保険相談を利用した方に、実体験に基づく体験談をお話ししていただきました!
今回はTVCMでも話題の「ほけんの窓口」を利用された経験のある、しあわせちゃんさんに当時のお話をお伺いしました。
これからほけんの窓口で相談しようと検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
「ほけんの窓口」に相談するまで
死を意識する
私は40代バツなし独身子なしです。
「ほけんの窓口」を利用したのは約1年前です。
きっかけは体調不良でした。
当時は一人暮らしをしていました。(現在は実家で両親と暮らしています)
ある夜中、激しい胃痛に襲われました。
尋常じゃない痛みでした。
大げさじゃなく「死」を意識しました。
「死」について考えました。
私がいま死んだら遺品や火葬の後始末は両親がしてくれることになります。
両親の他界後は、姉妹や姪、甥に後始末をしてもらうことになります。
葬儀や遺品整理にはお金がかかります。
己の死後の必要経費について、初めてリアルに考えました。
(胃痛は結局原因不明でした。たぶん食あたりでした)
保険に入ろうと考える
さっそく、死後いくらあればいいのか?を計算しました。
- 火葬&埋葬(葬儀はしないよう希望)=20万円くらい
- 遺品整理=20万円くらい
- 予備費(部屋で孤独死のあとずっと発見されなくて清掃が必要になったときなど)=50万円くらい
- 姉妹または姪甥の移動費&謝礼=できればそれなりに用意したい
死後200万円くらいあるのが理想です。
私の資産は普通貯金30万円、外貨預金10万円、株式10万円のみです。
この先コツコツ増やせる自信はありません。
保険で残そうと閃きました。
保険について調べる
まずはネットで保険について調べました。
私は己の老後が不安すぎて、介護資格、FP資格(2級)、終活ライフケアプランナー資格を以前に取得しました。
なので、保険の知識は多少あります。
死後の始末費用を残したいなら「終身保険」が適切だろうと考えました。
「終身保険」の特徴は、
- 死んだとき保険金が出る
- 保障が一生涯続く(いくつで死んでも保険金が出る)
- 解約返戻金がある(満期保険金はない)
- 月々の支払いは「終身払込み」(一生支払う)と「有期払込み」(一定期間で支払いが終了するもの)の2種類
です。
保険会社の「ネット見積もり」も利用しました。
年齢や希望条件などを自分で入力して、向いている保険を探し出すサービスです。
結果、納得のいく保険が見つかりました。
このままネットで加入しようと思いました。
が、せっかくの機会です。窓口で相談してみたいという好奇心が湧きました。
なぜ「ほけんの窓口」か?
相談は「ほけんの窓口」を利用することにしました。
理由は、指原莉乃さんがCMしているからです。
昔からファンです。
「ほけんの窓口」での相談
予約
「ほけんの窓口」の公式ホームページから店舗を検索しました。
日本全国に750店舗以上あるとのこと。
私の家の近所にもありました。
近所の店舗を予約します。
「予約」は必須ではないようです。
ふらっと訪れても大丈夫です。
私は待つのが苦手なので予約しました。
予約のときに入力することは、「名前」「電話番号」「メールアドレス」「来店手段」「来店人数」「年齢」「相談する保険種類」「相談内容」です。
- 相談する保険種類:「終身保険」
- 相談内容:「自分が死んだ後、葬儀や遺品整理の費用を残したい」
と入力しました。
予約後、店舗から確認の電話がかかってきました。
相手は女性でした。声が震えていて、私が予約の際に入力した内容も全く把握していません。アタフタしています。
新人の方だろうか?と不安になりました。
電話では「加入している保険があるなら証書を持参して欲しい」と言われました。
保険の見直しをして下さるようです。
私は保険に入っていないので、見直しは必要ないと答えました。
なぜ相談が無料なのか?
電話を切ったあと、なぜ相談が無料なのかを検索しました。
不安になったからです。
調べたところ、「相談窓口の会社はたくさんの保険会社と提携している。相談者の保険契約が成立した場合、保険会社から報酬を受け取れる仕組みになっている」とのことでした。
相談無料の仕組みはわかりました。
が、報酬目当てに強引な勧誘をされないのか?という新たな不安が湧き上がります。
ネットの口コミや評判では強引な勧誘の噂は見当たりません。
とりあえず、行ってみることにしました。
相談当日
私が予約した店舗は銀行内にありました。
「純店舗」ではなく「提携窓口」のようです。
公式ホームページの店舗名に「ほけんの窓口@**銀行」と記載してあるところは「提携窓口」とのこと。
提携窓口の場合、契約などは「銀行ルール」が適用されます。
純店舗と比べると、
- 書類の確認が増える(個人情報取り扱いへの署名など)
- 契約条件が細かくなる(銀行の融資先の社員に保険を勧めてはいけないなど)
- 扱っている保険の種類が純店舗より少ない
などのデメリットがあります。
担当の方がスムーズに進めてくれるので、こちらへの負担はありません。
気になる方は「純店舗」を選ぶのがいいと思います。
店舗の様子
私が訪れた店舗は、銀行の一角の小さなスペースでした。
「ほけんの窓口」というポスターや旗が飾ってあります。
明るく清潔で開放感があってとても入りやすかったです。
「ほけんの窓口」ではないただの銀行の保険相談窓口だったら、絶対に利用していません。
敷居が高いイメージがあるからです。(※あくまで個人の印象です)
「ほけんの窓口」という看板があるだけで気さくに感じるのは凄いです。
CMを担当されている指原さんの気さくなイメージも影響しているでしょうか。
相談カウンターの横には子供が遊べるキッズスペースがあります。畳半畳分くらいです。
キッズスペースはほとんどの店舗に設置されているようです。
相談
カウンター席での相談です。
担当は、確認の電話を下さった震え声の女性でした。
新人さんを想像していましたが違いました。50代のベテランの主任の方でした。
電話でアタフタするのは単なるクセのようです。安心しました。
提携窓口の銀行ルールで、まずは個人情報取り扱い関連の書類にサインをします。
その後、予約のときに入力した情報を元に話が進められます。
「終身保険を考えてらっしゃるんですね?」「死んだあとに葬儀や遺品整理の費用を残したいということですね?」という感じです。
柔らかな雰囲気で話しやすいです。
私の場合、探している保険の希望がハッキリ決まっています。
予約のときに入力できなかった条件や質問も自分から伝えました。
- 死んだあとお金が残るようにしたい
- 「終身保険」でいいのか?
- 保険金は200万円希望
- 解約返戻金もあった方がいい
- 月々の支払いは4,000円以内にしたい
という内容です。
担当の方が条件をパソコンに打ち込みます。
パソコン画面に棒グラフや図形が表示されます。私の老後と保険をシミュレーションしたものです。
担当の方と画面を一緒に見ながら会話します。
私の条件だと「終身保険」で間違いないようです。
が、「終身保険」にも細かい違いがいろいろあるようです。
自分がネットで見積もったときは、月々の払込みを月4,000円以下にしたいなら「終身払込み」(一生払う)しか選択肢がありませんでした。
が、その終身払込みの場合、途中から払込み合計が保険金(200万円希望)を超えてしまいます。
つまり、「貯金した方がマシ」「長生きすると損」ということです。
担当の方が指摘して下さいました。
自分一人では気付けなかった部分です。
担当の方が「損しない」よう計算して、見積もって下さいます。
さらに、「リビング・ニーズ特約」(余命6か月以内と宣告されたとき死亡保険の一部を生前に受け取れる)や「介護前払特約」(所定の要介護状態になったとき死亡保険金の一部を受けとれる)など「得する」特約もチェックして下さいます。
ついでに、セカンドライフ資金にもできる終身保険も紹介して下さいます。
払込みが終わった後は、いつ解約しても保険金と同じ額(200万円)の解約返戻金を受け取れるというものです。
「当初の目的通り、死後にお金を残してもいい」「途中で気が変わって、自分でお金を受けとって老後資金にしてもいい」ということです。
老後ポーンと200万円もらえることを想像したら楽しくなってきました。
相談の結果、理想通りの保険が見つかりました。
- いつ死んでも保険金200万円
- 払込み合計が200万円を超えない(85歳で払込み完了)
- 月の支払いは4,000円以下
- 「リビング・ニーズ特約」「介護前払特約」付き
- 解約返戻金あり
- 払込み完了(85歳)以降は保険金と同額(200万円)の解約返戻金可能
という内容です。
大満足でした。
ネットで一人で加入していたらこの満足感は得られなかったと思います。
というか、だいぶ損していたかもしれません。
「ほけんの窓口」利用してみてよかったです。
相談時間は1時間10分くらいでした。
感想
私の場合、「保険に加入する」という意思がありました。
が、相談だけでも親切に対応して下さいそうな雰囲気でした。
先述しましたが、ネットの口コミや評判でも強引に勧誘されたという話は見当たりません。
「ほけんの窓口」公式ホームページにも「勧誘の心配はありません」と記載してあります。
恐らく、担当者への周知・教育が行き届いているのでしょう。
相談中に一度だけ、「死後にお金を残したいのはわかるんですけど、自分が年取ったときの資金はどうするんですか?」と突っ込まれたことがありました。
望んでない保険の話をされそうで警戒しました。
「それは自分で考えるから大丈夫です」と言いました。
空気を察して下さったのか、すぐに話を切り替えて下さいました。
以後は、こちらが希望している保険の話だけして下さいました。
「ほけんの窓口」に限らずですが、担当の方の当たりはずれや相性はあります。
私の場合は当たりでした。
プロの知識とデータは凄いです。
自分一人で考えるよりだいぶ得だと思いました。
後日談
相談から2週間後、契約のため再び店舗を訪問しました。
私が加入するのは「SOMPOひまわり生命」の保険です。ここからは生命保険会社の方とのやりとりになります。
2週間後になったのは、私と生命保険会社の方の予定が合うのが2週間後だったからです。
3か月以内の通院履歴を報告したり、受取人の設定などをして、契約が完了。
審査の結果、加入完了となりました。
ちなみに受取人は母か姉か姪で迷いました。
生命保険会社の方相談したところ、独身者の場合は姉妹を受取人にすることが多いとのこと。姉にしました。
受取人は手続きすれば割とすぐ変えられるそうです。
以上、「ほけんの窓口」で実際に相談してみた体験談でした。