SOMPOひまわり生命の「一生のお守り」は、死亡保障もついている終身型の生命保険です。
三大疾病診断時には、保険料払込が免除になるなどの特徴で選ばれている保険です。
そんな「一生のお守り」にも、知っておくべきデメリットがあります。
そこでこの記事では「一生のお守り」の特徴とデメリットについて解説します。
終身保険が必要な人の5つの特徴と加入のメリット・デメリットまで解説
目次
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」の5つの特徴
SOMPOひまわり生命は、SOMPOホールディングスの完全子会社として1981年に誕生しました。
「大切なだれかのために、日々健康でいようと心がける」をブランドスローガンに掲げ、健康を応援することを大切にしている生命保険会社です。
そんなSOMPOひまわり生命の販売する「一生のお守り」は、終身型の生命保険。その特徴は三大疾病診断時には保険料の払込が免除になったり、満了期間の選択肢が広いなど、選ばれる理由にもなっています。
そこでここでは、SOMPOひまわり生命「一生のお守り」の特徴を紹介します。
終身型の生命保険!加入時に利率が決められている
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」は、終身保険です。
終身保険とは、被保険者が保険解約をしない限り生涯にわたって保障が続く保険のことです。
保障が必要なくなった時に解約すると、解約返戻金が設定されていることが多いのが、終身保険の大きな特徴の一つです。
「一生のお守り」は、この解約返戻率があらかじめ70%と低めに設定されています。
途中で解約した場合の返戻率は、ほかの終身保険と比べると低く感じるかもしれませんが、その分保険料が抑えられているのです。
さらに三大疾病診断時の保険料払込免除が適用されると、返戻率が大きくアップするのも、この保険の大きな特徴の一つです。
三大疾病診断時に保険料払込が免除になる
「一生のお守り」の次の特徴は、三大疾病診断時に保険料払込が免除になることです。
三大疾病とは、がん・心筋梗塞・脳卒中でこれらは日本人の大きな死亡原因にもなっています。
これは特定疾病診断保険料免除特約になっていて、以下の条件を満たすことが条件となっています。
疾病 | 条件 |
---|---|
がん | 初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは含まない) |
急性心筋梗塞 | 60日以上、労働を制限する状態が続いたと医師が診断したとき。 または手術を受けたとき |
脳卒中 | 60日以上、神経学的な後遺症が継続したと医師が診断したとき。 または手術を受けたとき |
これらを満たすことで以降の保険料払込が免除になることは、「一生のお守り」の特徴であり、多くの人に選ばれている理由にもなっています。
保険料払い込み満了期間の選択肢が広い
「一生のお守り」の保険料払込満了期間の選択肢が広いのも、特徴の一つです。
払込期間は50歳から90歳・終身払いを選ぶことができるので、自分のマネ―プランやライフプランをもとに、無理なく支払う期間を決めることができます。
このような幅広い選択肢があるのも、保険を選ぶポイントにしている人が多くいます。
経営破綻時も安心の生命保険契約者保護機構がついている
保険に加入するときに、経営破綻した場合に無駄になるのでは?と心配している人もいるでしょう。
しかしSOMPOひまわり生命は「生命保険契約者保護機構」に加入しているため、もし経営破綻をしても契約は別の保険会社に引き継がれることになる点も、契約者にとっては安心材料になるでしょう。
無料で付けられる特約が4つある
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」は、無料でつけられる特約が4つと充実しているのも特徴の一つです。
無料でつけられる特約は
- 年金移行特約:保険料払込期間満了後に年金移行特約を付加すると、将来の死亡保険金などの保障の全部または一部を年金へ移行することができる特約
- 介護前払特約:65歳以上かつ保険料払込期間満了後に、公的介護保険制度により要介護4または要介護5の状態に認定されている場合、死亡保険金の全部または一部を請求できる特約
- リビング・ニーズ特約:余命6か月以内と判断される場合、死亡保険金の全部または一部を請求できる特約
- 指定代理請求特約:被保険者が受取人となっている保険金などの支払事由が生じた場合で、被保険者が保険金などを請求できない特別な事情があるときは、指定代理請求人が請求できる特約
となっています。
これらの特約は、ほかの生命保険にも特約として付帯できることがありますが、無料で付帯できるのは「一生のお守り」の嬉しい特徴の一つとなっています。
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SOMPOひまわり生命「一生のお守り」の3つのデメリット
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」のメリットにも感じる特徴を5つ紹介しました。
特徴を見ると、無料で付帯できるものや、三大疾病診断時の保険料払込免除などの充実した特約に魅力を感じ、加入を検討する人もいるでしょう。
もちろん加入する理由には十分ではありますが、そんな「一生のお守り」にもデメリットがあります。
「一緒のお守り」のデメリットと特徴、両方を把握してから加入を決めることが大切。そこでここでは、デメリットとなる事項を説明します。
月々の保険料負担が多い
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」は、同じような終身保険と比較すると割高となり、月々の保険料負担が大きくなるデメリットがあります。
同じ条件で見積もりをした場合、他社よりも2000円前後高くなることが多いようです。
細かいところは違えど、似たような保障であればできれば保険料が安いほうが良いと考える人にとって、デメリットになるでしょう。
若干ではありますが、保険料が高くなるので保険料が選ぶ重要なポイントという人は、別の保険会社の終身保険を検討するほうがベターと言えるでしょう。
解約返戻金が元本割れを起こす可能性がある
特徴のところで、解約返戻率があらかじめ70%に設定されているとお話しました。この解約返戻率は、ほかの終身保険と比べると低いと言えます。
この70%という返戻率のため、途中で解約すると元本割れの可能性が大いに考えられます。
このような低解約返戻型の保険は、その分保険料を抑えていることが多く、その点をメリットと捉えることもできます。
しかし途中で解約し返戻金を受け取っても、支払ってきた保険料よりもすくなくなってしまう元本割れがあることは、必ず知っておくべきデメリットの一つでしょう。
無配当型の保険なので配当金には期待できない
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」は、無配当型の保険なので配当金に期待できないのもデメリットになるでしょう。
「一生のお守り」加入時に返戻金が決まっている「固定金利制」の保険のため、例えインフレが起っても配当金がありません。
固定金利であることでもちろんメリットになることもありますが、インフレによって金利上昇があっても上乗せされないことに、損を感じていしまうという人は、この保険には向いていないでしょう。
同じような保険でも配当金がある商品もあるので、そちらも選択肢に入れて考えることが必要です。
医療保険の加入で迷っているなら複数を比較しよう
SOMPOひまわり生命「一生のお守り」の特徴やデメリットについて解説してきました。
特約が充実していたり、三大疾病診断時の保険料払込免除など加入したくなるような特徴がたくさんあります。
しかし一方で、保険料が若干高い・元本割れ・無配当というようなデメリットも。大切なのは、どちらかだけを見て加入の可否を決めるのではなく、両方の面を把握し自分に必要な保険なのかを検討することです。
しっかりと保障を把握し、必要な保険に入れるようにしましょう。