2人目の子どもの学資保険は兄弟割を使うべき?メリットと注意点を解説します

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子どもが生まれると、将来の教育資金のために学資保険に加入する人も多いのではないでしょうか。

学資保険は2人目以降だと兄弟割が適用されることがあることをご存じですか?

兄弟割を活用することで効率よく教育資金を貯めることができる場合があります。

今回は学資保険の兄弟割に焦点の当ててお話していこうと思います。

子ども2人目を学資保険に入れるなら兄弟割を活用できる

2人目の子どもが生まれて、1人目と同様に学資保険に加入しようと思っている人も多いでしょう。

そんな時に兄弟割が利用できる学資保険があります。

兄弟割を活用することで様々なメリットを受けることができ、学資保険がお得になることもあります。

得られるメリットは、保険料が安くなること・契約管理が簡単になること・返戻率が上がることが考えられます。

それぞれを詳しく解説していきます。

通常よりも保険料が安くなる

学資保険の兄弟割を利用すると、通常よりも保険料が安くなるというメリットがあります。

1人目と同じ保険会社の学資保険に加入することで、通常加入するよりも2人目は保険料が安くなるというメリットがある保険会社も存在します。

全ての保険会社ではないので、事前に調べておく必要がありますが適応される場合には利用したいメリットです。

保険契約の管理が簡単になる

保険契約の管理が意外と面倒という人も多いのではないでしょうか。

しかし同じ保険会社で学資保険にすることで、契約の確認なども簡単になります。

さらに保険料の引き落としなども同じ口座・同じ日になるので、引き落とし忘れを防ぐことができるでしょう。

一括で管理できるのは、忙しい人や忘れがちとという人とってメリットと言えます。

祝い金や保険金の返戻率が上がる

兄弟割を利用して学資保険に加入することで、保険料が安くなると同時に返戻率が上がります。

これは返戻率が割引前の金額で計算されるからです。

また祝い金などの金額が上がる場合もあり、戻ってくるお金や頂けるお金が多くなることもメリットと言えるでしょう。

このように兄弟割を利用して兄弟で同じ学資保険に加入することで、得られるメリットは3つあります。

このメリットや日々の保険料の支払いなどを良く計算して、必要な教育資金を貯められるように考えてみましょう。

兄弟同じ学資保険に加入して兄弟割を受けるときの注意点

兄弟割を利用して、兄弟が同じ学資保険に加入することで様々なメリットがあることをお話しました。

保険料が通常加入より安くなったり、返戻率が上がる・管理がしやすくなるなどのメリットがありますが、一方で注意しなければならないこともあります。

そこでここからは、兄弟割で学資保険に加入する際に注意するべき点について解説していきます。

同じ保険商品でも内容が変わっていることがある

保険商品は、加入する年によって内容が変更されることもざらにあります。

そのため兄弟で同じ学資保険と思っていても内容が変更になっている場合があります。

中にはマイナス金利の影響などにより返戻率が悪くなっている場合や、販売中止になってしまっていることもあります。

上の子供と同じでいいやと安易に考えるのではなく、しっかりと返戻率なども検討して学資保険に加入するようにしましょう。

兄弟の年齢が離れていると親の年齢によっては保険料が変わらないことも

兄弟の年齢差がある場合、当たり前ですが親の年齢も上がります。

そのため、保険料が変わらないまたは高くなってしまう可能性も大いにあります。

親の年齢が上がると契約者である親の死亡の確立が高くなると判断されるためです。

年齢差なども関係してくるので、兄弟で同じ学資保険に加入するべきかえをしっかりと検討・相談するようにしましょう。

兄弟割のある保険が少ない

そもそも兄弟割を適用している学資保険を扱っている保険会社は限られています。

現在兄弟割で加入できる学資保険を扱っている保険会社は「フコク生命」の学資保険のみとなっています。

アフラックなどでもあったようですが、現在は1社のみとなっていて選択肢が少ないことにも注意が必要です。

このように学資保険の兄弟割を利用する際にも注意点があります。

選択肢が現在限られていること・場合によっては保険料が高くなること・保険商品の内容が変更になっている可能性を元に、慎重に話し合い相談しましょう。

兄弟で同じ学資保険に加入することが適当なのかを検討する必要があります。

節税したいなら契約者を別にして違う会社の保険に加入しよう

学資保険は一般生命保険控除の対象となります。

一般生命保険控除の枠は年間8万となっており、1人の学資保険料で目一杯使ってしまっていることが多いのではないでしょうか。

そこで節税を考えるのであれば、契約者を別にして違う保険会社に加入しましょう。

これにより夫婦でそれぞれ8万円の一般生命保険控除を受けることができます。

しかし共働きの世帯に限る話ですので、専業主婦(夫)の場合には適応されません。

学資保険以外で2人目の教育費を貯める方法はある?

ここまで学資保険についてお話してきましたが、学資保険を2人分支払うのは、家系的に厳しいという人もいるのではないでしょうか。

しかし学資保険に加入しなくても教育資金を貯めることはできます。

その方法とは、貯蓄・低解約返戻金型終身保険に加入・児童手当を貯めるの3つです。それぞれの解説をしていきます。

貯蓄

学資保険は子どもの将来の教育資金を積み立てるものです。

それに生命保険などが付帯していますが、教育資金を貯めるという意味では個人での貯蓄でも良いのではないでしょうか。

返戻などはありませんが、毎月貯蓄できる金額を定期預金にすることで、簡単に崩したり解約できないようにすることもできます。

学資保険に無理して加入せず、家計の無理のない範囲で毎月貯蓄をしていくことで将来の教育資金とすることもできます。

デメリットとしては、親が死亡した際に補償がないということです。

低解約返戻金型終身保険

低解約返戻型終身保険は、普通の終身保険より貯蓄性が高く学資保険の代わりとしても人気の保険です。

特徴としては、払込期間に解約すると通常の終身保険より返戻金額が低くなる設定になっていることです。

その代わり日々に支払う保険料が割安となっています。

保険料の払込期間が終了すると、通常の返戻金額に戻ります。

これを教育資金として10年~15年の払込期間に設定しておくと、子どもの大学入学などに合わせて教育資金として貯めておくことができるというものです。

児童手当を貯める

中学生の子どもを扶養している親に、月1万円~1万5千円の児童手当が給付されます。

その児童手当を使わずに貯めておくという方法もあります。

支給は4か月に一度ですが、毎月の額は1万円から1万5千円となっているので、学資保険の払込金額と大きな差はないでしょう。

学資保険に無理して入らなくても、貯蓄できる範囲で貯蓄したり代わりになる保険に加入したりと教育資金を貯める方法はあります。

日々の貯蓄にプラス児童手当を貯めるなどすることで、学資保険同様に教育資金を貯めることも十分にできます。

また学資保険以外の選択肢を検討し、どちらが家計や自分にあっているかをしっかりと検討し話し合うことが重要なのではないでしょうか。

子ども2人目の学資保険に悩んでいるなら保険相談窓口を利用しよう

学資保険や終身保険などのお話をしましたが、保険のことはいまいちよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そんな時には、保険相談窓口に相談することをおすすめします。

保険相談窓口は、保険の相談はもちろんお金の相談に乗ってくれる会社もあるので、学資以外の選択肢についても相談に乗ってくれます。

全国展開している会社や地域密着を謳っている会社もあり、親身に相談に乗ってくれる頼もしい存在です。

保険やお金のことで困ったことがあれば相談へ行ってみてはいかがでしょうか。

家計も考慮して兄弟割を活用するかを検討しよう

今回は、学資保険の兄弟割についてお話してきました。

兄弟割は保険料が安くなったり、返戻率が良かったりなどのメリットがありました。

しかし兄弟割をやっている保険会社が少なく、選択肢が少なく場合によっては商品内容が変更になっていたり、販売中止になってしまっている可能性もあります。

さらには保険料が上がってしまうなどのデメリットもあります。

その点を踏まえて、本当に学資保険が必要なのか?貯蓄や低解約返戻型終身保険などで教育資金を貯めることが出来ないかなどを慎重に検討する必要があります。

家計を見つめなおす良い機会として、保険相談へ行ってみるのも良いかもしれません。

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