生命保険は喫煙者だと割引が受けられない!非喫煙者と認定されるには

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ちょっと前までは喫煙者=かっこいいイメージが定着しており、タバコを先輩や親から教わったという方も多いですよね。

でも最近では受動喫煙の危険性やタバコによる発がん性等の影響を考慮し、禁煙の風潮が広まっています。

最近では2020年4月1日から東京都で受動喫煙防止条例が発令され、喫煙できる場所が制限されるなど段々と喫煙に対する規則が定められようになりました。

実は生命保険も例外ではなく、喫煙者が加入する場合保険料の割引が受けられないんです。

生命保険は他と比べて保険料が高いことがほとんどですので、できるだけ保険料を削減して月々の生活を楽にしていきたいですよね。

そこで今回は、喫煙者が割引を適用して、保険料を安くするための方法をご紹介していきます。

生命保険は喫煙者だと保険料が高くなる

生命保険では喫煙者だと割引を活用できず、保険料が割高になることが多いです。

喫煙者だと非喫煙者に比べて健康状態が悪化しやすい状態ですので、保険会社からすると現在は健康体でも将来的に保険適用の可能性が高くなります。

特に喫煙者の死亡率は非喫煙者と比較すると1.5~2倍、がんや根治が困難な循環器系の疾患にかかる可能性も高いです。

しかし現在喫煙者であっても、健康なら保険に加入できますから将来の疾患リスクがあっても、生命保険の加入を拒まれることはありません。

保険会社には喫煙者の他にも、タバコを吸わない健康に配慮した方も加入しています。

将来保険金を受け取る可能性が高い喫煙者と、そうでない人の保険料が同じなのは不公平ですよね。

そこで保険会社は非喫煙者の基準に合致し、将来の健康リスクに備えていると判断できる場合に割引を適用し保険料を減らしてくれるのです。

もちろん喫煙者は基準を満たせませんから、結果的に保険料が高くなるのです。

非喫煙者基準を満たすと認定されるにはどうすればいいの?

生命保険において非喫煙者基準を満たすと認定されるには、以下2つの申告・検査証明が必要になります。

  • タバコを1年以上吸っていないと告知する
  • 喫煙検査を受けて非喫煙者であると証明する

申告・証明で非喫煙者と認定された場合、非喫煙料率という割合が適用されて保険料が安くなります。

以下で確認していきましょう。

タバコを1年以上吸っていないと告知する

生命保険に加入するときには、健康状態や現在の職業について報告する「告知」を行います。

告知では既往症はもちろんのこと現在薬は服用しているか、病院の受診歴はあるかなどをチェックされます。

もちろん今後の健康状態の変化に関連するため、喫煙歴も告知する義務が生じます。

一般的に生命保険では、1年以上タバコを吸っていなければ喫煙歴がないと見なされます。

しかし保険会社によっては2年以上を定めているところもありますので、注意が必要です。

喫煙検査を受けて非喫煙者であると証明する

「自分は喫煙者じゃないです」と申告だけしても、保険会社はウソをついている可能性を疑って信じてくれません。

保険会社はお金に関係する申告は非常に厳しく調査します。

喫煙は生活習慣ですので、きちんと第三者が数字で判別できる証拠を提出しなければなりません。

そのため数値で喫煙者かどうかが判定できる「喫煙検査」の受検を求められます。

保険会社によって検査方法は変わりますが、一般的に唾液の提出を求められることがほとんどです。

健康体と認定されれば更に割引

生命保険会社は健康な加入者は優遇してくれますので、告知内容や検査である程度健康であると認められた場合、健康体との認定がおります。

健康体認定が下りると更に「健康体料率」という割引が適用されます。

非喫煙料率と組み合わせることも可能で、さらなる割引が受けられる「非喫煙優良体料率」が適用されることもあります。

喫煙検査では「コチニン」の測定が行われる

ここまで読んで、「保険会社が行う喫煙検査って何するんだろう」と疑問に感じた方いますよね。

一般的に保険会社が行う喫煙検査とは「コチニン」を測定するものがほとんど。

コチニンとはタバコの成分であるニコチンの変化した物質で、体内に残りやすいといわれています。

唾液中に含まれているコチニンを採取し、現在タバコを吸っていないかを判定します。

第三者立会なので誤魔化せない

コチニンの採取検査を行う際、中にはタバコを吸っていることを隠すために他人の唾液を提出しようとする人もいる可能性があります。

そのためコチニンの採取検査は一般的に、保険会社の担当者など第三者の立会いのもと行われます。

もちろん目の前で唾液のついた検体を交換できませんから、ごまかしがきかないのです。

電子タバコでも反応する

最近では副流煙対策で電子タバコに切り替えている人も多いですよね。

電子タバコ=害がないというイメージが固着しつつありますが、しっかりとニコチンは含まれています。

紙タバコでないから検査に引っかからないというわけではありませんので、電子タバコに切り替えている方は注意が必要です。

非喫煙者でも喫煙認定されることがある

実は喫煙検査は非喫煙者でも喫煙していると認定されることがあるのです。

副流煙の発生する場所に長時間滞在していると、受動喫煙状態になりニコチンを体内ン取り込んでしまうのです。

もし検査が控えているのであれば、居酒屋やカラオケなどの喫煙スペースのある所や喫煙者の友人との接触を避けるようにしましょう。

喫煙していないにもかかわらず、検査で陽性と出てしまっても数値がすべてと判断されて割引を受けられずに悔しい思いをすることになります。

たばこの煙が蔓延している室内にいたことで、陽性反応がでて却下された方もいますので、非喫煙者の方々は検査前の行動には注意しておきましょう。

保険加入後にタバコを吸い始めても大丈夫?

割引を適用されて無事に保険に加入した後、タバコを再開したい…と考える方もいますよね。

一度加入してしまえば、基本的にはそのまま保険料は安いままです。

しかし約款の中には定期的に検査を行うと記載しているものもありますので、油断は禁物です。

加入後にタバコを吸いたくなったら、一度加入している保険の再検査に関して調べておくことをおすすめします。

1年以内にタバコを吸ってないと嘘ついてもばれない?

中には「検査どうにかパスしたいし、最近タバコ吸ったけど嘘ついちゃおう」と喫煙歴を偽る人もいます。

しかし検査でばれてしまいますし、隠し通せたとしてもその後病気になったときにばれてしまうリスクがあります。

告知は保険会社との信頼の上で成り立っていますので、嘘をついていると判明すると告知義務違反とみなされることに。

告知義務違反では、保険金がおりないほかあまりにも悪質な詐称や偽装がばれると、保険会社から強制解約されることもあります。

強制解約後に再度生命保険に加入するのは、年齢や信頼情報の共有により難しくなります。

一時の保険料節約のためのこの先一生の保障を無駄にしないように、正直に喫煙していると申告してくださいね。

喫煙習慣を見直して保険料割引を受けよう

いかがでしたか?

喫煙は確かにスタイリッシュに見えますし、ストレス解消になりますが健康悪化のリスクを高めてしまいます。

保険会社でも喫煙者の利用できない割引制度をリリースするなど、健康志向が高まっています。

1年間タバコを我慢し、検査で陰性の反応が出れば保険料も安くなりますし健康な体に一歩近づくことになります。

タバコ代の節約にもなりますから、保険料割引目指して健康体を目指してみましょう!

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