固定資産税はPayPayで支払える?利用方法と注意点を解説

固定資産税はPayPayで支払える?利用方法と注意点を解説

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キャッシュレス決済が進み、買い物はもちろん固定資産税もPayPayで支払えるようになりました。

2020年6月に東京都でPayPay支払に対応したのを皮切りに、さまざまな自治体で対応し始めています。

PayPay支払にはメリット・デメリットがあるため、事前に知ったうえで利用するのがおすすめです。

この記事では、PayPay支払のメリット・デメリットとその方法を紹介します。

固定資産税は2020年からPayPayで支払える

スマートフォンを使った決済方法の一つであるPayPayは、多くのお店で導入され利用者数を増やしています。

バーコードを提示すれば手持ちの現金がなくても買い物ができるため、キャッシュレス決済の普及に大きく影響しています。

納税でもキャッシュレス化は進んでおり、固定資産税もPayPayの請求書払いで納税できるようになりました。

スマホにPayPayアプリを入れておけば、毎年4月~6月に送られてくる納付書のバーコードを読み取るだけで、その場で固定資産税の支払いが完了する手軽さが魅力となっています。

固定資産税をPayPayで支払う3つのメリット

固定資産税をPayPayで支払えるようになったことはわかって頂けたと思います。

PayPay以外にも、クレジットカード払いや口座振替で固定資産税を支払えるのに、なぜPayPayで支払う必要があるのか疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。

それはPayPayで支払うことで、クレジットカード払いや口座振替で得られないメリットがあるからです。

そこでここでは、固定資産税をPayPayで支払うメリットを3つ紹介します。

ポイント還元を受けられる

PayPayで固定資産税を支払うと「PayPayステップ」と呼ばれる、月ごとの条件達成度に応じた翌月の還元率が変わるシステムがあります。

固定資産税は、利用金額5万円以上を達成しやすくなるため、通常よりもポイント還元率が0.5%アップします。

ポイントを貯めれば1ポイント1円で利用できるので、固定資産税の支払でお得になります。

このようなポイント還元を受けられるのは、PayPay支払を利用するメリットとなっています。

時間帯場所関係なく固定資産税を納付できる

PayPayで固定資産税を支払うメリット2つ目は、時間帯関係なく固定資産税を納付できることです納付書で固定資産税を支払う場合、銀行や郵便局・市役所・コンビニなどに出向く必要があります。

わざわざ支払える場所まで行くのが面倒で、つい後回しにしてしまう人もいます。

そのような人にPayPay支払のメリットが大きいと言えます。

PayPay支払は、家に居ながらいつでも固定資産税を支払えわざわざ外出する必要はありません。

気づいたときにすぐに支払えるため、忘れや遅れも減らせます。

これはとても大きなメリットの一つです。

一括でも分納も決済手数料が無料

クレジットカードで固定資産税を支払うと、決済手数料がかかってしまうデメリットがあります。

しかしPayPayでは、一括でも分納でも決済手数料が無料となっているのもメリットです。

クレジットカード払いは、東京都23区で5万円の固定資産税を支払うと401円の決算手数料がかかります。

また分納すると支払い1件ごとに手数料がかかってしまいます。

しかしPayPay支払いにすると、一括でも分納でも手数料が取られることはなく、固定資産税の金額だけで済みます。

少しでも節約したい人にとって、これはお得なのではないでしょうか。

固定資産税をPayPayで支払う3つのデメリット

固定資産税をPayPayで支払う3つのメリットを解説しました。

クレジットカードではかかる決済手数料がかからないこと・いつでも支払い可能なこと・ポイントが貯まるメリットがありました。

このようなメリットを見ると、PayPayで支払おうかなと検討する人もいると思いますが、その前にデメリットを知っておく必要があります。

ここでは、固定資産税をPayPayで支払う3つのデメリットを紹介します。

PayPay支払に対応していない自治体がある

固定資産税は国税ではなく地方税の一つです。そのため地方自治体によっては、まだPayPay支払いに対応していない場合もあります。

PayPay支払いが始まったのは、東京都で2020年と新しい支払い方法です。

PayPay支払いを導入するにはシステムの導入が必要なので、地方自治体では導入したくてもできない事情があるのです。

PayPay支払いしたくてもできない可能性があるのは、デメリットの一つとなっています。

PayPayに一度に多額の入金が必要に

固定資産税はPayPay残高を使って支払うことになります。

PayPay残高は、事前に固定資産税が支払える分の金額を事前に入金しておかなければいけません。

通常の買い物ではクレジットカードと連携しておけば利用できますが、固定資産税にはこれが活用できません。

事前に必要な額を入金しておかないと使えないのは、クレジットカードとは違い現金が必要となるためデメリットとなってしまいます。

納税証明書の発行には対応していない

クレジットカード同様に、PayPayで固定資産税を支払うと領収書や納税証明書の発行がされないのもデメリットの一つです。

公的手続きなどで納税証明書が必要な人にとって、これは大きな懸念点となってしまうでしょう。

納税証明書がどうしても必要な場合は、納税確認後1週間程度開いてから、自治体窓口にて必要費用を支払い発行してもらう必要があります。

PayPayで固定資産税を支払う流れ

PayPayで固定資産税を支払うメリット・デメリットを解説しました。

きちんと勉強しどちらの特性も知ったうえで、PayPay支払いを選択する人もいるでしょう。

しかし初めてする支払い方法は、どのように利用すればよいかわからない人もいます。

そこでPayPayで固定資産税を支払う流れを紹介します。

自宅に届いている固定資産税の納付書を開封する

まずPayPayで固定資産税を支払うためには、自宅に届いている納付書を確認する必要があります。

PayPayで支払うためには納付書が必要になるため、紛失するとPayPayで支払えなくなるため注意が必要です。

納付書に添付されている請求書支払のコードをスキャン

納付書を開封したら、添付されている請求書のバーコードをPayPayアプリでスキャンします。

PayPayアプリを開くと、「スキャン」もしくは「請求書を読み取る」をタップすると、カメラが起動してバーコードスキャンできるようになります。

支払い完了

スキャンが完了すると画面に支払い先と支払い内容が表示されるため、間違えや問題がなければ「支払う」ボタンを押すと、支払い完了となります。

ただし事前に支払いに必要な残高を入金しておかないと、支払い完了ができないため注意が必要です。

PayPay支払以外にもお得な固定資産税の支払方法がある

ここまでPayPayでの固定資産税を支払うメリット・デメリット・方法を解説しました。

キャッシュレス決済が進む現代では、PayPay以外にも固定資産税を支払う方法が用意されています。

ここでは、キャッシュレス決済で固定資産税を支払う3つの方法を紹介します。

クレジットカード

専用のサイトに情報を入力するとクレジットカードでも支払い可能となります。

クレジットカードで支払うとポイントが貯まるだけでなく、現金が手元にないときでも固定資産税を支払えるのがメリットです。

またクレジットカードで支払えばあとから分割にもできるため、まとめて支払えない人も安心です。

ただし決済には手数料がかかるなどのデメリットがあります。

nanaco

PayPay支払いに対応していない地域に住んでいる場合は、セブンイレブンでnanaco支払いがおすすめです。

nanacoで支払うためには、納付書をセブンイレブンに持って行き、nanacoまたはモバイルnanacoで決済するだけです。

nanacoで支払うメリットは、手数料がかからないこと・クレジットカードを利用すればポイントが貯まることなどがあります。

ただしチャージできる金額には上限があるため、金額によっては複数のnanacoを要しなければいけないなど、対策の必要があります。

PayPayを活用して固定資産税の支払を簡単に済ませよう

PayPayを活用しての固定資産税支払いについて解説しました。

PayPayを活用すれば、スマホ一つでいつでも簡単に固定資産税の支払いができます。

ポイント還元がある・決済手数料がかからないメリットがありますが、デメリットもありました。

どちらも理解したうえで、PayPayを活用し固定資産税の支払いを簡単に済ませてみてはいかがでしょうか。

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