ジブラルタ生命は、外貨建て保険で有名な生命保険会社です。
外貨建て保険は、円で支払う保険よりも返戻率が高くなる可能性があり、現在注目を集めています。
しかし外貨で支払う場合には、リスクも伴いますし信頼できる保険会社で加入したいと思いますよね。
ジブラルタ生命はCMを放映していない分、知名度が低いため企業情報を仕入れるのが難しいです。
今回はジブラルタ生命の評判や口コミ、またネット検索時に表示されるひどいとの声についても、徹底的に解説していきます。
目次
ジブラルタ生命ってどんな生命保険会社?
ジブラルタ生命は、世界トップクラスの金融サービス「プルデンシャル・ファイナンシャル」のグループ企業です。
2001年4月に営業をスタートし、個人保険から団体保険まで、幅広く手掛けています。
他の生命保険会社と決定的に違うポイントは、教職員や自衛官の共済の団体と提携しているところです。
教育の向上を目指す「公益財団法人日本教育公務員弘済会」と提携しているので、教職員とのつながりが非常に強いのです。
また「CMを流していないけど、本当に経営状況は大丈夫なの?」と思うでしょう。
ジブラルタ生命は広告にかける費用を削減して、その費用分をサービス向上に活用しています。
ひとりひとりの生活状況にあわせた保障を、コンサルタントが丁寧にプランニングしてくれる点も、評判を集めています。
ジブラルタ生命の営業ってどう?しつこい対応はない?
ジブラルタ生命の営業について調査したところ、担当者の対応によってはしつこいと感じられることもあります。
しかし保険会社の営業がしつこいと感じられるのは、実はどこの保険会社でもよくあることです。
生命保険会社の営業は、獲得した契約数に応じて、給料が決まる歩合制で働いています。
ジブラルタ生命の職員も例外ではなく、歩合制で保険商品の提案を行いながら、インセンティブを受け取っています。
もちろん対応が良く能力の高い営業もいますが、中には能力値が低くなかなか契約件数を獲得できない担当者もいます。
件数の獲得に熱中するあまり、お客様である皆さんにとって、しつこいと感じられる対応を取ってしまうこともあります。
対応がしつこいときの対処法は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ジブラルタ生命の保険勧誘はしつこい?勧誘方法や上手に断る方法を紹介
ジブラルタ生命の実際の口コミ・評判を紹介!
元々はまだ学生の頃、実家の近所の人が千代田の外交員でうちの親が勧められて入ったのを引き継いだんだけど、その時かなりの金額で働き出して更新なんかの時にこっちの方の担当の人がもう少し安めのプランにしてくれたんだよね。そうこうしてる内に名前がどんどん変わって今はジブラルタ生命だけど…
— あっキー (@akeykomichan721) April 2, 2021
ジブラルタ生命保険の良いところは、他の保険会社のように一覧から選ぶだけ、ではなく保険内容を相談してカスタムできるところ。おすすめ。
— お湯の水割り (@Oyuno_Mizuwari) November 16, 2020
わいジブラルタ生命とドル建ての保険よ〜
最初は銀行に預けようかなって思っただけど利率低すぎだしだったら保証がついてる方がいいなって思った!— ゆきお®︎ (@yukio003112) March 25, 2021
生命保険の受取人に、事実婚のパートナーを指定できるか? ジブラルタ生命に問い合せたところ、「一年以上同居」していれば、審査してくれるとのことでした。#事実婚
— しらたま@夫婦別姓 (@mrnbl12) March 16, 2021
マニュライフ生命の外貨建て保険(未来を楽しむ終身保険)ひどいすぎ。4月23日で丸3年なるのに、解約返戻金が未だ元金にすらならず。4月23日で解約し他に投資しようとしてますがこのままでは20万ほどの損切り。日本生命は2年半で40万、ジブラルタ生命3年で30万の利益なのに。保険屋に騙された感。
— 退職金投資家 (@dEsnyJJH79OvArV) April 4, 2021
ジブラルタ生命がこんな忙しい時に保険の話聞くために時間取れないの?ってしつこくてイライラします?
— まい (@zja7KpbZbqQTWr8) April 13, 2021
ジブラルタ生命の保険に加入する3つのメリット
ジブラルタ生命の保険に加入するメリットは、大きく分けて以下の3つです。
- ドル建て保険に強み!保険に加入しながら資産形成ができる
- ライフプラン・コンサルタントが保険をオーダーメイドで作成
- ソルベンシー・マージン比率が900%越え!経営状態が安定している
以下で詳しく解説していきます。
ドル建て保険に強み!保険に加入しながら資産形成ができる
ジブラルタ生命が販売している保険の中でも、特にドル建て保険に強みを持っています。
ドル建ての保険とは、保険料を日本円ではなく米ドルで支払う保険のことを指します。
日本円よりも米ドルの方が、わずかですが金利が高く、円で保険を運用するよりも運用益に期待が持てます。
ドル建ての終身生命保険や個人年金保険など、下記の通り様々な保険商品を提供しています。
- 通貨指定型個人年金保険
- 積立利率更改型一時払終身保険
- 米国ドル建終身保険
- 解約返戻金型米国ドル建終身保険
- 低解約返戻金型米国ドル建介護保障付終身保険
- 米国ドル建リタイアメント・インカム(米国ドル建年金支払型特殊養老保険)
また、豪ドル(オーストラリアドル)の保険も提供しているので、加入時に通貨の状況を見て選択できるのもポイントです。
生命保険を資産運用に利用するときのメリット・デメリットを徹底解説!どんな人に向いている?
ライフプラン・コンサルタントが保険をオーダーメイドで作成
ジブラルタ生命で保険商品の販売を担当する営業は、ライフプラン・コンサルタントと呼ばれています。
ライフプラン・コンサルタントは、前歴は様々ですが、提案能力や対応の良い担当者が集まっていると評判が集まっています。
ただ単に保険商品を提案するだけではなく、皆さんの今後のライフプランや、家庭の状況を考慮して個人に合わせてオーダーメイドで作成してくれます。
また保険販売のプロしか取得できない、国際的組織資格MDRT会員に727名が認定を受けています。
MDRT会員になるには、保険の商品の知識はもちろんのこと、保険の販売者としての倫理基準やサービス満足度が高水準でなければなりません。
顧客の人生に寄り添うコンサルティングをするために、3年以上にわたるトレーニングプログラムを用意しています。
各種研修も適宜行われているので、コンサルタントの能力の維持管理には力を入れていることがわかります。
ソルベンシー・マージン比率が900%越え!経営状態が安定している
保険会社を選ぶときに気になるのが、保険会社の安定性ですよね。
ジブラルタ生命はソルベンシー・マージン比率が900%を超えているので、経営状態が安定しているといえます。
ソルベンシー・マージン比率とは、金融庁が指定している指標を指します。
仮に大規模災害などで多数の人が亡くなった場合など、予測を大きく超える事故が発生した時に、保険会社がどの程度保険金を支払う能力があるのかを指します。
200%を切ると、金融庁からの指導が入るシステムになっています。
万が一大勢の人が亡くなっても、保険金を支払う余力があるので、ひとまずは安心といえるでしょう。
またジブラルタ生命は保険契約継続率が94.7%と、高い水準をキープしています。
外部のS&Pグローバル・レーティング保険財務力格付けでも、A+評価を獲得しています。
外部調査でも顧客満足度でも高い水準を獲得しているので、安心して加入継続できるといえるでしょう。
ジブラルタ生命の保険に加入する3つのデメリット
ジブラルタ生命の保険に加入するメリットがある反面、加入するデメリットももちろん存在します。
- 安い保険料で加入できる保険が少ない
- ドル建て保険には為替リスクが付きまとう
- ライフプラン・コンサルタントによって対応の質が異なる
以下で詳しく解説していきます。
安い保険料で加入できる保険が少ない
ジブラルタ生命では、ドル建て保険の販売に力を入れているため、安い保険料で加入できる保険が少ないことがデメリットとして挙げられます。
生命保険に加入したいと考えている方の中には、安い保険で最低限の保障が欲しいと考える人もいるでしょう。
しかしジブラルタ生命には定期保険の種類が少ないのです。
一定期間で安い保険料で加入できる保険が欲しいと考えて居る方は、他の生命保険会社の商品を検討してみることをおすすめします。
ドル建て保険には為替リスクが付きまとう
ジブラルタ生命が強みにしているドル建て保険は、為替リスクが常に付きまとうため、損をする可能性もあります。
保険の説明資料にも掲載されていますが、何らかの理由で為替レートが大きく変動し、ドルの価値が下がってしまうと元本割れを引き起こす可能性があるのです。
現在は日本円よりもドルの方が金利が高いとされていますが、不況や金融危機の際には、ドルの価値が暴落してしまう可能性があるのです。
また保険料支払い時・保険金受取時には為替手数料が引かれます。
保険の契約を維持するために、コストもリスクもかかりますので、注意が必要です。
外貨建ての生命保険ってリスク高い?加入するメリットデメリットを徹底的に解説します
ライフプラン・コンサルタントによって対応の質が異なる
ジブラルタ生命は、ライフプラン・コンサルタントの育成に力をいれているものの、やはり個人差があります。
コンサルタントによっては、皆さんにとって満足のいかない対応を取ることもありますので、注意が必要です。
ライフプラン・コンサルタントの対応に不満を持ったら、ジブラルタ生命のお客様相談窓口に、問い合わせてみてください。
対応の改善が要求できますので、ぜひ試してみてください。
ジブラルタ生命がやばいといわれるのはなぜ?
ジブラルタ生命と検索すると、「ジブラルタ生命 やばい」と表示されて、不安になる方もいますよね。
元々ジブラルタ生命は、協栄生命という名前で運営されていました。
しかし協栄生命が経営破綻し、その後続の企業としてジブラルタ生命が誕生した経緯があります。
そのため経営破綻に対する不安要素が大きいことから、検索結果にも反映されていると推測できます。
またネット上では良い評判・口コミよりも、悪い評判・口コミのほうが拡散されやすい傾向にあります。
ジブラルタ生命は記事の上部でも紹介したように、世界的な金融サービスがバックについている他、経営の健全性でもいい評価を得ています。
保険の営業さんの対応も、丁寧ですから皆さんが不安になる要素はありません。
ひどいといったマイナスイメージの検索結果に惑わされずに、保険商品が自分の生活スタイルに合っているかで加入可否を決めましょう。
ジブラルタ生命のドル建て保険「米国ドル建終身保険」ってどんな保険?
ジブラルタ生命の保険商品の中でも、ドル建て保険「米国ドル建終身保険」は有名です。
しかしどんな保険なのか、他の保険商品と何が違うのか、イメージがつかない人も多いでしょう。
以下では、ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険の特徴について、徹底的に解説していきます。
為替レートによって保険料が毎回変化する
ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険は、為替レートに応じて保険料が毎回変化します。
為替市場の変化に合わせて変化するので、月々一定の保険料というわけにはいきません。
投資性の高い保険なので、リスクも相応にあることを覚えておきましょう。
保険金の受取方法の種類が豊富
米国ドル建終身保険の保険金受取方法は、以下の3パターンです。
- リビングニーズ特約で生前に受け取り
- 介護前払特約で介護年金で受け取り
- 支払方法選択の特約で年金形式で受け取り
リビングニーズ特約を付加しておけば、医師の診断で余命6か月以内と宣告された場合に、保険金を受け取れます。
介護前払特約はジブラルタ生命の所定の状態になった場合に、年金形式で保険金が受け取れる制度です。
支払方法の選択特約を付けておくことで、下記のいずれかの形式で保険金あるいは解約返戻金を年金形式で受け取れます。
- 確定年金:年金受取期間を設定して一定期間の年金を受け取れる
- 保証期間付終身年金:亡くなるまで年金を受け取れる
- 保証期間付夫婦連生終身年金:夫婦どちらか片方が生きている限り年金が受け取れる
3つの特約は無料で付けられるので、保険料が高くなる心配がないのも、魅力ですよね。
契約年齢が0歳~75歳と幅が広い
米国ドル建終身保険の契約年齢は、0歳~75歳と加入年齢の幅が大きい特徴があります。
子供の将来のために加入しておいて、保険料を安く済ませてあげるのも良し、ある程度給料を稼げるようになってから保険に加入するのも良いでしょう。
年齢を問わずに加入できるので、年齢を気にせずに加入できるメリットがあります。
もちろん保険加入時には、健康告知審査もありますから、健康状態が良くなければ加入できませんので体調管理はしっかりしておきましょう。
低解約返戻金型の保険も用意されている
米国ドル建終身保険には、低解約返戻金型のプランも用意されています。
低解約返戻金型とは、保険料の払込期間中の保険料を安く抑えられる保険です。
安く抑えられるぶん、保険料払込期間の解約返戻金の金額が引き下げられるので、ほぼ元本割れを引き起こすので、注意が必要です。
ただし一定期間安い保険料で加入したい方や、子どもの学資保険の代わりとして活用したい人に、加入するメリットがあります。
学資保険の相談におすすめな保険相談窓口12選【2021年最新】
どの保険に加入するか迷ったら保険相談窓口で相談しよう
ジブラルタ生命の保険も気になるけど、そのほかの保険商品も気になる!という方もいますよね。
どの保険に加入するか迷った場合は、保険相談窓口での相談も検討してみてください。
保険相談窓口では、複数の保険会社の商品を取り扱っていますので、複数社の保険を比較可能です。
様々なサービスがあるほか、無料で対応してくれますので、お近くの窓口を利用してみてくださいね。
ジブラルタ生命のメリット・デメリットを把握して加入を検討しよう
いかがでしたか?
ジブラルタ生命は世界的にも規模の大きい、金融サービスグループの1企業として運営されている、生命保険会社です。
前身となった協栄生命保険会社を引き継ぎ、共済系の保険も手掛けています。
ドル建ての生命保険に特に強みを持っているので、生命保険に加入しながら資産運用をしたい方には、加入が向いていると言えるでしょう。
ただし加入時のメリット・デメリットもありますので、自分に合っているかをよく確認してから、加入を検討してみましょう。