「こだわりガン保険」は、マニュライフ生命の販売するガン保険です。
ガンの進行度に合わせてサポートし、重症度の高いガンに対する保障が手厚くなっています。
特約も豊富で、特約を付けることで初期のガンまで保障を広げられる保険となっています。
今回はマニュライフ生命「こだわりがん保険」の特徴やデメリットを解説します。
目次
マニュライフ生命「こだわりがん保険」の5つの特徴
現在2人に1人が生涯にガンを患うと言われ、ガンが珍しい病気では無くなりつつあります。
それに伴いガン保険の重要性を感じている人も多いでしょう。
たくさんのガン保険が保険会社から販売されていますが、それぞれに異なる特徴を持っています。
マニュライフ生命「こだわりがん保険」は、進行する程金銭的な負担が高くなることに注目し、ガン進行度に合わせた合理的な保障となっています。
特に重症度の高いがんに対する保障を充実させ、進行が進むと負担が大きくなる金銭的な負担を少しでも減らすような保険となっています。
これ以外にも5つの特徴があるので、ここでは「こだわりがん保険」の特報を詳しく解説します。
重症度の高いがんの保障が手厚いがん保険
がんの進行度は、ステージは0~Ⅳに分類され数字が大きくなるほどがんが進行していることになります。
特にステージ3以上か特定のがんになると、悪性新生物診断給付金だけでなく重度ステージ確定診断時の給付もプラスして保険金が下りる保障内容となっています。
さらにガン克服サポート給付金も支払われ、重症度の高いガンに対する充実の保障内容がわかります。
悪性新生物診断給付金は、初めて悪性新生物と診断確定された際もしくは、治療のため入院すると支払われる給付金です。
給付は2年に1度、回数に限度なく受け取れます。
さらにステージ3以上の重度ステージと診断されたときまたは、特定のがんに含まれる白血病・脳の悪性新生物と診断されると、1回のみプラスして上乗せして給付を受けられます。
これだけでも重症度に対する保障の高さがわかりますが、これ以外にも重症度の高いステージ3以上の悪性新生物と診断され、5年経過時に生存していると「ガン克服サポート給付」が支給されます。
このような悪性新生物の中でも、治療費が嵩む重症度の高い人に対し保障を手厚くしているガン保険となっています。
非喫煙者だとノンスモーカー割引が適用される
「こだわりがん保険」では、非喫煙者だとノンスモーカー割引が適用され保険料が安くなります。
この割引が適用される条件は、過去1年以内に喫煙していないことです。この条件をクリアすれば、ノンスモーカー料率が適用となります。
男性の割引率は2割程度、女性に関しては4割も割引され保険料が安くなります。
例えば30歳で診断給付金を100万円とした場合、男性で2996円→2445円、女性は3310円→2013円となります。
非喫煙者であればこのような割引を活用し、保険料を抑えられるのもこの保険の特徴となっています。
いったん加入したら保障が一生涯続く
マニュライフ生命「こだわりがん保険」は、終身タイプの保険なので一度加入すると保障は一生涯続きます。
だれがいつがんになってもおかしくありません。
いつガンになるかわかっている人はいませんので、万一に備えて万全の保険に加入してきたいですよね。
「こだわりがん保険」は終身保険なので、加入すると保障が一生涯続くためいつガンになっても保障が途切れ困ることはありません。
そのような一生涯の保障だというのもこの保険に加入する、特徴となっています。
保険金額の幅が広い
保険金額の幅の広さもこの保険の特徴です。悪性新生物診断給付金では、50万円~300万円の間10万円単位で細かく設定できます。
例えば300万円に設定した場合、重度ステージ確定給付金と合わせると、600万円受け取れることになります。
そこまでの保障はいらないという人は、100万円など金額を下げられるので、家計や収入の状況に合わせて保険金額を決められる保険です。
特約でもガン入院特約では、日額5000円~20000円まで1000円単位で決められ、ガン通院給付金については日額2500円~10000円まで500円単位で決められるなど、自由の非常に高い保険となっています。
自分に合わせて保険金額を決められるのは、無理なく保険に加入できるメリットの一つになっています。
上皮内悪性新生物と診断されると50万円の給付金が受け取れる
悪性新生物と呼ばれるがん以外にも、上皮内悪性新生物と呼ばれるがんもあります。
上皮内悪性新生物とは、基底膜まで腫瘍細胞が浸潤しておらず転移や再発のリスクが低く、完治の可能性が高いと言われています。
保険によっては上皮内悪性新生物を、保障に含まないものもあります。
転移や再発が少なく完治の可能性が高いと言われていますが、治療は必要となります。
しかし保障適用外となると保険金は下りず、金銭的にも精神的にも負担がかかります。
「こだわりがん保険」では、上皮内悪性新生物の診断でも、50万円の給付金を受け取れるようになっているので万一のときでも安心です。
このようにがん全般に対する保障が充実しているのも、この保険が選ばれている理由となっています。
マニュライフ生命「こだわりがん保険」の2つのデメリット
マニュライフ生命「こだわりがん保険」の5つの特徴を解説しました。
特に重症度の高いがんに対する保障が厚く、決められる保険金額の幅が広いなど保障と自由のバランスの取れた保険となっています。
非喫煙者にとっても割引があるため、他のがん保険に加入するよりも保険料を抑えられるでしょう。
しかし保障内容と割引だけを見て契約してしまうと、思わぬところで「思っていたのと違う」と後悔にも繋がる可能性があります。
ここでしっかりデメリットや注意点についても把握し、きちんと検討したうえで判断しましょう。
診断給付金が2年に1回と条件が厳しい
この保険の基本保障でもある、がん診断給付金ですが給付を受けられるのは2年に1回だけとなっており、条件が少し厳しいのが気になる人もいるでしょう。
1度がんと診断されてから2年の間に全体にがんにならないとは限りません。
しかし2年開けないと給付を受けられないことは、少し不安が残るかもしれません。
2年に1回しか給付を受けられませんが、回数に限度がないのはとても安心と言えるでしょう。
このようにメリットとデメリットをきちんと比較したうえで、加入を判断しましょう。
先進医療特約は終身保障ではない
「こだわりがん保険」には、さまざまな特約が用意されています。
その中に先進医療特約も含まれており、付けることが可能です。
先進医療特約とは、高額になりがちな先進医療に対し「技術料」とされている、先進医療にかかった費用を上限内で費用を負担する特約です。
がん治療でも先進医療が必要となっても、金銭的な理由からあきらめざるを得ない人もいるでしょう。
しかしそのような金銭的な負担を少しでも減らすため、先進医療特約はつけておくべき特約と言われています。
そんな先進医療特約ですが、「こだわりがん保険」が終身保険なのに対し先進医療特約は、10年で更新が必要となります。
10年で更新が必要となるため、再度付ける場合にはその時に応じた年齢で再計算されます。
このことにより、終身保険でありながら先進医療特約を付ける場合には、10年で保険料が上がることを理解しておきましょう。
喫煙者の場合保険料が高くなる
非喫煙者を対象とした割引を用意しているとお伝えしましたが、喫煙者は何も割引がないので保険料が高くなってしまうことがデメリットです。
「こだわりがん保険」は、他のがん保険と比べると比較すると高い傾向で、非喫煙者割引を利用すると他社と同じくらいの保険料になります。
もちろん他のがん保険にはない、重症度の高いがんと診断されると、倍の給付金額を受け取れるので保険料が高くなるのは仕方ないかもしれません。
その点を理解したうえで、喫煙者は保険料の安いがん保険を選ぶか検討するとよいでしょう。
がん保険を契約するなら女性専用特約にも注目
女性ががん保険を契約する際には、女性専用特約にも注目し保険を選ぶとよいでしょう。
がん保険の中には、女性特有のがんに特化した保障や特約を持っている保険もあります。
女性にとって特有のがんに備える意味はとても大きく、備えることが非常に重要です。
男性よりも女性の方が若いうちからがんになるリスクがある
女性には、子宮や卵巣といった臓器がありそれらの臓器は若い女性でもがんになるリスクがあるとされています。
特に近年若い女性の子宮頸がんが増えていると言われ、若いうちから備えておくことが非常に重要です。
「若いからがんはまだあとの話し」としてしまいがちですが、このようなリスクを知れば女性専用特約に注目する理由も理解しやすいのではないでしょうか。
がん保険を契約するなら複数の保険を比較しよう
がん保険は、保険会社で販売されています。
「こだわりがん保険」のように、さまざまな特徴を持っており、どのがん保険を選べば良いか悩んでしまう人もいるでしょう。
がん保険を選ぶ場合には、インターネットや保険相談窓口など有人店舗でたくさんの商品を比較することが大切です。
特に保険相談窓口では、たくさんの保険の中から健康や収入などから最適な保障を提案してくれ、より自分に合った保険に加入するサポートしてくれます。
このようなサービスを活用しながら複数のがん保険から最適なものを選べると、後悔しない保険加入になるでしょう。
マニュライフ生命「こだわりがん保険」の特徴を知って加入すべきか判断しよう
マニュライフ生命「こだわりがん保険」の特徴やデメリットを解説しました。
重度のがんに対する保障が手厚く、保険料も非喫煙者割引を使えば安く加入できるなどの魅力がある保険でした。
しかしデメリットとなる、通常加入では保険料が割高であること先進医療特約には更新が必要などの事項もありました。
特徴だけでなくデメリットもしっかり理解してから、加入判断をしましょう。