車を所有していると自動車税の支払いは義務ですが、大きな金額になってしまうと現金を用意するのも、支払いに行くのも大変だと感じている人もいるのではないでしょうか。
最近、さまざまな税期kkでキャッシュレス納税できるようになっており、自動車税もクレジットカード払い可能となっています。
クレジットカード払いがお得になることもあり、この記事ではメリット・注意点を中心に解説します。
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目次
自動車税はクレジットカードで支払が可能
自動車税は、毎年4月1日時点で車を所有している人が収めなければいけない税金です。
これまでは、口座振替と窓口へ直接言って支払う方法しかありませんでした。
窓口へ行って支払う人が多かったのですが、わざわざ銀行やコンビニ・市役所へ出向いて支払わなければいけなく手間がかかっていました。
しかし2016年の税改正によりクレジットカード払いが可能となり、窓口へ行く必要がなくなりスマホやパソコンがあればいつでもすぐに納税でき便利になりました。
この支払方法は、支払いに気づいた時点ですぐに支払えると利用者が増えています。
ただ、まだ全ての自治体でクレジットカード払いが導入されているわけではないため、対応していな場合もあります。
自動車税をクレジットカードで支払うメリット
2016年の税改正以降、自動車税はクレジットカード払いが可能となりました。
今までなかった支払い方法のため、今更クレジットカードで支払う必要があるのか?と疑問に思っている人もいるでしょう。
クレジットカード払いは、便利なだけでなくさまざまなメリットがあります。
そこでここでは、自動車税をクレジットカード払いするメリットを紹介します。
自宅からでも簡単に納付手続きができる
クレジットカード払いは、スマホやパソコンがあれば自宅に居ながら、いつでも簡単に納付手続きができます。
その方法も簡単で、ネット接続でき専用のサイトへアクセスし必要事項を入力すれば、手続き完了となります。
24時間休日でも深夜でも時間に関係なく、気づいたときに納付ができるため払い忘れがなく、延滞金が発生するリスクを減らせるのは、大きなメリットとなっています。
クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードで支払うと、金額と還元率に応じたポイントが付与されます。
これは自動車税を支払ったときも同様で、金額が大きくなる自動車税を払うことでたくさんのポイントを貯められるのはメリットの一つです。
ポイントが付けば後日そのポイントを商品に交換できるなど、現金支払いでは得られないお得さもあります。
億劫な自動車税の支払いも、ポイントが貯まると思うと少しは支払うのに前向きになれるかもしれません。
手元にお金がなくても安心
クレジットカード払いの2つ目のメリットは、手元にお金がなくても自動車税を支払えることです。
自動車税には支払い期限があり、そのタイミングで現金がないと支払いが困難で悩んでしまう人もいるでしょう。
しかしクレジットカード払いであれば、カードの引き落とし日までに入金しておけば問題ありません。
またクレジットカード払いにすれば、支払い後に分割に変更できる変更できるため、一括で支払うのが厳しい人も安心です。
このようなメリットもクレジットカード払いにもあります。
多額の現金を持ち歩かなくて済む
自動車税は車の大きさによって金額が異なり、排気量が大きくなると支払う金額が大きくなります。
窓口で支払う場合、多額の金額を市役所や銀行・コンビニに持参しなければいけません。
たくさんの現金を持って出歩くのが不安だという人にとって、現金の必要がないことは大きなメリットとなっています。
自動車税をクレジットカードで支払う時の注意点
自動車税はクレジットカード払いに対応しており、この支払い方法を取り入れることでさまざまなメリットがあることがわかりました。
メリットを見ると今回からクレジットカード払いに変更を考える人もいるでしょう。
しかし注意点を知ったうえで利用するか判断しないと、使えなかった・辞めておけばよかった後悔する可能性もあります。
ここでは、自動車税をクレジットカード払いするときの注意点を紹介します。
自治体によってはクレジットカード支払に対応していないことも
自動車税のクレジットカード払いは、2017年以降たくさんの自治体で導入されています。
しかし全ての自治体で導入されているのではなく、残念ながら未対応の自治体もあります。
その場合、クレジットカード払いではなく、窓口での支払いか口座振替となります。
クレジットカード払いが便利でしたくてもできない場合があるので、注意が必要です。
一時的にクレカの月額利用料が高くなる
自動車税は軽自動車でも1万円を超え大きな金額となります。そのため一時的にクレジットカードの利用料が高くなってしまいます。
クレジットカードを生活費の決済に活用している場合、毎月ある程度ある程度一定の金額の請求となっているでしょう。
しかし自動車税を支払うことによって、利用額が上がってしまい限度額を圧迫してしまう可能性もあります。
このようにクレジットカードの月額利用料が高くなってしまい、支払いが大変になってしまうのも注意点ですが、きつければ分割に支払い方法を変更しておきましょう。
納税証明書が手元にない
クレジットカード払いした場合、納税証明書が手元にないこともデメリットの一つです。
ネットで完結するクレジットカード払いは、その場で領収書やの税証明書が受け取れません。
クレジットカード払いした場合に納税証明書が受け取れるのは、納税確認後10日前後かかると言われています。
そのため車検などですぐに納税証明書が必要だという人は、窓口にて納税するようにしてください。
決済手数料が発生する
クレジットカードで自動車税を支払う場合、決済手数料がかかってしまうのもデメリットです。
このような決済手数料は、納税者側で支払わなければいけなく自治体によってもの金額は異なりますが、300円~400円前後が多いようです。
クレジットカードでのポイントが貯まっても、ここでお金を取られてしまうことはデメリットに感じる人が多いのではないでしょうか・
領収書がもらえない
納税証明書同様に納税後の領収書が受け取れません。窓口であればその場で納税した領収書が受け取れ、これを控えとして保管もできます。
しかしクレジットカード払いは、クレジットカード明細のみとなってしまうため、支払ったかな?などの疑問は明細を見る必要があります。
領収書など、現物がないと不安だという人にとって、これは大きなデメリットとなってしまうのではないでしょうか。
自動車税をクレカ以外でお得に支払う方法とは
自動車税を含む各種税金は、クレジットカード払いだけでなく電子マネーやバーコード決済にも対応し始めています。
クレジットにはないメリットだけでなくそれぞれ異なる特徴を持っており自分のライフスタイルやよく使うものを選択するのがおすすめです。
ここでは、PayPayとnanacoなどの電子マネーで支払う方法を紹介します。
PayPay
PayPayは、キャッシュレス決済が進む中で利用者が増えているQR決済の一つです。自動車税の支払いにも対応しており、使った金額によって次の月のポイント還元率が変わります。
自動車税などの税金は金額が大きいため、PayPayで支払うことで大きなポイント還元を得られるなどのメリットがあります。
しかしPayPay残高を活用しなければいけないため、現金が必要となってしまうのがクレジットカードとは違うデメリットです。
nanacoなどの電子マネー
nanacoなどの電子マネーも自動車税の支払いに対応しています。
クレジットカードやPayPayには対応していない地域でも、nanacoなどの電子マネーでの支払いができるのが大きなメリットです。
クレジットカード未対応の地域では、電子マネーがおすすめとなっています。
ただクレジットカードやPayPayとは異なり、対応するコンビニへ行き支払う必要があるのがデメリットと言えます。
クレジットカードを活用して自動車税をお得に納めよう
クレジットカードで自動車税を支払う方法やメリット・注意点を紹介しました。
自動車税のクレジットカード納付は、現金の手持ちがない人やポイント貯めたい人にとってはメリットの大きい支払い方法です。
しかし納税証明書がすぐに出ないなどの注意点には気を付けるべきです。また未対応の地域もあるため、事前に調べておいてください。
クレジットカード払いに対応する地域に住んでいる方は、ぜひ活用しお得に自動車税を納めてください。