毎月絶対かかる生活費は、少しでもお得にしたいものです。
さまざまな節約・お得にする方法はありますが、中でもクレジットカードを利用するのもおすすめです。
生活費をクレジットカードで支払うだけで毎月一定ポイント貯まり、そのポイントを活用することも可能です。
この記事では、生活費をクレジットカードで支払うメリット・注意点を解説します。
目次
生活費をクレジットカードで支払う5つのメリット
生活費をクレジットカードではなく、現金でと考える人もいるでしょう。
しかし支出の大きなウエイトを占める生活費を、クレジットカード払いにするとさまざまなメリットを受けられます。
なぜ生活費をクレジットカード払いにすると良いのかについて、わかりやすく解説します。
現金払いよりもポイントが付きやすい
支払を現金でなくクレジットカードにする1番のメリットは、ポイントが付くことです。
特に公共料金などの生活費は、毎月一定の金額となるためポイントも貯まりやすくなります。
ポイント還元率の高いクレジットカードを使用することで、さらにポイントが貯めやすくなります。
貯まったポイントは、買い物に利用・キャッシュバッグ・ギフト券との交換・マイル交換など、さまざまな活用方法があります。
これはとても大きなメリットです。
支払を一括にまとめられるので家計管理がしやすい
1つのクレジットカードを生活費用と決めて利用すると、支払が一括になるので家計管理がしやすいのもメリットです。
生活費と言ってもガス・水道などの公共料金、インターネット利用料金、スマホ代など、たくさんの支払いがあります。
1つ1つの支払日異なるため、支払い忘れなどのリスクもあります。
しかしクレジットカード払いにしておくことで、支払い忘れを防止になり引き落とし日を気にしておくだけで良くなります。これも大きなメリットです。
アプリ上で利用情報をチェック出来る
多くのクレジットカードは、専用アプリをダウンロードすることで、アプリ上で利用状況をチェックできるようになります。
利用明細はいつ・何に・どれだけ使ったのかがすぐにわかるので、家計簿にも記入しやすくなります。
さらに自動的に家計簿アプリと連携して家計簿作成してくれるカードもあるので、家計簿をつける手間を省きたい人におすすめです。
このようにアプリでいつでも家計を見られる、利用状況を確認できるのは、忙しい人でも家計管理しやすいメリットに繋がります。
クレカ特典でお得に利用できるサービスもある
クレジットカードには、その会社ならではのサービスが付帯していることが多くあります。
例えば、空港ラウンジが使える、カードが提携している飲食店・スーパーでの割引特典など生活費がお得になるものだけでなく、普段とは違うラグジュアリーな体験ができるものまで、さまざまなサービスが付帯されています。
クレカ特典を利用してさらにお得になるのは、クレジットカード払いをするメリットとなっています。
クレジットカード払いと現金払いどっちが節約できる?徹底比較検証します
ボーナス払いなど支払い状況に応じて支払方法を選択できる
毎月一定の金額だと思っていても、急な出費が必要になることもあります。
全て支払えるだけの収入や貯蓄があれば良いですが、出費がかさむと大変です。
そのような場合にクレジットカードだと、ボーナス払いなどの支払方法が選択できるので安心です。
全てを後回しにしていると大変なことになりますが、急な出費をボーナス払いなどに利用するのは、とても便利なメリットです。
生活費をクレジットカード支払いにする4つのデメリット
生活費をクレジットカード払いにすると、家計管理がしやすい・ポイントが貯まりやすい・ポイント活用方法ができるなど、メリットが多くありました。
これまでクレジットカード払いではない人も、このような特徴を見ると「クレジットカード払いいいかも?」と興味が出てくるかもしれません。
しかしデメリットも知っておかないと、使いすぎて支払えないなど困ったことになってしまう可能性もあります。
デメリットとなってしまうことも知っておき、困ったことにならないように注意することが大切です。ここではデメリットについて解説します。
複数カード利用で支払い状況を管理できなくなる
クレジットカード払いにすることで、家計管理がしやすいと解説しました。
しかしこれは生活費を1つ多くても2つのカードで賄っている場合です。
クレジットカードや支払うものによって、ポイント還元率などが違い「この支払はこのカード」など、よりお得にするために複数のカードを利用する人もいるかもしれません。
しかし複数のクレジットカードを利用していると、利用状況を把握しづらくなってしまい、結果的に支払い忘れや使いすぎなどになってしまうこともあります。
どれかに特化したクレジットカードを利用することも良いですが、複数を持つのではなく1枚か2枚程度にしておくと管理しやすくなるでしょう。
使い過ぎで支払い能力を超えてしまうことがある
クレジットカードは、その場で現金が減らないことからついつい使いすぎてしまい、請求を見てビックリしたという経験がある人もいます。
支払える範囲なら良いですが、支払能力を超えてしまうと危険です。クレジットカードは借金の一つで、支払えないとカードが止まる・退会させられてしまうなどの措置が取られてしまいます。
クレジットカードは魔法ではなく、借金の一つだと理解して、正しく使いすぎないように注意することが大切です。
不安であれば少なめに上限設定しておくことがおすすめです。
リボ払いは実は怖い支払い方法!恐怖の理由と借金地獄にならないための方法を解説
カードによっては年会費が発生することもある
クレジットカードのデメリットとして、現金払いにはない年会費がかかってしまうこともあげられます。
毎年クレジットカードを維持するだけでも、年間費を必要とするカードもあるので、別途費用がかかってしまいます。
しかし年会費はデメリットばかりではなく、年会費がかかっても付帯するサービスが充実しているため、トータル的にはプラスマイナス0ということもあります。
さらに最近は、年会費無料のクレジットカードも増えています。
年会費がもったいないと思う人は、無料のカードを、付帯サービスを見てこれならと思えれば、そのカードを選んでも後悔はしないでしょう。
カード利用の特典などを見て決めるのがおすすめです。
ポイント付与の対象にならないこともある
支払うものによっては、ポイント対象から外れてしまうものがあるのも、デメリットです。
せっかくカード払いにしたのに、対象外が多いとあまりポイントが貯まらずメリットが感じられないと損した気分になってしまいます。
クレジットカードを発行する前に、どの支払いが対象外なのかについてきちんと調べておくことが大切です。
もし支払いたいものに対象外が多ければ、別のクレジットカードを検討するようにしましょう。
クレジットカード支払いができる生活費一覧
クレジットカード支払いができる生活費には、どのようなものがあるのか疑問に感じる人もいるでしょう。
そこでここではクレジットカード払い可能な生活費とポイント還元率を1%とした場合のポイントについて紹介します。
- 食費:約78000円(780ポイント)
- 住居 16,000円(165ポイント)
- 光熱・水道 20000円(200ポイント)
- 家具・家事用品:12000円(120ポイント)
- 被服及び履物 :15000円(150ポイント)
- 生命保険:医療費用:約40000円(400ポイント)
- 交通 通信:24000円(240ポイント)
- 教 育:34000円(340ポイント)
- 趣味娯楽:24000円(240ポイント)
- その他の消費支出:50000円(500ポイント)
これらの生活費はクレジットカード払い可能となっています。
毎月生活費の支払いをクレジットカードにすることで、これだけのポイントが貯まるため、年間通すとかなりのポイントがゲットできます。
このポイントをまた別のことに利用できると思うと、お得に感じるのではないでしょうか。
クレジットカードで生活費を上手にやりくりするポイント
クレジットカードで生活費を支払うメリットやデメリットについて解説してきました。
どちらも理解したうえで、クレジットカード払いを選択したくなった人もいるでしょう。
ただ生活費をクレジットカード払いにするだけでは、メリハリが付きにくく使いすぎてしまう可能性もあります。上手に利用するポイント押さえてやりくりできるようにぜひ参考にしてください。
生活費専用のカードでのみ支払をする
クレジットカード払いにする場合、生活費専用のカードを発行して利用すると家計管理がしやすくおすすめです。
複数のカードで生活費を支払ってしまうと、家計管理しづらく利用状況が掴めずに、使いすぎに繋がってしまいます。
さらに1つのカードに絞ることで、ポイントも貯まりやすくなります。
生活費専用のカードを決めて、家計管理をすると節約にも繋がりおすすめです。
利用限度額を調整する
使いすぎが不安な場合は、利用限度額を決めておくと安心です。
利用限度はアプリからその場で設定できる会社も多くあります。
すぐに設定できるので、不安があればすぐに制限するのがおすすめです。
毎月支払う生活費が全て支払う金額にいくらかプラスした金額にしておくと、残高不足にならずに済みます。
使いすぎを防止するためにも、このような設定をしておくのが良いでしょう。
還元率の高いクレジットカードを使用する
支払うクレジットカードを決める際は、ポイント還元率の高いカードにすると効率良くポイントが貯められます。
還元率の良い会社だと1%~2%で、さらに特別な期間・提携するお店での買い物で、もっと還元率が上がることもあります。
このようにポイント還元率に注目して、お得にポイントをためていくと良いでしょう。
クレジットカードを利用して生活費のやりくりもお得に!
クレジットカードを利用して、生活費を支払うメリットやデメリットを解説しました。
ポイントが貯まること、家計管理がしやすいことなどから、クレジットカードを利用するのがおすすめです。
しかし使いすぎには注意が必要です。
クレジットカードを利用して、生活費のやりくりも上手にお得にできるようにしましょう。