子どもの生活資金の確保も必要です。
社会保障から子どもに対して支給される遺族基礎年金は、18歳以下の子に対して支払われます。従ってお子さんが高校を卒業していると、遺族基礎年金は支給されませんので、注意が必要です。
定年までの収入をカバーする保障を用意する
最近では定年を伸ばす制度も考えられているため、将来的に定年の年齢が後ろ倒しになる可能性があります。
定年間近になると収入も若いときに比べて高額になりますが、子供の教育費がかさみがちになり支出も大きくなります。
同時に50代ともなると、がんや生活習慣病、三大疾病などで入院・手術を受けたり、長期間働けなくなったりする可能性が高くなり、それらの医療費の確保も考える必要があります。
まず確認したいのが会社の健康保険が保障する傷病手当金という制度。
こちらは働けない状態が継続した際に最長で1年半、給与の約3分の2が保障されるという制度です。会社が健康保険組合の場合、保障期間が延びる場合もあります。
また支出の面でいえば、高額療養費制度といって1ヶ月の医療費に上限が設けられています。
ただし、年収によって上限が異なりますので一度確認しておきましょう。こ
ちらも会社が健康保険組合の場合、付加給付といって医療費の自己負担が更に引き下げられることもあります。
社会保障の給付を踏まえたうえで、万が一の病気の際に家計の維持が難しいと判断した場合には、民間の生命保険を検討します。
生命保険の中には、収入保障保険という保険が用意されています。
保険金としてまとめて支払われるのではなく、支払要件を満たすと月々給与と同じように支払いを受けられます。
定期的に受け取れる分、保険料が安く設定されているので、検討するのも一考です。
定年後も支払い続けられる保険料で契約する
生命保険では、保障が継続する契約の期間と保険料の支払い期間が異なることがあります。
保障は一生継続するが、保険料の支払いは定年までに終了するという契約か保険料の支払いも一生継続するというような選択肢です。
定年までにそれ以後の保障分についてもまとめて保険料を支払うと割高になり、一生継続して保険料を支払うと保険料は割安になります。
いずれにしろ、今後の収入を踏まえ、支払い続けられる保険料で契約しましょう。
一般的に定年後には年金で生活することになりますが、年金だけではゆとりある生活を維持できないとおっしゃる方も多いです。
従って、定年後も支払い続けられる保険料で契約しておかないと、生活を切り詰めてまで保険料を支払うことになります。
国が発行する「ねんきん定期便」を見れば、老後の年金額を把握することができます。
万が一の保障が日々の生活を圧迫しないよう、上手に生命保険に加入しましょう。
50代なら万が一のリスクを想定した選び方を
50代の方が生命保険を選ぶ上で、想定しておくべき点は以下の3つです。
- 病気のリスクに備える
- 介護や死亡するリスクに備える
- リスクを想定しつつ、資産形成を考える
それぞれ、詳しく解説していきます。
病気のリスクに備える
命取りとなる心筋梗塞や脳卒中も50代から増え始めます。
また、年齢を重ねると筋力も低下するため五十肩などに悩まされる方もいますし、女性の場合は更年期障害により火照りを感じたりめまいや気分の落ち込みなどの症状が出る方もいます。
このように50代になるとさまざまな体調の変化が起こります。特に、これまで不摂生をしてきたという方はそのツケが出てくる頃でしょう。
今までなんの病気もなく健康に過ごしてきたという方であっても、50代になって一気に衰えを感じるようになることも多く、万が一の病気のリスクを想定し生命保険を選ぶ必要があります。
50代から増え始める肝臓がんや生活習慣病などリスクの高い保障を重点的に備えましょう。
ただし、保険額が高くなるとその分支払う保険料も高額になってしまいます。将来的にも払い続けられる金額のものを選ぶ必要があります。
介護や死亡するリスクに備える
50代になると介護のリスクも想定しておかなければなりません。
介護保険や介護特約を検討しましょう。
また、ひとつの契約で夫婦2人を保障する夫婦型の保険に加入している場合、契約者が死亡すると、残された夫や妻は保障が受けられなくなることもあります。
まだまだ働き盛りの50代ですが、心筋梗塞や脳卒中など命取りになる病気のリスクも高まる年代です。
夫婦型の生命保険に加入している場合は別々の保険に見直すなど、万が一の際に備えておきましょう。
リスクを想定しつつ、資産形成を考える
50代では病気や介護、死亡といったリスクに備えていく必要がありますが、人生100年時代といわれる現代では老後のお金も用意しておかなければなりません。
そこで、さまざまなリスクを想定しつつも貯蓄型の生命保険も検討しておきましょう。
そのためにも老後にいくら必要なのか、何歳まで働いて、老後はどういった生活をしたいのかなど先のプランも事前にしっかり考えておくことが大切です。
50代で生命保険の加入先を選ぶ際の注意点
50代で生命保険の加入先を選ぶ際には、以下の注意点も把握しておきましょう。
- 20~40代に比べて保険料が高く設定されている
- 病歴や健康状態によっては保険への加入を断られる可能性もある
- 自営業の場合は通常よりも保障を手厚くする必要がある
- ライフプランが明確でないと不必要な保障を付けてしまう可能性も
- 既に加入しているなら新規加入よりも見直しがおすすめ
以下で詳しく解説していきます。
20~40代に比べて保険料が高く設定されている
50代で新規で生命保険に加入する際に最も注意すべきなのが、保険料の高さです。
生命保険では文字通り、自分の命に対して保険をかけている状態になります。
若ければ病気にかかるリスクも少ないですし、回復力もありますよね。
しかし50代ともなると、回復力も落ちていきますし重篤な病気にかかるリスクも上がっていきます。
他の年代に比べて保険料が高く設定されているので、加入時には保険料がいくらか、いつまで支払うのかを予定しておく必要があります。
病歴や健康状態によっては保険への加入を断られる可能性もある
50代は健康上の問題が発生しやすい時期ですから、病歴や健康診断の数値が悪い可能性もありますよね。
生命保険の加入時には健康告知審査が設けられていて、保健会社の定める基準を満たしていないと、保険への加入を断られてしまうんです。
特に病気で入院したり手術を受ける、血糖値や血圧など重篤な疾病を引き起こす原因となる数値が高い場合には、要注意です。
生命保険では様々な年齢の人が加入していますが、その中に一人健康状態の悪い人を入れてしまうと、ほかの加入者とのバランスが取れなくなってしまいますよね。
加入者間の公平性を保つためにも、健康状態をチェックして保険に加入していいかを判断されます。
以下の病歴がある場合は基本的に加入時に確認される、あるいは病気の進行度に応じて加入を断られる可能性がありますので、チェックしておきましょう。
ただし、お薬の服用で病状がコントロールできているなど、病気の状態によっては問題なく保険に加入ができたり、条件付きで保険に入れたりもしますので、自己判断せずに信頼できる専門家に相談してみましょう。保険会社によって審査基準が異なる場合もあるので、複数社比較することも大切です。
心臓・血圧 | 高血圧・狭心症・脳梗塞・不整脈・心筋症・弁膜症など |
脳・神経・精神 | 脳出血・心身症・脳梗塞・くも膜下出血・神経症・うつ病・統合失調症・双極性障害・ノイローゼ・アルコール依存症・てんかんなど |
肺・気管支 | ぜんそく・慢性気管支炎・気管支拡張症・肺気腫・肺結・じん肺・過換気症候群 |
胃腸・膵臓など消化器系 | 胃潰瘍・慢性膵炎・潰瘍性大腸炎・十二指腸潰瘍・急性膵炎・腸閉塞・クローン病・過敏性大腸炎・急性肝炎・肝硬変・胆石・胆のう炎・慢性肝炎・急性肝炎など |
循環器系 | 急性腎炎・慢性腎炎・腎不全・腎臓結石・尿管結石・のう胞腎・ネフローゼ・水腎症・前立腺肥大など |
目・鼻・耳 | 白内障・緑内障・ぶどう膜炎・角膜炎・円錐角膜・角膜かいよう・網膜色素編成症・網膜剥離・中耳炎・メニエール病・突発性難聴・鼻中隔湾曲症など |
がん・腫瘍 | がん・肉腫・白血病・ポリープ・異形成・腫瘍 |
その他 | 糖尿病・膠原病・甲状腺機能亢進症・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症(痛風)・リウマチ性疾患・貧血・紫斑病・椎間板ヘルニア・痔・変形性関節症・甲状腺炎・子宮筋腫・卵巣嚢腫・不妊症・子宮内膜症・乳腺症など |
自営業の場合は通常よりも保障を手厚くする必要がある
自営業の場合は、会社員よりも民間での保障を手厚くする必要があるってご存じですか?
通常企業に勤めている会社員であれば、社会保険制度が充実していますので、病気やケガで働けない状態が4日以上継続すると4日目から最大18ヶ月まで傷病手当金といってお給料の約3分の2が健康保険で保障されます。また状況によっては障害年金も支給されるケースもあります。
しかし自営業の方が加入する国民健康保険には
傷病手当金が出ないので、働けないイコール収入の減少に直結してしまいます。また障害を負った時の障害年金も、厚生年金に加入していないために保障範囲も狭いですし、給付額も少ないのが現状です。
そのため企業に勤めている人よりも、民間の生命保険を利用して保障を上乗せする必要性が高いのです。
ライフプランが明確でないと不必要な保障を付けてしまう可能性も
生命保険は将来自分の家庭で何が必要か、どんなリスクがるのかを社会保障をふまえてライフプランを立て、適切に加入する必要があります。
「まぁ将来これだけあればいいだろ」と適当にライフプランを立てて加入してしまうと、不必要な保障を付けてしまう可能性もあります。
いらない保障にまで保険料を支払うのは、経済的ではないですよね。
保険は万が一に備えるものなので、そこに必要以上にお金を支払ってしまうと、日々の暮らしで使えるお金が減ってしまいます。
50代以降は計画的にお金を使っていかないと、老後に資金が足りないなど苦しんでしまう可能性もあります。
ライフプランをしっかりと明確に立てたうえで、保険に加入するようにしましょう。
すでに加入しているなら新規加入よりも見直しがおすすめ
すでに生命保険に加入していて、何らかの理由で新しい保険へ乗り換えようとしているのであれば、加入している保険の見直しから行いましょう。
保険料が高いなら無駄な保障はないか、保険金が足りないのであれば保障を増やす、あるいは減らすなど、年齢のニーズに応じた保障に変えていきましょう。
自分で見直しを進めてみるのもいいですし、時間がないなら無料の保険相談窓口で相談してみるのも良いでしょう。
無料の保険相談窓口なら、ヒアリングをおこない、皆さんのニーズに応じた保障を提案してくれます。
必要に応じて新しい保障も提案してもらえますし、その場で加入手続きも済ませられます。
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50代の生命保険の見直し方
50代になると新しい保険に加入しなおすのではなく、すでに加入している保険を見直す方がおすすめです。50代の生命保険の見直し方のポイントは以下の3点です。
- 減額で保険金額を減らす
- 払い済み保険に変更をする
- 延長保険に変更をする
それぞれ詳しく解説していきます。
減額で保険金額を減らす
50代になって子供が独り立ちしたり住宅ローンを払い終えたり、万が一の際に多額の保障が不要になった場合には、生命保険の死亡保障の減額を検討しましょう。
死亡保障は、被保険者が亡くなった際に残された家族が受け取ることができる保障です。
万が一亡くなった際に、残された家族が経済的に困窮することがなくなれば、死亡保障は不要であるといえます。
また減額とは、その名の通り加入している保険の一部を解約し保障額を減らすことで、月々の保険料を安くできるものです。
減額は毎月の保険料の支払いが負担になっている場合などに検討されますが、死亡保障が不要になった場合の減額も有効的です。
払い済み保険に変更する
払い済み保険は、今加入している生命保険の保険料の支払いを中止することで、保障額を減額するという仕組みです。
払い済み保険にすることで、今後保険料を支払う必要はなく、保障は一生涯受け続けることができます。
50代になって子供が独り立ちするなどで多額の死亡保障は不要になったけど、少しは保障を残しておきたいという場合などに有効的です。
50代になると新しい保険に入り直すのは保険料が高くなったり、持病などをお持ちの場合にはそもそも入れなかったりすることがありますので、今加入している保険の仕組みを活かして見直すことをおすすめします。
ただし、全ての生命保険が払い込み保険に変更できるわけではありませんので、変更を検討している場合は担当者に相談してみましょう。
延長保険に変更する
延長保険は、今加入している生命保険の保険料の支払いを中止することで、その時点の解約返戻金を元に、保険金額が同じ保険へ変更するという仕組みです。
払い済み保険同様に今後保険料を支払う必要はなく、また保障額も減ることがありません。
ただし、保障期間がこれまでより短くなります。50代になって、今後一生涯の保障は不要だと感じた場合などに有効的です。
ただし、払い済み保険と同様に全ての生命保険が延長保険に変更できるわけではありませんので、変更を検討している場合はまず担当者に確認してみましょう。
50代なら生命保険だけでなく医療保険の加入・見直しも検討しよう
50代で加入や見直しを検討すべきなのは生命保険だけではありません。
場合によっては医療保険も加入や見直しを検討する必要があります。
医療保険では名前の通り、医療費に対する保障が得られます。
年齢とともに入院や手術のリスクも高くなっていきますので、通常の生活費に加算して医療費の負担も増えていきます。
会社員でいるうちは、前述のような社会保障の給付も手厚いのですが定年後は原則国民健康保険への加入となりますから社会保障給付が少なくなります。
後期高齢者の保障は75歳からですからそれまでの間の病気のリスクに対する対策は考えておく必要があるかも知れません。
定期型の医療保険に加入している場合は、更新のたびに年齢に応じて保険料が高くなっていくので、保障内容を適宜見直して収入に見合った保険料に変えていきましょう。
また新規で加入するのなら、終身保険に加入すれば高齢になっても保障を継続して受けられます。
しかし補償期間が長い分保険料が高くなりますので、家計と相談しながら決めていきましょう。
50代の健康リスクと経済的負担を考慮して生命保険で保障を受けよう
いかがでしたか?
50代ともなると周囲が病気にかかったり亡くなったという話も聞き始める時期です。
家族のために、死亡後の処理費用を残すなら、生命保険への加入を検討してみましょう。
ただしやみくもに加入するのではなく、年齢に応じた経済的負担と健康リスクを考慮して、さらに社会保障からの給付も確認した上で、保険への加入を検討してみてください。
今回記事内で紹介した選び方も参考に、ぜひ老後を見据えた保障を契約して、万一の場合に備えていきましょう。
- プロフィール:
- 心とお財布を幸せにする専門家 ファイナンシャルプランナー(CFP®)
株式会社アセット・アドバンテージ 代表取締役 asset-advantage.com
FP相談ねっと 代表 fpsdn.net
一般社団法人公的保険アドバイザー協会 理事 siaa.or.jp
1993年米国オハイオ州立大学ビジネス学部卒業後メーカーに勤務。これからはひとりひとりが、自らの知識と信念で自分の人生を切り開いていく時代と痛感し、お金のアドバイザーであるファイナンシャルプランナー(FP)として2002年に独立。年金と資産運用、特に確定拠出年金やNISAの講演、ライフプラン相談を多数手掛ける。
執筆:金融庁サイト 有識者コラム連載、50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話(東洋経済新報社)、ど素人が始めるiDeCo(個人型確定拠出年金)の本(翔泳社)他 - 詳細な監修者情報はこちら