「主契約」と「特約」の概念が分からないまま保険に加入しようとしていませんか?
それではあなたにぴったりの保険に加入することはできません。
「主契約」と「特約」の知識、疑問点を解決すれば、無駄がないあなただけの保険に加入することができます!
今回は「主契約」と「特約」の基礎知識から疑問点の解決までを徹底解説します。
最後には保険選びのポイントも記載しているので、あわせて確認してあなたにぴったりの保険に加入しましょう。
主契約と特約の基礎知識
まずは「主契約」と「特約」の基礎知識を理解しましょう。
理由として、保険は「主契約」と「特約」が合わさって出来ています。
根本を理解することで、
- 保険の知識が増える
- 無駄な保険に入らなくて済む
- ライフステージごとの見直しに役立つ
上記3つのメリットがあります。
「主契約」と「特約」の基礎知識を理解して、保険に加入する第一歩としましょう。
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主契約のいろは
まずは「主契約」のいろはです。
名前からも分かる通り、「主契約」は契約の中でもベースとなる保障内容のことを指します。
「主契約」は皆さんがイメージしている物とそこまで相違はありませんが、1点注意が必要です。
それは主契約の一部を変えることはできません。
保険会社ごと、保険ごとによって主契約は様々です。
主契約の中で、一部の保障だけを削ったり、増やしたりすることはできません。
もちろん保障金額の変更はできるので安心してくださいね。
特約のいろは
次は「特約」です。
「特約」もなんとなくイメージは持っている方も多いと思いますが、そのイメージを明確にしましょう。
「特約」は「主契約」に追加するオプションのようなものです。
主契約に対して足りない保障を追加できるのが「特約」の特徴です。
保険会社によって「特約」は様々です。
もちろん「主契約」でも保険会社ごとに競合とは違った特色の保険を用意して、優位性を図ろうとしています。
その中でも「特約」は特に色濃く保険会社の特徴が出ているので、自分に合った保険を探す際は一つのポイントとして着目しても良いかもしれませんね。
よく聞かれる主契約と特約の疑問5選
保険の相談があるときは「主契約」と「特約」の疑問は多く聞かれます。
この疑問点は保険を初めて加入する若い方だけでなく、加入して何年も経った方からも多くいただく疑問点です。
それだけ「主契約」と「特約」について深く理解していない方が多いということです。
この疑問点を解決すれば、保険選びや見直しの際にも困らずに行えるのでしっかり押さえておきましょう。
それでは「主契約」と「特約」の実例を交えた疑問点について、解説していきましょう!
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疑問①主契約・特約のみ加入はできるのか
保険選びをする若い方に多い疑問が、「主契約」と「特約」を単独で加入することができるのかです。
結論から言うと、以下の通りです。
- 「主契約」の単独加入は可能
- 「特約」の単独加入は不可
「主契約」と「特約」のいろはで解説しましたが、「主契約」は契約のベース、「特約」はオプションです。
基本的に保険に加入する際は、「主契約」を選んだ後、足りない部分を「特約」で補うのが一般的です。
なので、「主契約」だけで保障内容も問題なければ、「特約」を付帯する必要はありません。
以上のことから、「主契約」は単独加入可能で、「特約」は単独加入不可能です。
疑問②主契約に主契約を合わせることはできるのか
次は「主契約」に「主契約」を付帯することができるのかという疑問点です。
これは不可能というより、別々の契約となります。
保険会社は基本的に契約ごとに管理しています。
その結果、「主契約」が二つあるということは、契約が二つに分かれているので、別々の契約としてカウントされます。
ちなみに契約の証書も2枚に分かれるので、もし同じ保険会社で2つの保険に加入している方であれば、証書を確認してみましょう。
疑問③特約を付ける必要性について
3つ目は「特約」を付ける必要性です。
先程「特約」はオプションであり、保険会社によって特徴があると解説しました。
その解説に付随して、あなたの必要保障額や心配する支払い対象があれば付帯する必要はあります。
しかし、「主契約」のみで必要保障額も、支払い対象も心配ないのであれば、無駄な保険料となってしまうので、付帯は必要ありません。
自分の現状を知って、必要、不必要かを慎重に選びましょう。
疑問④特約を付けるor主契約で加入はどちらが良いのか
4つ目は同じ保障内容で「特約」を付帯する方がいいのか、「主契約」で加入する方がいいのかという疑問点です。
これは結論として、「主契約」で加入することをおすすめします。
理由として、将来的に「特約」を付帯していた「主契約」を解約したくなった場合、「特約」も解約となってしまうからです。
逆に「主契約」として別々に加入していた場合は、片方を解約しても、もう片方が残りますので、いざというときの保障は残せるのです。
しかし、こちらのデメリットになりうる要素があります。
それは保険料の問題です。
今回は同じ保障内容なので、保険料にほとんど大差はないでしょう。
しかし、保障内容が同じではなく、例えば入院保障だけを付帯したいなど、細かい保障のみを加入するのであれば、「特約」を付帯しましょう。
その方が保険料も安く、家計の負担も減ります。
疑問⑤主契約を解約したら特約はどうなるのか
最後は「主契約」を解約したら「特約」はどうなるかという疑問点です。
これは前述した通り、「主契約」を解約したら、「特約」も一緒に解約されます。
ただ「特約」のみを解約はできるので覚えておきましょう。
「特約」の良さは、見直しの際に外したり付帯したりすることができる点です。
臨機応変さがあるので、「特約」には着目して保険を選びましょう。
保険がなぜ重要なのかを3つに絞って解説
実例を交えた「主契約」と「特約」の疑問点を紹介しました。
ではそもそも保険の重要性って知っていますか?
「なんとなく重要だと思うけど…。」と思う方が多くいらっしゃるので、保険の重要性を3つに絞って解説します。
保険の重要性を明確にすると、保険に加入するための第一歩となります。
必ず押さえておきましょうね。
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いざという時の備えがいかに重要かを知ろう
まず1つ目のポイントは、いざという時に備えがいかに重要かを知りましょう。
平成30年の交通事故件数は約43万件でした。
1日あたり1200件前後発生している計算となります。
もちろんこれは警察が把握している分のみなので、実際にはもっと多いでしょう。
あなたがその交通事故に遭うことは大いにあり得ます。
その時の入院費、治療費はどうしますか?
加えて、もしあなたが事故を起こして賠償金が発生してしまった場合どうしますか?
そのような時に役立つのが保険です。
近年では保険会社の数も、保険の種類も増えています。
あなたの負担が大きくなることなく、保険に加入することができる時代です。
保険に目を向けるようにしましょう。
数年の間に気候が大きく変動しています
2つ目のポイントはここ数年で気候が大きく変動しています。
平成30年には大阪を含む近畿地方に甚大な被害を加えた台風がありました。
毎年台風や降雪被害は全国で起きています。
私の地域は大丈夫だからと油断してはいけません。
気候の変動は予想しない方向に大きな被害をもたらします。
「備えあれば憂いなし」の言葉を胸に刻んで、保険の加入を検討しましょう。
老後は必ず来ることを再確認しよう
最後のポイントは、老後は必ず来ることを再確認しましょう。
「まだ若いから大丈夫」や「健康だから大丈夫」と思う方は多くいます。
しかし、保険は長期の保険ほど若いうちから加入しておくと保険料も安く済むのをご存じですか?
また、健康な状態じゃないと加入できない可能性もあります。
老後の心配をすることは相応の年齢になってからで、問題ありませんが、必ず来ることは再確認しておきましょう。
生命・損害保険を選ぶ際の3つのポイント
保険の重要性は理解できましたか?
いかに保険が大切なのかを、時間を取って考えることが重要です。
では最後に保険の選ぶ際の3つのポイントを押さえておきましょう。
これは生命、損害どちらにも共通していることなので、要チェックです!
必要保障額を知ることから始めよう
まずは必要保障額を知りましょう。
簡単に必要保障額をおさらいしておきましょう。
上記が計算方法です。
損害では、車、家の評価額がその必要保障額とイコールになります。
必要保障額以上の保障額は無駄に繋がりますし、以下になるといざというときに困ります。
ライフステージや家族構成によっても必要保障額は変わりますので、保険の相談、見直しの際は保険会社に必ず確認しましょう。
長期・短期を決めよう
保険期間が長期か短期かを決めましょう。
長期は死ぬまで保障が続く終身や、10年ごとに区切りのある定期保険のことを指します。
短期は比較的短期間で更新を迎える保険です。
例えば、ライフステージが変わりやすい若い頃に保険を掛けるのであれば、短期の保険をベースに長期を一つ加入しておけば問題ありません。
年齢に応じて保険期間は調整しましょう。
誰のための保険なのかを考えよう
最後に誰のために保険を掛けているのかを考えましょう。
パートナーと子供がいる場合は、残された家族のため。
独身ならお墓代と自分のため。
必ず誰のための保険なのかを考えることが重要です。
結果として、保険の内容や保障の金額にも影響してくるので、ただ加入するだけという考え方はやめましょう。
保険を知ることは自分を知ることに繋がる
いかがでしたでしょうか。
「主契約」と「特約」の基礎知識を知って、今持っている疑問点を解決できれば、保険の見え方も変わります。
その結果、保険に加入して、いざというときに備えることができるのです。
ただ注意として、保険は家計の負担に圧迫するケースもあります。
加入する際は自分や家庭の経済的状況を考え、無理をせずに検討してくださいね。
何か不幸があったときに「この記事を読んで保険に加入しておいてよかった」と思っていただけたら嬉しいです。