電気代を払い忘れた!止まるタイミングと延滞金の発生について解説

電気代を払い忘れた!止まるタイミングと延滞金の発生について解説

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仕事や日々の忙しさから、つい電気代の支払いを忘れてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

支払い忘れてしまうと「すぐ電気が止まってしまうかもしれない」と不安になってしまいますよね。

すぐに止まることはなくても延滞金が発生するなど、何かしらのペナルティを受けることになります。

そこでこの記事では、電気代を払い忘れるとどうなるのか、対処法について解説します。

電気代を支払い忘れるとどうなる?

慌ただしい生活を送っていたり、口座が残高不足だったりなどの理由で、電気代の支払いを忘れてしまったという経験をしたことがある人も多いと思います。

すぐに気づけばその日のうちに支払うことは可能ですが、数日たってしまうと「電気が止まってしまうのでは?」と不安になってしまいます。

電気代の支払いを忘れてしまうと、すぐに電気が止まるということはなく、支払われていないことがハガキで届きます。

その時点で支払えばそこまで不安になることはないでしょう。ここでは電気代を支払い忘れるとどうなるのかについて詳しく解説します。

支払期日経過後に督促状が届く

電気代の支払期日は、電気代検針から20日~30日後です。検針が終わると電気使用量が書かれた検針表が届きます。

これに金額と期日が書いてあります。

この後引き落とし日に銀行口座やコンビニなどで支払わなければいけません。

しかし支払期日経過しても支払い確認が取れない場合は、督促状が家に届きます。この督促状が届いてはじめて電気代の支払い忘れに気づくという人もいるでしょう。

支払期限が過ぎると送電停止になる

督促状が届いたからといってすぐに電気が停止するわけではなく、督促状が届いたあとも延滞し続けることで、電気の供給が停止となります。

電気の供給がストップされる前には、督促状が何回か届くだけでなく、電気供給予告通知が届くことになります。

これにはいつ何時に供給がストップされるのかが記載されており、この日までに電気代を支払えば停止を免れます。

ただ予告通知が届くかどうかは電力会社によって対応が異なるようです。

延滞金が発生する

電気代支払期日を10日過ぎると延滞金が発生することになります。延滞金は支払い期日の翌日から発生し、年10%となっています。

10000円の電気代を30日間延滞すると、10,000円×10%×30日÷365日=82.1円の延滞金を支払うことになります。

延滞すればするほどこの金額は大きくなるため、延滞はしないように注意しなければいけません。

電気代の延滞金は電力会社によって異なる

電気代の支払いを延滞していると、延滞金を取られてしまうことを解説しました。

しかしほとんどの電力会社ではすぐに延滞金が発生するのではなく、10日間の猶予期間を設けています。

そのため猶予期間に電気料金を支払えば、延滞金の支払いは必要ありません。

ただ一方で長く延滞してしまうと、供給再開時に条件として電気料金の3か月を超えない金額を、保証金として求められることがあります。

もしまた延滞してしまった場合、このお金が利用料金にあてられるので。延滞金を支払うよりも保証金のほうが高額となってしまうため、このような措置がとられることがないように注意しましょう。

電気代を滞納したときの対処法

電気代の支払い忘れてしまうと、すぐに電気の供給が止まることはありませんが、延滞が長くなれば延滞金を取られてしまい、電気の供給も止められてしまいます。

一度電力を止められてしまうと、支払ってもすぐに再開できず、一定の時間がかかってしまい不便な生活をしなければいけません。

そうならないようにするためには、支払い忘れをしないことが一番ですが、それでも口座の残高不足や日々の忙しさから忘れてしまうかもしれません。

そこでここでは、電気代を滞納したときにできる対処法を紹介します。

忘れないことが一番ですが、忘れてしまったときのためにぜひ頭に入れておいてください。

払い忘れに気づいた時点で電力会社に連絡する

督促状や通帳記帳などから、電気代の支払い忘れに気づいたらすぐに電力会社に連絡してください。

そうすると支払い忘れを確認し、いつ支払えるのかなどを聞かれます。

すぐに支払えるのであればその旨を伝えて終わりですが、お金がなくて支払えない場合はいつ支払うのかを明確に伝えておくことで、その後の督促状や延滞金を免除してもらえることもあります。

支払い忘れに気づいた時点ですぐに連絡し、対応を確認してみましょう。

督促状についている請求書に基づいてすぐに支払う

督促状が送られてきて支払い忘れに気づいたら、督促状についている請求書を使えば、コンビニなどですぐに支払いが可能です。

支払いを忘れてしまう理由の一つとして、請求書がどこへ行ったかわからず、あとで探そうと思っていたら期日を過ぎてしまったということもあります。

しかし督促状には請求書がついているので、再発行を頼む必要はなくすぐに支払えます。

督促状が届いてすぐに支払えば延滞金も発生しないので、すぐに対応するようにしましょう。

送電停止連絡の通知が来たらすぐに対応する

督促状で支払えないまま期日を大幅に過ぎてしまうと、電力供給停止の通知が届きます。

それでもそのままにすると、当たり前ですが電気が止まってしまいます。

そこで送電停止通知が届いたらすぐに電力会社へ連絡し、支払いができない理由を話して支払い方法の相談をしてみてください。

本当は停止通知が来る前にそのような相談が必要ですが、なかなか相談しづらいという人もいます。

しかしそのままにしておくと電気が止まってしまい、生活に支障をきたします。

どうにか止まらないようにできないか相談するためにも、すぐに連絡してみてください。

電気が止められているならカスタマーセンターに確認してみる

電力供給予告日を迎えて電気が止まってしまったら、カスタマーセンターに電話してみてください。

もちろんそうなると支払わなければ電力再開できない可能性が高いですが、少しずつなど支払い方の相談に乗ってくれて、電力が供給してもらえるようになるかもしれません。

無視していても電力回復することはなく、最悪解約になってしまうためきちんと連絡し支払えない理由を離すようにしましょう。

もちろんここに来るまでに相談するのが最善です。

電気代の支払忘れでブラックリスト入りすることはない

電気代を滞納することで、今後ローンやクレジットカードを作る時に影響が出てしまうのでは?と不安になる人もいるでしょう。

結論から言うと電気代の支払い忘れによって、ブラックリスト入りすることはありません。

ただ電気料金をクレジットカードで支払っている場合は、クレジットカード払い自体の支払いを延滞していることが高いため、そちらでブラックリスト入りしてしまいます。

ブラックリスト入りしてしまうと、今後ローンやクレジットが作りにくくなってしまうため、そうならないように家計管理することが大切です。

電気代の支払いを忘れがちなら口座振替に変更しよう

電気代の支払いを忘れるとどうなるのかについて解説しました。電気代の支払いを忘れてしまっても、気づいた時点ですぐに電気が止まることはありません。

ただ延滞が長くなると延滞金が発生し、最悪解約になってしまいます。

コンビニ払いではなく、口座振替にして支払い忘れがないように工夫してみてください。

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