アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」は、資産形成だけでなく保障もついているので安心できる保険となっています。
利回りも良い商品なので、長期運用したい人にはおすすめとなっています。
しかしデメリットもあり注意が必要なので、ここでは特徴とデメリットを詳しく解説します。
目次
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の5つの特徴
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」は、将来の介護費用の形成と介護・死亡・高度障害状態の保障がついた変額保険です。医療の進歩によって人生100年時代となり寿命も延びています。
しかしその分介護費用が多くかかることとなり、資産重要性が増しています。
そのような老後の資産形成に備えられるのが「ユニットリンク介護プラス」です。
この保険は、運用が好調であれば運用ボーナスを受け取れる、運用方針を選択できる、保険金額の幅が広いなどの特徴を持っています。
そこでここでは、アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の5つの特徴を解説します。
将来の介護費用に備えられる保険
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」は、将来の介護費用に備えられる保険です。
医学の進歩によって寿命が延びた一方で、平均介護期間は10年と長期化しています。
介護の長期化によって介護費用も負担が増えてきており、老後の資産形成は多くの人の課題となっています。
そこでこの「ユニットリンク介護プラス」では、公的介護保険制度で2以上、器質性認知症隣所定の状態のどちらかの状態になると、介護保険金を受け取れる保険です。
さらに資産形成も同時にできる変額保険となっているので、万が一介護が必要な状態となっても費用の負担が軽くなるのが、この保険の大きな特徴です。
運用が好調な場合は運用ボーナスを受け取れる
「ユニットリンク介護プラス」は、運用が好調であれば運用ボーナスを受け取れる特徴があります。
運用ボーナスは、第2保険期間移行日の保険金額が基本保険金額を超えた場合に、積立金額を受け取れる仕組みです。
受け取る方法は2つあり、払戻を受け取る方法と年金として受け取る方法です。
払戻の場合は、保険解約時の解約返戻金として受け取ります。
年金は「年金払移行特約」を途中で加入することで、積立金を年金として受け取れるものです。
このような大きな特徴は、老後の資金形成には安心な仕組みと言えるでしょう。
運用が上手くいかない場合でも、保険金額を維持する方法もあるので安心でしょう。
10種類の特別勘定から運用方針を選択できる
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」では、10種類の特別勘定から運用方針を選択できる特徴もあります。
選べる10種類は
- 安定成長バランス型:主に国内外問わず株式や債券を投資対象としています。原則為替のリスクヘッジはできません。基本資産配分は、日本株式20%・外国株式20%・日本債券30%・外国債券30%となっています。
- 積極運用バランス型:主に国内外問わず株式や債券を投資対象としています。原則為替のリスクヘッジはできません。基本資産配分は、日本株式25%・外国株式35%・日本債券20%・外国債券20%となっています。
- 日本株式型:JDFインデックスファンド国内株式Fを主体に投資しています。
- 日本株式プラス型:主にアライアンス・バーンスタイン・ジャパン・スタイル・ブレンド・ファンド−2へ投資しています。
- 外国株式プラス型:アクサ IMグローバルファンドへ投資しています。
- 世界株式プラス型:キャピタル世界株式ファンドVAへ投資しています。
- 新興国株式型:エマージング株式インデックスファンドへ投資しています。
- 世界債権プラス型:主にアライアンス・バーンスタイン・グローバル・ボンド・ブレンド・ファンド−3へ投資しています。
- オーストラリア株式型:アライアンス・バーンスタイン・オーストラリア債権ファンドへ投資しています。
- 金融市場型:アクサ ローゼンバーグ・日本円マネー・プール・ファンド(B)へ投資しています。
です。
それぞれリスクとリターンの高さに違いがあり、世界株式プラス型や新興国株式型の利回りの良さが魅力ですが、その分市場の影響を受けやすくはリスクと言えます。
日本株式型は安定していますが、ハイリターンはあまり期待できません。
このような世界の株式と日本国内の金融商品などを組み合わせて運用できるので、安定した収益を期待できるのもこの保険の大きな特徴です。
長期運用では、経済動向が変わりやすいので第一保険期間の積立金のスイッチングができる柔軟性は、非常に重要です。
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保険金額の幅が広い
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」には、保険金額を選べる特徴があります。
保険金額は、最低200万円~最高1億円となっており、その幅の広さがわかります。
最低200万円~1億円まで選べるので、自分の家計状況や家族に残したい金額に合わせて保険金額を決められます。
万が一のときにそこされた家族が困らないように、細かく保険金額を決めておけるのは安心の保障と言えるでしょう。
高度障害状態や死亡まで保証が受けられる
「ユニットリンク介護プラス」では、上記で話したような保険金を要介護状態だけでなく、介護死亡時や高度障害状態になると受け取れます。介護費用形成とだけでなく、死亡や高度障害状態など通常の死亡保障の機能もついているので、資産形成しながら万が一にも備えられる保険となっています。
さらにこれらの保障に関しては、一生涯の保障となるので1度加入すると生涯安心が続きます。
このような特徴も、選ばれている理由の一つです。
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の2つのデメリット
ここまではアクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の特徴を解説しました。
介護費用形成だけでなく死亡保障もついていることで、安心であると考える人も多くいるのではないでしょうか。
しかし「ユニットリンク介護プラス」を契約する前に、必ず知っておくべき注意点があります。
子の注意点を知らずに契約してしまうと、思わぬところで大切な資産が損をしてしまうこともあります。
大切な資産で損をしないようにするためにも、事前に注意点を知っておく必要があります。
ここでは、アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」のデメリットを2つ解説します。
積立利率と実質利回りは異なるので注意
最初に「ユニットリンク介護プラス」の利回りが良いというお話をしました。
しかしこの利率にも注意が必要です。商品紹介のパンフレット等に記載されている積立利率と、実際の利回りは同じではありません。
「ユニットリンク介護プラス」は、払込保険料を積み立て運用に回す商品ですが、この腹込み保険料から各種費用と手数料が引かれます。
差し引いた後の費用を運用し、保険金額を払込済み保険料から除いた分で収益率を算出、それをもとに年複利換算されたものを、実質利率と言います。
実質利率は、積立利率よりも低くなるのが一般的であることは必ず知っておきましょう。
早期解約で元本割れを引き起こす
「ユニットリンク介護プラス」を解約する際には、解約控除という仕組みが適用されます。
解約控除は、解約返戻金の中から手数料としていくらか差し引かれることで、早期解約であるほど多くとられてしまうのが一般的です。
これは保険を維持・管理するために必要な仕組みとなっており、あくまでも長期運用が目的の保険だということを前提に契約しましょう。
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変額保険を利用するときのポイント
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」のような変額保険を利用し、資産形成や保障を得たいと考えている人も少なくありません。
しかし通常の保険とは仕組みも異なり、素人では難しいことも多々あります。
変額保険をうまく利用すれば、老後の資産形成とともに保障も手に入れられるでしょう。
そこで変額保険を利用するときのポイントを3つ紹介します。
分散投資の目的を明確化する
分散投資の目的を明確にする必要があります。
分散投資のメリットは、投資対象を複数持つことで資産運用の価格変動のリスクを最小限に抑え、高リターンを期待できる点です。
分散投資でも、時間分散・スタイル分散・資産分散などがあり、上記のような変額保険では、スアイルを分散させることができます。
なぜ分散投資を行うのか、その目的にマッチする運用先はどこなのかをしっかりと勉強し選ぶことが大切です。
主契約も重視して契約する
変額保険では、主に資産運用に注目が集まりがちですが主契約内容にも目を向けるようにしましょう。
「ユニットリンク介護プラス」のように、死亡保障だけでなく要介護状態になった場合でも保険金を受け取れるなど、手厚い保障が魅力の商品もあります。
このような主契約にも注目し、運用だけでなく充実の保障も手に入れられる保険選びをすると、失敗が少ないでしょう。
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加入で不安ならお金のプロに相談してみよう
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」のような変額保険は、仕組みが複雑でわかりづらいことも多くあります。
アクサ生命の担当者が、運用のプロかもわかりません。
契約後に「知らなかった」などよくわからないまま契約すると、後悔にも繋がってしまいます。
もし加入に対し少しでも不安があれば、お金のプロのいる保険相談窓口などで相談するのがおすすめです。
お金に関する知識が豊富なので資格を保有しているので、加入前の不安や疑問に答えてくれるでしょう。
このような相談には無料で乗ってくれるので、加入前に相談へ行き最適な変額保険のアドバイスしてもらいましょう。
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
アクサ生命「ユニットリンク介護プラス」の特徴とデメリットを解説しました。
介護費用形成と死亡保障を兼ね備えた変額保険として、多くの人から高評価を得ている保険です。
しかし加入には注意点もありました。大切なことは、特徴だけでなくデメリット知ることです。
変額保険にはわかりづらい部分も多くあり、知らずに加入するのはリスクの高い商品です。
お金のプロに相談し、疑問や不安を解消し加入するべきか判断しましょう。