奨学金返済に悩む社会人必見!払えないときの対処法と無視するリスクを徹底解説します

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大学の進学率が年々上昇している中、在学している学生の多くが奨学金を利用して学生生活を送っています。

学費自体は親が管理していることも多いでしょうから、当時は奨学金を借りる=借金というイメージがある人が少ないのが現実です。

いざ大学を卒業して社会人になってみると、卒業年の10月から返済がスタートします。

しかし借りる金額によっては月に数万円の支払いになることもありますので、毎月の生活費に加えて返済に苦しんでしまうこともあるでしょう。

「毎月この金額を支払うのはキツイ…」と思ったとき、頭の片隅に踏み倒しがチラ就く方も居ることでしょう。

しかし払えなくなってきた段階できちんと対処をしておかないと、後々重大なリスクを負うことになることもあるのです。

今回は奨学金返済に悩む皆さんを対象に、払えないときの対処法と踏み倒そうとするときに発生するリスクについて、徹底的に解説していきます。

貸与型奨学金の返済に悩む社会人は多い

貸与型の奨学金返済に悩む社会人は、実は意外と多いのをご存じでしょうか。

奨学金は借りる際に期間や借りる金額を選択できますので、必要な金額に応じて借りることが可能です。

しかし足りないからと月々高額な奨学金を借りてしまうことで、毎月の返済金額が高額になることにまで頭が回っていないこともあります。

また貸与型の奨学金の中にも、無利子型と有利子型があります。

無利子型の場合借りた金額の未返済すれば問題ないのですが、有利子型になると借りる金額にプラスして利子分の金額がプラスされることになります。

奨学金の申請時に考えずに有利子型を申請してしまうこともあり、あとから後悔することになることもあります。

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奨学金の返済に困ってしまうと、まずはどうやったら返済を踏み倒せるか考えてしまう方も居るでしょう。

消費者金融などでは踏み倒しの方法がレクチャーされていることもありますが、奨学金返済の場合は逃げきれずに重いリスクを背負うことになることをご存じでしょうか。

奨学金返済を無視し続けることで発生するリスクは、以下の4つです。

  • 延滞金が発生して返済の総額が増える
  • 信用情報に傷がついてブラックリストに入れられる
  • 督促無視で財産の差し押さえが発生する可能性がある
  • 保証人にまで請求が行くことがある

以下で詳しく解説していきます。

奨学金を延滞するとブラックリスト入り!延滞するリスクを徹底解説します

延滞金が発生して返済の総額が増える

奨学金の返済が滞ってしまうと、まずは延滞金が発生します。

2021年の延滞金の割合は、以下の通りになります。

無利息型有利息型
平成26年3月27日までに返還期日がある5%10%
平成26年3月28日から令和2年3月2日までに返還期日がある2.5%5%
令和2年3月28日以降に返還期日がある1.5%3%

(参考:日本学生支援機構公式HP

他の借金と同じように延滞している日数が多ければ多いほど、課せられる割合が増えていくことがわかります。

日本学生支援機構の奨学金は過去に奨学金を借りた学生の返済したお金を運用して、後の学生に奨学金を貸し出すリレー方式を取っています。

返還が滞ると後の学生にまで影響が出てしまうため、延滞している人に対しては利率を上乗せしているのです。

信用情報に傷がついてブラックリストに入れられる

何度も奨学金の返済が滞っていると、日本学生支援機構から信用情報収納機関に連絡されてしまい、ブラックリストに入れられてしまう可能性があります。

ブラックリストに入れられてしまうと、クレカやローンの利用に制限がかかってしまうほか、5年間は消えることがありません。

若いうちから信用情報に傷がついてしまうと、行動に制限がついてしまいますので、出来る限り早い段階で返済しないと自分に帰ってくることになります。

督促無視で財産の差し押さえが発生する可能性がある

督促を何度も無視し続ていると、日本学生支援機構側から財産の差し押さえを受けることになります。

もちろん差し押さえに行くまでに何度も皆さんの自宅宛てに、督促や執行前の連絡が行くことになります。

いつまでも無視し続けていることで、銀行口座や資産から何まで差し押さえられてしまい、自分の手元にはお金が残らないなんてこともあり得ます。

保証人にまで請求が行くことがある

何度も督促を無視し続けていてリスクが降りかかるのは、皆さんだけにではありません。

保証人にまで請求が行くことがありますので、奨学金借入時に署名をもらった人にまで迷惑がかかることになるのです。

基本的に奨学金の保証人は、家族や同居していない血縁者に頼むことが多いです。

奨学金の人的保証を選択している方は、注意が必要です。

ピンチ!奨学金が払えない社会人向けの対処法5選

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自分にも保証人にも迷惑をかけないために、奨学金が払えないと分かった時点で、下記の5つの対処法を取ってみましょう。

  • 日本学生支援機構奨学金相談センターに連絡する
  • 減額返還制度を申請する
  • 返還期限猶予を申請する
  • 身体が不自由なら返還免除制度を利用する
  • 家族に頭を下げて支援をお願いする

以下で詳しく解説していきます。

日本学生支援機構奨学金相談センターに連絡する

まずは返還が難しいと分かった時点で、日本学生支援機構奨学金相談センターに連絡をしましょう。

日本学生支援機構奨学金相談センターに連絡すると、状況に応じて適切なアドバイスをくれます。

平日の9時から20時までの間は営業していますから、時間を見つけて担当者に連絡をすることをおすすめします。

もちろん返還ができないことに対して横柄な態度をとるのではなく、きちんと返還をする意思は見せておくようにしましょう。

減額返還制度を申請する

奨学金の金額が高く、どうしても返済できないという場合は、減額返還制度を利用することをおすすめします。

減額返還制度とは、その名の通り奨学金の返還額が高いと感じた場合、返済額を半分、あるいは三分の一に減額できる制度です。

ただし申請時点で奨学金の返済を延滞していないこと、口座振替で奨学金の返済を行っていないことが条件に挙げられます。

また奨学金を支払えない理由が、病気、経済的理由などやむを得ない状況であることも重要になります。

奨学金相談窓口の電話担当に減額変換制度を利用するために必要な書類を、状況に応じて問い合わせてみる事をおすすめします。

年に1回申請することで12か月間適用され、最大で15年間まで利用できます。

減額変換制度を利用すると、そのぶん返済期間が延びるデメリットもありますので、注意が必要です。

返還期限猶予を申請する

奨学金がどうしても返済できないほど困窮しているのであれば、返還期限猶予を申請しましょう。

こちらは減額返還制度とは異なり、現在滞納中の方でも利用できる方法です。

制度を利用するには利用条件が決められていますので、きちんと把握したうえで利用するようにしましょう。

また返還期限猶予は最大で10年間まで利用でき、猶予をもらって期間分が完全に免除されるわけではありません。

後で返済が可能になったタイミングから再度奨学金の返済がスタートしますので、奨学金の借入金はそのままです。

身体が不自由なら返還免除制度を利用する

病気や事故を原因に体が不自由になり、どうしても働けなくなってしまったら、返還免除制度を利用することも検討しましょう。

他の制度とは異なり、利用できる人に厳しい制限が設けられていますので、注意が必要です。

また奨学金を返済する義務のある契約者本人がなくなった場合にも活用できるので、万が一返済している本人が亡くなってしまった場合に活用するようにしましょう。

家族に頭を下げて支援をお願いする

どうしても奨学金の返済ができないのであれば、家族に頭を下げて支援をお願いするのも最終手段です。

支援してくれるほど両親に余裕がある場合は、支援を依頼してみましょう。

自分でどうしようもないときの最終手段になりますので、本当に困ったときにのみ利用するようにしましょう。

奨学金返還の裏ワザは使わない

ネットで奨学金を踏み倒す裏ワザを紹介しているサイトも多いですが、絶対にうのみにせずにきちんとした対処法を取るようにしましょう。

日本学生支援機構に対してみなさ何は個人情報を渡して、契約を行っていますので、裏ワザなどの小手先の技術で騙しぬくことは不可能です。

またネットで紹介されている奨学金の返還を踏み倒す方法はかなりグレーですから、皆さんが法的責任を問われる可能性も出てくるのです。

返還の裏ワザを使わずに、猶予制度を活用して返還手続きを進めていきましょう。

奨学金は一つの借金!返済が難しいなら早めに相談を

いかがでしたか?

大学や専門学校進学の際に利用する奨学金は、一種の借金です。

返済が滞りそうになる前に自分で動いて未然に未納を防ぐのが、大人として正しい行動です。

ネットで紹介されている噂に惑わされずに、まずは奨学金の担当窓口に相談をしてみましょう。

自分で対処できるものは先回りして行動し、奨学金返済の未納でブラックリスト入りにならないようにしましょう。

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