ペットを飼っている人でも、ペット保険に加入している人はまだまだ多くありません。
人間とは違い動物には社会保険制度のようなものはありません。
そのため病気やケガをして病院にかかると、その治療費は全額自己負担となります。
大切なペットの治療をお金が理由で諦めることがないように、ペット保険への加入が大切です。
この記事では、アクサダイレクトのペット保険について解説します。
目次
アクサダイレクトのペット保険の5つの特徴
アクサダイレクトは、自動車保険などの損害保険を取り扱う損害保険会社の一つです。
自動車保険のイメージが強い会社ですが、ペット保険も販売しています。
アクサダイレクトの販売するペット保険は、自動更新・高齢でも加入できるなどたくさんの特徴があります。
ここでは、アクサダイレクトのペット保険の特徴を5つ解説します。
1回あたり限度額が設けられていない
他社のペット保険には、入院・手術・通院で保険が使える限度額や回数が決められています。
そのため、上限に達すると保険を使えなくなってしまいます。
しかしアクサダイレクトのペット保険では、入院・手術・通院の各項目に限度額や回数が決められておらず、年間補償限度額までは保険を使えます。
ですので、1回あたり治療費がいくらになっても、補償割合と年間補償限度額まではいくらでも対応できる保険となっています。
保険に加入していても1回の上限が決まっていると、負担する金額が大きくなってしまうこともありますが、この保険ではそのような心配がないのは大きな特徴です。
24時間ペットの健康相談が利用できる
アクサダイレクトのペット保険に加入すると、24時間ペットの健康相談が利用できるのも特徴の一つです。
このサービスは、大切な愛犬・愛猫の突然の病気やケガで病院に行くべきか悩んだ場合などに、24時間365日いつでも電話で相談に乗ってくれるサービスです。
日中であればすぐに病院に行けますが、夜間だとすぐに行くべきか悩んでしまうこともありますよね。
そのような場合に、獣医師が無料で電話相談に乗ってくれアドバイスをくれる安心のサポートサービスです。
さらに健康相談だけでなく、しつけや問題行動など悩み相談にも乗ってくれるのも嬉しいポイントです。
このようなサービスを利用できるのも、人気の一つの理由となっています。
自動更新なので手続きの手間がかからない
多くのペット保険では、時期が来ると更新手続きが必要となります。
忙しいとうっかり更新を忘れてしまい、年齢によっては再加入ができないなんていうこともあります。
しかしアクサダイレクトのペット保険では、自動更新なので更新し忘れることも更新手続きの手間をかける必要もありません。
更新が楽々なのは嬉しいポイントですよね。
自動更新のペット保険はあまり多くないので、このような部分も大きな特徴となるでしょう。
14歳以降も継続できる
アクサダイレクトのペット保険では、14歳以降の高齢ペットでも継続できるのも特徴の一つです。
他のペット保険でも、新規出来る加入年齢は0歳~8歳となっており、この保険でも新規加入は0歳~8歳となっています。
しかし14歳以降でも継続は可能となっており、高齢になってからでも安心できる保険となっています。
保険によっては年齢で継続できないことも多いので、継続に年齢制限がないのは、愛犬・愛猫が長生きしたときに嬉しい保険となるでしょう。
利用できる病院に指定がない
ペット保険に中には、利用できる動物病院が限定されているものもあります。
その場合、一番近くの対応動物病院を探して来院しなくてはいけません。
近くに対応病院がある場合は良いですが、遠方にしかないことも考えられます。
アクサダイレクトのペット保険では、全国どこの動物病院でも保険対応となっているので、自宅近くの動物病院でOKです。
全国どこの動物病院でも対応可能なので、新たに病院に慣れる必要もなく、通いなれた病院でそのまま保険を使えるので、飼い主にとっても愛犬・愛猫にとってもストレスが少なく安心できるのではないでしょうか。
アクサダイレクトのペット保険の3つのデメリット
アクサダイレクトのペット保険の5つの特徴を解説しました。
全国どこの動物病院も保険の対象となること、14歳以降でも継続できること、更新の手間や忘れがない自動更新できる、1回の限度額が設けられていないことなどの特徴がありました。
もちろん保険料も手ごろなものなので、大切な愛犬・愛猫の万日に備えて、加入しやすい保険となっています。
家計状況などから選べるプランも2つ用意されているので、無理なく保険を継続しやすいのも選ばれている理由となっています。
そんなアクサダイレクトのペット保険ですが、デメリットもあります。
デメリットを知らずに加入してしまうと、思いもよらぬところで「思っていたのと違った」「面倒だな」など、後悔に繋がる可能性もあります。
特徴など良い面だけでなく、デメリットについてもしっかり理解してから加入すると良いでしょう。
ここではデメリットについて解説します。
保険金の請求手続きが必要になる
アクサダイレクトのペット保険は、窓口精算型の保険ではなく保険請求型なので、保険金を請求する際には手続きが必要となります。
手続きをする手間だけでなく、一旦すべての治療費の自己負担が必要となることが請求型のデメリットです。
ペットは人間でいう社会保険制度はないので、治療にかかる費用は全額自己負担で、なおかつ高額になりがちです。
ペット保険に加入していれば、自己負担を減らせますが、保険金が下りるまでは自己負担となりその金額が大きくなると家計にも影響することもあるでしょう。
窓口精算型の保険では、保険証を提示するだけで保険金分を引いた額を負担するだけで済みますが、アクサダイレクトのペット保険はそれができません。
一時的でも自己負担が必要なことを理解してくことは、万一の時に慌てないためにも非常に重要です。
歯科治療が保障対象にならない
犬や猫に多い病気の一つに、歯に関する病気があります。
特に歯に関する病気は発症率が非常に高く、犬のかかる病気の最も多いのが歯に関するものだと言われています。
病気だけでなく、人間同様に歯石取りなどを行うこともあります。
このような歯に関する病気や治療の場合、ペット保険によっては補償対象としているものも合いますが、アクサダイレクトのペット保険では補償対象外となります。
犬や猫は歯に関する治療が最も多いと言われていますが、歯に関する治療を受けても保険金は下りないことは、契約前に必ず知っておかないとトラブルに繋がるので注意が必要です。
一度炎上している
アクサダイレクトのペット保険では、過去に炎上した経験があり、ネット上などの評判にも注意が必要です。
炎上騒ぎの発端は、8年継続してアクサダイレクトのペット保険に加入している飼い主さんがブログにあげた記事です。
飼い主さんが飼う猫が患う病気が、次年度から補償対象から外れるという通知を受けました。
飼い主さんの猫は、この病気を患っており保険金請求をしたところ、この通知を受けたようです。
飼い主さんとしては、現在通院中の疾病が補償から外れてしまうことに疑問を感じ、アクサダイレクトに連絡をしたようです。
しかしアクサダイレクト側は、重要事項説明書に記載してあると説明しました。
これについてブログに載せたところ、他の飼い主さんの間でも意見が割れたことで、炎上に繋がりました。
このようなトラブルにならないように、重要事項説明書にはしっかりと目を通しましょう。
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ペット保険に加入するメリット
ペットを飼っている人でも、ペット保険の必要性に疑問を感じ加入していない人もいるのではないでしょうか。
人間には医療保険や生命保険など、さまざまな保険があり必要性を理解していても、ペットに必要なのか・メリットはあるのか疑問に思う人もいるでしょう。
しかしペット保険に加入することで得られるメリットもあります。
ここでは、ペット保険に加入するメリットを解説します。
ペットの医療費負担が軽減される
ペットがずっと健康でいるとは限りません。
もし突然の病気やケガに見舞われてしまうと、動物病院へ行く必要があります。
先ほどもお伝えした通り動物には社会保険がないので、動物病院へ行くと治療費は全額自己負担となります。
ちょっとした治療や手術でも、ペットの場合高額になってしまうこともあり、飼い主さんの負担が大きくなります。
中には治療費が高額で治療を諦めることになってしまうこともあります。
大切なペットが必要な時に必要な治療を受けられるように、医療費負担を減らすのもペット保険の大きな役割です。
大事な家族を守るために、ペット保険は存在するのです。
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ペットの不調に対応できる
アクサダイレクトのペット保険のように、無料で獣医師に相談できるサービスを提供しているペット保険も多くあります。
「吐いちゃった」「誤飲しちゃったかも」など、ちょっとした不安にも獣医師が相談・アドバイスをくれるので、病院に行くべき悩んだ場合でも活用できます。
ペットのちょっとした不調でも、ペット保険に加入していれば安心できるのもメリットの一つでしょう。
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ペット保険への加入時は複数を比較検討してみよう
近年のペットブームも相まって、ペット保険を取り扱う会社も増えています。
たくさんのペット保険があると、どれを選べば良いか悩んでしまう人もいます。
悩んだら複数のペット保険を比較・検討し決めるのがおすすめです。
条件を入力すると、マッチするペット保険を一括で表示してくれるサイトもあるので、そのようなサイトを利用するのも有効な手段の一つです。
1つだけ見てすぐに決めず、補償内容などを複数比較し、最適なものに加入できるようにしてくださいね。