マニュライフ生命は、大手外資系企業「マニュライフ・ファイナンシャル社」が運営している、生命保険会社です。
国内系大手生命保険会社とは異なり、中堅の保険会社と言われていますので、中には名前を聞いたことがない方もいますよね。
気になってマニュライフ生命と検索してみると、怪しいというキーワードが表示されて、「本当に加入して大丈夫かな…?」と不安になる方もいます。
この記事ではマニュライフ生命の評判や口コミから分析した、「怪しい」という噂がどこからきているのか、口コミ・評判からみた加入するメリット・デメリットまで徹底的に解説していきます。
目次
マニュライフ生命ってどんな保険会社なの?
マニュライフ生命は、カナダに本社を置くマニュライフ・ファイナンシャル社に運営母体を置く、生命保険会社です。
1999年に国内に進出し、現在まで22年間生命保険業界で活躍しています。
日本国内には109拠点を置いており、営業のほかにも保険代理店などの各代理店・金融機関での窓口業務の3つの軸で、保険の販売を行っています。
基本情報は以下の通りです。
企業名 | マニュライフ生命保険株式会社 |
---|---|
設立 | 1999年3月 |
資本金 | 564億円(2020年3月31日現在) |
従業員数 | 3,550名(2020年3月31日現在) |
本社住所 | 〒163-1430 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー30階 |
子会社 | マニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社 マニュライフ・インベストメント・マネジメント株式会社 |
マニュライフ生命が怪しいとの評判はどこからきてる?
冒頭でも紹介した通り、マニュライフ生命について調べてみると、「怪しい」と表示されることから、本当に加入していいか不安になってしまう方もいるでしょう。
自サイトで調査したところ、マニュライフ生命が怪しいといわれる背景には、外貨建てや年金保険への不安からきているものである可能性が高いです。
マニュライフ生命では様々な生命保険の商品を販売していますが、外貨建てや年金保険などの保険も販売しています。
外貨建ての生命保険は、保険料を為替を利用してドルで支払い、保険料を外貨で運用していきます。
年金保険は長期加入することで、積み立てられた保険料を将来受け取って必要な資産として活用できます。
外貨建ての生命保険は、為替の変動や運用リスクがあることから不安感を覚える消費者が多いのは事実です。
また年金保険は、返戻率が100%を超えるまでには長期加入が必須になるため、早期解約で元本割れを引き起こしてしまうこともあります。
上記2つの保険商品は、保険の中でも特に不安が集まりやすいといわれているので、怪しい、やばいといわれてしまうこともあるようです。
しかしきちんと商品について調べて、納得したうえで加入すれば問題ありませんので、知識をつけておきましょう。
コールセンターの応対のレベルも高い
マニュライフ生命では、コールセンターの業務にも力を入れています。
外部の調査で行われたコールセンターの対応力調査では、連続で最高評価を獲得しています。
他の保険会社ではコールセンターの対応が悪いなどの不満が出ることもありますが、マニュライフ生命ではそういった対応はないので安心です。
知名度は低いといえど、顧客中心のサービスを展開しているので、怪しい・やばいなんてことはありません。
マニュライフ生命で保険に加入する3つのメリット
マニュライフ生命で保険に加入するメリットは、以下の3つです。
- 創業130年の外資系企業の運営!ソルベンシー・マージン比率も高い
- 販売している保険商品の返礼率が高い
- 2021年度顧客満足度保険商品ランキングで終身保険が1位を獲得している
以下で詳しく解説していきます。
①創業130年の外資系企業の運営!ソルベンシー・マージン比率も高い
冒頭でも紹介した通り、マニュライフ生命は創業130年のマニュライフ・ファイナンシャル社が運営母体です。
2001年に現在の名前に転換し、保険商品の販売を行っています。
保健会社の支払い余力をあらわす、ソルベンシー・マージン比率も700~800%と高水準を維持しています。
ソルベンシー・マージン比率は金融庁で定めている指標の一つで、200%を下回ると経営に不安があるとして行政指導の対象になります。
200%を優に上回っているので、安定した運営が行われているので、倒産の心配なく加入できます。
②販売している保険商品の返礼率が高い
マニュライフ生命で販売している保険商品は、返戻率が100%を超える商品が多いことで知られています。
保険には定期保険と終身保険があり、終身保険では解約時に、返戻金として保険会社から払い戻しを受けられる制度があります。
返戻率が100%を超えると、支払った保険料よりも受け取れる返戻金額が高くなる仕組みになっています。
国内には数多くの保険会社があるものの、その中でもマニュライフ生命は100%を超える商品が多いです。
返戻率重視で保険を選ぶなら、保障も厳選しながら保険を選択できるので、メリットが大きいといえます。
販売されている保険商品も、貯蓄性の高いものが多いので、保険を活用しながら資産運用してみたいと考えて居る人向けです。
③2021年度顧客満足度保険商品ランキングで終身保険が1位を獲得している
マニュライフ生命は、オリコンが実施した2021年度顧客満足度保険商品ランキングで、「こだわり終身保険v3(低解約返戻金型)1位を獲得しています。
ランキングの算定には、ファイナンシャルプランナーが、保険料・保障内容・充実度を評価し、決定しています。
外部の診断で他の保険会社を押しのけ、1位を獲得しているんです。
最近では低解約返戻金型の終身保険を学資保険代わりに利用する親御さんもふえています。
今後子供の将来の学費について考えて居るのであれば、マニュライフ生命の低解約返戻金型終身保険を検討してみてください。
マニュライフ生命で保険に加入する2つのデメリット
マニュライフ生命で保険に加入するときのデメリットは、以下の2つです。
- 他社に比べて保険料が高い
- 資産運用・貯金目的でないと不安になることも
以下で詳しく解説していきます。
①他社に比べて保険料が高い
マニュライフ生命は他の保険会社と比べて、保険料が高いといわれています。
メリットでも紹介した通り、マニュライフ生命では貯蓄・資産運用向けの保険に注目が集まっています。
貯蓄・資産運用向けの保険は、通常の掛け捨て型の生命保険とは異なり、保険料の通常の保障分に加えて積み立て分の保険料が加算されています。
そのため保険料やすさ目的で加入するには、向かない商品も中にあります。
しかし保険料が高いということは、それだけ保障内容が充実していることに変わりはありません。
またマニュライフ生命で販売されている、外貨建て保険や年金保険は、他の保険会社と保険料は変わりません。
生命保険に加入するときは、保険料のだけではなく保障が自分にマッチしているかが重要になります。
②資産運用・貯蓄目的でないと不安になるかも
何度もお伝えしているように、マニュライフ生命の保険では資産運用や貯蓄向きの保険が多数販売されています。
「一時的に集中した保障が欲しい」
「定期保険で十分」
「最低限の保障さえあれば問題ない」
と考えて居る方にとっては、会わない商品があるかもしれません。
また資産運用や貯蓄目的でないのに、加入してしまうとかえって無駄になってしまう可能性があります。
仮に貯蓄性が高い、資産運用を目的に利用するのであれば、為替知識や解約返戻金の仕組みなどを詳しく調べたうえで加入するようにしましょう。
マニュライフ生命の営業はしつこい?
加入する生命保険会社を選ぶときに気になるのが、保険の営業がしつこくないかですよね。
マニュライフ生命の営業について調べたところ、営業がしつこいという声は見られませんでした。
ご存じの方もいるでしょうが、生命保険の営業さんは、話術が巧みである人だけではなく、しつこい対応をしてくる人もいます。
一般論ではありますが外資系の保険会社は、営業であっても入社するのが難しいといわれています。
マニュライフ生命の実際の口コミ・評判
以下ではネット上に公開されている、マニュライフ生命の実際の口コミ・評判を紹介します。
マニュライフの営業マンからフレックスファンドっての勧められてる。元本保証で年率0.5%くらいのリターンがあるとか。換金早いなら現金とりあえず置いとくのにいいよね〜
「貯金感覚で!」って言われたし。
本当に投資するメリットあるのか?
今度詳しく聞いてくる?— 杏花荘⭐️わたパチ食べたい (@Kyokasou) September 5, 2020
太陽生命です(^o^)
マニュライフ生命っていうとこにも入ってましたが、いらないと思ってやめました。若干強面の男の人が営業に来てくれた時に「や、やめます」て言ったら愛想良くて対応早くて良かったという(^^)/
— 主婦マーマ@せどらー?販路はメルカリ (@syuhumamasedori) September 20, 2019
太陽生命です(^o^)
マニュライフ生命っていうとこにも入ってましたが、いらないと思ってやめました。若干強面の男の人が営業に来てくれた時に「や、やめます」て言ったら愛想良くて対応早くて良かったという(^^)/
— 主婦マーマ@せどらー?販路はメルカリ (@syuhumamasedori) September 20, 2019
マニュライフ生命の保険商品一覧
マニュライフ生命では、以下の保険商品が販売されています。
- こだわり個人年金(外貨建)無配当外貨建個人年金保険(積立利率変動型)
- パワー・カレンシー(介護保障タイプ)
- パワー・カレンシー(確定・終身年金タイプ)
- こだわり外貨終身
- パワーカレンシー(介護保障タイプ)(据置プラン)
- こだわり収入保障
- Manuflex(マニュフレックス)
- こだわり外貨終身
- こだわり終身保険v2
- 未来を楽しむ終身保険
- こだわりガン保険
- ManuMed(マニュメッド)
- こだわり医療保険withPRIDE
- こだわり変額保険
加入したい保険が決まっていないなら保険相談窓口を利用しよう
「マニュライフ生命も気になっているけど、他の保険会社も参考にしてみたい…」
「一度にいろんな保険会社を比較したいけど面倒だな…」という方は、保険相談窓口を利用してみる事をおすすめします。
保険相談窓口では、加入したい保険が決まっていない場合、皆さんの条件に合わせて保険商品を紹介してくれます。
複数の商品の中から提案を受けられるので、初めて保険に加入する方にも向いているといえます。
保険相談窓口によっては、マニュライフ生命の保険商品を取り扱っているところもあるので、ぜひ一度利用を検討してみてください。
相談料は無料
保険相談窓口では相談料は無料です。
何度何時間でも相談しても無料で対応してくれるので、コストもかかりません。
「無料で保険相談に乗ってもらって、無理に保険に加入させられることはない?」と不安になる方もいますよね。
保険相談窓口は保険会社からの手数料で運営されているので、皆さんから料金を徴収したり無理に保険に加入させようとすることはありませんので、安心してください。
訪問型や店舗型を自由に選べる
保険相談窓口では相談スタイルを、みなさんで選んでサービスを利用できます。
店舗でじっくりと相談したいのであれば、店舗型を選んでも問題ありませんし、自宅で外出せずに保険相談をしたいのであれば訪問相談を利用してもいいでしょう。
最近では非対面での相談を実現すべく、オンライン相談も実施され始めていますので、感染症が怖い方は、せっきょくてきに利用してみてください。
マニュライフ生命の評判を確認して最適の保障を手に入れよう
いかがでしたか?
マニュライフ生命はインターネット上ではやばい、怪しいとの評判が流れているものの、ふたを開けてみれば貯蓄性や資産運用に活用できる保険をとりあつかう保険会社です。
企業の支払い余力も高く、スポーツのスポンサーとしても活躍していることから、安心して利用できます。
ただし資産運用や貯蓄性の高い商品を多く販売しているので、加入するときは自分の目的に保障があっているかを事前に確認しておきましょう。