「毎月ちゃんと節約しているのになんでカツカツなんだろう…」考えているそこのあなた、家計の相談先を探してはいませんか?
家計の相談となると世帯の収入も公開しなければなりませんから、信頼できる人に相談したいと考えますよね。
しかし家計を改善できる知識がある人が分からない!という方も多いことでしょう。
そこで今回は家計を改善したいと考えている皆さんに向けて、おすすめの家計相談先やメリット・デメリットまで徹底的に解説していきます。
目次
家計に悩んでいるなら家計相談を利用してみよう
毎月の収支や家計で悩んでいるのであれば、家計相談を利用してみましょう。
一般的に家計相談では、以下の内容をチェックできます。
- 現在の収支から無駄な支出をチェックしてもらえる
- 公的な給付金制度を紹介してもらえることもある
- 固定費の見直しを依頼できる
以下で詳しく解説していきます。
現在の収支から無駄な支出をチェックしてもらえる
家計の相談では、現在の過程の収支をチェックして、無駄な支出がないかを確認してもらえます。
家賃あるいは住宅ローンの返済、光熱費、食費など分類ごとに分けて、世帯人数に応じた平均に比べてどの程度多いのかを判定してもらえます。
自分では判別がつかないことも多いので、客観的に第三者から見た自分の家庭の支出の無駄に気づくことが可能です。
また資産状況によって今後のライフプランを立ててくれるので、これから先控えている高額な出費にも対応できるように計画してくれます。
無駄な出費を抑えたい!浪費癖を無くす思考法と節約方法を徹底解説
公的な給付金制度を紹介してもらえることもある
毎月苦しいのに何も改善できない場合など、どうしようもない場合には公的な給付金制度を紹介してもらうことも可能です。
また子どもの学費や生活費で悩んでいる場合は、奨学金制度や自治体が行っている取り組みを紹介してもらえることもあります。
普段生活しているだけではわからないような知識を共有してくれますので、非常に心強い味方であるといえるでしょう。
家計の見直しをしたい人向け!家計の相談先2選
実際に家計の見直しをしたいと考えているのであれば、下記の2つの相談先のいずれかに相談を検討してみてください。
実務経験のあるファイナンシャルプランナー
第一に家計相談をすべきなのは、実務経験のあるファイナンシャルプランナーです。
皆さんもご存じの通り、ファイナンシャルプランナーは国家資格の一つではありますが、3級から一般人でも自由に受けられる比較的門戸の広い資格であるといえます。
そのためただ資格を持っているだけで、実務経験が伴っていないファイナンシャルプランナーに当たってしまう可能性があるのです。
実務経験のないファイナンシャルプランナーの場合、話している内容が信頼できない場合もあります。
またファイナンシャルプランナーとしての接し方が身についていないこともありますから、できるだけ実務経験のあるファイナンシャルプランナーを探して対応してもらうようにしましょう。
保険相談窓口などのファイナンシャルプランナー
保険相談窓口などに所属しているファイナンシャルプランナーも、相談相手として選択肢に入れてみてもいいでしょう。
保険相談窓口で対応に当たっている職員はFP資格を保有している人もいます。
実は保険相談窓口では保険だけではなく家計相談に応じていることも多く、実務経験が豊富なスタッフが揃っています。
ちなみに店舗での相談のみに対応しているところではなく、訪問やオンラインでの対応をしている方が、ファイナンシャルプランナーに相談できる可能性が高くなります。
対面でのみの保険相談を行っている企業の中には、若手に対応を任せるところもありますから、経験や知識が豊富な人に相談できない可能性もあります。
保険相談窓口で家計相談を検討する場合には、所属している社員のFP資格取得率や口コミを参考にしてみることをおすすめします。
ファイナンシャルプランナーに家計を相談するメリット
家計相談を検討するならお金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談すべきです。
しかしファイナンシャルプランナーは何ができるのか、相談することによってどんなメリットが得られるのかわからない!という方も多いでしょう。
ファイナンシャルプランナーに家計を相談するメリットは、以下の3つです。
- 専門知識を元に将来の支出予定まで組んでくれる
- 節約・相続についても相談できる
- 老後の生活費にもアドバイスをもらえる
以下で詳しく解説していきます。
専門知識を元に将来の支出予定まで組んでくれる
ファイナンシャルプランナーは節約から相続、節税まで幅広い生活のお金に関する知識を保有しています。
色んな制度の仕組みから利用方法まで把握していますから、みなさんの家計の悩みについて、第三者の目線からアドバイスしてくれます。
また皆さんの年齢と結婚や出産、子どもの進学や退職などのライフステージに応じたライフプランを立てながら、将来必要になる費用を算出してくれます。
「今はギリギリだけ子供が将来高校・大学に進学した時に足りるかな…」「将来いくら必要になるかわからない…」と不安をかかえている場合には、とても心強いアドバイスとなるはずです。
節約・相続についても相談できる
ファイナンシャルプランナーには、節約や今後考えられる相続問題についても相談することが可能です。
節約の場合は光熱費などの固定費を節約する方法から、月々どのくらいの金額にするべきかを判断してもらえます。
また段々年齢を重ねるときになるのが、自分の両親からの相続問題です。
兄弟がいる場合はお互いの取り分でもめてしまうこともありますし、相続後の税金についても頭が痛いところ。
ファイナンシャルプランナーに相談することで、漠然と抱えている不安を解消することもできますので、ぜひ試してみましょう。
クレジットカード払いと現金払いどっちが節約できる?徹底比較検証します
老後の生活費にもアドバイスをもらえる
老後2000万円問題が露出している今、自分の老後に不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
少子高齢化社会が進行していくにつれて、老後の年金制度にも不安を感じ始める今、何か準備しておくべきことはないか気になりますよね。
ファイナンシャルプランナーに相談することで、老後に必要になる生活費を用意する方法について、アドバイスをもらうこともできます。
ファイナンシャルプランナーに家計を相談するデメリット
ファイナンシャルプランナーは生活のお金に関する相談に、柔軟に対応できるいわゆるお金の専門家ではあるものの、もちろんファイナンシャルプランナーに相談するデメリットはあります。
ファイナンシャルプランナーに相談するデメリットは、以下の通りです。
- 個人情報を伝える必要がある
- 所持している資格の等級によっては知識が浅いことがある
- 1時間当たりで料金を支払う必要がある
以下で詳しく解説していきます。
個人情報を伝える必要がある
ファイナンシャルプランナーに相談するには、皆さんの名前だけではなく収入や住んでいる家、子どもの年齢から今後の仕事の昇進の見込みなどの詳細な情報を伝えなければなりません。
そのため信頼できるファイナンシャルプランナーでないと、個人情報の取扱いに不安が残ります。
きちんと個人情報を管理しているファイナンシャルプランナーや、事務所を経営していたり企業で活躍しているファイナンシャルプランナーであれば安心できるでしょう。
また信頼できるファイナンシャルプランナーをさがしたいのであれば、ファイナンシャルプランナーの事務所や企業の口コミを確認してみるといいでしょう。
信頼できない、対応の悪いファイナンシャルプランナーの場合は、口コミが寄せられていることもありますので、皆さんが相談をするときの良い判断材料になります。
所持している資格の等級によっては知識が浅いことがある
ファイナンシャルプランナーは1級~3級まであり、3級から1級に近づくにつれて段々と知識の幅が広くなっていきます。
ファイナンシャルプランナーとして名乗っている人の中には、3級のみを取得している場合がありますから、同じ肩書を名乗っていても知識に差がある場合があるのです。
そのため同じ資格を持っていると思っても、相談する相手によって実のあるアドバイスを受けられるのかが変わってしまうのです。
出来るだけ難易度の高い資格を持っている人を探して、相談しておくことをおすすめします。
1時間当たりで料金を支払う必要がある
ファイナンシャルプランナーに相談するときには、1時間当たりで料金を支払う必要があります。
中にはライフプランを作成する際には別料金が請求されることもあり、家計を改善する相談をするのに料金が発生することも。
せっかく節約を検討しているのに、何万円も支払うのは勿体ないと思う方も多いでしょう。
上述した保険相談窓口では、ファイナンシャルプランナーが相談に対応してくれるところもあり、、無料で相談に対応してくれることもあります。
また保険を無理に進めることはなく、きちんと家計の相談にも対応してくれます。
このご時世ですから訪問相談だけではなくオンライン相談に対応してくれるので、気になる方は是非利用を検討してみてください。
【2021最新版】オンライン保険相談のおすすめ人気ランキングTOP10
家計相談を有効活用して家計の無駄をなくそう
いかがでしたか?
家計をやりくりしている皆さんからしたら、赤字は今後の生活も危うくなる死活問題です。
家計相談を有効活用して無駄を省く事で、月々の生活を楽にすることもできるでしょう。
中には無料でファイナンシャルプランナーが対応してくれるところもありますので、ぜひ有効活用して現在・将来の不安を解消していきましょう。