2022年現在、小銭に両替に手数料が必要になります。
これまでは小銭の入金は基本無料でしたが、ゆうちょ銀行や銀その他銀行では手数料が発生するようになっています。
これにより小銭を貯めている人が入金や両替をするためには、枚数に応じた手数料を支払う必要が出ています。
そこでこの記事では、小銭貯金でたまった小銭をどうするのが良いのか、預け先や両替方法を紹介します。
目次
2022年現在小銭の両替は手数料が必要に
ゆうちょ銀行やその他銀行では以前小銭の両替を無料で行っていましたが、2022年1月にゆうちょ銀行で小銭の預け入れや払込みに手数料が取られるようになりました。
その他銀行でも手数料の発生が確認できます。
余った小銭を貯めている人にとって、両替や預けるだけで手数料を取られてしまうのは、少しもったいないと感じることのようです。
手数料は枚数によって異なり、50枚まではどこの銀行も無料で行っています。
それ以降枚数に応じて増えていくシステムになっています。
ゆうちょ銀行以外は、100枚以下は無料となっているため、300枚まで無料の三井住友銀行を含む都市銀行の利用がおすすめとなっています。
小銭貯金でたまった小銭をどうする?対処法6選
余った小銭を少しずつ貯めておき、ある程度貯まったタイミングで銀行に入金しお札に変えたいと思っている人は少なくないでしょう。
さらに小銭貯金がたくさん貯まると、何に使うか考えるだけで楽しくなります。
しかし昨今の小銭両替手数料システムの導入により、小銭の枚数が増えるほど手数料を取られてしまうようになってしまいました。
これにより気軽に両替しづらく、小銭貯金で貯まった小銭をどうすればよいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこでここでは貯まった小銭の対処法を6つ紹介します。
会社の売店で換金する
小銭が溜まってきたら会社の売店やコンビニなどで、積極的に使い消費していくのがおすすめです。
お札を出したいところ、小銭を使うことで少しずつでも消費していくことで手数料をかけずに減らせます。
ただし一度に大量の小銭をお店で使うのと迷惑がられてしまう可能性もあるので、常識の範囲内で行うようにしましょう。
銀行の両替サービスを使う
小銭の枚数が多い場合には、手数料覚悟で両替サービスを使うことも検討してください。
銀行の両替サービスは、キャッシュカードを持っていれば一定の枚数は無料で両替できることがありますが、枚数が多くなったりキャッシュカードのない銀行だと手数料が取られたりしてしまいます。
しかしお店に迷惑をかけることなく、堂々と両替できる方法です。
セルフレジで活用する
最近はスーパーやコンビニでセルフレジを導入している場所が多くあります。
有人レジでは大量の小銭を使いにくくても、セルフレジであれば気にせず使えおすすめです。
ただし枚数制限がされているセルフレジもあり、制限を超えて入れてしまうと故障の原因にもなってしまいます。
制限があればそれ以下、無くても20枚程度に留めておくのが安心です。
100円を500円に両替できる両替機を使う
ゲームセンター等にある両替機の中には、500円→100円×5枚だけでなく、100円→500円×1枚にできるものあります。このような両替機を使い、小銭の枚数を減らすという手段もあります。
小銭には変わりありませんが、枚数も減り使いやすくもなります。
500円に変えられる両替機はあまり多くなく、探すのが大変なのがデメリットとなっています。
常に財布に入れておいて手持ちの紙幣と両替
小銭貯金貯めたものを常に財布に入れ、紙幣と交換して両替する方法もあります。
手持ちの紙幣と交換しておき、小銭を普段の買い物で積極的に使うようにすると手数料をかけずに紙幣にできます。
ただお店で使える量には限界があったり、財布が重くなってしまったりと注意するべきデメリットも足ます。
銀行ATMでまとめて入金する
貯まった小銭を一度自分の口座へ入金し、それを引き出すとお札で受け取れます。
これならATM無料時間内であれば、手数料をかけず両替ができます。
ただ小銭に対応しているATMでないと、この方法は使えません。
また銀行によっては、1日に取り扱える小銭の枚数が決まっているためその範囲内で行う必要があります。
周りに迷惑をかけずに小銭貯金を両替するときのポイント
少しずつ貯めた小銭貯金でも、気づいたら凄く枚数が増えていたなんてこともあります。
小銭を銀行で両替しようと思うと手数料が取られてしまい、せっかく貯めた小銭貯金が減ってしまうことになりもったいなく感じてしまいます。
しかし一度に大量の小銭を持って行くと、お店や人によってはあまり良い顔をしない可能性もあります。
小銭貯金で貯めた枚数が多い場合、あまり周りに迷惑をかけずに両替したいと思うでしょう。
せっかく貯めたお金なので、周りに迷惑をかけずに気持ちよく両替したいものです。
そこでここでは、周りに極力迷惑をかけずに小銭貯金を両替する方法を紹介します。
銀行・郵便局の開店・閉店間際は避ける
銀行や郵便局で両替をお願いする場合は、開店直後・閉店間際など忙しい時間帯を避けてください。
もちろん営業時間内であれば対応してくれますが、忙しいときに大量の小銭を持って行くと、時間がかかることがあり対応が大変になります。
少しでも空いている時間を選ぶか事前に電話連絡するなど、銀行スタッフに気を使うのも迷惑をかけずに両替するポイントの一つです。
お店に迷惑の掛からない範囲で両替をする
お店で使う場合や両替をお願いする場合には、迷惑のかからない常識の範囲でお願いするようにしてください。
お店の人が了承している場合を除き、20枚以上の小銭を受け取るのをお店は拒否できる決まりになっています。
このことからも、20枚以下の小銭で忙しい時間は避けてお願いするようにしましょう。
1~50枚までで銀行で両替する
都市銀行もゆうちょ銀行では、1枚~50枚まで無料で両替を行っています。
そのため50枚以下にわけて両替を繰り返していくと、迷惑をかけずにできます。銀
行で両替をお願いするのは迷惑なことではないため、堂々とお願いできます。
つい小銭が貯まってしまう人向けの対処法
貯めているつもりがなくても、気づいたら小銭が溜まっているなんて言う人もいます。
小銭貯金しているわけではないのに、いつも財布は小銭でいっぱいだと財布が重くなってしまいます。
さらに小銭を両替するのにも一苦労です。
あまり小銭を貯めないようにするために、どうしたらよいかわからないという人もいます。
どうして気づいたら貯まっているのかわからない人に向けて、その対処法を紹介します。
出た小銭はレジ横の募金箱に募金する
コンビニやスーパーで小銭ではなく、すぐにお札を出してしまう人は小銭で財布がいっぱいになりやすいと言えます。
そのようなタイプの人は、レジ横にある募金箱に募金するのがおすすめです。
自分の小銭が貯まりにくくなるだけでなく、募金によって社会貢献できるというメリットもあります。
気づいたら募金箱に入れる癖をつけるのもおすすめの対処法です。
小銭が出ないようにキャッシュレス決済で支払う
最近はキャッシュレス決済が進んでいるため、これを使えばそもそも現金を使う必要がなく小銭も増えません。
細かい買い物をするときはキャッシュレス決済にするなど決めておけば、おつりがあまり出ず小銭を増やさない対処法の一つとなります。
小銭が少なくなるように買い物をする
紙幣で買い物する際には、なるべく小銭も使い少なくなるように買い物をするのもすぐにできる対処法です。
小銭を探すのが面倒だと、つい紙幣のみを出してしまいがちですが、それでは一向に小銭は減りません。
ピッタリないし500円玉などでおつりが受け取れるように計算して、お金を出すようにすると気づいたときには小銭が減っているでしょう。
小銭貯金でたまった小銭を効率よく消費・預金しよう
買い物をすると、必ずと言って良いほど高確率で小銭が出ます。
その小銭を少しずつ貯めておくと、気づいたら結構な額になっており旅行に行けたなど、楽しく使えたという人の話も聞けます。
しかし小銭の両替には手数料がかかってしまうため、貯めすぎには注意が必要です。
せっかく貯めた小銭貯金を両替で減ることがないように、効率よく消費・預金して楽しいことに使えるようにしてみてはいかがでしょうか。