入れ墨があると団体信用生命保険に加入できない?断られたらどうしたらいい?

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住宅の購入をする際に、ローンを組む方が多いですがその際に団体信用生命保険への加入が義務付けられていることがあります。

近年ではタトゥーを入れる方も増えていますが、タトゥーが団体信用生命保険への加入に影響を及ぼすことがあるのか疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

入れ墨やタトゥーがあることで、団体信用生命保険への加入を断られてしまった場合、住宅ローンが組めない可能性もあります。

また、生命保険への加入を断っている保険会社も多く存在します。

そこで今回はタトゥーと団体信用生命保険・生命保険の関係についてお話します。

団体信用生命保険の告知内容には入れ墨・タトゥーの申告欄がない

団体信用生命保険の加入に関して、病歴などの告知義務がありますが、入れ墨やタトゥーは告知内容の申告欄に含まれていない保険会社が多いです。

ですので申告欄に入れ墨やタトゥーの記載がない場合には、告知しなくても告知義務違反にはなりません。

タトゥーや入れ墨を告知する義務はありませんが、その他の手術歴があると加入を断られてしまいます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

告知しなくても告知義務違反にはならない

タトゥーや入れ墨は、団体信用生命保険に加入する際に申告欄に記載がなければ、告知しなくても告知義務違反に問われることはありません。

ただ告知内容に含まれない場合に限るので、自身が加入する団体信用生命保険に記載が有無を確認しましょう。

告知する必要があるのに、告知しないで加入すると告知義務違反に当たり、強制解約などの処罰を受けることになります。

その他の手術歴があると加入を断られる

団体信用生命保険は、死亡や障害を負った場合にローン支払いが免除になるというものです。

そのため死亡のリスクが高い人ほど加入が難しくなります。

ですので、手術歴がある人や病歴があると加入を断られてしまう可能性が高くなります。

団体信用生命保険に加入する際に、告知内容に含まれている場合を除き告知しなくても義務違反に問われることがありません。

しかし、手術歴や病歴があると加入を断られてしまう可能性があります。

「加入を断られるから」と虚偽をしてしまうと、強制解約や保険金が支払われないこともありますので、しっかりと内容を確認して告知をするようにしましょう。

注意!生命保険は入れ墨・タトゥーが入っていると加入できない

団体信用保険は、タトゥーや刺青があっても加入することができる可能性もありますが、生命保険は加入できないことが多いです。

生命保険に加入できない理由は、感染症のリスクがあること・入れ墨=反社会的勢力というイメージがあり、コンプライアンスを満たしていないと受け取る保険会社が多いためです。

生命保険は相互扶助の精神で成り立っているので、コンプライアンス的な面や病気のリスクが高い事での、不公平さを無くすためと思われます。

①体に彫るため感染症のリスクがある

入れ墨やタトゥーは、身体に針を刺すことで絵や文字を入れていきます。

今は改善されているようですが、昔は針の使いまわしが行われておりそのことにより感染症を引き起こすことがあります。

また感染症により肝炎になることもあり、リスクが高いことがわかります。

医師免許のない人が施術することもある

タトゥーや入れ墨は、身体にハリを刺し皮膚を削って着色をして完成させるため出血を伴います。

にも関わらず、医師免許のない彫り師が大半です。

身体の知識がない人に、針の使い回しがあるかもしれないことが感染症など、重大なリスクを引き起こす可能性があります。

実際に肝炎に感染した人もいる

入れ墨を入れたことで、実際に肝炎に感染してしまった人もいます。

入れ墨を入れることで命の危険がある病気になってしまうこともあります。

肝炎になってしまうと治療を半永久的に行うこともありますので、医療機関への受診が欠かせなくなってしまいます。

MRIなど検査時にやけどを負う可能性がある

病院で検査を受けるときに、MRIなどでやけどを負ってしまう可能性があります。

タトゥーや入れ墨に含まれる顔料が酸化鉄等に反応してしまい、発熱しやけどを負う可能性があるのです。

そのため、病院によってはMRI検査を断られてしまうこともあります。

タトゥーや入れ墨は、病院での検査に支障が出るためいい印象を持たれにくいです。

②入れ墨=反社会的勢力の印象がある

日本では入れ墨やタトゥーを入れていると、温泉やプールへの入場をことわられてしまいます。

それは入れ墨に対して、まだまだネガティブなイメージを持っているからではないでしょうか。

入れ墨=反社会的勢力という印象を抱いている人も少なくなく、あまり良いイメージとは言えません。

生命保険商品を販売している保険会社は、コンプライアンスの中で反社会的勢力との関りを固く禁じています。

そのため入れ墨がが入っている事で反社会的勢力と捉えられてしまうことで、生命保険への加入を断られてしまうという事です。

入れ墨やタトゥーが入っていることで、生命保険に加入することができない可能性があります。

それ保険が相互扶助の精神で成り立っているため、必要な時に必要な人へ行き届くことを目的としており、公平性を失わないためです。

入れ墨やタトゥーが入っていることで、肝炎などの感染症にリスクが高くなるだけでなく、コンプライアンス的にも加入を断られてしまう理由になります。

別の理由で団体信用生命保険への加入を断られたら?

入れ墨やタトゥーの有無以外でも、団体信用生命保険への加入を断られてしまう可能性がありますが、多くの住宅ローンでは団体信用生命保険への加入が義務付けられています。

そのため団体信用生命保険に加入できない=住宅ローンが組めないということになりかねません。

そうなると、ローンを組まずに買うことになりますが、多くの人がそれは難しいでしょう。

そんな時には、「ワイド団信」や「フラット35」を利用する方法があります。それぞれ詳しく解説していきます。

ワイド団信を利用する

団体信用生命保険への加入を、病気などを理由に断られてしまった場合「ワイド団信」というものがあります。

これは特定の持病であれば加入することのできる団信で、通常よりも割高に設定されています。

しかし万一に備えて加入する団体信用生命保険ですので、多少割高でも加入したほうが良いパターンが多いでしょう。引受実績のある持病は以下の通りです。

団体信用生命保険加入が必要ないフラット35を利用する

団体信用保険への加入を断られてしまったけど、良く検討した結果団体信用生命保険への加入が必要ないと判断した場合、フラット35を利用することも可能です。

フラット35は、住宅金融支援機構が提供している「固定金利型住宅ローン」で健康状態に関係なく加入することができます。

団体信用生命保険に加入する必要はありませんが、万が一のリスクはあるので、民間の保険に加入して備えることをおススメします。

このように、団体信用保険への加入を断られてしまっても住宅ローンを組める方法はあります。

団体信用生命保険に加入出来なくても、代わりの方法はいくらでもありますので、病歴や手術歴などの虚偽をして加入することは避けましょう。

入れ墨・タトゥーの申告欄を確認して団信に加入しよう

今回は、入れ墨やタトゥーと団体信用生命保険についてお話してきました。

団体信用保険は住宅ローンを組む時に、義務付けられていることが多く、加入を断られてしまうと住宅ローンにも関わってきます。

入れ墨やタトゥーがあることで加入を断られてしまうことがないわけではありませんが、加入できる団体信用生命保険もあります。

まずは、申告欄に入れ墨やタトゥーが含まれているかをきちんと確認して、必要であれば告知しましょう。

申告欄に記載がなければ申告しなくても義務違反にはなりません。

しかし申告欄に記載があるのに申告をしないと、強制解約などもしもの時に保険金が支払われない事もあり、家族に大きな負担を欠けてしまう結果になりかねません。

しっかりと申告をし、加入を断られてしまったら「ワイド団信」や「フラット35」など別の方法を検討してみてはいかがでしょうか。

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