水道代が高くなる原因は水漏れと使い過ぎ!事前に防ぐための節約法を解説

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2か月に一回徴される水道代ですが、ポストに投函されている水道料金表を見て、あまりの金額の高さに驚いているそこのあなた。

なんで水道代が高くなったのかを知りたくはありませんか?

水道代は合算されて請求されるとはいえ、普段無駄遣いしているつもりもないのに高額に請求されると、不安が大きくなりますよね。

実は皆さんが気づかないだけで無駄遣いになっていたり、見えない箇所で水道が故障している可能性もあるんです。

今回は水道代が高くて困っている皆さんのために、水道代が高いときに考えられる2つの原因から、節約する方法を徹底的に解説していきます。

水道代が高いときに考えられる2つの原因

一般的に水道代が高いと考えられる原因は、水漏れと使い過ぎです。

以下で各原因について、徹底的に解説していきます。

水漏れの場合

水道代が高くなる原因の一つとして、水漏れが挙げられます。

家庭内で発生する水漏れは主に以下の5つです。

  • トイレのレバーが回りっぱなし
  • トイレのタンク内
  • 水道蛇口周りの水漏れ
  • 洗濯機回りの水道の水漏れ
  • 見えない部分の水漏れ

以下で詳しく解説していきます。

トイレのレバーが回りっぱなし

トイレのレバーには大小が設定されており、流す時の水圧に合わせて使い分けます。

しかしトイレ自体が古いままだと、トイレのレバーが回ったまま戻らないこともあります。

通常はトイレのレバーは回った後元の場所に戻るのが当たり前ですが、レバーの調子が悪かったりサビついていると、レバーが回った状態のまま固定されてしまうのです。

レバーが回った状態だと、便器内にずっと水が流れ込んでしまい、延々と水道を使うことになります。

不在中に発生すると発見が遅れて、一日だけでも水道代がとんでもないことになります。

トイレのタンク内

トイレのタンク内が故障していて、ずっと水がため込まれ続けていることもあります。

トイレのタンク内のある部品の故障が原因であることが多く、ずっとトイレの水がためられている音で気づくことが多いです。

普段から確認するところではありませんが、定期的に確認しておかないとずっと水が使いっぱなしになっていたなんてことにもなりかねません。

水道蛇口周りの水漏れ

水道蛇口周りが上手く締まっておらず、スキマから常にミスが漏れていることもあります。

よくあるのが浄水器を設置してその重みで、水道の蛇口にゆるみが発生してしまうことです。

重さで段々と蛇口が下に傾いてしまい、水道周りにタオルを置いておかないと水浸しになります。

専門の用具がないと占めることもできませんし、放置しているとサビの元になります。

洗濯機回りの水道の水漏れ

洗濯機回りの水道の水漏れも、意外と発生しやすいので注意が必要です。

洗濯機周辺には専用の蛇口があり、洗濯機とホースで接続して使用します。

排水用のホースは床下につなげていくのですが、経年劣化や衝撃によってこのホースが壊れることがあります。

ホースの割れ目から水が漏れて水浸しになったり、パッキンが壊れてしまうことで水漏れが発生することもあります。

見えない部分の水漏れ

壁や地面の中にある水道管に水漏れが発生している可能性もあります。

特に寒い時期だと水道管が破裂して、知らないうちに自宅の水道料金が跳ね上がっている可能性があります。

戸建ての住宅に住んでいる場合には自分で修理できますが、賃貸住宅に住んでいる場合には一度管理会社を通さないと、後でトラブルになることもあります。

また水道管の故障により請求されている高額な水道料金は、減額されることはありません。

ただし自治体によって決められている減額の条件を満たすと、何割までと減額を適用してくれることもありますので、ダメもとでも確認してみる事をおすすめします。

使い過ぎ

自分では使いすぎているつもりはなくても、日常生活に染み付いた習慣で気づかずに無駄遣いをしている可能性もあります。

使い過ぎに考えられる原因は以下の通りです。

  • 使った後に出しっぱなしにしている
  • 水道をちゃんと閉めずに放置している
  • 無駄に水圧を高くして使用している

以下で一つずつ解説していきます。

使った後に出しっぱなしにしている

水道を使った後に出しっぱなしにしてはいませんか?

手を洗った後に水道を閉めずに手を拭いたり、食器を洗っているときに水道を出しっぱなしにしていることもあります。

細かいことではありますが、定期的な無駄遣いは塵も積もれば山となるように、回数を重ねることで水道の利用料金が高額になっていきます。

毎日の自分の行動を振り返ってみるだけではなく、家族の水道の扱い方も一度確認してみる事をおすすめします。

水道をちゃんと閉めずに放置している

水道をちゃんと閉めずに放置してはいませんか?

蛇口をちゃんと閉めずにずっと水がぽたぽた垂れていたり、少し水が出しっぱなしになっていると、経過した時間に比例して水道料金が高くなっていきます。

毎日外出前にきちんと蛇口が締まっているかの確認を行うようにしましょう。

無駄に水圧を高くして使用している

シャワーの水圧が高くないと使った気がしない、と無駄に水圧を高くして利用してはいませんか?

水圧が高いということは、その分水道代がかかっていることと同じですから、必然的に水道代が高くなっていきます。

またトイレで流すものが少ないのにも関わらず、大で流しているのも、無駄な水道代になります。

必要最低限の水圧で利用するようにしましょう。

水道代を節約するための4つのポイント

水道代を節約するためには、以下の4つのポイントを把握しておきましょう。

  • 水道をすべて止めてメーターを確認してみる
  • シャワーヘッドを購入してお風呂の節水
  • 夏場はシャワーだけで済ませる
  • 付けおき洗いを徹底する

以下で詳しく解説していきます。

水道をすべて止めてメーターを確認してみる

節水している意識があるのになぜか水道料金が高い場合には、一度水道の使用をすべて止めてメーターを確認してみましょう。

水道を一切使っていないのにもかかわらず、水道のメーターが回っている場合には、隠れた場所で水漏れが起きている可能性があります。

水道代が高いと感じたらすぐに確認し、メーターの不調がある場合にはすぐに水道局に問い合わせましょう。

もちろん水道の修理業者に連絡するのも構わないのですが、中には高額な修理費用を請求してくるところもあります。

水道局の業者であれば適正な価格で施工してくれますので、まず第一に地域の水道局に連絡するようにしましょう。

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シャワーヘッドを購入してお風呂の節水

シャワーヘッドを購入してお風呂の節水を行うようにしましょう。

備え付けられているシャワーの場合、水量によって水圧が決まったり、シャワーの穴の数により洗えている実感がないこともあります。

市販されているシャワーヘッドを購入すると、お風呂の節水機能が設けられているものもあります。

シャワーヘッドを購入するコストと相対的に節約できる金額を比較して、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

夏場はシャワーだけで済ませる

2020年月間水道料金

(参考:厚生労働省2020年家計調査

夏場はできるだけシャワーで済ませることで節水対策になります。

冬場はもちろん寒いですから湯船につかった方が体にもいいのですが、夏場は長くお風呂に入るのも暑くて無理!という方も居ることでしょう。

シャワーだけで済ませる場合とお湯をはってお風呂にも入るのとでは、水道代がまるで違います。

出来るならシャワーだけで済ませることで、夏場の水道代を浮かせられます。

付けおき洗いを徹底する

洗い物をするときにいちいち汚れを流してから洗剤で洗ってはいませんか?

桶に水を張って食器を付けておいて、汚れをうかせてから洗うだけでも十分に節水できます。

またカレーなどの汚れが激しいものの場合は、紙などで拭ってから洗うことで、流すのにかかる時間を短縮できます。

日々の細かい工夫を徹底して、少しでも節水・節約できるようにしましょう。

ポストを一度確認!もしかしたら水道料金が変わっているかも

「節水もしてるし水道局の検査も問題ないはずなんだけどな…」と疑問に思う方は、ポストを一度確認してみましょう。

極まれにですが水道料金の基本料が変わっている可能性があります。

水道料金は従量課金制で、利用した水道の㎥数に応じて料金が変わるシステムになっています。

価格改正が行われて水道料金自体が底上げされている可能性もあります。

ポストにお知らせが来ていないか、地域の水道局の公式サイトを確認してみましょう。

点検・使い方に問題がないなら水道局に問い合わせよう

点検して使い方に問題がないなら水道局に問い合わせてみる事をおすすめします。

故障個所は水道管だけではなく、水道メーター事態にトラブルが生じていることもあります。

点検・使い方に問題がないときは水道メーターの故障も疑って、すぐに連絡するようにしましょう。

水道代が高い原因を調べて出来るだけ早く対応しよう

いかがでしたか?

水道は2か月に1回の料金徴収ですから、使いすぎると一気に高額な請求が来ることもあります。

もちろん使いすぎている自覚があるなら、高い原因を早めに調べて出来るだけ早く対応できるようにしましょう。

また節水のポイントもありますから、日常生活に取り入れて適宜試してみる事をおすすめします。

水道代はライフラインの一つで欠かせないものですので、トラブルはすぐに解決して効率的に節約を行いましょう。

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