教育ローンの審査に通らない!理由と代わりの学費用意方法を徹底解説!

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お子さんが大学進学をきめると一ヵ月以内を目安に、学費の納入が求められます。

「元々国公立予定だったのに私立に行くことになった」「トラブルがあって大学進学に使うお金がない」という方もいるでしょう。

大学の入学金は数十万円必要になりますから、いきなり必要になっても用立てるのが難しいですよね。

入学金が期日までに払えなければ、子どもがせっかく苦労して得た合格を無駄にすることになります。

急に子どもの学費が必要になったときに活用できるのが教育ローンですが、中には教育ローンの審査に通らないことはないか、不安になっている方も居ることでしょう。

今回は教育ローンに通らないことに不安を抱えている親御さん向けに、教育ローンに落ちてしまう理由から万が一落ちた場合の対処法まで徹底的に解説していきます。

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教育ローンと一口に言っても、運営団体によって2つの種類があることをご存じでしょうか。

以下でそれぞれ解説していきます。

公的な教育ローン

公的な教育ローンとは、公的な機関日本政策金融金庫が管理している、教育一般貸し付けのことを指します。

返済期間は最大で15年と設定されており、比較的金利が低いのが特徴です。

国の教育ローンともいわれており世帯収入に応じて、融資限度額が定められています。

世帯収入によっても教育ローンを利用できるかが異なります。

インターネット経由で申請できるので、わざわざ機関に行かなくても手続きが可能です。

日本学生支援機構の奨学金との併用も許可されていますし、大学だけではなく専門学校などの短期の学校でも融資対象になります。

民間銀行の教育ローン

民間銀行の教育ローンは、各種金融機関が打ち出している独自の教育ローンです。

借入金額を決めて一括で借り入れるものや、必要になったときに融資を受けるタイプの2パターンがあります。

国の教育ローンとは異なり、所得によって制限が設けられることはありません。

保証人が必要ないので、保証人を依頼できる人がいない場合によく利用される傾向にあります。

教育ローンの審査に通らない4つの理由

教育ローンは子どものための融資方法とはいえ、お金を借りるのですから審査が行われます。

下記の4つのいずれかに当てはまっている場合、教育ローンの審査に落ちてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

  • 信用情報に傷がついている
  • 申請者に安定した収入がない
  • 勤続期間が短い
  • 借金額が多い

以下で詳しく解説していきます。

信用情報に傷がついている

万が一直近で信用情報に傷のつく事故歴がある人は、教育ローンの審査に通らないことがあります。

クレジットカードやカードローンは皆さんの経歴等を信用したうえで、一時的にお金をかしてくれたり立て替えてくれているだけにすぎません。

つまり返済が遅れてしまうことで、信用のない人として判断されてしまうことになるのです。

返済の遅れなどは各種金融機関のアクセスできる、信用情報機関にデータとして登録されてしまいます。

重大さに応じて消去される日数は異なりますが、5年~10年の間情報が残ってしまうことになる野です。

教育ローンは民間でも公的なものでも、一旦まとめてお金を借りるため、信用情報を確認してから融資するかを判断します。

信用情報に傷がついているだけで一発アウトになりますから、ここ数年で滞納した記憶がある方は注意が必要です。

申請者に安定した収入がない

教育ローンも一つの借金ですから、定期的に返済できる能力がないと金融機関や国もお金を貸しにくいです。

申請者に安定した収入がないと判断されてしまうと、確実に返済してもらえるかどうかがわからないため、融資を断られてしまうことになります。

申請時には所得を証明する書類が必要になりますから、隠し通すことはできません。

定期的に雇用されていない場合は、きちんとした収入先がある人が申請を行うようにしましょう。

勤続期間が短い

現在働いている企業での勤続期間が短いことも、審査に落ちてしまう原因の一つです。

期間がきちんと定められているわけではありませんが、最低でも現在の職場に2年間は努めて居ることが求められることが多いようです。

勤続期間が短いと雇用が安定していないと判断されてしまう可能性があるのです。

借金額が多い

既に借り入れている金額があまりにも多いと、教育ローンの借り入れを断られてしまう可能性があります。

多重にいろんなところからお金を借り入れている状況は、健全な資金繰りとは言えません。

借金額が多い場合、返済が滞ってしまう可能性が考えられるのです。

返済が滞りそうな条件がそろっている人にお金を貸すことはできませんから、教育ローンの貸し出しを断られることになるのです。

教育ローンの審査に落ちた時の対処法

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教育ローンの審査に落ちた時の対処法は、以下の3つです。

  • 信用情報の事故情報が消えるのを待つ
  • カードローンを利用する
  • 公的な教育ローンに申し込む

以下で詳しく解説していきます。

信用情報の事故情報が消えるのを待つ

信用情報は登録されている内容にもよりますが、期間がたてば情報が消去されます。

実際に学費を支払うまでの期間が長い野であれば、信用情報の事故情報が消えるのを待ちましょう。

ただしお金が早急に必要な場合は、次の方法を試してみてください。

カードローンを利用する

カードローンを利用するのも一つ手です。

学費を奨学金で賄おうとする方も多いですが、奨学金は入学後に手続きを終えてから振り込まれることが多いため、入学金には利用できないのが難点です。

一時的に入学金の分だけをカードローンで借入れて、定期的に返済していくことも検討してみましょう。

ただし金利が高いので、後からまとまったお金が入ってくる確信がある場合でないと、返済に苦しんでしまう可能性がありますので注意が必要です。

公的な教育ローンに申しこむ

民間の教育ローンに申し込んだ場合には、今度は公的な教育ローンに申し込んでみる事をおすすめします。

民間の教育ローンは審査基準が厳しく設けられていることが多いです。

利息で利益を獲得することが求められるので、確実に回収できるかを詳しく審査します。

国の教育ローンの場合は、金銭面的な問題で就学の機会を逃さないようにと設けられている制度です。

金融機関とは違う審査方法を取っているので、もしかしたら教育ローンの申請が通る可能性があります。

教育ローンを複数審査にかけるのはNG

教育ローンの審査に確実に通りたいと考えていると、ついつい複数の教育ローンに申し込んでしまう方も居るかもしれません。

しかし教育ローンの審査を依頼したこと自体も、信用情報機関に登録されることになります。

一気に色んな金融機関の教育ローンを申し込んでいることがバレてしまうと、金銭的に困っていることがバレてしまい、他の金融機関でも融資を断られてしまう可能性があるのです。

一つの金融機関に申し込んで、ダメだったら次、と段階を踏んで申請を行うようにしましょう。

国の教育ローンは子どもの人数で条件が変わるので注意

国の教育ローンは比較的審査に通りやすいことで知られていますが、世帯の子どもの人数に応じて融資が受けられる世帯収入基準が変わりますので、注意が必要です。

子どもの人数による世帯収入の上限額は、下記の通りです。

子どもの人数世帯所得の上限額
1人600万円
2人690万円
3人790万円
4人890万円
5人990万円

引用:日本政策金融金庫公式HP

所得とは額面通りの金額ではなく、各種控除を抜いた後の金額のことを指します。

子どもの人数と世帯収入をよくチェックして、仮入れられるかを把握しておきましょう。

また所得は世帯主の収入だけではなく、配偶者の収入も合算した金額になりますの、注意が必要です。

教育ローン以外で子どもの学費を用意する3つの方法

教育ローン以外で子どもの学費を用意するには、下記野3つの方法を試してみてください。

  • 長期間猶予があるなら学資保険
  • 労働金庫の入学時必要資金融資
  • どうしても時間がないなら親せきを頼る

以下で詳しく解説していきます。

長期間猶予があるなら学資保険

まだ子どもが小さく、将来の学費に備えるための計画をしている段階なので有れば、学資保険を利用することをおすすめします。

学資保険は毎月保険料を支払って長期間かけて、目標金額まで運用していきます。

途中で引き出すことができないので、使い込みを未然に防ぐことが可能です。

また死亡保障をつけられたり、祝い金制度で定期的に受け取れるものもあります。

小学校入学までに加入すればOKなので、まだお子さんが小さい方は検討しておきましょう。

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労働金庫の入学時必要資金融資

日本学生支援機構の奨学金を受ける予定ではあるものの、入学金が必要だったのに恐育ローンが借りれなかった場合に活用できる制度です。

日本学生支援機構の奨学金振込口座を労働金庫に指定し、勤務先あるいは住所が労働金庫の指定地域にあれば利用できます。

金利も比較的低く、50万円まで融資を受けられます。

一般的に大学の入学金は30~50万円程度であることが多いため、入学金が不足している家庭は利用を検討してみましょう。

どうしても時間がないなら親せきを頼る

すべて利用できず、頼れるところがなく、支払いまでの時間がない場合には、親戚を頼ることも検討してみてください。

親戚を頼ってしまうことに引け目を感じるかもしれませんが、どうしても時間がない場合は、頭を下げてでもお願いしましょう。

お金が用意できないからと子どものせっかく努力して獲得した合格を、無駄にするのは残酷なことです。

教育ローンの審査に落ちても状況に応じて対応しよう

いかがでしたか?

急に子どもの学費が必要になった場合にお金がない場合、教育ローンを活用しようと思いますが、融資の一種なので信用情報機関に傷がついている場合には、融資が受けられない場合もあります。

恐育ローンの審査に落ちたとしても、状況に応じてきちんと対応することで、一時的に用意が可能になることもあるかもしれません。

出来ることはとにかく試してみて、子どもの努力を無駄にしないようにしましょう。

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