先進医療特約は必要!付帯するメリット・かかる費用を徹底解説!

先進医療特約は必要!付帯するメリット・かかる費用を徹底解説!

【PR】保険のはてなの掲載広告について
保険のはてなは、企業とアフィリエイトプログラムを提携しております。 そのため当サイト経由で登録・利用があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取っております。 収益に関しましてはサイトのコンテンツ向上に使用し、より正確な情報提供を行ってまいります。

これから医療保険に入ろうと考えている皆さんは、「先進医療ってそもそも何だろう?」と疑問に思っているかもしれません。

保険について調べているときや、保険について案内を受けているときに「付帯しておくと安心」といわれて、付帯すべきか迷いますよね。

今回は先進医療特約の特徴や、付帯するメリット・注意点まで徹底的に解説していきます。

現時点で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも先進医療って何?

先進医療とは、公的保険制度では負担減免を受けられない厚生労働省から認可を受けていない治療や薬のことを指します。

常に医療は進歩していますから、中には厚生労働省の認可が追い付いていない治療も増えてきます。

日本国内では健康保険制度が充実しており、健康保険料を支払っていれば窓口負担を3割支払うだけでOKです。

しかしあくまで厚生労働省の認めている治療のみが対象になりますので、先進医療に関しては全額自己負担になります。

先進医療はあまり流通していない薬を使うこともありますので、費用がさらにかさむこともあるでしょう。

先進医療特約の3つの特徴

医療保険

先進医療特約には、下記3つの特徴があります。

  • 保険適用外の先進医療特約の費用を負担してもらえる
  • 医療保険やがん保険に付帯できる
  • 給付金支給条件が決められている

以下で詳しく解説していきます。

保険適用外の先進医療の費用を負担してもらえる

先進医療特約では、保険適用外の先進医療の費用を負担してもらえる特約です。

「え?医療費は健康保険適用で3割負担なんじゃないの?」と疑問に思いますよね。

ふだん私たちが利用している健康保険制度は、厚生労働省の定めている保険適用に該当する治療のみ、負担が軽減される仕組みです。

保険適用と認められるには、治療が安全であることの確証が持ててからになります。

先進医療は医療の進歩により新しく確立された治療のため、まだ被験者数が少なく厚生労働省の評価を満たしていないことがほとんどです。

結果、先進医療は健康保険適用外になるので、全額自己負担で治療費を出す必要があります。

先進医療は最新技術を取り扱うため、数百万円にも治療費が昇ることがありますが、特約を付帯しておくことで保険で費用をまかなってもらえます。

医療保険やがん保険に付帯できる

先進医療特約は単体で加入できる保険ではなく、医療保険やガン保険に付帯できる保障の一つです。

医療保険やがん保険の基本保障である入院給付金・手術給付金のほかに、治療時に先進医療を選択した場合に効力を発揮します。

先進医療特約はひと月あたり100円程度で加入できるので、付帯しても金銭的負担が少ない特徴もあります。

医療保険って不要なの?不要といわれる理由や加入しないデメリットまで徹底解説します

医療保険の選び方ってどうする?ポイントと注意点を徹底解説します

給付金支給条件が決められている

先進医療特約で給付金を受け取るには、基本t根木に下記の3つの支給条件を満たす必要があります。

  • 厚生労働省の認可を受けている先進医療であること
  • 医療技術に適用される症状があるか
  • 保険会社の基準を満たす医療機関で治療を受けているか

特に重要なのが、厚生労働省の認可を受けている先進医療であることです。

先進医療は毎年専門家による評価見直しが行われており、下記の通り先進医療Aと先進医療Bの2種類に分けられています。

技術名例
先進医療A24種類高周波切除器を用いた支給腺筋症核出術・陽子線治療・新駅変性疾患の遺伝子診断・重粒子線治療など
先進医療B60種類NKT細胞を用いた免疫療法・C型肝炎ウイルスに起因する肝硬変に対する自己骨髄細胞投与療法・経皮的乳がんラジオ波的灼療法など

(参考:厚生労働省先進医療の各技術の概要

上記のA、Bいずれかに該当していなければ、先進医療特約の適用範囲にはなりません。

仮に先進医療特約を契約した時点で、先進医療と認定を受けている疾患であっても、給付金の支給時に評価見直しが行われ、先進医療と認められない場合給付金は支給されません。

また先進医療が認められている医療機関で受けた治療でなければ、給付金の対象にはなりません。

更新型と終身型の2パターンがある

先進医療特約には更新型と終身型の2パターンがあります。

特約だとしても通常の医療保険と同様に、契約方法が異なります。

更新型の場合、定期的に保険料を見直しが可能で、若いうちには安く加入できるのが特徴です。

終身型の場合は加入時の年齢に応じて保険料を支払うことになります。

どちらが家計の助けになるか、事前によく確認しておくことが大切です。

先進医療特約が必要な2つの理由

先進医療特約を医療保険やがん保険につける必要があるといえる理由は、以下の通りです。

医療の進歩により承認される先進医療が増える

医療は常に進歩しており、常に新しい治療法が開発されています。

延命治療のために新しく開発された治療を受けるように、選択を迫られることもあります。

先進医療特約は、加入時点ではなく治療を受ける時点での、認定されている先進医療に対して、保障が適用されます。

通常医療保険の基本保障は、加入時点から変わることはありませんが、先進医療特約は可変性がありますので、加入しておけば時代に即した治療に対して保障が受けられます。

医療保険単体でカバーできない治療費用も保障対象になる

「そもそも医療保険の保障内容で先進医療は保障できるんじゃないの?」と疑問に思いますよね。

しかし医療保険が適用される病気は、健康保険制度の基準とリンクしています。

つまり医療保険の保障単体だと、入院費用しか支給されません。

先進医療特約を付けておくことで、利用保険単体ではカバーできない治療費用も保障対象になります。

先進医療特約を付ける4つの注意点

先進医療特約を付ける時には、以下4つの注意点を把握しておきましょう。

  • 医療保険とがん保険では保障される範囲が異なる
  • 途中で特約を付けられないケースもある
  • 無限に先進医療を受けられるわけではない
  • 費用をいったん自分で建て替える必要がある

以下で詳しく説明していきます。

医療保険とがん保険では保障される範囲が異なる

先進医療特約は医療保険やがん保険に付帯できる特約の一つですが、どちらにつけるかで保障される範囲が異なります。

がん保険に先進医療特約を付帯した場合は、がんに関わる先進医療のみ、保障が適用されます。

一方で医療保険に先進医療特約を付帯した場合は、病気全般の先進医療にのみ、保障が適用されます。

つまり医療保険に先進医療特約を付けたほうが、保障の適用される範囲も広くなります。

がん保険に付帯したほうがピンポイントで効果的と考えがちですが、いくらがんに罹患する人が増えているとはいえ、他の病気やけがに見舞われるリスクの方が高くなります。

医療保険とがん保険両方に加入している方は、医療保険のほうに優先して特約を付けるようにしましょう。

途中で特約を付けられないケースもある

保険加入時に特約を付けずに、年を取ってから付帯すればいいやと思っていても、保険会社によっては特約の途中追加を認めていないところもあります。

途中で特約を追加できないとなると、他の保険会社の商品に乗り換える必要が出てきます。

しかし仮に終身タイプの医療保険に加入していた場合、他社乗り換えの際は再度保険料の再計算が行われることになります。

医療保険は加入時の年齢や健康状態によって、加入可否や保険料が決定する仕組みになっています。

途中で特約を付けられないことで、結局後から保険料の総支払額が高くなることもありますので、注意が必要です。

無限に先進医療を受けられるわけではない

先進医療特約は無限に給付金を受け取れるわけではありません。

下記の通り、各保険会社では利用の限度額を設けています。

明治安田生命通算して2000万円まで
住友生命通算して2000万円まで
日本生命通算して2000万円まで

基本的に大手の生命保険会社では、一律通算2000万円までと決められています。

つまり加入期間中に受けた先進医療費が2000万円を超える分に関しては、保険会社は保障してくれません。

2000万円を超える治療を受ける機会はほとんどないでしょうが、無限に受けられると勘違いしていると、万が一の時に費用が足りないことになりますので、注意が必要です。

費用をいったん自分で建て替える必要がある

先進医療特約の中には、いったん加入者自身で費用を医療機関に支払い、その後申請手続きに基づいて給付金を支払う立替えスタイルをとっているところがあります。

一度立て替えるとなると、手元に同等の金額を用意する必要があります。

数十万であれば貯金で対応できる可能性もありますが、数百万円や一千万単位になると、個人で用意するには厳しい金額になります。

先進医療特約を選ぶときは、医療機関に給付金をそのまま振り込んでくれる方式を活用しましょう。

窓口負担額の減らせる内容の特約を選ぶことをおすすめします。

先進医療特約を選ぶときのポイント

注意点

先進医療特約を選ぶときのポイントは、以下の通りです。

  • 先進医療特約を付けるなら医療保険に付帯する
  • 終身タイプの保険に付帯すると保障が続く
  • 近所の医療機関と提携しているかを確認する

以下で詳しく解説していきます。

先進医療特約をつけるなら医療保険に付帯する

先進医療特約を付けるのであれば、上述した通り、医療保険に優先して付帯しましょう。

医療保険は病気・ケガを保障してくれる保険ですので、保障範囲が広くなりますので幅広い先進医療に対応できます。

がん保険に付帯せずに、医療保険に優先的に付帯するよう、家族間で話し合っておきましょう。

終身タイプの保険に付帯すると保障が続く

終身タイプの医療保険に付帯すると、保障が一生涯続きます。

医療保険には定期保険と終身保険があり、定期保険の方が保険料が安くなるシステムです。

しかし定期的に保険期間の満期が来るため、更新のたびに保険料が高くなっていきます。

万が一途中で保険を乗り換えた場合は、健康状態によっては保険への加入が認められないこともありますので、途中で先進医療特約が使えなくなってしまいます。

終身タイプの保険に付帯することで、保障も途切れることが無くなります。

近所の医療機関と提携しているかを確認する

先進医療特約付帯するときには、近所の医療機関と提携しているかを、保険会社の公式サイトで確認してみてください。

近所の医療機関と提携していないと、万一先進医療を受ける時に特約を利用できません。

各保険会社の先進医療特約に関するページにて、地方ごとに対応している医療機関を検索しましょう。

先進医療特約を付帯して万一の出費を保障しよう

いかがでしたか?

先進医療特約は、健康保険制度で保障されない先進医療の技術料に対して給付金を支払ってもらえます。

月々100円程度で加入できますので、万が一の時の数百万円~数千万円の技術料負担がなくなる、あるいは軽減できます。

最初から加入していないと追加加入が認められないこともありますので、注意が必要です。

これから医療保険やがん保険を検討されている方は、ぜひ先進医療特約の付帯を検討してみてください。

当サイトがおすすめする保険相談窓口3選