住宅ローンを完済しても火災保険の契約は継続!完済後の対応は?

【PR】保険のはてなの掲載広告について
保険のはてなは、企業とアフィリエイトプログラムを提携しております。 そのため当サイト経由で登録・利用があった場合、掲載企業からアフィリエイト報酬を受け取っております。 収益に関しましてはサイトのコンテンツ向上に使用し、より正確な情報提供を行ってまいります。

住宅を購入する際にローンを組んで購入した方が多いと思いますが、ローンを組む時にほとんど場合、火災保険への加入を条件にしています。

長期的な返済になるので、火災保険に加入しておくことで安心できますが、ローンを完済した後はどうした良いのか?と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ローン完済後の火災保険についてお話して行きます。

住宅ローンを完済しても火災保険の契約は継続

火災保険とは住宅を購入した際などに加入することが多く、その内容は火災や自然災害などを保障してくれるものです。

火災保険に加入しておくことで、住宅の保障はもちろん家財の保障も出来るのがメリットです。

火災保険は、住宅購入の際のローンを組む時に一緒火災保険に加入することを求められることがあります。

中には、セットで契約を求められることから、火災保険と住宅ローンを同様に考えている人もいるかもしれませんが、この二つは別物です。

しかし場合によってはローン完済と同時期に火災保険も満期を向かえることもあります。

「住宅ローンを完済したら火災保険は継続しなくても良い」と考える人もいるかもしれませんが、完済後も契約継続もしくは別の火災保険に加入することをおすすめします。

火災保険と住宅ローンは別物

住宅ローンを組む際に、火災保険への加入を求められることから両者をセットで考えている人もいませんか?

しかしこの2つは全くの別物です。

なんとなく一緒に契約したから同一のものと考えてしまう可能性がありますが、それぞれ別契約であることをきちんと理解して、火災保険の内容も把握しておくことが重要です。

火災保険が同じタイミングで満期になることも

ローン契約と同時に火災保険に加入した場合、ローンを繰り上げ返済せずに完済すると、火災保険の満期とタイミングが同じになることもあります。

反対に繰り上げ返済をして完済しておくと、ローン返済後も火災保険の補償は残ったままという状態になります。

このように、ローン契約と火災保険の契約は別物であること・返済の仕方によっては同時期に満期を迎える可能性があるということを知っておきましょう。

住宅ローン完済後に火災保険を解約するとどうなる?

ここからはローン完済後に火災保険をどうするのか?ということについてお話して行きます。

長きにわたる住宅ローンを完済すると同時に火災保険を解約してしまおうか?と考える人も居るかもしれません。

しかし住宅ローンを完済した後に火災を解約してしまうことで受けるデメリットがあります。

それを知らずに解約してしまうのは、リスクが高いと言えます。

ここでは、ローン完済後の火災保険解約で受けるデメリットについてお話していこうと思います。

火災発生時の被害に対する補償がない

火災保険を解約してしまうことで考えられるデメリットは、火災発生時の被害に対する補償がないことです。住宅ローンの返済が終わっても、火災のリスクが減ることはありません。

万が一火災が起きてしまった場合に、補償してくれるものがないのはとてもリスクが高いです。

さらに火災保険は、自然災害に対する補償もあるので、それらに備える意味でも、住宅ローン完済後も解約せずに加入しておくことをおすすめします。

重大な過失による失火の場合損害賠償を余儀なくされる

中には「住宅は20年経つと建物の価値がなくなるから火災保険の加入はしなくても良い」と考えている人もいます。

しかしそれは誤解であり、火災保険には加入しておく方が良いでしょう。

なぜなら火災を自らの過失で起こしてしまう=失火の場合に損害賠償責任を負う可能性があるからです。

自分の過失で火災を発生させ、隣近所に延焼被害を出してしまうと高額な賠償を追うことにもなります。

自分の家の補償がないことはもちろん、賠償まで負うリスクがあることを知っていると、火災保険の重要性も理解できるのではないでしょうか。

家財の焼失で買い替え費用がない

火災保険には「建物」を補償するものと「家財」を補償する2つがあります。

建物は家そのもので、家財は基本、引っ越しなどで持ち込む物となっています。

火災保険は、火災により建物が消失したときはもちろん、家財の火災に加入しておくと、家財が消失したときの補償も対象となります。

当たり前ですが、火災保険を解約してしまうと家財に対する補償もなくなってしまうので、万が一火災によって家財が消失すると、全て自費で買いなおしになり、金銭的にも精神的にも大きな負担となってしまいます。

住宅ローン完済時に火災保険が満期を迎えたらどうする?

先ほどもお話しましたが、ローンの完済と火災保険の満期が同時というパターンがあります。

火災保険が満期を迎えた場合、火災保険に再度加入したほうが良いことは上記の話からも分かったと思います。

火災保険が満期を迎えた場合、もちろん住宅購入時のように絶対に加入しなければいけないというものではないため、再度同じ保険会社で更新するのか新しく加入するのかや、その時の自然災害の発生率に合わせて補償を追加するかなど、状況や環境に合わせて検討が必要です。

ここからは、火災保険が満期を迎えたときに検討するべきことについて、ご紹介します。

保険を更新するかを検討する

火災保険が満期を迎えた場合に、まず検討するべきポイントは保険を更新するのか、それとも新しく火災保険に加入するのかという点です。

まず現在加入している火災保険にそのまま継続して加入する場合ですが、自動更新契約をしている場合を除き代理店で更新手続きを行うか、郵送で更新手続きを行うかのいずれかが必要です。

自動更新ではない契約では、自分で手続きを行う必要があり満期日の前までの手続きを行うことで、補償に空白に期間を作らないようにしましょう。

現在加入している火災保険に不満があったり、他社の火災保険に興味がある場合には乗り換えも検討しましょう。

その際には、火災保険の一括見積をインターネット上でも行えるので、そのサービスを利用して比較してみるのも良いでしょう。

ただ、自動更新契約していると思わぬトラブルにも繋がりかねませんので、その場合は保険会社や代理店に連絡を入れるようにしましょう。

自然災害の発生率に応じて補償を追加するかを検討

火災保険では、火災以外にも自然災害に対する補償も対象です。

自然災害とは水災や風災・落雷・雪災などです。これらの自然災害で被害に遭った場合にも火災保険は補償を行っています。

ただ、地域や保険商品によってはいずれかの自然災害が、特約となっている場合もあり別途加入する必要があります。

近年日本で、集中豪雨や大型台風・豪雪など様々な自然災害が発生しており、どの補償も大切な備えと言えます。

ですので火災保険が満期を迎えたタイミングで、自然災害に対する補償の見直しを、発生率に合わせて検討することも重要です。

その時に合わせた適切な補償を付けておく必要があります。

ローン完済と火災保険の満期を同時に迎えた場合、火災保険には加入し続けることをおすすめします。

ただその時に、更新しするのか違う火災保険に加入するのかをじっくりと検討することが大切です。

さらに状況に合わせた補償の追加も確認するべきポイントです。

無駄なく安心の補償を受けるために必要なものを、見極めてもしもに備える火災保険に加入するようにしましょう。

住宅ローン完済後でも地震保険は必ず付帯

上では自然災害について少し触れましたが、火災保険の自然災害に地震は含まれていません。地震に関しては地震保険に別途加入する必要があります。

地震保険は火災保険とセットで加入しなければいけないので、その点においてもローン完済後にも火災保険には加入するべきです。

地震保険は、民間の保険会社と政府が共同で運営しており、その理由は1度地震が起きるとたくさんの家が被災する可能性があるからです。

たくさんの家が被災すると、民間の保険会社だけでは補償しきれないので政府と共同での運用となっています。

日本は地震が多い国であり、いつ大きな地震が来るかわからないことは周知の事実です。大きな地震が起きるとたくさんの被害が出るため、地震保険はとても重要です。

ローン完済後であっても、火災保険に加入する際には必ず地震保険を付帯するようにしましょう。

住宅ローン完済後でも気を抜かずに火災保険への加入は継続しよう

住宅ローンが完済すると、大きなプレッシャーから解放され気が抜けてしまうこともあるでしょう。

しかし火災保険への加入は、ローン完済後であっても非常に重要です。

それは火災や自然災害がいつ起こるかわからないこと、失火責任を問われると賠償の責任があることなど、ローン完済後であってもリスクが高いことに変わりがないからです。

「建物に価値がない」など考えず、万が一に備えておくことが何よりも大切なことです。

火災保険とローン完済が同時である場合は、その後の火災保険をどうするのか?継続なのか乗り換えなのか、自然災害などに対する補償は足りているのかなど、良きタイミングとして再度じっくりと検討してから加入することが大切です。ローン完済後、これからも暮らしていく家で安心して過ごせるように、火災保険の補償についてもう一度しっかりと考えてみてはいかがでしょうか。

当サイトがおすすめする保険相談窓口3選