「保険証券を見せて」を上手に断る方法！上手にかわしてトラブル回避

保険の営業担当者に勧誘を受けている時に、すでに保険に加入していると「保険証券を見せてください」と言われることもあります。

現在どのような保険に加入しているかを確認し、より最適な保障を提案するためなのですが、個人情報なども記載されているので保険証券を見せたくないという人もいますよね。

そこで保険証券を見せてほしいと言われた時のかわし方を紹介します。

保険会社の担当に保険証券を見せてといわれる理由

保険の勧誘を受け、すでに他の会社の保険に加入していることを理由に断ると「保険証券を見せてくれませんか？」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

他の会社の保険証券を見せる理由は良くわからないため「なぜ見せないといけないのか」と疑問に思う人もいますよね。

保険証券を見せる必要は何なのか、見せることでなにかメリットがあるのでしょうか。そんな疑問に答えるべく、保険証券を見せる理由を解説します。

加入している保険の内容を確認するため

まず保険にすでに加入しているという人に対して、どのような保険に入っているかを把握しておくために保険証券を見せてほしいという営業担当者もいます。

保険証券では契約者の名前など個人情報はもちろん、契約している保険の内容まで確認することが出来るので、保険証券をみればどのような保障で保険に加入しているかを保険営業担当者が知ることができるのです。

保険証券の内容をもとに自社商品の提案をしたい

保障内容を確認出来たら、その内容を元に自社の保険商品の提案をするために保険証券の確認をする必要があるのです。

保険証券に記載されている保障内容をカバーして、さらにその先の保障を提案することで自社の保険商品の魅力を伝え契約に繋がる可能性があるからです。

自社の商品を提案するためにも、他社の保険の内容を知る必要があるということです。

単に保険証券を元にアドバイスをしたい

上記の2つは、他社のどのような保険に加入しているかを知る事で、自社の商品の提案のとっかかりにしようとしていることをお伝えしましたが、そうではなく単純に保険証券をもとに「もっとこうしたら保障が充実しますよ」などアドバイスをしたいときにも保険証券を求められることがあります。

これは保険営業担当というよりも、複数の保険の取り扱いがあるような保険相談窓口のような場所で起こりやすい状況です。

強引な勧誘といういうよりも、より保障を充実させ安心するためにはどうすればよいか相談に乗るためにも、今の保障内容を知る必要があるということです。

興味がない保険の営業目的で保険証券を見せてほしいと頼まれると、断りたくなってしまいます。

ハッキリと断れれば良いですが、曖昧にしているとグイグイ来る人もいるので見せたくない場合にはしっかりと断るようにしましょう。

保険証券を見せてを上手に断る4つの方法

保険証券を見せてほしいと頼まれる理由については理解してもらえたと思いますが、見せたくないと思っていてもなかなか上手く断ることが出来ないという人もいますよね。

「営業されそうだから見せたくないけど強引だから」とつい諦めてしまう人もいるかもしれませんが、保険証券は個人情報も多いので、安易に人に見せる物ではありません。

そこで断り方がわからないという人に向けて、保険証券を求められたときの上手い断り方を4つ紹介します。参考にしてみてください。

そもそも保険に入っていないと伝える

保険勧誘を受け保険証券を求められたときに「保険に加入していないから保険証券がない」という断り方もあります。

加入していないと保険証券を持っていないので、見せることが出来ません。

しかしこれであきらめてくれればよいですが、保険に加入していないことを隙と捉えて逆にもっと強引な勧誘を受けることもあるので注意が必要です。

もし保険の新規加入を強引に求められたら、そもそも保険に加入する意思がないということをハッキリと伝えることで諦めてくれる営業もいるでしょう。

保険証券がどこにあるかわからないと伝える

保険に加入すると受け取ることができる保険証券ですが、中にはどこへ行ってしまったかわからないという人もいます。

もちろん保険証券を紛失してしまうと困りますが、嘘も方便でどこにあるかわからないというのも有効な断り方の一つとなっています。

ないものを見せることはできないので、保険証券を見ることを諦めてくれる可能性が高いでしょう。

見せることに不信感があることを伝える

上記のような断り方だと、保険営業がかえってしつこくなってしまうこともあり注意が必要ですが、保険証券を見せることに対しての不信感があることで「見せたくない」と思っていると、ハッキリ伝えると相手はあきらめてくれるかもしれません。

保険は決して安い買い物ではなく、目に見える商品ではありません。

そのような商品なのでできれば信頼している人から購入したいですよね。いきなり営業に来て、保険証券を見せてほしいというような営業マンに対して不信感があるのは当たり前なので、それを伝えたうえでハッキリと「見せられない」と断るとその後の営業もしにくくなるので、良いでしょう。

親戚から保険に加入していることを伝える

親族や身内に保険会社に勤めている人がいるので、その保険に加入していると断るの方法もあります。

身内や親族の保険から切り替えるつもりがないという意思をしっかりと営業に伝えると、その後の保険勧誘も諦めてくれる可能性が高いでしょう。

同じ保険業界に身内がいるとわかると、相手も営業しにくいと感じる場合が多いようです。

プレゼントがあるといわれても動じない

保険の勧誘で「今保険証券を見せると○○をプレゼントします！」などを謳っていることがありますが、動じてはいけません。

プレゼントがもらえるなら…と見せてしまいそうですが、見せてしまうとその後の保険勧誘がしつこくなってしまい、面倒なことにもなります。

もし保険に興味があったり、加入したいと思っているのであれば良いですが、興味が全くない場合にはプレゼントにつられないように気をつけましょう。

注意！保険証券には個人情報が詰まっている

「保険証券を見せることで何かデメリットがあるの？」と思っている人もいますが、保険証券には、氏名や住所など個人情報が数多く記載されています。

保険証券を見せるだけで詳細な個人情報を相手に知られることになるので、保険証券を見せることには注意が必要なのです。

コピーは原則渡さない方が〇

中には「保険証券のコピーが欲しい」と言ってくる営業もいますが、先ほども述べた通り保険証券にはたくさんの個人情報が記載されているので、安易にコピーを渡すのは辞めましょう。

コピーしてしまうと、営業担当だけでなく多くの人の目に個人情報がさらされてしまう危険かあるということを理解しておきましょう。

コピーして渡すときは、個人情報を隠して渡すようにするとトラブルに巻き込まれにくくなるでしょう。

営業をしないと一筆書かせる

保険証券を見せる代わりに、勧誘や営業はしないという約束をするのも大切です。

口約束だとなあなあになってしまうので、きちんと一筆書かせ約束を守ってもらうようにしましょう。

やりすぎかな？と思うかもしれませんが、加入する意思がないのであればこのくらいハッキリと断る姿勢が大切です。

保険証券を見せてと言われたら保険加入のつもりがないなら断ろう

保険証券を見せてほしいと言わると「何のために？」と思いながらも、断り方がわからず見せてしまったという人もいます。

しかし保険に加入する意思がないのであれば、保険証券を見せる前にハッキリと断ることが大切です。

見せるだけなら…と隙を見せてしまうと、営業がどんどんきつくなり面倒なことになってしまいます。

そうならないためにも紹介したような断り方を参考に、ハッキリと断るようにしましょう。

「保険証券を見せて」を上手に断る方法！上手にかわしてトラブル回避しましょう。