毎月のガス代が高く悩んでいるそこのあなた、少しでもガス代を節約したいとは思いませんか?
家庭用ガスには、都市ガスとプロパンガスの2つがあり、特にプロパンガスの家庭だと高額請求になりがちです。
少しでもガス代を節約し、貯蓄したり別の費用に充てたりするためには、その方法を知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、ガス代を節約する方法とその注意点を紹介します。
ガス代が異常に高い8つの原因と光熱費を節約するためのポイントを徹底解説!
目次
ガス代も2つの種類がある
家庭用のガスには、都市ガスとプロパンガスの2つがあります。
この2つは、ガス管から供給されるかの違いがあります。
都市ガスよりもプロパンガスのほうが火力は強い反面、ガスボンベを運ぶ人件費などコストがかかるため料金が高くなってしまいます。
都市ガスと比べて、1.8倍から2倍となることも珍しくなく、高い料金に頭を悩ませている人も少なくありません。
プロパンガスが高いからと都市ガスへの変更を検討する人もいますが、そう簡単な話ではなく立地条件や賃貸では変更できないのです。
都市ガス
都市ガスは、道路の下を通るガス管を使い家庭にガスを供給する方法です。
都市ガスを利用するためには、供給管からガスを自宅まで引かなければいけないため工事が必要となります。
その工事代は20万円程度かかるともいわれています。
プロパンガス
プロパンガスは、液化したガスをボンベに詰め家庭にボンベごと配送する方法です。
家の外にガスボンベがある場合は、プロパンガスと言うことになります。
火力が強い・お湯がすぐに出るなどのメリットもありますが、その料金が高いことに頭を悩ませている人も多くいます。
家庭のガス代を節約する方法
家庭のガスに2種類あり、プロパンガスのほうが高くなりやすいことがわかりました。
しかし洗い物・お風呂など、さまざまな場面でガスを使うため節約は難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。
毎月必ずかかるガス代で節約出来れば、年間数万円浮くこともあります。
ここでガス代節約方法を知り、家計負担を減らせれば貯蓄に回すことも可能です。
ガス代節約を諦めずに、出来ることから始めてみてください。
極力洗い物をするときは水
洗い物をする際には、水を使うことでガス代の節約になります。
お湯を使って洗い物をするためには、ガスを使っているため長時間お湯を使って洗い物をするとガス代が高くなってしまいます。
そのため水を使い洗い物をするだけで節約になるのです。
しかし油ものなどお湯を使って洗うのが好ましいものもあるため、そのような場合はなるべく短時間で済むように洗うようにしましょう。
圧力なべを購入する
調理中に使うガス代を節約するためには、鍋やフライパンを火にかける時間を短くすることが大切です。
特に煮込み料理だと長時間火にかけて煮込むことで美味しくなりますが、火を使っている時間はガス代がかかってしまいます。
そのようなことを避け美味しい料理を作るためには、圧力なべを使うのがおすすめです。
圧力なべを使えば、お肉屋硬い根菜類でも短い時間で柔らかくでき、美味しい料理が作れます。
所持していない場合は初期投資が必要ですが、購入すれば調理時間が短くなりガス代節約になるでしょう。
強火で調理しない
揚げ物や炒め物をする際には、強火を長時間使うことも珍しくありません。
それはガス代節約の面でみるとマイナスになってしまいます。
またこのような料理で使った調理器具や食器には、たくさんの油がついてしまいそれを落とすためにガスを使ってお湯で洗い物をすることになります。
このようなことからも、強火で調理する料理の頻度を下げることが節約には有効です。
お風呂の追い炊きをしない
お風呂のお湯もガスで行っている家庭の場合、お風呂の追い炊きをやめることも節約になります。
家族が入るたびに追い炊きしていると仮定して、その回数を1日1回に減らすだけで年間6000円ほどの節約になります。
追い炊きを減らすためには、お風呂の蓋を使う・保温シートを使う・時間を空けずにお風呂に入るなどの方法が有効です。
設定温度を下げる
お風呂やお湯の設定温度を下げて、ガス代の節約にも努めてください。
お湯の温度を高めに設定すればするほど、ガス代がかかってしまいます。
まずは1度温度を下げてみることから始め、体調を崩さない程度の低い温度でシャワーやお風呂を使うようにしてください。
使わないときはお湯を止める
お湯の出しっぱなしはガス代の節約だけでなく、水道の節約にならないので使わないときはお湯を止めることを意識してください。
洗い物やシャワーの最中についお湯の出しっぱなしにしてしまう人もいるかもしれません。
シャワーは1分間に12リットルものお湯が出ていると言われています。
これだけのお湯を出して最中は常に燃焼させており、ガスを使っていることになります。
使わないときにお湯を止めるだけでも、大きな節約になることを覚えておくことが大切です。
ガスのプランを見直す
ガスのプランを見直すことも節約に繋がります。
スマホのように電力の自由化によってさまざまな会社で電気の販売がされています。
そのため会社を変えることで、料金を下げることもできます。
また会社を変えなくても、料金プランを変えるだけでも請求金額が下がる場合もあるため、現在のプランより下がるプランを調べて見直すことも大切です。
オール電化にしてみる
賃貸では難しいですが、マイホームの場合オール電化に切り替えると光熱費を下げられます。
ガスと電気を使うよりも、全て電気で賄う方が安いと言われています。
可能であればオール電化に切り替えることで、年間光熱費の節約に繋がります。
IHコンロを使う
ガスコンロではなくIHコンロを使うのも、ガス代の節約になります。
IHコンロは電気によって使うものなので、これを使うだけでガスを使わずに済みます。
火力に不安のある人もいるかもしれませんが、揚げ物ができるものなど出力が強いものを選べば問題なく使用できます。
調理工程を効率化する
調理工程に、ゆでる時間削減のための電子レンジ調理を活用する、お湯を沸かすときにはケトルを利用するなど、効率化することも節約に繋がります。
茹でる・沸かすなどは長時間ガスを使うことになるため、節約には向いていません。
この部分を電子レンジやケトルに変えるだけで、その分のガス代節約になるのです。
家庭のガス代を節約するときの注意点
家庭のガス代節約方法について紹介しました。
すぐに取り入れられることから、工事が必要なものまでさまざまなものがありました。
しかしガス代節約する際には、注意点を知っておくことが大切です。
注意しながら節約に取り組まないと、健康に影響を与える可能性もあります。
節約する際の注意点を知り、無理のない節約を心がけてください。
ガスのプランを変更できないことがある
ガスのプランを見直して節約をしようと思っても、住んでいる家や条件によってはプラン変更ができないこともあります。
プラン変更だけで節約できると思っていても、これができない場合もあることを知っておき、別の節約方法も取り入れることが大切です。
気温によって使用料が上がるのは仕方ない
寒いときにはがガス代が上がってしまうのは、仕方のないと理解しておいてください。
寒い日や冬場はガス代が上がってしまうことは、普通のことです。
年間通して同じだけの節約を目指すのではなく、シーズンごとに目標を変えるようにするのがおすすめです。
無理に節約して健康を損なわない
冬場でも無理して温度の低いシャワーやお風呂に入っていると、風邪をひいたり体調を崩してしまいます。
これではいくら節約してもあまり意味がありません。
無理な節約をして健康を損なわないように、その季節に合わせた温度で過ごすことを心がけてください。
家庭のガス代を節約して無駄な支出を減らそう
家庭のガス代節約について紹介しました。
特に冬場のプロパンガス家庭のガス代は高額になりがちで、頭を悩ませている家庭も少なくありません。
ただガス代の節約は、お湯を出す時間を減らすなど少しの工夫で可能となっています。
できることから始めてみて、徐々に節約する範囲を増やしていくと無理なく家計の負担が減らせます。