昨今「終活」という言葉を耳にします。
終活を意識し、死亡した後子どもや家族に迷惑をかけたくないと、葬式代を確保しておこうと考える人もいるでしょう。
そのような人にむけて、富士少額短期保険の「ごあんしん共済」が発売されています。
そこでこの記事では「ごあんしん共済」の特徴やデメリットを解説します。
葬儀保険（少額短期）って加入すべき？デメリット・メリットを徹底解説
目次
富士少額短期保険ってどんな保険会社？
富士少額短期保険は、あまり聞きなれない保険会社という人も多いでしょう。
富士少額短期保険は山梨県に本社を置き、がん治療・葬儀費用など老後の不安を解消するための保障を取り扱っています。
高齢でも加入できる保険を取り扱っているので、年齢制限で加入できなかった人でも入れる可能性が高い特徴があります。
ここでは富士少額短期保険について解説します。
がん治療・葬儀費用など老後に向けた保障を取り扱う
富士少額短期保険では、がん治療や葬儀費用などの保障を取り扱っています。
年齢とともにがんリスクも上がりますが生存中のがん治療は、高額になることが多く保険に加入していないと不安だという人も多いでしょう。
さらに自分の死後、葬儀代に不安を持っている人も少なくありません。
そのような人たちに向けた保障を発売しているのが、富士少額短期保険です。
高齢でも加入できる保険を取り扱っている
葬儀代やがん治療費など、高齢になると保障を付けておきたいと考える人が増えますが、高齢になることで一般的に保険に加入しづらくなります。
しかし富士少額短期保険では、高齢でも加入できる保険を多く取り扱っています。
葬儀代などは、高齢になるほど必要性を感じる人が増えますが、年齢制限によって加入できないこともあり困ってしまう人もいるかもしれません。
しかし富士少額短期保険なら高齢からでも葬儀代やがんに備えられるのです。
創立60年以上の歴史のある保険会社
富士少額短期保険は、創業60年以上のある保険会社です。もともとは、山梨交通安全保障協会として誕生し、独立を経て現在の「富士少額短期保険」となりました。
歴史もさることながら、企業としての実績も十分な保険会社といえます。
富士少額短期保険「ごあんしん共済」の6つの特徴
高齢でも加入でき歴史のある富士少額短期保険が販売する「ごあんしん共済」は、3つの特徴がある共済保険です。
「ごあんしん共済」は、葬儀や終活に備えられる保険で高齢でも持病があっても加入できるのが大きな特徴です。
そこでここでは、富士少額短期保険「ごあんしん共済」の特徴を紹介します。
葬儀・終活のために備えられる保険
富士少額短期保険「ごあんしん共済」は、葬儀・終活のために備えるための保険です。
この共済の保障は、死亡時に保険金が支払われるので、死亡後の葬儀代に充てられます。
そのため保険金は少額のプランとなっています。
選べる保険金額は、50万円～300万円からとなっており高額な保険金ではありませんが、葬儀代や入院費用清算、仏壇費用などとして備えるなら十分な金額となっています。
89歳まで加入できるので高齢でも安心して加入できる
「ごあんしん共済」は、89歳まで加入できるので高齢になってから葬儀費用等に不安を感じ始めた人でも加入することできます。
「ごあんしん共済」のような積立保険は、加入年齢に制限を設けていることも多く気づいたときには加入できないということもあります。
しかし「ごあんしん共済」は、89歳まで加入できるので、定年を迎えて終活を意識した、病気になり死を身近に感じたなど、必要性を感じてからでも十分に間に合う保険です。
医師からの診査が不要で加入できるので病気があっても安心
「ごあんしん共済」は、医師の診査が不要なので持病がある人でも加入できます。
保険に加入する際には、過去の病歴や現在の健康状態等の申告や、医師の診断書・健康診断書の提出を求められることがあります。
病歴や健康状態によっては加入を断られてしまうこともあり、困ってしまう人もいるでしょう。
しかし「ごあんしん共済」には、医師の診査や健康告知が必要ないのでどのような健康状態でも積み立てることができるのです。どのような人でも備えることができるのは、安心といえるでしょう。
メール・電話で相談できるので初めての加入でも不安をなくせる
富士少額短期保険はあまり聞きなれない保険会社のため、加入に不安を抱いている人も少なくないでしょう。
しかしメールや電話で気軽に保険に関する質問ができるので、安心して加入できます。
このような仕組みがあるので、富士少額短期保険の「ごあんしん共済」に興味も不安もある人は、相談しながら加入を検討するのも良いでしょう。
富士少額短期保険「ごあんしん共済」の３つのデメリット
富士短期少額保険「ごあんしん共済」の特徴について解説しました。
高齢でも加入できる、医師の診査が必要ないなど加入しやすい共済保険だということはわかって頂けたと思います。
しかしその特徴だけを見て加入を決めてしまうのは、少し危険です。
なぜならば「ごあんしん共済」にもデメリットとなる特徴も存在するからです。
このデメリットを知らずに加入してしまうと、後悔に繋がってしまうこともあります
。後悔しないためにもここで「ごあんしん共済」のデメリットを知っておきましょう。
高齢者向けの保険なので若い層の死亡保険には向かない
富士少額短期保険「ごあんしん共済」は、高齢者向けの共済保険となっています。
もちろん若い人でも加入できますが保険金額も少ないため、比較的保険に加入しやすい若い世代が「ごあんしん共済」に加入するメリットがあまりありません。
少額短期保険なので加入期間に制限がある
「ごあんしん共済」は、少額短期保険なので加入期間が1年と制限があります。
このような加入期間の制限を知らずに加入してしまうと、更新時に保険料が上がり後悔に繋がることもあるかもしれません。
少額短期保険には、期限がついていることを必ず知っておきましょう。
高額な保険金は契約できない
人によっては、葬儀費用だけでなく遺産としてもう少し残したいと考えることもありでしょう。
遺産を生命保険として残したい人にとって「ごあんしん共済」は、保険金が少ないと感じるかもしれません。
高額な保険金は「ごあんしん共済」には用意されていないので、高額な保険金を用意しておきたい人は別の死亡保険を検討する必要があります。
少額短期保険を契約するときの注意点
「ごあんしん共済」のように、少額短期保険は他の保険会社でも販売しれています。
短期間で死亡保障に備えられるため、病気になり死を意識してからでも加入できるメリットがあります。
しかし少額短期保険を契約する前に知っておくべき注意点があります。
これらを知らないと契約後に「こんなはずではなかった」となってしまうこともあるかもしれません。
ここでは少額短期保険の注意点について解説します。
保険期間をよく確認しておく
まず必ず契約前に保険期間を確認してきましょう。
「ごあんしん共済」でも保険期間が1年と決まっているとお話しましたが、少額短期保険では多くが1年程度となっています。
もしその後も加入したいのであれば、更新して継続することはできます。
保険期間のない保険ではない、それも短期間だということを理解し、加入するタイミングをきちんと判断するようにしましょう。
保険料が変わる条件を確認しておく
保険料が変わる条件もしっかりと確認しておきましょう。
「ごあんしん共済」では、5歳刻みで保険料が変更となりますが、保険によって保険料が変わる条件が異なります。
保険料がどのようなタイミングで変わるのか、どのくらい変わるのかを契約時に確認しておくことで後悔のない保険選びができるでしょう。
わからないことはコールセンターに問い合わせる
少額短期保険の仕組みや契約に関する疑問や相談があれば、対象の保険会社へ連絡し聞いてみましょう。
「わからないけど面倒だから…」とうやむやにして契約してしまうと、本当に必要な時に保険金が受け取れない事態になってしまいます。
このようなことがないよう、必要な時に保険金をしっかり受け取れるように、契約前に疑問点や不明点を解消してから契約に進むようにしてください。
保険の加入で迷っているなら複数を比較しよう
今は、いろいろな保険会社がさまざまな保障を販売しています。
それぞれ違った特徴やデメリットがあり、どれを選んでよいかわからない人もいるでしょう。
「これいいな」と思っても、1つだけ見て決めるのではなく複数の保険を見て比較することが大切です。
複数の保険を比較することで。本当に必要な保障はどれなのか、適切な保険料はどれなのか見極められるでしょう。
終身保険が必要な人の5つの特徴と加入のメリット・デメリットまで解説
富士少額短期保険「ごあんしん共済」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
今回は富士少額短期保険「ごあんしん共済」について、特徴やデメリットを解説しました。
高齢になり、病気になって死を意識し始めたときからでも加入できる共済です。
病歴などがあっても加入できるので、健康に不安のある人が自分の葬儀費用を残せるのは、心強い特徴でしょう。
しかし特徴だけでなくデメリットとなることも知り、本当に必要な保険なのかを判断したうえで加入すべきか決断することが大切なのではないでしょうか。
